展開がどんどん原作からかけ離れていきます。
では、駄文ですがお付き合いください。
「調!覚悟するデス!」
「負けない!」
あれから2日、ちみっ子達は完全に家に居着いてしまった。
お前ら猫かよ…
「ギャー!調!そこで赤甲羅はズルいデスよ!?」
「勝負は非情」
こっちは必死で計画の見直ししてるっつうのに…
まったく、何やってんだよ…
「お前ら、ちょっとうるせえぞ…」
「あ、八幡さん、計画の見直しは順調デスか?」
「八幡、使命を忘れちゃだめ」
お前らが完全に使命忘れてるじゃねぇか…
後、月読、お前何で呼び捨てなんだよ…
「敬語は、敬意を払う必要がある人に使うもの」
さいですか…
しかし、締め切りはQUEENS of MUSICまでか…
1週間ねぇじゃねぇか…
こいつらの事だ。
それまでに出来なければ、元の計画を実行するだろう。
説明の時間も含めると、マジで時間が足りねえ…
あのアラサー、さっさと帰ってきてくれねぇかな…
「ただいまぁ♪ってアレ?この子達…」
うん、今程あんたを待ってた事はねぇよ…
よく帰ってきてくれた!
「ギャー!オバケー!悪霊退散デス!!」
「何で櫻井了子の亡霊が!?」
お前らやっぱり知り合いなのかよ…
***
月読と暁に事情を説明し、晩飯1週間分でこちら側に抱き込む事に成功した俺は、アラサーから詳しい話を聞く事にする。
…まぁ、マリアさんには気の毒だが、ピエロになってもらうしかない。
「なるほど…バラルの呪詛の不具合か…あり得ない話では無いな」
「?月の落下はあんたも予想外って事か?」
「元々破壊するつもりだったのだ。破片の落下は予測していたが、本体の落下は私にも慮外だ」
そりゃそうか…
家での振る舞いがアレだから忘れてたが、元々月を破壊するつもりだったな、このアラサー。
「…であれば、試したい事がある」
「――――――――」
そう言って、よくわからん言葉を口にする。
「…やはりな、不完全とは言え、統一言語が部分的に使用可能になっている」
今の統一言語だったのかよ!?
?でも俺は今の言葉理解出来なかったぞ?
「だから部分的と言っている。アルファベットを理解出来ても文章を理解出来なければ同じだろう?」
そういうもんなのか?
まぁ、元々使ってた人間が言うんだからそうなのだろう。
「それで、月の落下を阻止する、か。本来であれば私が協力する筋合いなど無いのだがな…カマクラちゃんの為だ、協力してやろう」
…カマクラの名前呼ぶところだけ、すげえ違和感だな…
他全部フィーネなのに…
これがギャップ萌えか…
違う?うん、俺もそう思う。
後は、そうだな…
ナスターシャさんも認めてたし、あり得ないが一応あっちも聞いとくか。
「今、あんたがフィーネの魂を持ってるが、同じ時間の別の人間にフィーネが宿る事はあるのか?」
「あり得んな。私が使っているリィンカーネイトシステムは、謂わば魂の転移だ。私が魂の輪廻に刻んだ刻印と、聖遺物が放つアウフヴァッヘン波形を起動キーに魂を転移している。分割はできんよ」
「って事は、今いるあんたの魂が損傷すれば、あんたは消えてしまうのか?」
「そうなるな。尤も、そんな手段自体ほとんど無いに等しいが…例外もある」
…今日は随分しゃべってくれるのな。
自分の弱点じゃねぇの?
「あの少女…暁切歌のシンフォギア、イガリマの絶唱だ。魂を砕くあれを受ければ、私とて消滅せざるを得ん」
!?マジか…
デスデス言ってるあいつが、このアラサーの天敵だったとは…
「だから…私としても、あの少女には確実にこちら側にいてもらわねばならん。クリスを手込めにした君ならば手込めにする事も容易いだろう?頼んだぞ?」
…このアラサー、何言ってんだよ…
ぼっちにそんな事期待すんなよ…
***
QUEENS of MUSIC2日前、アラサーの協力を得てようやく計画の見直しが完了した。
後は、マリアさんに連絡すれば、とりあえず一段落だ。
ようやく重労働から解放される。
ガングニールが使えないため、二課の仕事はさほど無いのだが、ゼロという訳でも無く、ここ最近は俺のアイデンティティーが消失する程のオーバーワークだったのだ。
家に帰ったら帰ったでちみっ子達が邪魔してくるしな…
ほんと何なの?あいつら…
そんな事より遊ぶデスよーじゃねぇよ…
「見直しが完了したみたいね?見せて貰おうかしら?あなたの計画とやらを!」
開口一番、マリアさんがそんな事を言ってくる。
前は涙目になってたけど、メンタルは回復したみたいだな…
「はぁ…どうぞ」
「ふむ…どうして各国政府への宣戦布告が無いのかしら?」
「必要無いからです」
「ぐっ…それに、ソロモンの杖は?あれが無いとこちらの戦力が覚束ないわ!」
「必要無いからです」
「それに!特異災害対策機動部二課との戦闘は!?奴らは計画遂行の一番の障害だった筈よ!?」
「必要無いからです」
「何なのよ!?まるで駄目じゃない!?こんな計画認められないわ!」
「マリア、そこまでになさい」
「マム!?でも!?」
「マリア…血に汚れる必要が無いのであればそれに越した事は無いのです。比企谷さん、この計画の成功率はどの程度ですか?」
「はぁ…8割ってところじゃないっすかね?」
「そんなに…」
アラサーの試算だから成功率もほぼ間違いないだろう。
「しかし…肝心要の
そこなんだよなぁ…
アラサーの試算でも、フロンティアを浮上させるキーになる神獣鏡は、今のままでは出力が足りないため、シンフォギア化して、装者が起動させる必要がある。
しかし、肝心の装者が皆目見当も付かないのだ。
完全聖遺物と違い、シンフォギアは装者の相性がある為、他のシンフォギアと適合している装者では、起動するのはほぼ絶望的らしい。
中には複数のシンフォギアと適合する例外中の例外も可能性としてはあるらしいのだが…
アラサーは元々の装者候補であるリディアンの生徒を当たるしか無いと言っていたが…
「フッ!話にならないわね?計画の肝がなっていないじゃない?その程度の覚悟しか出来ていないのかしら?」
「いや、そこに関しては元からだろ…」
「なっ…そうなの!?マム!?」
「えぇ…間違い無さそうですね」
「では、神獣鏡の装者に関しては探すとして、比企谷さんの計画を採用とします。マリア、異論はありませんね?」
「…OK、マム」
物凄く不服そうだが、一応、マリアさんも納得してくれたっぽいな…
疲れた…早く帰って寝てえ…
***
次の日、久しぶりに何も無いため、まっすぐ帰宅する事を心に誓っていた俺だが、帰り際に雪音に呼び止められる。
「八幡、最近付き合い悪ぃぞ?合鍵渡してんのにあたしの家にも来ねえじゃねぇか?」
「あー…また今度な?」
「今度っていつだよ?」
ぐっ、鋭いな。
こういう時の今度の来ない率は異常。
ソースは俺。
中学校の時、比企谷は今度誘うと言われ続けて一度も誘われた事は無い。
くそ、カラオケとか初めてでドキドキした俺の純情を返せ。
練習してたら小町に歌い方がキモいって言われたしな…
あれ以来、人前で歌うのが嫌になったな…
そうか…あの時か…
「おい!聞いてんのか?八幡!」
やべっ、トリップしてたわ…
「あたしは明日任務で会えねえからよ?今日は…その…あたしの家に泊まっていかねえか?」
は?顔真っ赤にして何言ってんだ?こいつ…
いまだライブ到達せず…
どうしてこうなった…
まぁ、フィーネさんの詳しい説明回なので仕方ないデスね
今回のたやマさん
マリアさん→マム以外知らないと思っている
八幡→気付いている
マム→知っている
切ちゃん→知った new!
調→知った new!
杉田君→知らない?
これはゴレイヌさんじゃなくても「えげつねぇな…」と言ってしまいそうですね…