ぼっちが人前で歌などハードルが高すぎる   作:祥和

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今回はOVA企画物的なお話です。

幕間なのでキャラ崩壊はしない筈

では、駄文ですがお付き合いください。


幕間 小町主催!第1回お義姉ちゃんコンテスト

今日はクリスお義姉ちゃんたってのお願いで、ついに直接対決の場を設けたよ!

それに、ヘタレのお兄ちゃんの事だ。

放っておいたらいつまで経っても進展しなさそうだしね!

小町はお兄ちゃんに幸せになって欲しいのです!

 

「さぁ始まりました!第1回、小町のお義姉ちゃんコンテスト!司会はこの私、比企谷小町!審査員はお兄ちゃん、比企谷八幡でお送りします!」

 

「いや、何だよこの企画…帰っていい?」

 

「さぁ、それでは選手入場です!」

 

「小町ちゃん?お兄ちゃん悲しくなっちゃうから無視はやめてくれない?」

 

もう、うるさいよ?お兄ちゃん。

 

「まずは、この人。元誘拐犯で自称嫁と言って憚らない!テーブルマナーは矯正中!雪ぃ音、クリスゥゥ!!」

 

「あたし以外に八幡の嫁が務まる訳ねぇ!どいつもコイツも全部まとめてぶっ飛ばしてやる!」

 

「いや、紹介とか凝りすぎだろ…何なの、そのテンション?」

 

「続きましては、最速で最短でまっすぐに一直線に急接近!走り出したら止まらない!弾丸少女!立花ぁ、響ぃぃ!!」

 

「私、戦います!!ハチ君への想いなら、誰にだって絶対に負けない!!」

 

「お前ら並ぶとどっちが喋ってるかわかんねぇな…」

 

お兄ちゃん?メタいよ?

 

「続いては、ご存知この人!剣と鍛え抜いた歌姫!片付けられない女!風鳴ぃ翼ぁぁぁ!!」

 

「フッ、勝負と聞いては引き下がる訳にいかんな!で、これは何の催しなんだ?」

 

「おい!風鳴先輩主旨を理解してねぇぞ!?」

 

アレ?ちゃんと説明した筈なんだけど…おかしいなぁ…

 

「最後はこの人!立花選手の大親友!響が戦うなら私だって戦う!愛が重い女!小日向ぁ、未来ぅぅぅ!!」

 

「響は絶対渡さない!後小町ちゃん?後で話あるから」

 

ヤバっ、やりすぎちゃった…

 

「おい!あいつだけ絶対主旨違うだろ!?誰だよ、あいつ呼んだの!?」

 

***

 

「それでは、第1種目を発表します!」

 

「え?何?続けんの?もう割とお腹いっぱいなんだけど…」

 

もう、お兄ちゃんノリ悪いよ?

こういう時はテンションも大事だよ?

 

「第1種目は料理!お兄ちゃんが食べた時の反応でポイントが付与されます!」

 

「いや、審査員なのに俺が評価できねぇの?」

 

「だってお兄ちゃんに任せると嘘吐くじゃん」

 

「小町ちゃん?お兄ちゃん泣いていい?」

 

どうせ、みんなが傷付かないようにしたりするつもりでしょ?

小町分かってるんだよ?

でも、それだけじゃみんな納得しないだろうから仕方ないんだよ?

 

「さぁ、そうこうしてるうちに、トップバッターの料理が完成したみたいです!」

 

「ハチ君!自信無いけど…頑張って作ったよ!」

 

「響さんの料理は、おにぎり!シンプルながら、奥が深いですね!では早速食べて貰いましょう!」

 

「…かてぇ…」

 

「おぉーっと、これは超パワーで握ってしまったみたいですね…うーん…2ポイントってところですかね」

 

「そんなぁ…」

 

「歯が折れるかと思ったぞ…」

 

でも、全部食べるんだね?優しいなぁ…

ここにいるみんなはお兄ちゃんの優しさを理解してる人達だから、もう少し心を開いてあげてもいいと思うな…

 

「では、次に行きましょう!」

 

「八幡?全部食べてね?」

 

「未来さんの料理は、お好み焼き!意外な事にお料理はあんまり得意ではないとの事ですが…」

 

「うん、ソースの味だわ。ソースうめぇ」

 

「うーん…5ポイントですかね?」

 

「よし、響より上なら大丈夫!」

 

「コイツ、その内毒とか入れそうで怖いんだけど?」

 

うん、小町もそれは否定しきれないなぁ…

未来さん?その手があったって顔しないで?

 

「じゃあ、次です!」

 

「あたしの出番だな!」

 

「クリスお義姉ちゃんの料理は、肉じゃが!小町が教えましたし、これはお兄ちゃんも…」

 

「家の味だわ、普通にうめぇ、ただ料理のチョイスがあざとい」

 

「うーん…10ポイントですね!」

 

「よっしゃあ!」

 

まぁここで失敗料理なんて出してきたら、小町が再教育しなきゃだけどね?

 

「それでは、最後です!」

 

「私の出番か…真打ちをくれてやろう!」

 

「翼さんの料理は…何ですか?コレ?炭?」

 

「ハンバーグだ!」

 

………料理出来ないのに何で凝った物作ろうとするのかなぁ?

 

「……炭の味しかしねぇ」

 

「これは問答無用で0ポイントです…」

 

「な!?」

 

え?何?ポイント貰える気でいたの?

 

「くっ!私は戦う事しか知らないのよ」

 

えぇ…さっきドヤ顔でハンバーグだって言ってたじゃん…

後お兄ちゃん、こんなのでも完食するんだね…

小町はお兄ちゃんに一番ポイントあげたいよ…

 

***

 

「では、第2種目を発表します!」

 

「小町?お兄ちゃんもう帰りたくなってきたんだけど?」

 

まぁ最後にあんなの食べたら気持ちはわかるよ?

 

「第2種目はフリーアピールです!それぞれ、得意な事でお兄ちゃんにアピールしてください!こちらもお兄ちゃんの反応でポイントを付与します!」

 

「小町、俺用事思い出したわ!後は任せる」

 

「逃がさないよ?お兄ちゃん?」

 

「離せ!頼む!小町!小日向は、小日向はまずい!あいつに自由にやらせたら最悪お兄ちゃん死んじゃう!」

 

もう、心配しすぎだと思うけどなぁ…

 

「それでは早速、トップバッターです!」

 

「このまま、あたしが勝ち抜いてやる!」

 

「クリスお義姉ちゃんのアピールは…ハグですね!おぉーっとしかし、何だか対応が慣れている!毎晩寝室に忍び込んでいたのが裏目に出たみたいだー!これは残念ながら、5ポイントです!」

 

「何でだよ!?チクショウ…」

 

元々、距離が近すぎるんだよ、お義姉ちゃん…

小町、たまには引くのも大事だよ?って言ったよね?

 

「では、次に行きましょう!」

 

「次こそは!がんばる!」

 

「響さんのアピールは…恋人繋ぎ!初々しいカップルみたいですね!お兄ちゃんもドギマギしてます!これは、10ポイント進呈だー!」

 

「あぁー…クリスちゃんに負けてるぅ…」

 

いや、それでも料理から凄い挽回だと思うよ!

 

「では、次に行きましょう」

 

「八幡?覚悟してね?」

 

おぅふ、未来さんですか…

 

「未来さんのアピールは…膝枕ですか…お兄ちゃん、無言でキョドり過ぎですね!」

 

「ふふっ、私は響より絶対上じゃなきゃ駄目だもん、心配しなくても大丈夫だよ?」

 

「おぉーっと、ここで頭ナデナデも入りました!お兄ちゃん、あり得ないくらいキョドってます!これは…20ポイントだー!」

 

「おい!納得いかねぇぞ!前にあたしが膝枕した時はそんな反応しなかったじゃねぇか!」

 

「アピールは誰がやるかで反応も当然変わるのです!未来さんの場合はギャップの勝利ですね!」

 

まぁ、命の心配してたくらいだしね…

 

「それでは、最後行ってみましょう!」

 

「次こそは!この身の汚名をそそがせてもらう!」

 

「翼さんのアピールは…え?何してるんですか?」

 

「?得意な事でアピールだろう?だから私は歌女として歌わせてもらう」

 

そう言って、翼さんはFLIGHT FEATHERSを歌い出す。

うわぁ、生の風鳴翼だぁ…

っていけない、小町が見惚れちゃってた…

 

「お兄ちゃんの反応は…言うまでも無いですね。問答無用でぶっちぎり、50ポイントです!」

 

お兄ちゃん、完全に見惚れてたね?

瞬きすら忘れてたって顔してるよ?

 

***

 

「それでは結果発表です!」

 

「第1回お義姉ちゃんコンテストの優勝は…翼さんです!」

 

「チクショウ…納得いかねぇ…」

 

「うーん、私もがんばらないとなぁ…」

 

「響は絶対に渡さない!」

 

うーん、お兄ちゃんを落とすには、もう少し努力が必要かなぁ…?

 

「ありがとう!みんな!で、結局これは何の催しだったんだ?」

 

むしろ無自覚で優勝した、この人があり得ないよ…

食材から炭を錬成した時はどうしようかと思ったけど…

 

「それでは、翼さんには優勝賞品として、お兄ちゃんを1日自由に出来る権を進呈します!」

 

「何!?小町!聞いてねぇぞ!?」

 

うん、お兄ちゃんには今言ったからね?

先に言ってたら絶対に逃げるでしょ?

それに翼さんなら大丈夫でしょ?

 

「そうか!それでは比企谷!少し遠出して、ラーメンを食べに行くぞ!」

 

「はぁ…わかりましたよ…」

 

ほらね?

小町としては、むしろ好意全開の二人に頑張って欲しかったんだけどなぁ…

 

この調子では、甥っ子、姪っ子の顔を見るのは、まだまだ遠いなぁ…と思うのでした。




正妻戦争回でした。

トップアーティストに本気出されたら仕方ないね。

何気に393が2位にいます(笑)

久しぶりに見たらUAとお気に入りが凄い事になってますね…

完全に人を選ぶ作品だと自分でも思うのですが、皆さまが楽しんで読んで頂けているなら作者としても幸いです。
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