やはり俺の社畜物語は間違っている。   作:雪楓❄️

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間が空いて申し訳ありません。

ヒロインは、綾辻で決定致しました。
たくさんの意見ありがとうございました。
陽乃さんという意見がたくさんあったのですが、やはり陽乃さんは大学生ということもあり学校で絡ませずらいということやボーダーのお姉さん的存在でいて欲しいという自分の中での思いから選びせんでした。
他のキャラを期待していて下さった方々には申し訳ありませんが、八幡と綾辻というのはあまり見たこと無いなと思ったのと自分が好きなキャラでもあるので綾辻にさせて頂きました。

なお、他キャラもほかの形で関係性を持たせたりほかのカップリングも考えているので楽しみにして頂けると幸いです。

それでは本編どうぞ!


第3話

〜昼休み〜

 

俺は防衛任務明けで眠たい体にムチを打って、いつも通り昼飯を食べようとベストプレイスに来たわけなのだが…

 

何故か遥と三上と一色がいる…。解せぬ

 

「あっ、先輩〜。こんな所で奇遇ですね〜」

 

「八幡、はい。これお弁当」

 

「ごめんね、お邪魔しちゃって…」

 

一色は確信犯だな。

三上はなんかこっちが申し訳なくなるから、その可愛い上目遣いはやめて欲しいが…遥の弁当だと!?幸せすぎるな」

 

「先輩〜。私の前で惚気ないでもらえますか?」

 

「八幡くん、遥ちゃんの前で……」

 

「それならいつでも作ってくるのに…」

 

一色はなんか珍しく真顔になってるし、遥も三上もなんか顔真っ赤にしてるが………解せぬ

 

「それで、なんでこんな所にいるんだ?」

 

俺はこの空気を変えるため話を逸らした。

 

「私はお弁当を届けにクラス行こうと思ったんだけど、途中でいろはちゃんに捕まって」

 

「私は遥ちゃんと一緒に食べようと思って」

 

「先輩いる所に私ありですよ〜」

 

1人おかしな理由の奴がいるが、気にしたら負けだ。

 

「遥も三上もすまんな。うちの馬鹿が」

 

「先輩ひどいですよ!」

 

一色は頬を膨らませている。

わー、あざとい。こいつあざとさ完ストしてんのか?

 

「まぁ、とりあえず飯食おうぜ」

 

「そーだね」

 

 

〜・〜・〜・〜

 

「いやー、遥の飯はいつ食べても美味いな。」

 

「作れる時は作ってくるね」

 

「おう。頼む」

 

遥は笑顔でそー言ってくれる。

ほんと、あの時遥がいなかったら俺はどーなってたんだろうな

 

「遥先輩の主婦力高すぎですよね〜」

 

「ね。遥ちゃんのご飯食べれるなんて八幡くん羨ましいよね」

 

それには同感だな。俺より幸せな奴俺は知らん…多分

 

「あれ?ヒッキー」

 

「あ?」

 

そこにはつい先日キモいを連呼していたビッチこと、由比ヶ浜がいた。

 

「なんでヒッキーが綾辻さんと三上さんといるの!?まじでヒッキーキモい」

 

「遥は俺のーー」

 

「由比ヶ浜先輩は一々先輩のこと馬鹿にしないと気が済まないんですか!」

 

だから、一色よ。怒ってくれるのは嬉しいが俺に最後まで話をさせてくれ…

 

「由比ヶ浜さん、私も歌歩ちゃんも八幡とご飯食べてたの。それに八幡はキモくないよ」

 

「なっ!?ヒッキー、名前呼び強要させるとかまじキモい!」

 

なぜ俺のせいになるんだ…

対応すんのもめんどくせぇけど

 

「あのなーー」

 

「八幡のこと馬鹿にすんのもいい加減にしてくれないかな?由比ヶ浜さんは八幡の何を知ってるの?」

 

遥が怒ってくれるのはとても嬉しいんだ。だけどな、俺に最後まで話をさせてくれ!

 

「ヒ、ヒッキーがキモイのはクラスで見てればわかるし!」

 

「八幡くんを馬鹿にするなら早くどこかに行ってください!」

 

三上が珍しく怒っている。由比ヶ浜も驚いたのか足早にどこかへ歩いていった。

 

「ありがとな。わざわざ怒ってくれて。」

 

と言いながら頭を撫でると全員耳まで真っ赤にしていたが、突っ込んだら負けな気がするからやめておこう。

 

「そ、それじゃあ、先輩。あとは綾辻先輩とお楽しみください〜」

 

「じゃあね、八幡くん、遥ちゃん。」

 

と言うと二人は歩いていってしまった。

 

「そーいえば八幡、防衛任務遅くまであったんじゃなかったの?」

 

「あぁ。おかげで眠くて仕方ない」

 

「じゃあ少し寝たら?」

 

そう言うと遥は自分の膝を叩いた。

 

「じゃあ、お言葉に甘えて」

 

俺は遥の膝に頭を預けた。

感想?そんなもの天国の一言に尽きるに決まってるだろ

 

 

 

〜・〜・〜・〜

 

10分ぐらいだろうか、目が覚めたので起きようと思ったら目の前に眼福の景色が広がっていた。

遥も寝ていたらしく、少し前屈みになっていたのだ。

ここまで言えばわかるだろう、俺の目の前に広がる素晴らしい景色が!

 

「んっ。あ、八幡起きてたんだ。」

 

遥にバレないように俺は今起きたふりをする。

 

「あぁ、ありがとな。おかげで気持ちよく寝れた」

 

「うん。これぐらいならいつでもするよ」

 

やっぱり、俺の彼女は天使だ

俺は体を起こし、体を伸ばした。

 

「あれ?綾辻さん」

 

声がした方を見るとそこにも天使がいた。

 

「あ、戸塚くん。こんにちは」

 

ん?戸塚"くん"??

 

「八幡、戸塚くんは男子だよ?」

 

なに、男だと!?

 

「えーと、比企谷くんだよね?同じクラスの戸塚彩加です。綾辻さんが言ってたとおり男子だよ」

 

「その、なんだすまん。」

 

「よく間違われるから大丈夫だよ。それにしても、比企谷くんってテニス上手いんだね」

 

ほんとにこいつ男なのだろうか…

テニス?壁打ちしかして無かったと思うんだが…

 

「そーか?壁打ちしかして無いと思うんだが」

 

「壁打ちでもあんなに綺麗に出来る人いないからね。それで、もし良かったらテニス部入って欲しいと思うんだけど、どうかな?」

 

「あーすまん。部活に入ってるし、放課後はボーダーで忙しいから無理なんだ。」

 

「そっか、じゃあ仕方ないね。ボーダーなんて凄いね」

 

うん、やっぱり女子なんじゃないだろうか。この笑顔、守り…

 

「八幡?」

 

隣の遥さんが修羅変わってます!

なんで心が読めるの!?

 

「そ、そーだ戸塚。暇な時なら手伝うぐらいならするぞ。許可なら遥から取れば大丈夫だし」

 

「じゃあお願いしようかな。じゃあ、またお願いしにいくね」

 

そう言い戸塚は練習に戻っていった。

 

「八幡?逃げ切れると思ったのかな?」

 

「い、いやそのすみませんでした!」

 

俺は遥に向かって100点満点の土下座をした。

 

「私だって少しは不安になるんだからね。…スグフラグタテルシ」

 

後半は何を言っいるか聞き取れなかったが、遥が不安になるとは思ってもなかった。

 

「すまん。けど、俺が心から信頼してるのは遥と小町だけだ。」

 

そう言い遥のことを撫でる。

 

「そこで小町ちゃんが出てくるあたり、八幡らしいよ」

 

笑顔で言ってくれるが、その笑顔は反則だと思う

何故って?可愛い過ぎるんだよ

 

キーンコーン、カーンコーン

 

「…授業始まっちゃったな」

 

「だね。サボっちゃおっか」

 

優等生の遥が、そんなことを言うのは驚きだが今の時間を俺ももう少し味わっていたいと思った。

 

「そーだな。」

 

俺と遥は5限をそのままサボった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が教室に戻った時に、5限の授業が国語で丁度教室から出てきた平塚先生に拳骨を喰らったのはまた別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




どーでしたでしょうか!
ヒロインの綾辻は幼馴染みでもう付き合ってる設定です。

正直、あまり上手く書けてないと思いますが温かい目で見てもらえると嬉しいです。

感想、アドバイス貰えると嬉しいです。

今回もありがとうございました。

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