やはり俺の社畜物語は間違っている。   作:雪楓❄️

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中々長く書けません………。

更新速度遅いのに、短くて本当に申し訳ないです……


14話

 

車から下りてきた葉山は、俺の方を一目見ると何も言わずに平塚先生の方へと歩いていった。

 

(……あの目…まさかな)

 

俺を見た時の葉山の目は焦点が合っていないように見えた。何よりあいつが見ていたのは俺の後ろに居た陽乃さんだった。

 

「……まん、八幡!みんな行っちゃったよ」

 

「あ、悪い。」

 

遥に呼ばれ意識を戻した俺は葉山への警戒度を上げ、遥と一緒にみんなの元へと向かった。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「………皆さんが静かになるまで3分かかりました」

 

(高校生になってまでこの言葉を聞くハメになるとは思わなかったな。)

 

みんなの元へと戻ると、丁度開会式のようなもの始まるところで小学生が五月蝿かったのだろうか…先生による有難いお言葉を頂いていたところである。

 

「それでは、これから三日間お手伝いをしてくれるお兄さんとボーダーの方に挨拶をしてもらいたいと思います……ではお願いします」

 

そう言って迷うことなく葉山へとマイクを渡す引率の先生。

葉山はと言うと、先程までのような目ではなくしっかりといつも通りの目に戻っている。

 

「初めまして。総武高校から来ました葉山隼人です。3日間という短い間ですがお願いします」

 

流石と言うべきだろうか、たったこれだけの挨拶で小学生の心を鷲掴みと言ったところだろうか。その証拠に、女子の一部はキャーキャー騒いでるし。

 

(…この後に挨拶するのかよ……。)

 

若干憂鬱になりながらも、前に出て挨拶をする。

 

「えー、どうも。ボーダーから来ました比企谷八幡です。できる限りのサポートはするつもりなので3日間よろしく。」

 

…噛まずに言えたが、なんか小学生が黙ってしまった………。

 

(……なにか不味かったのか……?)

 

そう思ったのも束の間…次の瞬間には覆されることになった。

 

「「「「「おぉぉぉ!!」」」」」

 

(…なんだ?)

 

「本物だよ!!」

 

「あれがボーダー最強……」

 

「カッコイイ〜」

 

さっきまでの沈黙が嘘のように騒がしくなった。

 

(……黙られるよりはいいが……)

 

この後、また引率の先生からあの言葉をハメになったのは言うまでもない。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

誰かさんのせいで少し長引いた開会式擬きが終わり、今はオリエンテーションの最中である。

 

(………あの子は……)

 

森の中を歩いているグループの一つが丁度目に入った。そのグループは女子の6人組という何の変哲もないグループなのだが……明らかに1人だけ孤立している。

ここからでは顔までは見えないが、1人だけ距離感に違和感があり孤立しているのは誰の目から見ても明らかである。

 

「八幡どうかした?」

 

最後尾でグダグダ歩いていたからか、遥がいつの間にか横に来ていた。

 

「いや、ちょっとな(…わざわざ遥に言うことでもないだろう)」

 

「そっか、けど随分離されちゃってるよ」

 

そんなに気を抜いていたつもりはないが、先頭とはもちろんさっきまで前を歩いていた陽乃さんたちともかなり距離が空いていた。

 

「…少し急ぐか」

 

遥の手を取り、少し小走りで前を追いかけることにした。

 

(……あれは葉山か)

 

横目で先程気になったグループに葉山が話しかけにいっているのを見ながら陽乃さんたちの元へと向かった。

 

 

 

 





本当に進みませんね………

次回も早く更新できるようにしていきたいと思います。
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