割と好評だったので…何故か続いてしまいました…
正妻戦争…ってこのくだりはもういいな?
とりあえず、何か知らんが美少女(ただしバーサーカー)達に迫られて、ぼっちのメンタルをガリガリ削っていくよくわからん戦いだ。
一体何が目的なのかね?
誰か選んだらドッキリ大成功のプラカードでも出てくんの?
だとしたらプロぼっちの俺を選んだ時点で失敗だな。
伊達に黒歴史を量産してないのだ。
黒歴史が塗り替えられる度に二度と失敗しないと誓ってきたのだ。
俺の黒歴史もそろそろ打ち止めのはずだ。
そうだよね?
自信ねぇのかよ…
しかし、こいつら7人もいんのに料理できるのがライダーだけってどういう事?
これ嫁決める戦いだよね?
ライダーの圧倒的勝利で終わっちゃうよ?
あ、そもそも俺が専業主夫志望の時点で関係ねぇな…
しかし、こいつらがまともな仕事に就けるとは思えんのだよなぁ…
だが、俺にとって引っかかるのはそんな事ではなく、こいつらの好感度は作られた偽物の好感度であるだろうという事だ。
会ったその日に好感度MAXなど、信じられる訳が無い。
いや、一人よくわからん奴がいるにはいるけど。
あいつはガチユリなので、俺に対する好感度が上がる事は無いだろう。
俺は別にあいつらに好かれるような事をしてないのだから、むしろそれで当たり前なのだ。
やはり俺は戸塚と小町を愛するべきという事が証明されてしまったな。
フッ、敗北を知りたい。
そんな現実逃避的な事を考えながら黙々と作業を続ける。
ブラック企業顔負けの仕事量である。
何故、こんなに仕事が無くならないかって?
文化祭実行委員長様(笑)がサボってるからだよ!
『マスター、やはりあの女斬るべきではないか?』
バーサーカーA(セイバー)がそんな事を言ってくる。
うん、強く否定できねぇ…
『闇討ちなら任せるデス!』
『証拠は残さない』
『狙撃なら確実だぜ?』
『この道を往く事を恐れはしない!』
次々にバーサーカー達が名乗りを上げる。
そろそろバーサーカー(真)が止めに入るはずだが…
『とりあえずぶっ飛ばして、お話はそれからだね?』
『うん、そうだね?響』
これである。
あの普段温厚なバーサーカーでさえ、こうなるくらい目に余るのだ。
正直、こいつらがいつ暴れ出すかわからんので内心ヒヤヒヤしっぱなしだ。
「比企谷君?手が止まってるけど、仕事が欲しいのかしら?」
雪ノ下…お前記録雑務の俺にどんだけ仕事回すつもりだよ…
しかし、記録雑務がこれだけ仕事をしなければ回らないくらいに破綻しているのだ。
雪ノ下がもう少し人に頼れる奴ならいいのだが、あいつは頑なに頼らない。
違うな…
頼らないのではなく、頼り方を知らないのだ。
今に至るまで、ほとんどの事はあいつ一人で出来ていた…出来てしまっていたのだ。
しかし、所詮はぼっちに与えられた物事の範囲で出来ていたに過ぎない。
今回のような大掛かりな仕事であのように一人で抱え込むのは悪手でしかない。
俺に対しては何だかんだ同じ奉仕部員という事もあり、仕事を押し付け…もとい仕事を振ってきているが、あいつ自身が抱えている仕事は一向に無くなる気配が無い。
これだけ他人がサボっているのだ。
いかにあいつが優秀でも5人6人の仕事が1人で出来る訳では無い…ましてあいつ体力無いしな。
『じー』
バーサーカーD(ライダー)?雪ノ下見つめてどうしたんだ?
『この人、体調悪い。たぶん倒れる一歩手前』
…マジか…今こいつが倒れると確実に破綻するだろう。
はぁ…仕方ねぇな…
『やはりあの女、斬るか?マスター?』
バーサーカーAは黙っててね?
俺は雪ノ下の所に向かい、あいつの持っていたプリントを奪う。
「…何のつもりかしら?」
「やっとくから今日は帰って休め、顔色悪いぞ」
「余計なお世話よ!自己管理くらい出来ているわ!」
「出来てねぇだろ…今お前が倒れたら確実に由比ヶ浜が飛んでくるぞ?」
「それは…」
そう、完璧超人雪ノ下雪乃にも弱点はある。
由比ヶ浜だ。あいつの名前を出したとたんにさっきまでの威勢がみるみる無くなっていく。
まぁ、俺が戸塚の名前を出されるのと同じだ。
え?違う?
「…今日のところはお言葉に甘えるわ。でもあなたも無理はしないで」
へいへい。
雪ノ下が帰宅し、教室に1人になる。
生徒会にも生徒会の仕事があるので、下校時刻くらいまではここに来ないだろう。
俺は教室の鍵を閉める。
「お前ら、今日だけ頼む。手伝ってくれ」
そう、俺にしか使えない奥の手だ。
見られる訳にはいかんが、今なら大丈夫だろう。
「待ってたぜ!ここでマスターにいいとこ見せてあたしが正妻だ!」
「あら?みんな条件は同じなんだから私が一番に決まってるじゃない?」
「負けられない」
「やるデース!」
「ふ、待っていたぞ!マスター」
「うへぇ…書類仕事は苦手なんだけどなぁ」
「私も手伝うからがんばろ?響」
俺含め単純計算でも8倍の効率だ。
これであいつの負担も少しは減るだろう。
***
翌日、1日休んで多少顔色が戻った雪ノ下からダメ出しを受ける。
「単純ミスが非常に多いのだけど?あなたの頭には学習という言葉は無いのかしら?」
くっ、ズルした手前反論できねぇ。
ミスが多いのは、バーサーカーAとバーサーカーC(ランサー)とバーサーカーE(アサシン)か…
バーサーカー(真)はキャスター(ガチユリ)が見てたからそうでもない。
というか、ほぼキャスターがやっていた。
バーサーカーB(アーチャー)とバーサーカーDはほぼ完璧だ。
『ち、違うぞ?マスター、たまたま…そう、たまたまだ!私が本気を出せば…』
「これは数字がズレているし」
『ち、違うのよ!?ちょっと間違えちゃっただけよ!?私の実力はこんな物じゃ…』
「これなんて、字が読めないのだけど?」
『そ、そんなハズは無いのデース!?』
お前らな…
きっちり相互チェックさせるべきだったな…
しかし、ぼっちにそんな発想は無かったとだけ言っておく。
「他はきっちり出来ているのに、何でこうムラがあるのかしら?」
「ぐっ…すまん」
まぁ、世の中そうそうズルは出来ないという事だろう。
「でも…」
「心配してくれた事には…その…ありがとう」
…こいつから礼を言われるとは、明日は雨じゃねぇか?
「では、これの直しは私がやっておくから、あなたはこれをお願い」
そう言って、笑顔で書類の山を渡される。
雪ノ下さん?これ、昨日より多くないですかね?
「昨日の仕事量だけ見ると、これくらいならミス無く出来るのでしょう?
チッ、まったくもって不本意ではあるが、頼まれたのであれば、仕方がない。
仕事が無くなった訳でもなんでも無いのだが、俺も、おそらくだが雪ノ下も、昨日よりは気分も前向きに仕事に取り組むのであった。
我ながら、この社畜根性は如何な物かと思う。
***
その夜、監督役のアラサーから呼び出しを受けたので、アラサーのいる研究室に向かう。
何かの学校の地下を改造したものらしい。
…よく知らんのだけどこういうのって違法改造じゃねぇの?
「来たわね?サーヴァント達とのハーレム生活はどう?」
「…用って何すか?櫻井さん?」
「釣れないわねぇ…君がなかなか1人を選ばなくて面白そ…じゃなかった、面白そうだからサーヴァントが追加されるわ」
全然言い直せてねぇよ…面白そうって何だよ…
他人事だと思いやがって…
「入ってきて」
「サーヴァントアヴェンジャーだ。お前がオレを選ぶ必要は無い。さっさとオレ以外の誰でもいいから適当に選んでこのくだらん戦いを終わらせろ。オレは忙しいんだ」
何か偉そうなちみっ子が入ってきた。
アヴェンジャーって、復讐者?こんなちみっ子が?
ていうか、ロリはライダーとアサシンで間に合ってんだけど…
「ちょっと性格が捻ねくれちゃってるけど、同じく捻ねくれてる君なら相性いいと思うわ。よろしくね」
そう言ってちみっ子を押し付けられる。
同じく捻ねくれてるって何だよ…
はぁ…また面倒事が増える未来しか見えねぇ…
「おい!何無意識に頭を撫でている!?オレをバカにすると許さんぞ!」
こいつがバーサーカーでない事を祈るばかりだ…
「や、やめ…ふぁ…ちょ…ほ、ほんとにマズイから!?オレの威厳が…」
帰宅途中、ちみっ子が何か喚いていたが、連日の疲労もあり、早く帰って寝たかったので、適当に聞き流していた。
家に着く頃にはすっかり大人しくなっていたが、何だったんだろうな?
オマケ
サーヴァント紹介
セイバー
真名:風鳴翼
宝具:『
家事:E-
料理:E
知力:C
包容力:B+
幸運:E
スキル:降霊術A、防人A、常在戦場B
アーチャー
真名:雪音クリス
宝具:『
家事:D
料理:C
知力:A
包容力:D
幸運:E-
スキル:ツンデレB、チョロインC、ばーん!EX
ランサー
真名:マリア・カデンツァヴナ・イヴ
宝具:『
家事:C
料理:D
知力:C
包容力:A++
幸運:E
スキル:降霊術B、歌姫B、ただの優しいマリアEX
ライダー
真名:月読調
宝具:『
家事:A
料理:A
知力:B
包容力:E
幸運:E
スキル:じーB、激情家D、おさんどんA
キャスター
真名:小日向未来
宝具:『
家事:B
料理:C
知力:A
包容力:EX
幸運:B
スキル:愛EX、百合A++、槍投げEX
アサシン
真名:暁切歌
宝具:『
家事:B
料理:D
知力:D
包容力:B
幸運:E
スキル:常識人D、黒歴史B、てがみEX
バーサーカー
真名:立花響
宝具:『
家事:D
料理:D
知力:E
包容力:A
幸運:E
スキル:中国拳法C、へいきへっちゃらEX、言ってる事全然わかりませんB
アヴェンジャー
真名:キャロル・マールス・ディーンハイム
宝具:『
家事:B
料理:A
知力:A+
包容力:D
幸運:E-
スキル:錬金術師A、呪いの旋律B、臍下あたりがむず痒いEX
という訳で番外編でした。
何となくキャロルも入れたかったのでノリで入れてしまいました(笑)
続くかどうかは例によって作者の悪ノリ次第です(笑)