ぼっちが人前で歌などハードルが高すぎる   作:祥和

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第八話Gです。

もはや原作の面影すら無くなりつつあります…

では、駄文ですがお付き合いください。


第八話G

あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!

恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい!

バッカじゃねぇの!?バッカじゃねぇの!?

バーカバーカバーカ!!

 

何してんだよ!?

俺のぼっち装甲はそんなに柔だったのか!?

………そういや柔らかかったな…

っじゃねぇよ!?

俺は一体どうしちまったんだ…

自分が自分で無くなっていく感覚…

孤高のぼっち改め泣き虫ぼっち比企谷八幡…

ぼっちは変わらねぇのかよ…笑えねぇな…

 

翌朝、目が覚めるとマリアさんはいなくなっていた。

いや、いても困るんだけどね?

そして現在、久しぶりに更新された黒歴史に悶えている最中である。

 

「あら?おはよう八幡…もう大丈夫そうね?」

 

とりあえずブリーフィングルームに移動するとマリアさんに声を掛けられる。

…いきなり名前呼びとか勘違いしてしまうんでやめてくれませんかね?

そういやアメリカでは名前呼びは当たり前か…

危うく勘違いして告白して振られちゃうところだったわ。

振られちゃうのかよ…

 

「ママママリアと八幡さんに何があったデスか!?」

 

「八幡詳しく」

 

すかさずちみっ子達が追及して来る。

君らは相変わらずぼっちを責めるのが好きだね?

 

「何でも無いわ。ね?」

 

そう言ってマリアさんがウィンクして来る。

思わず目を逸らしてしまう。

これは絶対におかしい。

何でこんなに心臓がバクバク言ってんだ?

顔も熱いし熱があるんじゃないか?

…風邪か?

 

「むむむ…その以心伝心みたいなやり取りは何なんデスか!?」

 

「怪しい…じー」

 

「偉いな暁、以心伝心なんて言葉知ってたんだな?」

 

「バカにしすぎデスよっ!?」

 

こいつら今日はやけに突っ掛かって来るな?

自分の姉貴分がワケわからん男と何かあったみたいに見えるから当然か…

しかし、あれは確実に俺の黒歴史トップ3に入る出来事なので俺の口から話す事は絶対に無い。

 

「あれ?八幡何か大丈夫そうだけど昨日何かあったの?」

 

次いで入ってきた小日向からも追及される。

こいつら何でこんなにぼっちをいじめるの?

もうちょっと優しく扱ってくれない?

 

そんな事を考えているとちみっ子達と小日向がひそひそ話を始める。

お前らこっち見て話してるのわかってるんだからな?

悪口ならせめて俺がいないところでやってくれませんかね?

 

「マ………で…戦し…ら……れ…ゆ…し…事態デスよ」

 

「ラ……ル…多……る」

 

「八幡は相変わらずだなぁ…」

 

小日向てめえひそひそ話するつもりねぇだろ!?

そんなに俺に聞こえるように悪口言いたいの?

性格悪いよ?

 

「それじゃあ移動するわよ」

 

こうしてマリアさんの操縦で再び、フロンティアが封印されている場所まで移動する事になった。

 

***

 

「米国の哨戒船?何でこんな所に?」

 

フロンティアが封印されている海域付近まで移動した俺達だが、付近に見慣れない反応があった為、照会した所、米国の哨戒船との事だった。

 

「米国はフロンティアを自分たちで起動させ、月の落下時に優位に立つつもりなのですよ!」

 

MAD眼鏡がそんな事を言う。

お前の言う事あんまり信用出来ないんだけど…

ナスターシャさんの方を見ると頷いてるので本当の事なのか…

 

「奴らは我々にとって敵です!さぁ!ソロモンの杖を使えば簡単です!奴らを殲滅しましょう!」

 

「んな事しねぇよ…起動キーも動力もこっちが押さえてんだ。ほっといても問題ねぇよ」

 

「甘い!ボクが食べているお菓子より甘すぎる!降りかかる火の粉は早めに取り除くべきです!貸しなさい!」

 

そう言って、杖を奪われる!

バカ!ノイズなんて放ったら二課にここにいますって言ってるようなもんだろ!

 

しかし、時既に遅く、哨戒船を大量のノイズが襲う。

 

「ドクター!?勝手が過ぎますよ!うっ!ゴホッゴホッ」

 

「マム!?ドクター!」

 

「はいはい。奴らの殲滅、後は任せましたよ?」

 

そう言って、ナスターシャさんと暴走眼鏡が退室する。

くそっ!俺の不手際で関係無い人達が…

そうか…あいつはずっとこんな気持ちを抱えてたんだな…

 

今回は自分の不注意が原因だ。

ならば、俺が片付けるのが道理だろう。

 

「八幡?」

 

「小日向、ちょっと行ってくるわ。すぐに二課が来ると思うから神獣鏡(シェンショウジン)は使うなよ?」

 

「え?でも…八幡は…」

 

小日向の返事を待たず飛び降りる。

 

~Granzizel bilfen gungnir zizzl~

 

本当はあの時、立花達と別れて少ししてからまた胸にうるさい位に響いていた。

戦う覚悟など無いからとずっと無視し続けていた()()()

今さら都合のいい話だが、力を貸してくれ!ガングニール!

 

~Zeios igalima raizen tron~

 

~Various shul shagana tron~

 

…お前ら何やってんだよ!?

 

「1人で突っ走るなんて、らしくないデスよ?」

 

「弱い人達を守りたい、それが私達の願い。こんなやり方は認められない」

 

さいですか…

………ありがとよ。

 

***

 

哨戒船に取り付いたノイズ達を殲滅する。

ひとまず、一段落だが…

 

脇を見る。

かつて人だった炭の塊。

娘と写るペンダントが見える。

 

最悪の気分だ。

自分の不注意のせいで、この人とこの人の娘の人生を歪めてしまったのだ。

 

「八幡…」

 

「八幡さん…」

 

ちみっ子達が心配そうにこちらを見る。

 

「大丈夫だ…それより、油断するな」

 

海中からミサイルが打ち出され、ミサイルから二人の少女が出てくる。

お前らはもう大丈夫なんだな…

目の隈は俺みたいになってるけど…

 

「雪音…風鳴先輩…」

 

「八幡…」

 

俺を見て声を掛ける雪音とは対照的に風鳴先輩は無言で刀を構える。

 

「おい!ちょっと待てよ!?あそこにいるのは八幡だぞ!?」

 

「だから何だ?あの男は今やノイズを操る人類の敵だ!それに…立花がどうなったか忘れたか!?」

 

?立花がどうかしたのか?

 

「だからって話も聞かねぇのかよ!?何か理由があるのかも知れねぇじゃねぇか!?」

 

戦場(いくさば)で何を呆けた事を!!」

 

とりあえず、この場を何とかしねぇ事には話も聞けそうにねぇな。

 

「月読、暁、雪音を押さえてくれ」

 

「ん、でも大丈夫なの?あの人かなり強いよ?」

 

知ってるよ。

でもこの場は俺が戦うしかねぇみたいなんだよ。

 

「大丈夫だ。頼んだぞ」

 

「…了解デス」

 

***

 

―蒼ノ一閃―

 

問答無用で風鳴先輩が技を放つ。

こちらも応戦するが、戦い慣れてなどいない身だ。

ボロが出るのも時間の問題だろう。

しかし、こんなに長くギアを纏う事が無かったから知らんかったけど、こんなに体が熱くなるもんなんだな…

体温上昇と共に身体能力も上がっているみたいなので、何とか風鳴先輩についていけてるが…

 

「貴様!舐めているのか!?」

 

―風輪火斬―

 

風鳴先輩の技がクリーンヒットする。

無茶苦茶痛え…

そしてそのまま、刀を突き付けられる。

 

「何故打ち込んで来ない!」

 

「こちらとしては争う理由が無いからっすよ…」

 

「ノイズを放っておいて何を今さらっ!」

 

「あれはこっちも不手際です…今ここに俺達がいるのは後始末の為ですよ…」

 

「そんな話、信じられると思うか!?」

 

「思いませんよ…だからこうして相手してるんです」

 

「減らず口を!」

 

風鳴先輩が刀を振り下ろす。

俺は静かに目を閉じる…

 

「!また目を!?」

 

風鳴先輩が刀を止める。

あの頃から俺が変わっていないという俺と風鳴先輩だけにわかる合図だったんだが、気付いてくれたか…

土壇場に出る行動じゃねぇと信じてくれそうにねぇしな…

 

「…話を聞きましょう。何があった?」

 

はぁ…心臓に悪い。

しかし、ようやく話が出来そう…

 

「黙って聞いていれば好き勝手言って…」

 

急に月読が乱入して来る。

月読さん?おーい?

 

「八幡がどんな思いでここにいるか知ろうともしないで!」

 

「なっ…何を言っているの?だから今から…」

 

風鳴先輩が珍しく慌てている。

慌てるとあの口調も崩れるのか…

今度試してみよう。

今度?何言ってんだ俺は…

血に塗れたこの身にそんな機会なんてもうある筈も無いのに…

 

ふと視界の端に暁に拘束された雪音がジト目を送ってくるのが見える。

雪音さん?戦闘中で拘束されてるのに随分余裕ありますね?

 

どんどんカオスになってんな…

 

「月読、落ち着け、今から話するところだったんだよ…」

 

月読の頭に手を置く。

 

「八幡…でも!」

 

「でも、じゃねぇよ…」

 

続いて頭を撫でる。

 

「ん」

 

ようやく落ち着いたか…

俺のオートお兄ちゃんスキルがこんな所で役に立つとは…

 

「それじゃあ、お互い情報交換しましょうか?」

 

雪音がジト目を辞めないがあえて無視だ。

心なしか、さっきより睨んでるに近くなっている気がする。

暁は…良くわかんねぇな…

何で目キラキラさせてんの?

 

「あ、あぁ…」

 

風鳴先輩が軽く引いている。

ん?引かれるような事しただろうか?

 

「八幡?手を止めちゃダメ」

 

へいへい…




ビッキーがどうなってるかまでたどり着けませんでした…

防人が融通効かない人に見えると思いますが、ソロモンの杖を八幡が持っていると聞いた事とノイズ被害が出ているという事の怒りで再起してここに立ってますので仕方ない感じです。
ほんと杉田君は余計なことしてくれますね…
けど彼いないと正規適合者のいないF.I.S組はまともにシンフォギアの運用できないんですよね…
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