やはり俺の社畜物語は間違っている。   作:雪楓❄️

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低評価の多さにかなりメンタルをやられている作者です。
評価をつけて下さるのは大変有難いのですが、改善点なども一緒に指摘して頂けると助かります。


それでは本編どうぞ


第7話

遂に職場体験当日になってしまった。

もちろん、どうにかして休む方法はないかと画策はした。 だが、ボーダー上層部からは隊員全員が揃っていなければ防衛任務は認めないなどと初耳の規則を聞かされ、学校に聞いてみたら後が大変だぞとだけ言われ脅された。

結局行かなければいけない状況になった訳なのだが、なぜかうちのリビングに遥がいた。

 

「で、なんで遥がいるんだ?」

 

「いやぁね、陽乃さんとかに『八幡はなんだかんだ言ってどうせ目立つことになるのに、目立たないようにとか考えてそうで面倒だから遥ちゃんが嵐山さんのところに連れていってあげて』って頼まれたから」

 

マジか………。

なんで陽乃さんこんな時に限って勘が鋭いんですか!

それにどうせ目立つってなんだ?ただ行くだけなら目立ちそうにもないが………

 

そんなことを考えているうちに、小町に急かされ泣く泣く俺は家を出た。

 

 

家を出て逃げないようにと遥と手を繋いで歩いているが、これが中々に目立つ。

周りの総武校生からの視線が痛い。

 

しかし、そんなことよりもまずは嵐山さんの件をどーにかしなければ!

 

「……遥、一生の頼みだ!俺を連れていかないでくれ」

 

俺は朝の人通りが多い路上で綺麗な土下座をした。

 

「ちょ、ちょっとこんな所でなにしてんの……。わかったって言ってあげたいけど、無理だよ。私が連れていかなくても昨日、嵐山さんに陽乃さんが言ってたから。」

 

な、んだと……。

 

俺はその後、遥に引っ張られるようにボーダーへ向かった。

 

 

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

 

俺は泣く泣く嵐山さんのところへ挨拶にだけ行った。

もちろん目立たないように、まだ隊室にいる時にだが

俺はこの時、考え事をしていて嵐山さんのトリガーを起動しないで欲しいと言う頼みを理由も聞かずに了承したことを後々かなり後悔した。

 

遥は嵐山隊としての仕事があると言うのでここで別れ、俺は総武校生が集まる広場の方へと戻ってきた。

 

「八幡楽しみだね。って言っても八幡はボーダーだからよくここに来るんだよね」

 

「あぁまぁな。と言っても俺みたいな隊員は嵐山隊なんかとは全然違うけどな。」

 

まぁある意味嘘は言っていない。俺が目立ちたくないと言う理由から広報の仕事は殆どしてないからな。

 

戸塚と他愛ない話をしていると前に嵐山さんたちが出てきた。

 

「皆、今日は来てくれてありがとう。俺は嵐山隊隊長の嵐山准。よろしくな」

 

やっぱあの人ほど広報向いてる人いないと思う。

挨拶しただけでもう何人か顔が赤くなってるし。

 

「じゃあ、まずはトリオン体について説明する。みんなさっき配られたトリガーを起動してみてくれ」

 

嵐山さんがそう言うと各々先ほど配られたトリガーを起動していた。

C級隊員のものと同じ為、一つしかトリガーは入っていないがな。

 

俺は嵐山さんに言われたことを守り隅っこで目立たないように座っていた。

幸い、戸塚もテンションが上がったらしくテニス部のヤツらとどこかに行ってしまったしな………。

 

「ハチさん、こんにちは」

 

隅っこにいるので目立たないと思ったのだが、木虎には見つかってしまった。

木虎は入った当初、トリオン量のことで悩んでおりオールラウンダーであった俺のところにスタイルを見つけるために弟子入りしにきた。それ以来、時々訓練に付き合ってはいるが、なぜトリオン量が少ないのが悩みなのに俺のところに来たかは今でも謎である。

 

「おう、木虎。それにしてもなんで俺だけトリガーを起動しちゃいけないんだ?」

 

ボーダー組を見てみると、各々自分のトリガーを起動しており格好が違うので見つけやすい。

 

「本当に何も聞かされてないんですね、まぁそのうちわかりますよ。それより置いていかれちゃいますよ」

 

周りを見るとブースの方へと移動をはじめていた。

俺は木虎に連れられるように最後尾を歩いていった。

 

「それじゃあ、次は訓練の体験をしてもらう。希望者は前に出てきてくれ!」

 

嵐山さんがそー言うと30人ほど前に出る。

まぁ希望者と言ってもこの間、1クラス3人ずつ選ばれていたがな。

 

30人の中には、雪ノ下や由比ヶ浜、葉山、川崎、戸塚など割と知っているやつがいた。

材木座?あいつはかなり前にボーダーに入った。まぁもちろん隊員としてではなくエンジニアとしてだが。

 

訓練の体験はA組から始まった。

殆どの者は5分以内に倒しきれず、倒したとしても2分から3分といったところで正直話にならなかった。

 

「きゃあ〜、葉山くんよ」

 

「葉山くん頑張って〜」

 

おい、さっきまでそんな声援なかったろ…

まぁいい、みんなの王様のお手並み拝見するか

 

葉山が使っているのはスコーピオンだった。

葉山は訓練用のバムスターに向かって走っていき、弱点である目を攻撃しようとしているが中々当たらない。

何度目かの攻撃の末ようやく当たり訓練が終わった。

 

"45秒"

 

45秒かまぁまぁだな。

普通よりも少し上ぐらいと言っても余程のことがない限りB級止まりだろうがな

 

「隼人くん、やっべーっしょ」

 

「葉山くん流石だね〜」

 

「葉山くんなら、A級狙えるんじゃない?」

 

「どーだろうね。けど、難しいんじゃないかな」

 

あいつらの中でボーダーとはどれだけ緩い所なのだろうか。

 

次にやるのは由比ヶ浜らしい。あいつバイパーみたいだがちゃんと使えるのか?

結果は案の定ほとんどバムスターに当たらず時間切れ。

 

バイパーなんて難しいもん選択肢に入れとくなよな

 

次は川崎か、お手並み拝見といこう。

川崎が使っているのは孤月。他のやつの戦い方を見て学んだのか最初は目を狙わずにまず相手の動きを封じてから目を攻撃した。

 

"1分5秒"

 

まぁまぁだな。

動きを封じてから目を狙ったため少し時間は掛かっていたがあれなら上手く上達していけばA級は狙えるだろう。

 

その後戸塚がアステロイドで挑んでいた。

結果は50秒と決して悪くなく、後で推薦の話してみようかと思った。

 

その後も1分を切るような奴は中々現れず、俺は半分寝にかかっていたのだが

 

"37秒"

 

……誰だ?と思い見てみると雪ノ下だった。

自分で言うだけはあるという訳か。

 

「37秒ですか。あの程度じゃダメですね」

 

現に木虎は9秒だったし、緑川や黒江もかなり早かったしな。

 

「お前が言うと説得力あるな。まぁけど、まぁまぁな方じゃないか?」

 

「ハチさんが言っても嫌味ですよ?ボーダー最強なんですから。」

 

「いや、ノーマルトリガーじゃ忍田さんにはかなわないだろ」

 

ノーマルトリガーじゃあの人に勝てる気はしない。

ブラックトリガーありだって、天羽さんや迅さん、忍田さん、太刀川さんとは戦いたくないしな。

 

「ブラックトリガー使って、みんな氷漬けにした人が何言ってるんですか…」

 

…失礼な。

ちゃんとした、訓練だからね!…………ハチマンウソツカナイ

と言っても半分は遊びみたいなものだったが

 

木虎と話していると雪ノ下が出てきたらしく、嵐山さんに話しかけられていた。

 

「凄いじゃないか、流石は陽乃さんの妹さんだ。」

 

「ありがとうございます。ですが、姉は関係ありません。ところでボーダーで1番強いひとはどれぐらいなのでしょうか」

 

雪ノ下の質問に先程までガヤガヤしていた奴らも静かに耳を傾けていた。

 

「確かうちの木虎が9秒だったかな。ボーダーで一番強いやつなら………綾辻、確かあいつも総武高校だったよな?呼んできてくれないか?俺が呼んだらあいつ逃げるだろうからさ」

 

「わかりました。」

 

その言葉で周りもザワつく。

三輪達もなんかスゲェ話しかけられているし…………三輪ドンマイ

 

さて、俺は逃げよう……

 

「ハチさん、私がずっと近くに居た意味わかりますよね?」

 

俺の右手は木虎に捕縛されていた。

そのまま俺の方に歩いてきていた遥の元へ連行され、前へと連れ出された。

 

「よしちゃんと来たな。紹介する、彼こそがボーダー最強の比企谷八幡だ」

 

そう言って俺は立たされる。

ちなみに朝、カツラは取られました。

 

「あ、あれって噂の美少年」

 

「比企谷って?」

 

「あの噂は本当だったの?」

 

おー、見事なまでにバレてらっしゃる。

 

「失礼ですが、本当ですか?この何の取り柄もないこの男が?」

 

雪ノ下がそう言った瞬間にあちこちから殺気が溢れ、隣の遥と木虎も殺しそうな目をしていた。

 

「あぁ、比企谷訓練をやってくれ。もちろん本気でな」

 

あぁ、なるほどな。だから俺にトリガーを起動するなと。

 

「嵐山さん、ブラックトリガー使っていいんですか?と言うか、俺の情報統制の願いは?」

 

「もちろん、それを使ってもらうためにわざわざトリガーを起動しないでもらったんだ。そーでもしなきゃ、ノーマルトリガーでやろうとするだろ?情報統制なら城戸司令直々に公開するとおっしゃていたぞ」

 

城戸さん、マジですか……

それにしても嵐山さんは俺の扱いをよく分かってらっしゃる。まぁ多分、どっかの綾辻さんのせいだろうけど。

にしても、道理でみんな目立つことになるって言っていたのか。

よく見たら、パンフレットにボーダー最強隊員の訓練とか書いてあるし………

 

「……はぁ。わかりましたよ」

 

もうどうとでもなってしまえ。

 

「……舞え、袖の白雪」

 

「うわぁ綺麗」

 

「美少年が更に輝いてる…」

 

「あいつ男か?」

 

………だから嫌なんだ。人前でこの姿になるのは

 

「遥、訓練室の設定とかよろしく頼むな。」

 

ブラックトリガーを訓練室で使うには色々設定をしなきゃいけない。

 

「うん、任せて」

 

俺はそのまま訓練室の方へと向かった。

その際、雪ノ下が後ろで何か言っていたがそんなことは知らん。

 

 

 

 

「訓練開始」

 

その声と共に俺は袖の白雪を地面に突き立てる。

 

「……卍解」

 

訓練は一瞬で終わり、周りは凍り付いた。

 

"0.1秒"

 

うむ、中々に上等かな

前よりも卍解のスピードも上がったし、範囲も広がってる。

 

 

俺は卍解の状態を解き、遥たちの場所へと戻った。

 

 




えー、どうでしたでしょうか。

駄文で本当に申し訳ありません。
中途半端な所で終わらせたのは、これより書こうと思ったら長くなりそうだなと思いある程度区切りのいい所まで書こうと思ったからです。

意見、アドバイス待っています。

次回、比企谷隊全員出てくるかも?


読んでいただきありがとうございました。
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