らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[第117話]茶番が始まった

―♪『ボク、最高!』

 

水原「いやー最高!」

 

パティ「Thank you!Thank you!」

 

こなた「いやぁ清々しい気分だよ~このステージ最高だね!」

 

水原「でしょー?意外とお客さんの顔が見えるからさー、一体感というか全員で盛り上がる感じとかが共有できていいでしょ?」

 

こなた「うんうん。でもさーそれよりも面白いのが見えるしさー」

 

水原「ほぅ面白いの?」

 

こなた「例えば顔面ゆるみっぱなしの司会者とか」

 

水原「おいやめろください」

 

こなた「いやいや私たちに感謝すべきだよ~」

 

水原「ぬっ」

 

こなた「他にもねぇ~色々見えるんだよ~」

 

 

 

 

鈴木「何故だろう、アイツずっとこっちを見てる気が……」

 

かがみ「気のせい……じゃない?さすがに結構後ろの方にいるんだし見えないわよ多分」

 

鈴木「だといいけど……」

 

 

 

 

こなた「表情とかも思いっきり見えるしねぇ~」

 

水原「見られてる方は恥ずかしい気分になるからそれ以上言うのはやめたげてよ」

 

こなた「そだね~あとは個人的に詰めるよ~」

 

水原「まぁほどほどに。あくまでみんな楽しくをモットーで」

 

こなた「私は楽し」

 

水原「お互いに、ね。さ、舞台上から個人いじりはやめて次行きましょうか」

 

 

 

 

鈴木「完全に見られてるな多分」

 

かがみ「そうね多分……」

 

鈴木「文春砲スタイルの突撃にあうかもしれんな……」

 

かがみ「先に帰る?今ならアイツもステージにいるし」

 

鈴木「いや……帰ったのがバレるし週明け鬱だぞソレ」

 

かがみ「それもそうね……」

 

鈴木「それにやましいことがある訳じゃないしな。何迫さんとかべシキーさんみたいに世間的にマズい訳じゃないし……」

 

かがみ「へぇ。じゃあ……その……隣にいるのが私で恥ずかしいとかも思わないんだ?」

 

鈴木「当たり前だろ。一緒にいたくて告白したわけだし……ってなんかこの発言が一番恥ずかしいな」

 

かがみ「フフッ」

 

鈴木「さすがに読唇術でこの発言が読まれてるってことだけは無いように祈りたいな……」

 

かがみ「さすがのアイツもそこまでは出来ないわよ……多分」

 

鈴木「多分か……」

 

 

 

 

 

水原「そいじゃ次なんだけど何が来ると思う?」

 

こなた「うーん……まぁさっき話してたけど振られたじゃん。で代わりに軽音部員を拉致したじゃん。」

 

水原「色々引っかかる言い方だなぁ」

 

こなた「でもみずりんは器用じゃないように見えて器用……なように見えて実際、不器用だから」

 

水原「ディスったように見えてディスってないように見えてやっぱりディスってるよねソレ」

 

こなた「多分、つかさに振られたところで代案曲なんて用意してないと思うんだよね。」

 

水原「全部お見通しかよ。ってか個人名出すのかよ。舞台上ですよ?」

 

こなた「けど振られる可能性も考慮してどっちが歌っても大して違和感ないように選曲してるはず。ってことは本命が中の人ネタにきらら繋がりで軽音部員でもOKという二段構えにしてるんじゃない?」

 

水原「ゴメン。メタ発言はスルーしとくわ」

 

こなた「まぁあとは自然に選択肢が減った中からどれになるかだね」

 

水原「そこまで読めてるなら何か分かってるでしょ」

 

こなた「いやぁ確実には分からないよ~あくまで選択肢が減ったって話だし」

 

水原「とりあえず思う存分ネタばらしされたわけだし言っとくと意味分かんなくてもノリに乗れる電波ソングをチョイスしてます」

 

こなた「ティータイム的な?」

 

水原「完璧にバレたか」

 

こなた「そだね~まぁみずりんの趣味とさっきの条件を合わせるとだいたい答えは出たよ」

 

水原「じゃっ客席から俺らのコールを積極的にしてくれるかな?」

 

こなた「いいともー!ってそれはパ」

 

水原「断るなんて選択肢無いぜよ」

 

こなた「いやいや1人でコールは寂しいし痛いよ?」

 

水原「だってさー。ということで皆さんもオタコールしてくださいね。」

 

パティ「Oh...キョーレツなムチャブリです」

 

水原「つっても『3!2!1!Say!』くらいだからいけるいける。曲知ってる人は必ずノってね!コールについては後ろのスクリーンに出しますから」

 

こなた「無駄な本気」

 

パティ「キアイのイれカタをマチガってマス……ン?ナニかユカのイチブブンがヘンデスネ?」

 

水原「あーそこは危ないから気にしないでー下がっといてー」

 

パティ「アブナい?」

 

 

―♪~

 

水原「おっ曲が始まった!舞台裾に退散だ!」

 

こなた「やっぱりこの曲か」

 

パティ「ん?ユカがアいた!」

 

こなた「ほら袖に下がるよ!さすがに舞台上で事故はできないから」

 

 

―パァン!

 

唯「いぇーい!」

 

 

観客「おぉ!」

 

 

水原「床から花火と一緒に歌手を打ち上げてみました」

 

パティ「アブナいとイったのはこのためデスか」

 

水原「そゆこと~人間出てくるとこの真上にいるんだもん」

 

 

―♪『健気な目覚まし 二度寝の重力(グラビティ)』

 

 

こなた「ってさ床に穴開けて後はどうするのさ」

 

水原「私が居残って修理。たつとりあとをにごさずってか」

 

パティ「オゥ……みずりんキエるんですか?」

 

水原「まぁねぇ。シリアスな場面には合わないキャラだから消えちゃうよ。」

 

こなた「言ってて悲しくない?」

 

水原「わりと悲しい。とりあえず私はここで見てるから2人は客席行って盛り上げてきてー」

 

こなた「はいはーい」

 

俺ら「3,2,1,say!」

 

 

―♪『オチャメロディカルビューティバンバン そう笑顔で』

 

 

俺ら「so happy days」

 

 

―♪『送るメールが輪になって バースデイのサプライズ オトメロジックに着火Bomb Bomb 輝かせて』

 

 

俺ら「uh everyday」

 

 

―♪『アプリチックな占いで wake it wake it 未来』

 

 

つかさ「わぁー」パチパチパチパチ

 

こなた「直前の無茶振りの割にはみんな訓練されてたね~」

 

つかさ「あっこなちゃんおかえりー」

 

こなた「ただいまー」

 

梓「お疲れ様でした」

 

つかさ「こなちゃんかわいかったよ~」

 

こなた「あーありがとー」

 

パティ「ハァイわたしはひよりをサガシにイてきまーす。こなたバイバイー」

 

こなた「んーパティもお疲れ~明日またバイトでね~」

 

パティ「ハァイ」

 

梓「で唯先輩ですよ。フリフリな衣装まで着てノリノリで歌って……」

 

こなた「アイドルっぽい感じはあるねー。かわいいし良いんじゃない?」

 

梓「んー……私達、ホントは軽音楽部なんだけどなぁ」

 

こなた「いやぁだから良いんだよ~その道のプロじゃない感じがね~」

 

梓「んーいやその感じは分かりませんけどね」

 

 

唯「ということでありがとうございました!」

 

 

俺らA「うぉぉぉぉ!」

俺らB「唯ちゃーん!!!!」

俺らC「かわ唯!!!!!」

 

 

唯「おぉ!なんか覚えられてる!?いぇーい!ピース!」

 

みゆき「平沢唯さんありがとうございました」

 

副委員長「ありがとうございました」

 

唯「おっ!?」

 

みゆき「あ、申し遅れました。私、文化祭実行委員長の高良みゆきと申します。」

 

唯「おおっ委員長!」

 

副委員長「副委員長です」

 

 

 

こなた「へぇみずりんここでみゆきさんを使うとは……」

 

つかさ「ゆきちゃんも後夜祭出てたんだ~」

 

こなた「遠いし準備でお疲れだったから帰ったと思ってたよ~。まさか出る方だったとは……いやぁ色々出てるけどサ。そして副委員長まで出してくる。みずりんの妙な優しさだね~」

 

 

 

みゆき「平沢さんありがとうございました。」

 

副委員長「急なお願いだったのにありがとうございました」

 

唯「いやいやなんの~」

 

みゆき「……?急にお願いしたんですか?」

 

副委員長「え!?あ~うん、さっき急遽決まったって聞いたんだ!」

 

みゆき「なるほど、それはそれは……平沢さん申し訳ありませんでした。もし何か予定などありましたら」

 

唯「良いんだよ!気持ちよく歌えたし私の方こそありがとう!」

 

みゆき「いえこちらこそありがとうございました。平沢唯さんでした」

 

唯「またね~」退場

 

副委員長「さて、次はどなたが出てくるのでしょうか」

 

みゆき「後夜祭は委員会が仕切っているわけでもないので分かりませんね。それより」

 

副委員長「はい?」

 

みゆき「さすがに後夜祭に出演する人をその場でヘッドハンティングして決めるのはいかがなものでしょうか?」

 

副委員長「ん?んー」

 

みゆき「今回は快く引き受けてくださったので良かったのですが……もしお困りの時は出来れば委員会に言っていただければ、とお伝えください」

 

副委員長「はい……もしかして歌いたかった?」

 

みゆき「いえ、そういう意味では無くですね。というより私から水原さんにお伝えすれば良い話ですね。失礼しました」

 

副委員長「あ、確かに。」

 

みゆき「もっとも終わったことを言っても仕方ないのはありますが……。」

 

副委員長「まぁそうかもしれないね。そろそろ次にいきましょうか」

 

みゆき「はい、次は…進行表によると私が悪党退治……」

 

副委員長「ん?悪党退治って曲かな?」

 

みゆき「いえそうではなくですね……」

 

副委員長「お仕置きされたいと考える危ない人を退治しちゃおう!というコーナー?それだと僕が退治されるかもしれないけど」

 

みゆき「言ってる意味がよく分からないのですが、それも違います。」

 

副委員長「じゃあどんな?」

 

みゆき「はい、実は実行委員会にメールが届きました。要点のみ読みますと『今年のような文化祭、後夜祭を今後も続けるのであれば私が陵桜学園を乗っ取ります』と。このようなメールが届いたのです。」

 

副委員長「わぁお。学園を乗っ取るなんてとんでもないことを思いつくね。すごいすごい」

 

 

 

 

こなた「何かおかしい。」

 

つかさ・唯・梓「?」

 

こなた「だって桜高の2人は知らないとしても学園乗っ取り宣言にしてはみゆきさん落ち着き過ぎじゃない?」

 

つかさ「そうかな?」

 

こなた「いやみゆきさんは落ち着いてるだろうけどこんな堂々と言う?」

 

つかさ「確かに……」

 

こなた「何かみゆきさん隠してるよ。実はもう犯人も分かってて手を打ってるとかね」

 

つかさ「んー……」

 

こなた「でも乗っ取りうんぬんよりもっとおかしいのが副委員長。さっきから変態的……じゃなくて攻めた発言が多いよ。この場であんな発言が出来るのに普段みゆきさんに告白の一つも出来ないなんておかしいよ」

 

つかさ「それは人によるんじゃないかな……」

 

こなた「何よりいつもよりノリが軽いよ。」

 

梓「で結論はどうだと思うんですか?」

 

こなた「んーもう犯人も決まってて何かしらで犯人を導き出し自白させたりする火曜サスペンス劇場的な?」

 

唯「お芝居ってこと?」

 

こなた「そだねー。どちらかと言えばコント的な?どうせ台本はみずりんが書いてるだろうし」

 

つかさ「なるほどー」

 

こなた「まぁなま暖かい目で見てあげようよ」

 




-らっきー☆ちゃんねる

石橋「どうもーらっきー☆ちゃんねる始まりました!ナビゲーターの石橋です。」

白石「アシスタントの白石みのるでーす。……って、えぇ!?!?!?な!?石橋先生がナビゲーター!?ってえぇ!?」

石橋「なんか小神あきらがシスタンとかえよーぜ的なこと言ってたやろ?」

白石「まぁちょいちょい言ってますね。」

石橋「そこで逆転の発想でナビゲーターを変えてみたんや」

白石「なんか……とんでもないですね。発想が」

石橋「で、桜庭先生に番組スタッフが頼みに行ったんやけど断られて俺が来たわけや」

白石「へー……」

石橋「で、本編は茶番劇が始まったやろ?」

白石「そうですね」

石橋「次回、俺もこの茶番に参加するんや。」

白石「ということは……」

石橋「次回は俺がナビゲーターには入られへんねんな」

白石「なるほど……というかですね……ナビゲーターがあきら様ではないどころかオリキャラ教師って……」

石橋「なんや?」

白石「これ、らっきー☆ちゃんねるって言えるんですかね?」

石橋「さぁ?まぁテキトーでええんちゃう?一応終わりの挨拶だけちゃんとするわ。」

白石「終わりよければすべでヨシですか……」

石橋「学生なんてそんなもんやろ。受験とか最後は入試の点数とかで結果が出るんやしな」

白石「急にまじめな話ですか……」

石橋「もちろん、過程とかも見てる人は見てるけどな。点数で測られへんところに来た時、それまでの過程がやっと出てくるんや」

白石「へ、へー……」

石橋「じゃあ、一応挨拶だけするで」

石橋・白石「ばいにー!」
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