やはり俺の社畜物語は間違っている。   作:雪楓❄️

18 / 38
番外編:17

side城戸正宗

 

大規模侵攻から一夜が明け。翌朝。

本来、ジョースターさん達は今頃帰る予定ではあったが、あれだけの激闘の直後では帰る事は出来なかった。

というよりも、アーシスも含めて全員が泥のように眠ってしまい、帰るに帰れなくなった…の方が正しい。

八幡を除いて全員がリタイアによるベイルアウト。

双方全滅など前代未聞…。どれだけ敵が凄かったかわかる。犠牲者がいなかっただけでも大したものだ。

そして、今。大半が疲労による睡眠の中、ジョースターさんは気になることが出来たということで、帰る前に是非とも調べたいらしい。

何故この世界にジョースター家やSPW財団が無いのか、検討が付いたようだ。

私はボーダーの資料室を開放し、そしてパソコンを用意して調べてサポートした。最初はニネスとか蔑称で呼んでいたが、すっかり世話になってしまったしな。

 

ジョセフ「………」

 

ジョースターさんは何か手懸かりを見つけたらしく、目を伏せる。

 

城戸「知りたいことはわかりましたか?ジョースターさん」

 

ジョセフ「まあの。これじゃ」

 

彼は調べた内容を城戸に見せる。

 

ジョージ・ジョースター(1890年病没)

 

ジョナサン・ジョースター(1926年病没)

 

ジョージ・ジョースター二世(1942年戦死)

 

そして…。

 

ジョン・ジョースター(1940年戦死)

 

ジョースター家…滅亡、英国貴族籍より抹消。

 

これは…ジョースターさんの世界とはまるっきり違う。

 

そしてもう1つ…。

 

英国犯罪歴。

ディオ・ブランドー(1888年)

実の父、ダリオ・ブランドー毒殺及びジョージ・ジョースター卿毒殺未遂。ジョージ卿の嫡男、ジョナサン卿により犯罪が露呈。抵抗しようとするも警官隊により射殺される。

 

 

なるほどの。柱の一族はやはり全ての元凶の1つだったらしい。

柱の一族がネイバーフッドに移住した関係により、カーズのやった行動は全てこの世界から因果がなくなった。

つまり、石仮面がこの世界に存在しない世界。

それによりDIOは吸血鬼になることもなく、ただの貴族殺しの犯罪者として処理された。

ロバート・E・O・スピードワゴンはアメリカに渡らず、石油王になることもなかった。だからこの世界に財団はない。

波紋の一族は誕生すらしていない。

そして、スタンドが無いのも頷ける。あるかもしれないし、いるかも知れない。

しかし、DIOが吸血鬼にならなかったことによりエジプトで発掘のバイトをしていたディアボロは、例えスタンド能力を発現させる弓と矢を発見しても、世に出回らなかったのかも知れない。

結局、大金を入手出来ずにのたれ死んだか…。パッショーネが存在しておらん以上は、ディアボロの企みも成功しなかったのだろう。

スタンド能力はごくわずかな…一部の者が代々から受け継がれて来た一族にしかないのじゃろう。

DIOが死んでしまった以上はエジプトの戦いも無ければ、プッチとDIOが出会う事も無いためGDstの事件も発生しない。

矢が世に出回らなかった為、杜王町の事件も起こらない。

影響を及ぼすくらいに近しい平行世界でありながら、抜本的な問題が最初から存在していない故に全く違う平行世界となるとは。

逆を言えば、そんな世界でありながら比企谷八幡とその関係者はしっかりと存在している。

他の世界にもいるようだ。

もしかしたら関わらんだけであって、全ての平行世界に比企谷八幡は存在するかも知れない。

 

城戸「なるほど。原因となる者達がそもそもネイバーだった…。故にあなた方は存在すらこの世の生まれる事はなかったのですか…奇妙な縁ですな」

 

ジョセフ「そうですな。まぁ、全ては終わった事ですから。それで、今回の大規模侵攻は……」

 

城戸「ボーダー全体で話した事ですが、記録から抹消されることになりました。あなた方の存在と共に…」

 

それがええ…といってジョースターさんはパソコンを閉じ、立ち上がる。

 

ジョセフ「この世界、最後の睡眠を取らせてくれんか?色々と疲れたわい」

 

城戸「ええ。よい睡眠を…異世界の英雄」

 

ジョセフ「よう言うわ。やっとトラブルメーカーがいなくなると精々しておるくせに」

 

城戸「ばれましたか…」

 

この段階で、初めて私とジョースターさんはお互いに笑いあったような気がした。

 

 

side比企谷八幡

 

翌朝。

ボーダーエントランス

 

八幡「ほれ、出ていけ悪霊」

 

俺がさんがそう言うと、

 

ジョジョ『こっちから出てってやるわ。イケメンがキモかったぜ』

 

俺の左腕から干からびた左腕が出て来てリサリサの左腕に入っていった。

同時に八幡さんとあっちの小町の首筋から星の痣が消え、リサリサの耳に黒子が出来る。やっと出ていったか。得られた物もあったが、やたら疲れた。

 

リサリサ「おかえり。お兄ちゃん。身も心も1つだね?

もう離さないよ?」

 

妙にヤンデレ臭さを感じるのは何だろうな?

とりあえずは、やっと終わったと実感できる。

 

ヴァレンタイン「こちらも無事に終わったようだな。既に一色いろは君のチームもプッチの野望を阻止して戻っている。君達も良く頑張った」

 

もう既に1つの世界が解決したのか。そっちの一色に更に他の世界の比企谷八幡…か。

 

八幡「じゃあ、見届けさせてもらうか。ジョジョ、お前の復活を」

 

いろは「あっちのわたしに会うのが楽しみです」

 

陽乃「私は変わった雪乃ちゃんに会うのが楽しみね」

 

めぐり「わたしも楽しみですよー♪どんな人なんだろ」

 

遥「えっと……良いのかな。私まで…」

 

迅「ぼんち揚は大量に持っていかないとな」

 

小町「更に別の世界の小町もいるんだよね?たっのしみー♪」

 

ヴァレンタイン「君達。この時計を着用すると良い。本来、平行世界の自分同士と触れると消滅するルールがあるのだが、これを着ければそのリスクはなくなる」

 

八幡「なにそれ!こわっ!」

 

そう言われて慌てて時計を着用するとボーダー組。

一方で…。

 

シーザー「じゃあな。この世界の俺、姉ちゃん。那須師匠」

 

京華「バイバーイ!さーちゃん!たーちゃん!かほちゃん!」

 

結衣「さようなら。熊谷さん」

 

SH「さらばだ!この世界の自分!」

 

リサリサ「さようなら。三輪さん、二宮さん」

 

ジョセフ「さらばじゃ。城戸、忍田」

 

こちらの世界で留守番する者達に挨拶をするみんな。

 

沙希「シーザー。シスコンも程々にね。けーちゃんも元気で。そっちのあたしによろしくね」

 

大志「もし次に会うときは、せめて『オトモダチ』くらいにはランクアップしとけよ?」

 

那須「今度来たら、また個人ランク戦しようね?」

 

歌歩「バイバイけーちゃん。また会おうね?」

 

熊谷「また稽古を付けてあげるよ。由比ヶ浜。またね」

 

材木座「次に来たときはスタンドの力を模した新たなトリガーを完成させておるから楽しみにしておれ!」

 

三輪「リサリサ。平行世界嫌いも大概にしろよ?」

 

二宮「訓練場が欲しかったら来い。射手の訓練を見てやろう」

 

城戸「ジョースターさん。あなたの事は忘れません。また来られたときには是非ともお会いしましょう」

 

忍田「あなたにはやられっぱなしでしたよ。次は負けません。ジョースターさん」

 

それぞれと握手を交わす小町達。

 

リサリサ「帰ろう!みんな!」

 

ジョセフ「やれやれじゃわい。閣下、よろしくお願いします」

 

ヴァレンタイン「了解した。では……」

 

八幡(いよいよか…見届けてやるぞ。他の世界の黄金の精神を持つ4人を…そして、原石の行く末を)

 

ザ・ワールドを持つ少年が原石を名乗り、宝石となる姿を。

 

ザ・ワールドを操った経験を持つのトリガー使い。ザ・ワールドトリガーの比企谷八幡がな。

 

ヴァレンタイン「ドジャァァァァン!」

 

やはり俺の奇妙な転生はまちがっている。

第4章ー2「ワールドトリガーの戦闘潮流」…完

 

next stage

 

第4章ー3「幻想郷のスターダスト・クルセイダーズ」

 

←To be next story




今回で、コラボ企画は終わりです

本城さんにおんぶに抱っこになってしまった今回のコラボでしたが、僕としてはとても面白かったです!!

この続きとはなりませんが、本城さんの話のコラボはまだまだ続くらしいので読んでみて下さい!!

それでは、次回は本編で
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。