またかけ離れると思います…
では、駄文ですがお付き合いください。
混乱する会場、人を襲わない
「うろたえるなっ!!」
やるつもりかよ…
とにかく、何とかして、あっちと連絡取らねえとな…
「っ!?八幡!?どこに?」
小日向に呼び止められる。
「…最低限、風鳴先輩が動けるようにしねえとだめだろ、混乱してる今しか動けねえよ」
「…私も行く」
「…何言ってんだ、お前はここにいろ」
「嫌、私だって二課だもん。響達が万全でいれるようサポートするのが私の仕事」
いや、そうじゃなくてね?
あっちと連絡取りたいのにお前がいたら取れねえじゃねぇか…
しかし、小日向は小日向で頑固な奴なので、説得は無意味だろう。
何とか誤魔化すしかねぇか…
小日向と共にバックステージに移動する。
とりあえず、名目上は、全世界生中継を止める事だが、何とかして、小日向にバレないようにあっちと連絡を付ける必要がある。
「あ、八幡さん!」
「八幡…」
「八幡?あの子達…」
そんな事とは露知らず、こちらを見付けたちみっ子達が呑気に手を振ってくる。
終わった…相手はあの鋭い小日向だ。
隠し通すのは無理だろう…
「…お前らなぁ…」
「?どうしたデスか?」
「…いや、いい…それより状況はどうなってんだよ?」
「それが…私達にも何が何やらわからない」
混乱する小日向を余所に、とりあえず確認したい事を確認する。
こいつらにもわからねえのかよ…
って事は、誰かの単独の暴走って事か?
「八幡?どういう事なの?」
思考に耽っていると置き去りにしていた小日向が静かに聞いてくる。
やべっ、これ滅茶苦茶怒ってる奴だわ。
以前、小日向がこうなった時、マジ泣き一歩手前まで追い込まれた。
くっ、封印してたトラウマが…
「いや、そのだな?あーっと…」
ヤバい、別の事考えてたからうまい言い訳が思い付かん。
考えろ、奴をこれ以上怒らせたら今度こそ泣くぞ!?
周囲を気にせず、わんわん泣いちゃうぞ!?
何か…何か思い付け!
「八幡さん、この女は…誰デスか?」
「八幡、彼女がいるのに私達にちょっかいかけてたの?」
こいつら…絶対わかっててやってんだろ!?
何?ぼっちいじめて楽しいの?
「何だ、また女の子捕まえたの?クリスに怒られるよ?」
あれ?さっきまで見えていた小日向の怒気が収束している?
ていうか、またって何だよ…
こいつ、俺をラノベ主人公か何かと勘違いしてねぇか?
ラノベ主人公ならチートとかご都合展開とか色々無いとおかしいだろ…
よって俺はそんな物では無い。
はい、論破。
「何言ってんだよ…それに雪音は関係ねぇだろ…」
「そんな事言って、キスくらいはしたんでしょ?」
「んなっ!?」
何でこいつその事を…
「やっぱり。八幡は分かりやすいね?」
カマかけてやがったのか…
しかしよりによって一番厄介な奴にバレてしまった…
「どどどどういう事デスか!?」
「八幡、詳しく」
こいつらも何でぼっちにそんな事聞いてくんの?
はぁ…今すぐ家に帰って布団にダイブしたい…
「切ちゃん…れじゃ…達の計…が…」
「調…ま……ャンスは…るデスよ…」
「ま…終わら…ない」
ちみっ子達がひそひそと何か話している。
まぁ、下手につついてこっちを抉ってきても嫌なので放っておくか。
しかし、どうしたもんかね?
ん?小町から連絡か…
どうやら小町は板場達と一緒に無事に避難したみたいだな。
とりあえず中継止めるか…
***
中継を止めて会場に戻ると黒いガングニールを纏ったマリアさんと風鳴先輩、それに雪音と立花がいた。
ナスターシャさんから聞いた時は俺と立花以外のガングニールがある事に驚いたが、どうもあのアラサーが悪巧みしてた時に回収し、米国に横流しした物らしい。
しかし雪音…お前どうしたんだ?
目が俺みたいになってんぞ…
あぁ…昨日の事であいつも寝てねぇんだな…
ふと、目が合うとお互いに逸らしてしまう。
べ、別に意識してなんて無いんだからね?
何度も言うが、俺のツンデレとか誰得だよ…
それはそうと、途中で離れたため、状況がまるでわからん。
誰か説明してくれないかな?
こういう時こそ解説役改め
ここ公園じゃないから無理か…
「あら、来たわね?」
「マリア!計画が違う、何で…」
「調、切歌、計画は変更よ!でも安心しなさい。この私にはフィーネの魂が宿っているのよ?計画の修正くらい訳無いわ」
その自信は何処から来るんだよ…
少なくとも人拐っといて国土割譲とか言っちゃう奴には無理だよ…
宣戦布告の要求も国土割譲だったみたいだし、何なの?
国土に思い入れでもあんの?
「そそそそうデスよね?マ、マリアにはフィーネが宿ってるから計画の修正くらいちょちょいのちょいデスよね?」
「切ちゃん…もうちょっと自然に…」
しかし、マリアさん…気の毒なくらいピエロだな…
後、暁は余計な事言わず黙っといてくれない?
君が一番危ないよ?
マリアさんとちみっ子達が親しい事で小日向が動揺する。
「八幡?いったい…」
前に出る。
「ハチ君?」
「おい?八幡?」
そしてマリアさんの横に立つ。
「すまんがこういう事だ」
「どういうつもりだ!?比企谷!!」
「どうもこうも無いっすよ…」
「ならば!話はベッドで聞かせてもらう!!」
そう言って、物凄い剣幕で風鳴先輩が突撃して来る。
勘違いの余地も無い状況だが、言ってる事はちょっとアレだな…
風鳴先輩って割とむっつり?
「月読、暁」
「ん」「デース」
俺の指示でちみっ子達がシンフォギアを纏い、風鳴先輩の前に立ち塞がる。
君たちもうちょっと早く助けてくれない?
斬撃が目の前まで来て割とチビりそうだったからね?
「くっ、そこをどけ!あいつの真意を確かめる」
「そういう訳にもいかないデスよ!」
「やらせない」
「だからとて!私が引き下がる道理などありはしない!!」
しかし、敵に回すととんでもない奴らだな…
ちみっ子二人掛かりで風鳴先輩1人止めるのがやっとかよ…
ただ、またハイライトさんが留守になってる立花と雪音が怖えな…
君らのハイライトさんはすぐ職務放棄するね?
ちょっと怠慢なんじゃないの?
俺に言われたくない?そりゃそうだ。
だが、おかげで戦闘は風鳴先輩だけに対応してればいいので好都合ではあるんだが…
……戻ったら最低でも土下座くらいは覚悟しといた方がいいかも知れんな…
とりあえず、潮時だ。
「余計な事はせず、離脱優先だ、話を聞かなきゃならん奴がいる」
「チッ、私に指図するな!」
「了解デス!」
「わかった」
「しょうがないなぁ…」
ん?4人目誰だよ?
「理由があるんでしょ?」
そう言って、月読に抱き付いた小日向未来がこちらに笑顔を向けてきた。
…月読、そいつガチだから気を付けろよ?
主に貞操的な意味で
はぁ…説明すんのめんどくせえ…
***
アジトに入り、目的の人物を問い詰める。
「何勝手な事してやがんだよ…計画にはソロモンの杖も宣戦布告も必要無いって言っただろ…」
「以前言った通りですよ。あなたがどう思おうと世界は英雄を求めているのです!だから!!ボクがあなたの計画をよりドゥルァマティックに修正したまでですよ!!」
こいつ…まるで反省していやがらねぇ…
「次はネフィリムの起動です!自前で起動の為のフォニックゲインが集まらないのなら、奴らに集めてもらえばいいでしょう!その為には!このアークセプターソロモンの杖は有用なのですよ!!」
…言葉の端々から狂気が滲み出てんな…
言ってる事はもっともらしいが、あの杖は絶対にこいつに持たせてはいけない。
これ以上、あの少女に残酷な現実を突きつける必要は無いのだ。
「なら、そいつは俺が預かる」
「はぁぁぁ!?君は英雄の座を狙ってるのか!?」
「んなもんに興味ねぇよ…なりたきゃ好きにすりゃいいだろ…」
「ふ…なるほど、君は話の分かる男みたいだね。ボクはボクから英雄の座を奪う気の無い人間には寛容だ」
とりあえず、そう言って杖を預かる。
はぁ…やっぱこいつの相手疲れるわ…
LiNKERの開発者でナスターシャさんの命を預かる医者でなきゃとっくに追い出してるんだけどなぁ…
どうしてこうなった…
八幡の最後の言葉が彼の今後の心労を物語っています。
あ、ありのまま、今起こった事を話すぜ?
このお話を書く為に、G2話だけ見るつもりで見ていたら、気が付けば最終話まで完走していた。
何を言っているかわからねーと思うが作者も何をされたかわからなかった……
今回のたやマさん
マリアさん→マム以外知らない。私、きっちり演じきれているかしら?もっと強気で行ってもいいのかしら?
八幡→気の毒だな…
マム→八幡さんが知っている事はマリアには伝える必要はありませんね
切ちゃん→どうしよう、知ってる事隠さなきゃデス!?
調→切ちゃん、受け答えが不自然だとマリアにバレちゃうよ?
杉田君→フィーネを擁護してあわよくばボクが英雄に!!
393→フィーネって…どういう事!? new!
相変わらず、えげつねぇな………