ありふれた職業の世界最強と歩む機凱少女   作:エルナ

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すみません少し忘れていたことがあったので先に幕間をやります。

エクスの名前についてのアンケート結果を今回やる予定だった話でやるつもりだったのですが前回それについて言うのを忘れておりました(汗)
アンケートの締め切りは1週間後です。
今のところ名前をそのままがいいという意見がないので多分今ある候補から気に入ったのにすると思います。

後、前回7つ目の頭の銀頭を完全に忘れておりました(汗)出ないはずが無いので〝惨殺〟中に出てきたことにいたします。“極光”をエクスに模倣させたかったので……

そして、今回は質問にあったエクスがハジメに興味を持った理由と好きになった理由をします。
今まで恋人なんていたことがないのでおかしなところがあるかもしれませんがご都合主義というかことでお願いしますm(_ _)m


幕間

機凱種(エクスマキナ)達は分かっていた。自分達の行動が論理的では無いことに。

 

 

成功するかわからない——いや、確率はかなり低い。成功しても機凱種(エクスマキナ)の大半が——下手すれば全滅する。

 

 

エクスを含めた11『連結体(クラスタ)』ほぼ確実に全滅する。アルトシュと交戦する21『連結体(クラスタ)』も弱体化しているはずとはいえ、天翼種(フリューゲル)しか成し遂げていない神殺しを成そうとするのだ、殆どが大破するだろう。

 

 

そして、自分達を動かす意志者(シュピーラー)への想いも貰い物で、意志者(シュピーラー)が愛したのも自分達では無い。

 

 

自分達の意思と呼べるのは遺志体(プライヤー)の願いや、想いを継ごうと意思のみ——否、それを思う心すら遺志体(プライヤー)からの借り物である。

 

 

それを全機が分かっていながら——しかし、この作戦に否を唱えるモノは居なかった。

 

 

全機が自分達の命——機凱種(エクスマキナ)という種族の命運を意志者(シュピーラー)遺志体(プライヤー)の願いと想いに捧げたのだ。

 

 

非論理の塊の心——感情がそうしたいと思ったのだ。論理の塊である機凱種(エクスマキナ)には——いや、元々心を持って生まれる人間達ですら制御出来ないのだ。機凱種(エクスマキナ)にも制御は出来ない。

 

 

故に、論理的では無いと理解していても全機が作戦に乗った。

 

 

そんな中、全種族総攻撃を受けようとした機凱種(エクスマキナ)達の一機がその強大なエネルギーにより、空いた世界の穴から別世界へ飛ばされた。

 

 

世界の狭間をからアルトシュとの交戦を始めるところまでの映像と音声は送られてきたがその後はどうなったか不明だ。

 

 

ゲームの結果を知りたい、意志者(シュピーラー)は無事なのか?、と叫ぶ心の赴くままに情報収集を開始する。

 

 

その為に遺志体(プライヤー)が興味を持ったのと、弱い人間故に情報を沢山集めているだろうという理由で人間へ接触する。

 

 

情報を集めるエクスは思っていた。本当に帰るべきなのだろうか、と。

 

 

帰れたとしても、意志者(シュピーラー)が愛したのは自分達ではなく、意志者(シュピーラー)を愛したのも自分達では無いのだ。

 

 

しかし、シュヴィの心が帰りたいと叫ぶ。故に情報を集め続ける。

 

 

そんな中、エヒト神とやらが異世界から勇者を召喚した。

 

 

勇者達はこの世界では強力な力を持っている者が殆どだったが1人だけ、弱い者がいた。

 

 

強力な力を持つ周りに囲まれた弱者。あの世界での人間に状況が酷似している。

 

 

それを、感じたエクスはその者に興味を持った。その者の名前は南雲ハジメ。いずれ世界最強へ至る者だった。

 

 

2週間ハジメにくっつき、観察を続けたエクスはやはり、と思う。人間に、意志者(シュピーラー)に似ている。

 

 

力が足りない分を知識と知恵で補う。あの世界の人間達がやっていたことだ。

 

 

だが、シュヴィの心がどれだけ似ていても意志者(リク)とは違うと言う。

 

 

けれども、エクスはハジメを見ている時が楽しいと感じた。それをハジメは迷惑に思っていたのだが……。

 

 

エクスは気付いていなかった。この行動は論理的ではないことに。異世界の住人について調べるならハジメだけではなく、他の勇者達も観察すべきだ。しかし、エクスはハジメのみを観察していた。

 

 

この時エクスは無意識に自分を愛してくれる人を探していたのだ。

 

 

シュヴィと同期して見たシュヴィの記憶には愛される喜びと愛す喜びがあった。しかし、シュヴィが愛した意志者(シュピーラー)はシュヴィを愛している。

 

 

それを羨ましく思い、無意識に自分が愛せて、自分を愛してくれる人を探していたのだ。

 

 

故にシュヴィの心でも愛せるように意志者(シュピーラー)との共通点を探していたのだ。

 

 

そんな中、ハジメが迷宮の奈落に落ちたという事件が起きた。それは事故ではなく、檜山という1人の勇者が行ったことだったのだ。

 

 

それを聞いたエクスは檜山に対する激しい怒りと、その場にいなかった後悔。そして、ハジメが居なくなることへの恐怖を覚えた。

 

 

機凱種(エクスマキナ)としての武装、装置をフルに使い、ハジメの下にたどり着いたエクスは凄まじい安堵感を覚える。

 

 

腕を無くし、髪の色が変わって、性格も豹変していたがそれでもまた会えて嬉しかった。

 

 

ハジメと共に迷宮を探索していく中、弱者でありながら生にしがみつく様子に再び人間達に重ねた。

 

 

しかし、シュヴィの心は違うと叫ぶ。彼は誰も殺したくない程優しい人だったと。

 

 

敵は全て殺す、というハジメの考えと、親を、仲間達を殺しまくっていた他種族ですら死なせたくないリクとでは真逆といえる考え方にシュヴィの心が大反発する。

 

 

しかし、それをエクスは色々言い訳をしつつ無視する。

 

 

それをよく考えれば、おかしい。シュヴィの心しかなければ無視などしない。つまり、シュヴィの心ではないエクスの心が徐々に生まれていっている。

 

 

それにエクスが気付き、自分の心を確立させるのは未だ先の話。

 

 




……皆さん言いたいこと、思うことあると思いますがご都合主義ということでご勘弁下さいm(_ _)m

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