みゆき「さて、良いですか?嘘偽りなく答えてくださいね。私が悪党と判断した時点であなたは退治されます。」
水原「ひぃ……」
副委員長(目がマジだ。演技でここまでできるなんてやっぱりすごいなぁ……水原マジでビビってるし……)
みゆき「良いですね?では単刀直入に、なぜこのようなメールを送ったのでしょうか?」
水原「それは……」
みゆき「委員会や学校に不満があったのですか?」
水原「……はい。」
みゆき「では何故、不満を委員会や学校側に直接言わず脅迫メールを送信したのでしょうか?」
水原「……ふつうに言っても聞き入れてもらえないと思いました」
みゆき「それでメールにより混乱させてからうまく自分の思い通りになるように操ろうとしたのですね?」
水原「はい……」
みゆき「では何故聞き入れないと決めつけたのでしょうか?」
水原「それは……」
みゆき「では、今ここで不満を聞きます。言ってください。あなたが学校を自分の思い通りにしたくなるまで追い詰めた不満をどうぞ!」
水原「へぇ!?」
みゆき「言わないのでしたら脅迫メールの件は悪質な理由無き悪戯と判断します。し、今ここで不満を白状すれば少なくとも委員長の私の耳には入りますよ?それでも言えませんか?」
水原「ふぅ……じゃあ言う。これ言ったら私の株が下がっちゃうからなぁ……」
みゆき「あの……下がる株がそもそもあるのでしょうか?」
水原「ダー!!!じゃぁ言ってやるよ!!!学校全体の文化祭企画から準備、設営までやたら押し付けられて縁の下の力持ちみたいな扱いされてふざけんなよ!!終電下校か始発下校がザラになってんだぞオイ!なんだコレ!?ブラック企業か!?」
みゆき「えっ?」
水原「『えっ?』じゃねぇよ!縁の下らしく委員会が帰った夜9時に登校して委員会が登校する前の始発電車で帰ってんだよ!簡単な建設から飾り付けやらなんやらをやって最後の一部分を委員会が一押しするだけの状況を作ってんだよ!そして手柄は全部委員会なんだよ!!!!」
みゆき「……。」
水原「え?なんとか言うてみぃや!!??!?!?」
石橋「水原、キレてんの?」
水原「キレてないッスよ………ってなにやらすんじゃ!!!」
副委員長「何やってるんだ……」(ボソッ)
水原「とにかく!頑張れば報われる的なのを信じて色々黙ってやってきたが!!良いことは何も起きないどころか私がやったことすら伏せられたような状態だ!まだ口止め料でも出るならかわいいもんだが一切何も無し!どうなってやがる!?」
みゆき「それは……というよりそのようなことがあったんですね」
水原「それさえも知らなかったと?……ほ~………ふざけんじゃねぇ!!!」
みゆき「それで自分は頑張っていたのに何も無いから自分の思い通りになればいい……と思われたのですか?」
水原「あぁそうさ!だいたい強制労働に近いんだし深夜の作業時間には報酬すら出ても良いだろう!!!何もなく生徒一人で深夜の学校で黙々と作業したり先生の麻雀の相手したり……賃金が発生するわけでもなけりゃ仲間との楽しい思い出ってわけでもない!どないなっとんのじゃコラァ」
みゆき「……。」
水原「こっちとら過労でっせ!?来年度以降、是正したるためにも現場を知る私がなんとかしたらなあかんやろ!!」
みゆき「そういう正義の心に目覚めたゆえの行動だったと仰るのですね」
水原「あぁ」
みゆき「では何故、その場その場で訴えるようなことをせずこのような陰湿な手段を使われたのでしょうか?私たちが聞き入れないと決めつけたからですか?」
水原「おぅよ。こんな無茶振りするような委員会に期待なんざ出来ねぇよ」
みゆき「でしたらボイコットするなどの実力行使もあったはずです。私たちは強制労働させたつもりはありませんし直接水原さんに依頼した件も快く引き受けてくださったと記憶しています」
水原「無言の圧力だろうがよぉぉ!!!断れねぇよぉぉぉ!!」
みゆき「ではなおさらボイコットなどの手段で訴えれば……水原さん、作業当時何も言わずなぜ今になって言うんですか?」
水原「それは今聞かれたからだろ!!!」
みゆき「その場で声をあげないというのは結構、作業自体は楽しまれていたからではありませんか?」
水原「それは……逃げられないだろうが!!引き受けざるをえなかったろ!!」
みゆき「そうでしょうか?」
水原「あぁそうだ!こんなふざけたことやってらんねえよ!だから中身から変えてやりたかったんだ!」
みゆき「分かりました。」
水原「やっと私の正しさが」
みゆき「石橋先生、お願いします」
石橋「はぁぁぁぁぁ……!!!北斗残悔拳!!!!」ズボッ
水原「くっ!?なっ!!??」
みゆき「やはり言うべきときに言わず後からもっともらしい理由をでっち上げたようにしか思えません。以上です」
水原「ちょちょっ」
石橋「指を抜いてからお前は7秒で死ぬ」スポン
水原「あっちょっ!?えっ!?まだ死にたくああああぁぁぁあ゛あ゛ぁぁあ゛あ゛あ゛」バシャーン
みゆき「……散りましたね」
石橋「せやな」
副委員長「これで不埒なことを考える野蛮なテロリストは」
みゆき「いなくなりました。実行委員会の今年の仕事もおしまいです。」
石橋「まぁ後片付けは実行委員会お疲れさんってことで免除やもんなぁ」
みゆき「気にはなっていたのですが後片付けは毎年どなたがされているのでしょう?」
石橋「ん?まぁ知らん方が幸せちゃう?体育館なんかは運動部みたいに使われへんかったら困る奴らがやるやろうけどな」
みゆき「はぁ……」
副委員長「あ、最後の宣言をしとかないと!」
みゆき「そうでしたね。このお話はフィクションです。実際の個人、団体、事件その他とは関係ありません。私たち委員会プレゼンツの寸劇です。」
石橋(まぁ一部以外はだいたい事実やったけどな)
みゆき「さて、実は後夜祭も残すところあと少しとなってしまいました。」
石橋「ほな俺はここでな」
副委員長「はい、ありがとうございました。」
みゆき「石橋先生ありがとうございました。さて、最後は……サライですよね?」
副委員長「うん、みんなで歌おう!」
みゆき「今年の後夜祭はサライをみんなで歌っておしまいです。私たちもそちらにいきましょうか」
あきら「悪は滅んだ」
白石「ですね」
ナレーター「そしてこのコーナーも……」
あきら・白石「え!?」
ナレーター「私も……」
あきら「あー…」
白石「ナレーターさんはらき☆べるのナレーターさんですもんね……らき☆べるが終われば……」
ナレーター「さーてサライ歌う準備でもしよー」