やはり俺の社畜物語は間違っている。   作:雪楓❄️

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今回はサキサキの話です。

似たような話になってしまうかも知れませんが自分なりのオリジナル要素を出せるようにしたので読んでいって貰えると嬉しいです。


第6話

昨日、遅くまで防衛任務だったこともあって今日は起きた時には時計の針が9時を回っていた。

 

「やぁ比企谷、もう私の授業は終わったが?理由は聞くまでもないと思うが一応どうした。」

 

「いえ、ただ単に疲労による寝坊です」

 

防衛任務と言えばなんとでもなるだろうが、嘘をつくのも躊躇われたので正直に言った。

 

「ほぅ、言い訳はしないか。……まぁ任務お疲れ様とだけ言っておこう」

 

この先生まじでイケメンすぎるだろ。ほんと誰か貰ってあげてください。

 

ガラガラッ

 

扉が開いたのでそちらをみると、我がクラスの不良?であるなんとか崎さんがいらっしゃった。

なんで知ってるかって?そりゃあれだよ、俺よりも遅く来る人なんて限られてるから覚えちゃったんだよ。

 

「川崎も重役出勤とはな、あとで職員室に来い」

 

あー、あいつ川崎か。

にしても、雰囲気怖いな

 

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

放課後になり、俺は遥と共に学生の味方である某イタリアンレストランで絶賛テスト勉強中である。

 

「そーいえば、今回は米屋くんは大丈夫なのかな?」

 

「さぁな。俺は今回は担当じゃないし、何よりあいつが大丈夫なんてことはないと思う。」

 

米屋はみんなと同じ総武を受けたのだが、あいつの残念な頭じゃ受からなかっため隣の三門高校に通っている。

なぜ、米屋が落ちたのに由比ヶ浜が受かったのかは不思議である。

 

「…それもそーだね。米屋くん、今回は赤点取らなきゃいいんだけど…。」

 

あんなにも毎度のように赤点とっていてはいくらボーダーと言えどもカバーし切れない部分がある。

あのままじゃ、確実に太刀川さん2号の出来上がりだ。

 

「…ねぇ、あの男の子と一緒にいるアホ毛の女の子って……小町ちゃんじゃない?」

 

…………なんだと!?

男だと!?いや待て、まだ小町と決まったわけじゃない、アホ毛のある女の子なんていくらでも………

 

「…………舞え袖の「ちょっと何しようとしてるの!」」

 

ブラックトリガーなのに、真っ白な俺のブラックトリガーを握り締めて起動しようと思ったのだが…遥に止められてしまった。

 

「何って、小町に付く害虫を凍らせてやろうかと」

 

あの害虫を確実に駆除するには凍らせてしまえば何も問題はない

 

「はぁ。いいから、小町ちゃん達こっちに来るよ?」

 

遥の言う通り小町は害虫Gを連れて、こっちに向かって来た。

 

「いやぁ〜、遥お義姉さんデートの最中申し訳ない。」

 

「ううん、大丈夫だよ」

 

「失礼します、お兄さん。」

 

小町に空気扱いされた………

お兄さん?なんだって?

 

「小町さん、自然にスルーするのはやめてもらえませんかね。それと俺はお前のお兄さんじゃない」

 

「まぁまぁ、こっちはクラスメイトの川崎大志くん。一応言っとくと関係は一生友達だよ!」

 

小町よ、俺的にはかなりポイント高いんだが………

男にとっては死刑宣告に近いぞ、それは。

 

「川崎大志っす。お兄さんと………」

 

「俺はお前のお兄さんじゃねぇ。こっちは、綾辻遥だ。」

 

「よろしくね」

 

「よろしくっす」

 

「………それで小町何か用があったんじゃないのか?」

 

そう言うと小町は思い出したかのように話し始めた。

 

「大志くんのお姉さんが、最近帰りが遅くなってる事についてお兄ちゃんなら何かわかるかもしれないと思って。」

 

すると大志が詳しい話を話し始めた。

 

「うち元々両親が共働きなんですけど、最近になって姉ちゃんの帰りが遅くなって来てて心配だったんすけど、この前エンジェルなんとかって言う怪しい所から電話が来て心配になったんです。……お兄さんが姉ちゃんと同じ学校ってことを聞いたんで何か知ってるんじゃないかと思ったんです。」

 

川崎、川崎………あぁあの不良みたいなやつか

エンジェルなんとかって多分よく二宮さんが連れていってくれるあの店だろうな。

もう片方の店で働いているのは想像が出来ないしな

 

「残念ながら俺はお前の姉ちゃんと関わりがある訳じゃないから大したことはわからない。……何度も言うが俺はお兄さんじゃない」

 

「八幡、嫁入り前の娘のお父さんみたいだよ…。ごめんね、わたしもちょっとわからないかな」

 

当たり前だろ。小町は誰にも渡さん!

せめて、俺よりも強いヤツじゃなければ認めん、三輪とか風間さん辺りなら任せてもいいかもしれんが。

まぁ他ならぬ小町の頼みだ。少しぐらい話を聞いてやろう

 

「大志、お姉ちゃんの帰りが遅くなった頃でお前の身の回りで変わったことはあるか?」

 

「俺が塾に行き始めたってことぐらいっす。」

 

ふむ、なるほど。

話を纏めると

・両親が共働きである

・大志が塾に行き始めた

・大志が塾に行かなければ必要はなかった

 

少し掴めたかもしれん。

 

「……事情はわかった。俺の方で出来る限りのことはしてみる。」

 

「ありがとうございます。お兄さん」

 

「だから、俺はお兄さんじゃねぇ!」

 

トリガーを起動しようとしたがまたも遥に止められ、説教を喰らってしまった。

 

 

〜・〜・〜

 

小町達が帰った後、俺は遥の家に向かっていた。

 

「確かあの店ドレスコードがあった気がするんだよなぁ」

 

この前、二宮さんに連れていってもらったときは二宮隊の隊服借りていったし

 

「お父さんのやつがあると思うからそれ着ていけば?」

 

と少し不貞腐れ気味に言う理由は多分俺1人で行くと言ったのが原因だろう。

そんな遅い時間に遥を連れ出すわけにはいかないし、何より言ったら怒るだろうが遥は大人の女性には少し見えない……。

 

「そんなに不貞腐れるなよ…。遥にあんまり無理させたくないんだよ」

 

俺はそう言いながら遥の頭を撫でる。

 

「ん……その代わりこのまま少し撫でてて」

 

「……わかった」

 

俺は人通りがほとんどない道で遥の頭を数十分間撫でた。

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

〜エンジェルラダー〜

 

ここか。

俺は遥のお父さんのスーツを借りて、いつもは下げてる髪も上げて20歳と言っても通用しそうな格好をしている。

 

「…よぉ川崎」

 

「えっと、あんた誰?」

 

べ、別に覚えられてないからって悲しくなんかないんだからね!………目から汗が出そうだ。

いやまぁね、確かに影も薄いし目立たないから覚えられてないのも仕方ないとは思うけどさ……

 

「……同じクラスの比企谷八幡だ。」

 

「それで同じクラスなだけの比企谷がこんな所までわざわざ何の用?」

 

「……お前の弟から相談を受けてな。だが、俺は別にバイトをやめさせに来たわけじゃない。俺はただ提案に来ただけだ」

 

「あぁそう。とりあえずなんか頼んでくれない?」

 

「それもそーだな。じゃあマックスコーヒーで」

 

こんな所にある訳がないだろうって?……ふっ、この前来た時に頼んであったことは確認済みだ。

 

 

 

 

「はい。どうぞ」

 

川崎は少ししてから俺にわざわざグラスに移し替えたマックスコーヒーを差し出した。

 

「どうも。それで提案というのだが、まずお前がバイトをしている理由は予備校の費用ってことであってるか?」

 

俺がそーいうと川崎は驚いた顔をしており、何か言おうとしていたが俺は有無も言わせず続ける

 

「もしそーなら、お前スカラシップって知ってるか?まぁ簡単に言えば学費の免除なんだが詳しくは塾に聞いてくれ。」

 

俺はこの間たまたま塾で貰っていたスカラシップについての用紙を差し出した。

 

「……まぁそれでもバイトを続けるって言うなら川崎、お前ボーダーに入らないか?」

 

これには流石の川崎もかなり驚いている。

 

「ボーダーに入ってB級に上がれば給料が貰えるし、さらにA級に上がれば固定給が貰える。」

 

「……ボーダーなんてそんなにホイホイ簡単に入れるもんじゃないでしょうが」

 

川崎が言っていることは正論だ。普通なら入るのは容易ではない。

 

「あぁ、確かに普通なら入るのは難しい。だが、A級部隊の隊長の推薦となれば話は変わる。だから、今度の職場体験である程度センスが見られるようなら俺が推薦してやる」

 

A級部隊の隊長には将来有望な人のスカウトも命じられているから丁度いいしな

 

「……あんた、ボーダーのしかもA級部隊の隊長だったの?」

 

「まぁな。事情があって隠しているが……。まぁその気が向いたらこのバイトやめて大志を安心させてやれ」

 

俺はそれだけ言ってマックスコーヒーを飲み干し、店を出た。

 

 

 

 

 

 

数日後、小町経由で川崎がバイトを辞めたことがわかった。

あとは、川崎の戦闘センス次第だな。

なくても、オペレーターとして一応推薦するが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




オリジナル要素の無さに自分でも驚いています。ほんと申し訳ありません。

キャラもほとんど出てこず、陽乃さんやめぐり先輩、ワートリのキャラの出番が全く無いという意見があるのは分かりますが次回に期待して頂けると助かります。

次回は職場体験に入ろうと思います。
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