ごめんなさい
石橋「おい、起きろー」ボコッ
副委員長?「……うぐっ……」
みゆき(蹴り起こし……台本通りとは言えなかなか刺激的な光景ですね……)
石橋「おい」ボコッ
副委員長?「ゲフッゲフッ……」
石橋「やっと起きたか」
副委員長?「私はどこ?ここは誰?……」
石橋「何言うとるんや」
副委員長?「あっ思い出したぞ!よくもこの僕に百裂拳を食らわせたな!!!」
石橋「おっなんや!刃向かうんか?ナントカ水鳥拳でも使うんか!?」
副委員長?「お前の血の色は何色ダァァァァァ!」
石橋「ゴメン、アドリブでネタ振ったん俺やけどノらんていてくれる?話進まへんから」
副委員長?「くっ……で私がケガでもして副委員長として責務を果たせなかったらどうするんだ!?」
石橋「まだそんな寝ぼけたこと言うてるんか。ええか?寝言は寝て言うんや?おまえは今寝てるんか?」
副委員長?「起きてます!」
石橋「じゃあ寝言は言ったらアカンやろ。」
副委員長?「寝言じゃねぇよ!おれっちは紛うことなき副委員長だぞオラァ!」
石橋「高良、鏡持っとるか?」
みゆき「はい」
石橋「ホラコレ見ろ。どう見てもお前は副委員長やない」
副委員長?「なっ!?僕のハリウッドでも使われる特殊メイクがいつの間にか!?」
石橋「なるほど……ハリウッドの技術を使えば顔の輪郭やら体型やら声まで全部変えられるんやなぁ。」
みゆき「先生、感心するのはそこじゃないです。変装していた彼は……!」
石橋「水原、お前やったか」
水原「まさかこうも簡単にバレてしまうとは……」
こなた「まぁ私は副委員長が偽物って時点で誰が中の人か分かってたけどね」
つかさ「こなちゃんすごいね~私は全然分からなかったよ~」
こなた「いやみずりんが台本書いてるんだったら自分以外が百裂拳食らうようには書かないでしょ」
つかさ「んー……そうかも……」
こなた(ただのドMじゃん)
石橋「まぁ偽物であるっていうんはみんな分かっとったけどな」
水原「くっ……」
みゆき「そして脅迫も水原さん、あなたですね?」
水原「いや、それとこれは別だ!」
石橋「ふーん……とりあえずホンモノはどこにおるんや?」
水原「体育館倉庫だよ」
石橋「なるほど。高良、助けに行ったり。この場は適当にもたせとくから」
みゆき「あっはいよろしくお願いします」
石橋「とりあえずやな、脅迫メールについて知ってることしゃべってもらおうか」
水原「いや、メールが来たことしか知らない!」
石橋「岩山両斬波!」
水原「ひでぶ!」
石橋「脅迫メールについて話してもらおうか」
水原「私が悪いって決めつけてかかってるじゃないか!」
石橋「天破活殺!」
水原「あべし!」
石橋「さぁ脅迫メールについて話してもらおうか」
水原「だからなぜ私を疑っ」
石橋「剛掌波!」
水原「べっ△○&*◇!?」
石橋「いいか、質問の答え以外をしゃべるとこうなるんや……」
水原「くっ……」
石橋「そろそろ使える技のネタも無くなったししゃべってもらおか。脅迫メールにお前、関係しとるな」
水原「………あぁ」
石橋「やな。で学校転覆を狙っとる」
水原「……それが一番の狙いじゃない……」
石橋「ほぅ」
みゆき「先生!体育館倉庫で無事に本人を発見しました」
副委員長「すいません……」
石橋「おぉ無事か?」
副委員長「はい、なんとか……」
石橋「おぉ良かった良かったお疲れさん。そやそや水原、とりあえずなんで副委員長に化けとったんや?」
水原「それは……委員会に潜り込むためで……」
みゆき「やはりそうだったんですね」
水原「あとは灯台下暗しとも言うので委員長に一番近いところと」
みゆき「近いの意味を履き違えていたような気もしますが……」
水原「それはほんn」
副委員長「わー!ひどいぞ!そんな理由でなりすますなんて!」
水原「すまない……悪気しかなかった」
石橋「開き直りおったw」
みゆき「そして委員会に紛れ込んだのですね」
水原「……はい」
みゆき「紛れ込んだ理由は?」
水原「自由度が高いから」
副委員長「はい?」
水原「委員会側に回れば脅迫メールに大して屈するにしても対抗するにしても対処方法が色々使えるので」
石橋「ふーん……つまり」
みゆき「水原さん、あなたは脅迫メールと少なくとも関連があると言うことですね」
水原「黙秘権」
石橋「黙秘権はない。」
水原「なっ!?基本的人権は尊重されるんだろうが!」
石橋「あのな。高良、基本的人権は犬や猫とかに認められるか?」
みゆき「いえ……」
石橋「そや。まぁ法"人"とか細かい部分は抜きにして人以外には基本的人権は認められない。」
水原「それが……?」
石橋「お前は人か?違うだろ?だから黙秘権は無いんや」
水原「ちょっおまっ」
石橋「さて、続きに行こか……メール出したんもお前やろ」
水原「それは……」
石橋「このメールが来たのはAM3:24」
水原「それが……?」
石橋「送信元アドレスはこの学校のPC。図書室にある番号がGPWS0718のPCから送信されとるところまでは確認できとるんや。」
水原「はぁ……」
石橋「この時間に図書室に入れる奴が犯人やんな?」
水原「まぁ……それはそうでしょうけど……」
石橋「高良、アレを」
みゆき「はい」
水原「なんですかその紙」
みゆき「これは当夜の宿泊届です。」
石橋「まぁ文化祭準備で泊まり込んどるのもおるやろうけどまず容疑者はこの中に絞られるんや」
水原「まぁねぇ……確かにその日は私も泊まり込みして容疑者の一人ではあるけども」
石橋「基本的に宿泊届を出しとる生徒は安全管理のため作業教室外には出られない。使えるトイレも指定されとるくらいや」
水原「へぇ……そういえばそういうルールありましたね。」
石橋「そうや。お前にとっては『そういえば』ってレベルなんや」
水原「はい?」
石橋「他の奴は遵守してる。けどお前は『そういえば』レベルなんや」
水原「どういう?」
石橋「お前、3-A教室で届けてるけど実際はこの日ちゃうとこでちゃうことしてたやろ?」
水原「それは……」
石橋「そこを咎める気は無い。なんせ命令したんは俺やからな。でどこにいたか覚えてるか?」
水原「……体育館」
みゆき(そういえば体育館で夜、先生に帰らされ翌朝には作業が終わっていたことがありましたが……いや、これはフィクションでしたね……)
石橋「やな。けど1時過ぎに呼び出されて職員室来たやろ?」
水原「はい。宿直の先生が3人しかいなくて麻雀するのに面子が足りないからと職員室に呼び出されて」
石橋「まぁお前ボロ負けで何回ハコテンなるねんって感じやったけどな」
水原「いやいやアレは石橋先生が全局国士で端っこ捨てたら当たるし真ん中切ったら当然のように他の先生に当たるしでどう考えても不思議な力が働いてたでしょ?まぁ現場掴めなかったので深くは言いませんけど」
石橋「だいたいお前が東一局か二局にはトぶからあかんねやろ」
水原「いやそりゃ25000持ちで初っ端から役満直撃したら……まぁいいや。その麻雀がどうかしたんですか?」
石橋「休憩が入ったのが3時過ぎやったな?」
水原「記憶にございません……」
石橋「まぁ記憶になくても防犯カメラの記録にある。で、3時過ぎにお前、職員室出たよな?いや、出た。その時に図書室の鍵ごと消えてるんや」
水原「……。」
石橋「で3:28には帰ってきて図書室の鍵も所定の位置にある。その後は半荘一回……まぁ東一局で終わったけど」
水原「いや、国士トリロンとか無いわぁ……」
石橋「つまり、3:24に図書室からメールが送れるのはお前だけ。あるいはお前が図書室の鍵を渡して誰かに送信させたか知らんけどお前が首謀者なのは間違いないんや」
水原「……。」
石橋「そろそろ認めたらどうや?」
みゆき「水原さん、あなたは実行委員会に脅迫メールを送り混乱させ、さらに実行委員会に潜り込んで自分の思い通りになるようにした。違いますか?」
水原「一つだけ……混乱させて思い通りになるようにした訳じゃない。混乱しないように操って思い通りに動かそうとしたのだ」
みゆき「今回の件はすべてあなたがやったことだと認めるんですね?」
水原「……イエス」
みゆき「……」
副委員長「………」
石橋「長かったな。さて、……」パキポキパキポキ
みゆき「先生、少し待ってください。」
石橋「ん?」
みゆき「何をされるおつもりでしたか?」
石橋「ん?あぁ……コレ何の時間か思い出してみ」
みゆき「確か……『悪党退治』でしたよね?」
石橋「やろ?それとも高良がやるか?」
みゆき「いえ……ただ本当に悪党かどうかはまだ判断できないと私は思います」
石橋「ふーん……」
みゆき「なぜこのようなことをしたのかも聞けていません。悪党と判断するのは少し早いのではありませんか?」
石橋「ふーん……OK。じゃ悪党と判断したら退治は俺?」
みゆき「もしよろしければ」
石橋「OK」
水原「自分は手を汚さない。どっちが悪党なんd」
副委員長「うるさいぞ!まだ生き延びるチャンスが与えられたのに!」
水原「おぉい死ぬ前提かよ!?」
副委員長「いや、普通死ぬでしょ。あれだけ北斗神拳受けたら……」
水原「んん……」
石橋「そうや、初代のパチスロ北斗の拳に出てきた技がだいたいのレパートリーや」
水原「未成年にパチスロの話すんなし」
石橋「あと出てへん技って分かるか?」
水原「要はWikipediaだと最初の方にあるような有名な技……」
石橋「せやな」
水原「あっ……」
石橋「気づいたみたいやな」
こなた(あー雑魚キャラに使われた死亡確定技だね……って死んじゃうじゃん!)
白石「へー石橋先生と水原と他2人の先生で麻雀してたんですねぇ」じゃらじゃらじゃら
石橋「一応、脅迫メール云々の話は作中内の茶番やからウソやねんけど」コロコロコロ…
ナレーター「麻雀してたのはマジなんですか? 5の2…」コロコロコロ……
石橋「そやで。この話がこのタイミングなんは咲シリーズ原作最新刊がちょうど今月発売されたからやけど」
あきら「へー……」(ん…?この配牌って……)
ナレーター「咲-saki-シリーズの能力とかやばいですよねぇー」(配牌が……なるほど……種はわからないけど)
石橋「俺あんま知らんけどな」
白石「嶺上で有効牌を引くとか、海底で必ず和了るとか、連続和了とかカッコいいのが多いですよねー!」(お、なかなか良いタンヤオ三色も十分見えるイーシャンテン……起家でこれはいいですね)
あきら「白石、咲トークはいいから、はやく切ってくんねーか?」
白石「はい、これはこれは失礼…」(とりあえず要らない字牌を…)トンッ
あきら「ロン!」
白石「えぇ!?あきら様!?!?」
あきら「ふふーん。国士無双十三面待ち」
白石「な……なんですと!?」
ナレーター「これってダブロン有りでしたよね?私もロン。十三面待ちの国士無双です」
白石「は、はいぃ!?!?!?」
石橋「ついでに言うとな、トリロンも有りや。ロン。十三面待ち国士や。まぁ十三面待ちでも普通の役満やから32000やけどな」
白石「な、なんだってー!!!!!?????」
石橋「本編で水原にやったことをそのままやってみましたー!!!!」
白石「SOA!イ、イカサマですよ!!!」
石橋「イカサマならアウトやけどな。能力やったら?」
ナレーター「咲-saki-の世界では普通に有りですね」
あきら「ま、席順で1着だからなんでもいいやー」
ナレーター「ちなみにこの国士トリロンが石橋先生の能力なんですか?」
石橋「国士トリロンは結果やな。俺は么九牌だけは自由に操れるんや」
白石「な……えぇ!?」
-信じるか信じないかはあなた次第。