ありふれた職業の世界最強と歩む機凱少女   作:エルナ

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ついに10話目です。
プロローグがあるので合計11話ですがw



第10話

「すみません、間違えました」

 

 

そう言ってそっと扉を閉めようとするハジメ。それを金髪紅眼の女の子が慌てたように掠れた声で引き止める。

 

 

ただ、必死さは伝わった。

 

 

「ま、待って! ……お願い! ……助けて……」

 

 

「嫌です」

 

 

そう言って、やはり扉を閉めようとするハジメ。鬼である。そんなハジメの様子にエクスは首を傾げ、

 

 

「【質問】助けないの?」

 

 

「あのなエクス、こんな奈落の底の更に底で、明らかに封印されているような奴を解放するわけないだろう? 絶対ヤバイって。見たところ封印以外何もない。ほら、行くぞ」

 

 

ぐうの音も出ない程の正論だった。事実エクスは納得してしまった。

 

 

だがしかし、普通、助けを求める声——それも可愛い女の子の声を躊躇なく切り捨てられるものは殆ど居ないだろう。

 

 

すげなく断られ、助け船も即沈没した女の子だが、もう泣きそうな表情で必死に声を張り上げる。

 

 

「ちがう! ケホッ……私、悪くない! ……待って! 私……」

 

 

知らんとばかりに扉を閉めていき、もうわずかで完全に閉じるという時、

 

 

「裏切られただけ!」

 

 

もう僅かしか開いていない扉からそんな声が聞こえた。

 

 

しかし、女の子の叫びに、閉じられていく扉は止まった。ほんの僅かな光だけが暗い部屋を照らす。しばらく後、やがて扉は再び開いた。そこには、苦虫を百匹くらい噛み潰した表情のハジメと疑問顔のエクスが扉を全開にして立っていた。

 

 

ハジメとしては、何を言われようが助けるつもりなどなかった。何の理由もなく、こんな場所に封印されているわけがない。それが危険な理由でない証拠がどこにあるというのか。邪悪な存在が騙そうとしているだけという可能性の方がむしろ高い。見捨てて然るべきだ。

 

 

(何やってんだかな、俺は)

 

 

内心溜息を吐くハジメ。

 

 

“裏切られた”――その言葉に心揺さぶられてしまうとは。もう既に、檜山が放ったあの魔弾のことはどうでもいいはずだった。“生きる”という、この領域においては著しく困難な願い(エクスのおかげ?せい?でそんなでもないが)を叶えるには、恨みなど余計な雑念に過ぎなかった。

 

 

それでも、こうまで心揺さぶられたのは、やはり何処かで割り切れていない部分があったのかもしれない。そして、もしかしたら同じ境遇の女の子に、同情してしまう程度には前のハジメの良心が残っていたのかもしれない。

 

 

ハジメはエクスに向き直り、問う。

 

 

「……エクス、お前嘘を見破れるか?」

 

 

もうかなり昔に思える小悪党4人組にいじめられた日のことを思い出しながら言った。

 

 

「【肯定】相手の生理反応を観測、解析して嘘を見破れる」

 

 

デタラメめ、と最近よく使う言葉を内心で呟き、さらに問う。

 

 

「あいつが言ってることは本当か?」

 

 

「【肯定】」

 

 

それを聞いて、嘘なら良かったのにと思いつつ、大きく溜息を吐く。

 

 

ハジメは頭をカリカリと掻きながら、女の子に歩み寄る。もちろん油断はしない。

 

 

「それで?どうして裏切られてお前が封印されたんだ?。裏切った奴はどうしてお前をここに封印したんだ?」

 

 

ハジメ達が戻って来たことに半ば呆然としている女の子。

 

 

ジッと、豊かだが薄汚れた金髪の間から除く紅眼でハジメを見つめる。何も答えない女の子にハジメがイラつき「おい。聞いてるのか? 話さないなら帰るぞ」と言って踵を返しそうになる。それに、ハッと我を取り戻し、女の子は慌てて封印された理由を語り始めた。

 

 

女の子は先祖返りの吸血鬼ですごい力を持っており、その力で国の為に尽くしたが、家臣に「もういらない」と言われ、さらに叔父にこれからは自分が王だと言われたようだ。

 

 

波乱万丈な境遇に複雑な気持ちになりながらところどころの気になるワードを問う。

 

 

「お前、どっかの国の王族だったのか?」

 

 

「……(コクコク)」

 

 

「殺せないってなんだ?」

 

 

「……勝手に治る。怪我しても直ぐ治る。首落とされてもその内に治る」

 

 

「……そ、そいつは凄まじいな。……すごい力ってそれか?」

 

 

「これもだけど……魔力、直接操れる……陣もいらない」

 

 

それを聞き、ハジメは納得する。

 

 

ハジメも魔物を食べてから魔力の直接操作は出来るようになったがハジメは魔法適正がゼロの為、結局大きな魔法陣を書かなければならないことは変わらない。

 

 

しかし、この女の子は違うのだ。この女の子は魔法適正がキッチリあり、魔法陣も詠唱もせずに魔法をポンポン打てるのだ。

 

 

その上不死身、デタラメだ。

 

 

隣のエクス(僅かに目を見開く誰かさん)といい勝負だ。

 

 

「どうした。流石に驚いたか?」

 

 

「【肯定】不死身など元いた世界にも存在しなかった」

 

 

そう、エクスの世界にも不死身など存在しない。人間はもちろん、生物では最高級の種族である森精種(エルフ)地精種(ドワーフ)、デタラメに定評のある天翼種(フリューゲル)、それ以上の龍精種(ドラゴニア)幻想種(ファンタズマ)、はては神である神霊種(オールドデウス)でさえ死ぬ。

 

 

にもかかわらず、この女の子は不死身だと言うのだ。驚かない方がおかしい。

 

 

「……そっちもだけど、魔力操作については?魔法適正があればチート級だろ?」

 

 

「【解答】元の世界ではそんなのは当たり前。術式を編む必要があり、刻印術式などもあるがこの世界程長くはないし、所詮この世界の魔法の威力はたかが知れている」

 

 

その言葉に若干顔を引きつらせる。

 

 

「【付随】機凱種(エクスマキナ)は解析した魔法と同じ効果を発揮する兵器を設計し使用する。よって詠唱等は必要ない」

 

 

……………。

 

 

「それでこいつの言葉は本当なのか?」

 

 

気にしないことにしたらしいハジメがエクスに問う。

 

 

「【肯定】」

 

 

エクスの返事を聞き、ハジメは女の子に向き直る。

 

 

「……たすけて……」

 

 

女の子はハジメをジッと眺めながら懇願した。

 

 

「……」

 

 

ハジメはジッと女の子を見た。女の子もジッとハジメを見つめる。どれくらい見つめ合っていたのか……

 

 

やがてハジメはガリガリと頭を掻き溜息を吐いた。

 

 

「……エクス、お前これどうにか出来るか?」

 

 

その言葉に女の子が目を見開く。

 

 

「【解答】ぶっ壊す?」

 

 

右拳を上げてエクスが言う。

 

 

「お前の力でそれやったら中のこいつもやばいだろ却下だ」

 

 

そう言って、女の子を捕らえる立方体に手を置く。

 

 

「【反論】そんな失敗はしない」

 

 

僅かに頰を膨らませるエクスを無視して錬成を始める。

 

 

濃い紅色の魔力がハジメの体から迸る

 

 

しかし、立方体はハジメの魔力に対抗するように錬成を弾いた。しかし、全く通じないわけではないらしい。少しずつハジメの魔力が立方体に迫る。

 

 

ハジメは次々と魔力つぎ込む。部屋全体が濃い紅色に染まっている。

 

 

どんどん輝きが増す紅い光に、女の子は目を見開く。

 

 

ハジメ自身が紅い輝きを放つ程全力全開の魔力放出をして、ようやく女の子の周りの立方体がドロッと融解したように流れ落ちていき、少しずつ彼女の枷を解いていく。

 

 

それなりに膨らんだ胸部。痩せ衰えてなお神秘性を感じさせるほど美しい裸体が露わになった。

 

 

どうやら立ち上がる力がないらしい女の子は地面にペタリと女の子座りで座り込んだ。

 

 

ハジメも座り込み、肩でゼハーゼハーと息する。魔力が無くなり激しい倦怠感に襲われたのだ。

 

 

エクスが差し出した神水を震える手で受け取ろうとしたその手を女の子がギュッと握った。弱々しい、力のない手だ。小さくて、ふるふると震えている。女の子は真っ直ぐにハジメを見つめている。顔は無表情だが、その奥にある紅眼には彼女の気持ちが溢れんばかりに宿っていた。

 

 

そして、震える声で小さく、しかしはっきりと女の子は告げる。

 

 

「……ありがとう」

 

 

その言葉を贈られた時の心情をどう表現すればいいのか、ハジメには分からなかった。ただ、全て切り捨てたはずだったがエクスにより心の裡に宿った光がさらに大きくなった気がした。

 

 

繋がった手はギュッと握られたままだ。

 

 

それを見ていたエクスは定義不明の感情に襲われていた。

 

 

胸がズキズキし、少しイライラする——ぶっちゃけ嫉妬していた。

 

 

どうすればいいかわからないエクスは心の赴くままに行動した。即ち——

 

 

2人の手を振り払い、2人の口に神水の入った試験管を突っ込んだ。急に口に異物が入った2人は涙目になる。

 

 

「【提案】終わったなら早く先に進む」

 

 

「お、おうそうだな」

 

 

神水により力が戻った体で立ち上がる。

 

 

「……名前、なに?」

 

 

 女の子が囁くような声でハジメに尋ねる。そういえばお互い名乗っていなかったとハジメは思い出し答え、女の子にも聞き返した。

 

 

「ハジメだ。南雲ハジメ。こっちはエクス。お前は?」

 

 

女の子は「ハジメ、ハジメ」と、繰り返し呟いた。そして、問われた名前を答えようとして、思い直したようにハジメにお願いをした。

 

 

「……名前、付けて」

 

 

「は? 付けるってなんだ。まさか忘れたとか?」

 

 

長い間幽閉されていたのならあり得ると聞いてみるハジメだったが、女の子はふるふると首を振る。

 

 

「もう、前の名前はいらない。……ハジメの付けた名前がいい」

 

 

「……はぁ、そうは言ってもなぁ」

 

 

おそらく、ハジメが、変心したハジメになったのと同じような理由だろう。前の自分を捨てて新しい自分と価値観で生きる。その一歩が新しい名前なのだろう。

 

 

女の子は期待するような目でハジメを見ている。ハジメはカリカリと頬を掻くと、少し考える素振りを見せて、仕方ないというように彼女の新しい名前を告げた。

 

 

「“ユエ”なんてどうだ? ネーミングセンスないから気に入らないなら別のを考えるが……」

 

 

「ユエ? ……ユエ……ユエ……」

 

 

「ああ、ユエって言うのはな、俺の故郷で“月”を表すんだよ。最初、この部屋に入ったとき、お前のその金色の髪とか紅い眼が夜に浮かぶ月みたいに見えたんでな……どうだ?」

 

 

思いのほかきちんとした理由があることに驚いたのか、女の子がパチパチと瞬きする。そして、相変わらず無表情ではあるが、どことなく嬉しそうに瞳を輝かせた。

 

 

「……んっ。今日からユエ。ありがとう」

 

 

「おう」

 

 

その2人を見たエクスがハジメに言う。

 

 

「【要求】当機にも名前付けて」

 

 

「は?なんで?お前には名前あんじゃん」

 

 

わけが分からんという顔をしてハジメが問い返す。

 

 

「【反論】今の名前はメルドがつけた仮称」

 

 

「えー。もうエクスで定着してるからいいよ」

 

 

それを聞いたエクスは不貞腐れる。

 

 

「さて、取り敢えずエクス、服出せるか?」

 

 

もしかしたらと思いながら聞いてみる。

 

 

不貞腐れつつエクスはユエに手を翳す。すると、ポリゴンのような、複雑な線がユエの周りを駆け、立体テクスチャが高速で具現化する。

 

 

出現した赤い服の上に白いエプロンがつけられたそれは——メイド服だった。

 

 

「ドラ○もんかよお前。あとなんでメイド服?」

 

 

目の前の便利なロボットに思わず呟き、問う。

 

 

「【嘲笑】雑用頑張って」

 

 

心無しか口元を吊り上げているエクスに、

 

 

「ひでぇな」

 

 

素っ裸の状態から救ってくれた人に感謝するか、雑用を確定させられたことに怒るべきかと複雑な顔をしているユエは取り敢えず、

 

 

ユエは少し顔を赤くし、ハジメに上目遣いでポツリと呟いた。

 

 

「ハジメのエッチ」

 

 

「この流れでか」

 

 

思わぬ流れ弾が来たハジメは呟く。

 

 

そして“気配感知”を使い……凍りついた。とんでもない魔物の気配が直ぐ傍に存在することに気がついたのだ。

 

 

場所はちょうど……真上!

 

 

ハジメがその存在に気がついたのと、ソレが天井より降ってきたのはほぼ同時だった。

 

 

咄嗟に、ハジメはユエに飛びつき片腕で抱き上げ、全力で“縮地”をしようとした時、視界が一瞬で変わった。

 

 

そして視界の先にズドンッと地響きを立てながらソレが姿を現した。

 

 

その魔物は体長五メートル程、四本の長い腕に巨大なハサミとそして先端に鋭い針がついている二本の尻尾。一番分かりやすい喩えをするならサソリだろう。

 

 

明らかに今までの魔物とは一線を画した強者の気配を感じる。自然とハジメの額に汗が流れた。

 

 

部屋に入った直後は全開だった“気配感知”では何の反応も捉えられなかった。だが、今は“気配感知”でしっかり捉えている。エクスでさえ警告も無しに(恐らく)転移させた程なのだ。

 

 

ということは、このサソリもどきは、ユエの封印を解いた後に出てきたということだ。

 

 

腕の中のユエをチラリと見る。彼女は、サソリもどきになど目もくれず一心にハジメを見ていた。ユエは自分の運命をハジメに委ねるつまりらしい。

 

 

その目を見たハジメは口角を吊り上げる。

 

 

「エクス、さっきのお前だよな?」

 

 

「【肯定】」

 

 

「そうか……ユエは任せる。あいつは俺がやる」

 

 

そう言ってユエをエクスに渡すとサソリもどきに向かって走り出した。

 

 

初手はサソリもどきからの紫色の毒液だった。かなりの速度で噴射されたそれをハジメは飛び退いて回避する。着弾したそれは床を瞬く間に溶かした。

 

 

ハジメはそれを横目に確認しつつ、ドンナーを抜き様に発砲する。

 

 

最大威力だ。秒速三・九キロメートルの弾丸がサソリモドキの頭部に炸裂する。

 

 

エクスの腕の中のユエの驚愕する。見たこともない武器で、閃光のような攻撃を放ったのだ。それも魔法の気配もなく。若干、右手に電撃を帯びたようだが、それも魔法陣や詠唱を使用していない。つまり、ハジメが自分と同じく、魔力を直接操作する術を持っているということに、ユエは気がついたのである。

 

 

自分と“同じ”、そして、何故かこの奈落にいる。ユエはそんな場合ではないとわかっていながらサソリもどきよりもハジメを意識せずにはいられなかった。

 

 

一方、ハジメは足を止めることなく“空力”を使い跳躍を繰り返した。その表情は険しい。ハジメには、“気配感知”と“魔力感知”でサソリモドキが微動だにしていないことがわかっていたからだ。

 

 

それを証明するようにサソリもどきのもう一本の尻尾の針がハジメに照準を合わせた。そして、尻尾の先端が一瞬肥大化したかと思うと凄まじい速度で針が撃ち出された。さらにそれは途中で破裂し散弾のように広範囲を襲う。

 

 

「ぐっ!」

 

 

ハジメは苦しげに唸りながら、ドンナーで撃ち落とし、“豪脚”で払い、“風爪”で叩き切る。何とか凌ぎ、お返しとばかりにドンナーを発砲。直後、空中にドンナーを投げ、その間にポーチから取り出した手榴弾を投げつける。

 

 

サソリもどきはドンナーの一撃を再び耐えきり、更に散弾針と溶解液を放とうとした。しかし、その前転がってきた直径八センチ程の手榴弾がカッと爆ぜる。その手榴弾は爆発と同時に中から燃える黒い泥を撒き散らしサソリもどきへと付着した。

 

 

いわゆる“焼夷手榴弾”というやつだ。タールの階層で手に入れたフラム鉱石を利用したもので、摂氏三千度の付着する炎を撒き散らす。

 

 

流石に、これは効いているようでサソリもどきが攻撃を中断して、付着した炎を引き剥がそうと大暴れした。その隙に、ハジメは地面に着地し、既にキャッチしていたドンナーを素早くリロードする。

 

それが終わる頃には、 “焼夷手榴弾”はタールが燃え尽きたのかほとんど鎮火してしまっていた。しかし、あちこちから煙を吹き上げているサソリモドキにもダメージはあったようで強烈な怒りが伝わってくる。

 

 

しかし、そこでユエまでに障害が無いことに気がついた。

 

 

ユエとハジメを見比べた後、ユエに向かって突進する。

 

 

しかし、その直後ユエとそれを抱えたエクスが消えた。その後ハジメの隣に出現した。これまたユエは驚いた。周りをキョロキョロ見ている。

 

 

「【質問】手伝おうか?」

 

 

苦戦していると見たエクスが問う。

 

 

「……念のため聞くけどさ、めちゃくちゃ硬いけどあれどうにか出来るのか?」

 

 

ユエ達を探しキョロキョロしているサソリもどきを指差して問う。

 

 

「【肯定】瞬殺」

 

 

「…………え?…………じゃあお願いしていいですか?」

 

 

つい、敬語になってハジメが言う。

 

 

エクスは頷き、ユエをハジメに返して、話し声が聞こえたのかこちらに気がついて突進してくるサソリもどきへ歩き出す。

 

 

「……ちょ、危ないッ」

 

 

ハジメの腕の中でユエが言う。

 

 

「【典開(レーゼン)】——『偽典・森空攝(ラウヴァポクリフェン)』」

 

 

典開したその武装は森精種(エルフ)の魔法を再現した兵器。真空の刃を無数に放つ兵器だ。

 

 

それから放たれた真空の刃はこちらに向かって突進するサソリもどきを——細切れにした。

 

 

元サソリもどきは音を立て床に落下した。

 

 

口を大きく開けて固まったハジメとユエがいたことは言うまでも無い……。

 

 




また瞬殺だよ(呆れ)
まぁ、戦闘描写があっただけマシかな?


後、メイド服姿のユエたそはぁは(殴


ユエ「……次回も楽しみに」
エクス「【質問】主人公である当機より先に後書きに出るのは何故」
ユエ「……人気……フッ」
エクス「(怒)」

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