-審査終了
こなた「しかしまぁ水着審査は無かったね。別の世界線ではあった気がするんだけど」
水原「まぁ一枚絵も無いし文字だけなのに水着になっても仕方ないしね。」
鈴木「お前ら何訳の分からんことをごちゃごちゃ言ってるんだ……?」
水原「正しくはPTAがねぇ」
こなた「え?何?PTAが女子を見せ物にするのはどうのこうのとかって理不尽なこと言い出したの?」
水原「いや、そうではなくですね、黒井先生の水着なんざ見たくないと言い出しまして」
こなた「それはそれで理不尽だよ……数少ない黒井先生が好きなアブノーマルな人が悲しむよ」
鈴木「フォローしてるつもりか知らんがフォローになってないからな」
こなた「てへっ」
水原「まぁまぁ……で今の休憩の間にミス陵桜を決めてるんだよねー」
鈴木「なんでそんなにミスコン裏事情に詳しいんだよ」
水原「ん?一応、私も運営側もやってたから」
こなた「じゃあさ、どうやってミス陵桜を決めるかも知ってるの!?」
水原「まぁね。一応、私も審査側に呼ばれたし」
こなた「え!?」
水原「私は公平公正な審査なんて出来ないしする気もないって断ったけどね。一応、男女とわず生徒何人かと教師何人かで多数決してる。」
鈴木「それって具体的な基準とかあったりするのか?」
こなた「なんか鈴木くんやけに食いつきがいいね」
水原「いつもは養豚場の豚を見る目で私を睨むのにね」
鈴木「気のせいだ!いくらなんでもそこまで睨んだりはしてねぇよ」
水原「ホントカナァ?」
こなた「で、結局どんな基準なの?」
水原「ん?まぁ簡単に言うと審査員個人の好み」
鈴木「おい!」
こなた「さっき公平がどうとか言ってたじゃん」
水原「まぁまぁまぁ私の場合は見る前から決まってたりしてまずいかなと……で生徒は好み、先生は好みの方もいれば会場の雰囲気をみて決めたり立ち居振る舞い、態度なんかを見てる先生もいるとか」
こなた「なるほど。じゃあある程度、ちゃんとした判断になるんだね」
鈴木「ちゃんとしたってなんだよ」
こなた「いや~男子生徒3人だけで決まるとか言われたらやっぱりみゆきさんしかない出来レースじゃん。」
水原「確かに」
こなた「それはそれでいいけど」
鈴木「良いんかい!」
こなた「まぁそれで恥じらってるみゆきさんを見るのは楽しそうだしね。でも決まってるのは面白くないじゃん」
水原「まぁそうやね」
こなた「私たち見てる側もワクワクを共有したいってわけだよ~まぁ総合的に見たらみゆきさんになる気しかしないんだけどね~」
鈴木「そうだったか?観客の反応ならかがみもかなり良かったと思うんだがなぁ……」
つかさ「うん。お姉ちゃんのときみんなすごい反応してたよ」
こなた「はいはい……なんだかんだ鈴木くんはかがみにゾッコンっと……」
水原「ですねぇ」
鈴木「なんか言ったか?」
こなた・水原「いやぁべっつにー」
白石(司会)「さぁお待たせしました!いよいよミス陵桜コンテスト、結果発表の時間がやって参りました!」
こなた・つかさ・鈴木「おっ!」
白石(司会)「今回は結構、接戦だったんですよ~!さぁ結果が楽しみですね~!」
こなた「なんかそういうの良いから早くしてほしいね」
水原「まぁそういう期待は裏切られるよ。」
こなた「えっ?」
白石(司会)「では早速!」
水原「茶番が始まるよ」
白石(司会)「審査員特別賞から発表していきましょう!」
水原「ほらね」
こなた「なるほど。ってか、ここでかがみとかみゆきさんが呼ばれたらホントに何も楽しみがなくなるよね」
水原「まぁそれはないでしょ。審査員特別賞はあり得ないよ」
鈴木「ってどういう意味なんだよ」
水原「えっとねー」
白石(司会)「審査員特別賞はエントリーNo.3番の田中花子さんです!」
―シーン……
水原(ネーミングなんとかならないのかよ……)
鈴木「……なんか納得しにくいんだが」
こなた「ねぇ、みずりん……審査員特別賞って具体的にどんなの?」
水原「最下位」
こなた「あっ」
鈴木「だからかがみが審査員特別賞はあり得ないって言ったのか……」
水原「まぁそゆこと~」
白石(司会)「さて続いては写真部特別賞!こちらは昨日の文化祭記録写真から最も多く写り込んでいた方に与えられるという割と偶然性の高い賞です!」
こなた「これ、要る?」
鈴木「要らないだろ」
水原「まぁこれや他の賞にはミスに選ばれなかった方にも謝意を示すために賞をばらまいているから」
こなた「へー」
白石(司会)「栄えある写真部特別賞に輝いたのはエントリーNo.1番!3年A組 名梨野 茂舞子さんです!」
鈴木「というか賞ばらまきが目的ならここで呼ばれたら後は出番なしってことか?」
水原「そうでもないよ。2つ賞をもらえる可能性もあるわけだし。逆に賞ばらまきでも何も無い可能性もあるし」
鈴木「なるほど……」
こなた「まぁ先に呼ばれればミス陵桜にならないフラグとしてはバッチリな気はするけどね」
白石(司会)「運営感謝賞はエントリーNo.7番 高良みゆきさん!」
鈴木「あっ」
こなた「前言撤回!」
みゆき「あっあの……私も運営側なのですが……」
白石(司会)「はい、他の運営の皆様から是非にと……」
みゆき「あっ…ありがとうございます」
白石(司会)「さぁ次行きますよ!」
―数十分後
鈴木「本当に全員に賞あって逆に分からんな」
こなた「だねぇ。かがみはなんだっけ?」
鈴木「ツインテール特別賞。ツインテールで参加って一人しかいないのにな。」
水原「まぁ全員に何か渡したらミス陵桜に選ばれなかったとしても……って配慮ということでひとつ」
鈴木「でもこれで全員に賞が行き渡ったし」
こなた「いよいよ次だね!」
白石(司会)「さぁいよいよミス陵桜の発表だ!」
おれら「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
白石(司会)「お前ら……待たせたなぁぁぁぁぁぁ!!!」
おれら「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
白石(司会)「今年のミス陵桜コンテスト……選ばれたのは……!!」
鈴木「」(ゴクリ)
白石(司会)「エントリーNo.7番!高良みゆきさんだぁぁぁぁ!!!!」
おれら「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
鈴木「」
こなた「おー!!!」
みゆき「え?ええっ!??そのっ……何かの間違いではありませんか?番号を書き間違えたとか読み間違えたとか」
白石(司会)「いえ間違いありません!」
みゆき「いえしかし私は運営もしていますしその私が賞を頂くというのは立場的にも……」
白石(司会)「お前ら!そんなこと関係無いよな!!」
おれら「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
白石(司会)「この声が答えです!」
みゆき「あっえっーー……と……ありがとうございます?」
こなた「ひゅー!ひゅー!」
鈴木「へーおめでとうー」
おれら「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
白石(司会)「さぁ高良みゆきさん!今の感想なんかをどうぞ!」
みゆき「えーと……本当にありがとうございます!あの……私……何を言ったら……!」
白石(司会)「まぁこの後はラジオ番組もありますしね!詳しい話はその時にでもじっくりお聞かせください!」
鈴木「いやーおめでたいなー」
こなた「うわぁ……なんか棒読みだよ。というかそのラジオ番組って鈴木くんがパーソナリティー頼まれてなかったっけ?」
鈴木「ん?………あっ!そういえばそうだった」
こなた「そう考えたらみゆきさんがミス陵桜で良かったんじゃない?」
鈴木「なんで?」
こなた「『なんで?』って……ホント、かがみが優勝するとしか考えてなかったんだね。まぁかがみも実際、かなり綺麗だったし優勝してもおかしくないとは思ったけど」
鈴木「んー」
こなた「でもホラ、まったく知らない人とラジオ番組とか出来る?そう考えたらみゆきさんが優勝で良かったんじゃない?」
鈴木「そういう視点も確かにあるなー」
こなた「本当にキミはかがみが優勝することしか考えてなかったんだね」
鈴木「ん?いや、まぁそうと言えばそうだけども……」
こなた「まぁどうしてもってなら君の心の中では優勝だったって割り切るしかないよ。」
鈴木「そうだな……」
こなた「後は『俺の中ではかがみが一番だったよ』って本人に伝えればOKだよ~」
鈴木「ってなんでだよ!オイ!」
こなた「だってかかみって意外と鈍いし言わないと分かってくれないよ~」
鈴木「……。」
こなた「かがみがクオリティ高かったのは事実なんだしそれくらい言ってあげてもバチは当たらないよ~」
鈴木「はいはい、そうだよな。」
こなた「それにかがみだって落ち込んでるかもしれないしね」
鈴木「?なんで?半強制的に参加したらしいしそんな思い入れないんじゃないかなぁ」
こなた「いやいや純粋に優勝出来なかったわけだし落ち込むよ~。多分、優勝したかったと思うしね」
鈴木「うーん……」
こなた「じゃなきゃ多分、ダイエットだなんだってそんなに頑張らないよ~」
鈴木「まぁ言われてみれば本気ではあったなぁ……なんでそこまでって思わなかったわけでもないくらい」
こなた「きっと……君にいいとk……って、その答えくらいは自分で考えなよ~あんまりすぐ答えを聞くのは良くないよ~」
鈴木「はいはい……」(俺に良いところを見せたかったってか?でなんで見せたいかは俺自身で考えろと……)
水原「さて、私はそろそろ自分の用事があるからお暇するよ」
つかさ「ばいばーい」
こなた「はいはーいまた後でねー」
鈴木「俺も今すぐ行くべきか?」
水原「いや大丈夫。ミスコンが完璧に終わったら高良さんごと連れてきて。」
鈴木「ん、了解」
白石(司会)「さて、盛り上がってはいたところですが、これにて今年のミス陵桜コンテストは終了となります!」
おれら「うぉぉぉぉぉぉ!!!」
白石(司会)「さぁ出場の皆さん、並んでいただいて……大きな拍手でお見送りください!」
鈴木(確かにかがみは若干落ち込んでるような……)
白石(司会)「ちなみにこの後、ミスコン出場の皆さんは裏庭の方に出てきますから直接会いたいとかファンレター渡したいとかって方はマナーを守って裏庭に行ってくださいね!もちろん、僕宛のファンレターも大募集ですよ!!!」
こなた「あーセバスチャン調子乗ってるねー。まぁみゆきさんに会いには行こうかなぁ~せっかくだしね~」
つかさ「私はお姉ちゃんにお疲れ様って言いにいきたいな~……ねぇ、お願いしていい?」
鈴木「ん?俺?」
つかさ「そう、鈴木くん。良かったらなんだけど鈴木くんも一緒に来てもらって良いかな?」
鈴木「あぁそれはかまわないけど……逆に姉妹水入らずじゃなくて良いのか?」
つかさ「なんとなくだけど鈴木くんがいたほうが良いかなぁ~って」
鈴木「ふーん」
こなた「じゃっ裏庭行こうか。結構、人が減ってるし悪い虫がつかないうちに急がないとね!」
鈴木「悪い虫ねぇ……」(まぁかがみに対するあの評価だと確かに悪い虫がつくかもしれん。不安だ。というか俺が悪い虫だったりする……な)
-らっきー☆ちゃんねる
あきら「おはらっきー!!!今日も始まりましたらっきー☆ちゃんねるナビゲーターの小神あきらです!」
白石「アシスタントの白石みのるでーす。」
あきら「はい!ということで白石さん!」
白石「はい?どうされました!?」
あきら「テメェなんだあの司会は?」
白石「え?あ…ミスコンでしょうか?」
あきら「おぅ。テメェこのあたしを差し置いて」
白石「み、観てらっしゃたんでしょうか……」
あきら「裏からな。あたしと番組やってる時よりずいぶんと楽しそうだったじゃねぇか」
白石「い、いやあれはですね」
あきら「そんなに観客の反応が楽しいのか?ええ!?」
白石「た、楽しいですよ!!」
あきら「ほーん、じゃあたしとの番組もそんな感じでやってくれや」
白石「は、はい」
あきら「でも、あたしより目立ったら……」
白石「そ、そ……それは……」
あきら「お~と!!今日はここまでにでお時間が来てしまいました!!」
白石「あ!はい、では次回もぜひ見てください!」
あきら「せーの!」
あきら・白石「ばいにー!!」