対深海棲艦兵がブラック鎮守府に着任しました 作:トラバース伍長
銃声を聞きつけた足音は執務室の前で止まり話し声が聞こえてきた。
おそらく部屋に入ろうか迷っているようだ。
耳を澄ますとすすり泣く声もきこえる。
コンコンコンコン
「失礼します」
不意に扉をノックして一人の艦娘が入ってきた。
永井はその艦娘に見覚えがあった、大和だ。
大和「あなたが新しく着任した提督ですか?」
永井「そうだ、大高元帥の命で本日着任した永井だ」
大和「お聞きしたいのですが?なぜ着任早々執務室から銃声がしたのですか?場合によっては・・・」
大和の目を見ると何か決意していることが読み取れる。
永井「それは金庫を破壊する為に発砲したんだ」
大和「金庫を?」
永井「憲兵が探しきれなかった前任者の機密書類、それを保管している金庫を見つけたはいいが開け方が分からないので錠を壊すため発砲したんだ」
大淀「なるほど」
大和の後ろから大淀が頷きながら現れた。
扉の方を見ると何人かの艦娘がこちらの様子をうかがっている。
永井「納得していただいたようでなによりだ、俺はこれからこの隠し階段を調べないといけないんだが」
永井の言葉を聞きようやく隠し階段に気付く二人。
大和「え?大淀さんあそこに階段なんてありましたか!?」
大淀「いいえ、一度も気づきませんでした」
永井「俺が書類を調べているとき偶然見つけたんだ」スタスタ
しゃべりながら隠し階段に近づく永井。
永井「ふむ、結構下まで続いてるな・・・」
隠し階段を調べる永井だが不意に、
永井「大淀!全艦娘に通達、警戒配備だ!艤装の装着を許可。それと入渠ドックもいつでも使用可能にしておけ!」
「「!?」」
突然の命令に戸惑う二人。
永井「見てみろ」
永井に促され隠し階段を見ると、血痕が地下に向かって伸びており。しかも奥から風の音に混じってかすかに何者かのうなり声も聞こえてきた。
永井「得体の知れない何かが奥で手ぐすね巻いて待ち構えている、警戒したほうがいいだろ」
大淀「了解しました、事情を説明して他の皆さんとここで待機しておきます」
永井「大和はどうする?」
大和「私は提督についていきます」
永井「分かった」拳銃構え
永井「大和行くぞ」
大和「はい!」
大淀「ご武運を」(`・ω・´)ゞ
永井と大和は身構えながら隠し階段を降りていった。
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永井と大和が階段を下りていくと二つの扉を見つけた。
永井「大和はこの隠し階段に一度も気付かなかったのか?」
大和「はい、何度か執務室に入りましたが全く気づきませんでした」
永井「そうか」
大和「・・・提督、あなたは艦娘を」
永井「兵器だと思ってない」
大和「・・・」
永井「命をかけて戦ってくれてるのに艦娘を兵器だとぬかす奴は大嫌いだ」
永井「艦娘がいなければ人類は深海棲艦に滅亡していた」
永井「艦娘には感謝している」
大和「そうですか」
永井「話は後にして、3,2,1でこの中に入るぞ」扉指差し
大和「・・・」頷き
永井「行くぞ3、2、1!」
バーン!!!
扉を蹴り破って中に入るとそこには・・・
最近WOTのKV-2に恐怖している作者のトラバースです。
気がつけば38件もお気に入り登録されていて驚きました。
これからもよろしくお願いします。
さて次回、
作者の楽しい大型建造爆死術?
鎌田さん蟹になりたい!
タ〇ちゃんタイムスリップ!?
の三本です!!(噓)