らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[最終?話]それぞれの翌日

―翌朝・こなたの部屋

 

ゆたか「ふわぁぁーおはよーお姉ちゃん。早いね?」

 

こなた「おはよーゆーちゃん。いやぁ文化祭も終わったしひさびさに徹夜でネトゲしてたよ~」

 

ゆたか「えっ……大丈夫?」

 

こなた「うん、今日も学校休みだしね~たまには羽目外さないと~」

 

ゆたか「いや、お姉ちゃん今日、ひさしぶりにバイトだったよね?」

 

こなた「あ゛!忘れてた!」

 

ゆたか「大丈夫?休むって電話しとく?」

 

こなた「いや、あんまり顔を出さないのもアレだし大丈夫だよ~」

 

ゆたか「そう?」

 

こなた「うん、今からなら仮眠が2時間半は取れるから大丈夫だよ~」

 

ゆたか「そう?じゃあおやすみ」

 

こなた「おやすみ~」

 

―カチャン

 

こなた「って今から仮眠とったら多分起きられないなぁ……仕方ない、このまま起きてよ………ふわぁぁぁぁー………ヤバいかも……あ、そういえばかがみと鈴木くんが付き合ったんだっけ?まぁ今更感あるけども。多分、今日はデートかなぁ。文春砲やりたかったけどバイトだしなぁ……。あ、そうだ。みずりんにレポートしてもらおう。ついでにあの2人がやっと付き合ったこともみずりん知らないだろうから教えてあげないとね~。みずりんの番号は……と。」

 

―ピッ トゥルルルル...

 

こなた「ん?なんで私、説明口調なんだろ。」

 

 

 

―体育館

 

水原「zzz...ムニャムニャ...zzz...」

 

―♪『働いて働いて働いて辛いよ~』

 

水原「!?電話か?」

 

―ピッ

 

水原「はい、お電話ありがとうございます。陵桜学園職員室水原が承ります。」

 

こなた(電話)「何ボケてるの?」

 

水原「はい?」

 

こなた(電話)「私だよ。泉こなただよ。だいたいこれみずりんの携帯でしょ?」

 

水原「えぇ携帯です……私今何言いました?」

 

こなた(電話)「陵桜学園職員室って言ってたじゃん。もしかして寝ぼけてる?今起きた?」

 

水原「はい。イテ……イテテテテ……首がアア……イテテ」

 

こなた(電話)「喘がないでよ気持ち悪い。」

 

水原「ちげぇよ。寝落ちしてたせいで体勢が変で全身痛いアタタタタ……」

 

こなた(電話)「寝落ちってみずりんも徹夜でネトゲ?でもみずりんはネトゲしないよね?じゃあ徹夜でネトマ?」

 

水原「どっちも違います。体育館で後片付けしてたらいつの間にか寝てた……」

 

こなた(電話)「え?後夜祭のアレってマジだったの?ネタだと思ってた」

 

水原「後夜祭のはネタだよ?だって元から決まってたし」

 

こなた(電話)「うへぇ。断れば良かったじゃん」

 

水原「まぁ断れない様々な事情があるのですよ……」

 

こなた(電話)「つかさにバレると何かマズい秘密でも握られてるの?ってか、だいたいバレてるしそんなの無いでしょ?」

 

水原「いやいや自己都合。自分の将来とか進路のことを考えてね。」

 

こなた(電話)「へ?進路と文化祭の後片付けって関係あるの?」

 

水原「まぁ、万一の時には石橋先生に推薦状書いてもらわないとだから」

 

こなた(電話)「推薦状?大学の?」

 

水原「いや、陵桜学園の。もしくはその前の勤務先の」

 

こなた(電話)「あっ就職先?」

 

水原「そゆこと~。ってかそんな私の進路の話するために電話してきたわけじゃないでしょ?」

 

こなた(電話)「あぁうん。実はさーかがみと鈴木くんがね、やっと付き合ったそうなんだよ」

 

水原「ほぅ!」

 

こなた(電話)「昨日つつきまくったらそういう供述が出て来た。」

 

水原「ほぅほぅ。いやぁおめでたいねぇ」

 

こなた(電話)「でしょー?で、今日デートっぽい感じがプンプンするから」

 

水原「尾行してこいと」

 

こなた(電話)「さっすが、みずりん!分かってる~!」

 

水原「お断りします。」

 

こなた(電話)「なんでー?面白そうじゃん」

 

水原「バレたら命が危うそうだし」

 

こなた(電話)「そう?大丈夫だよ!」

 

水原「尾行してる風貌がヤバすぎて通報されたり」

 

こなた(電話)「それはあるかも」

 

水原「何より文化祭の後片付けがあるんだよ!!!!」

 

こなた(電話)「え~サボっちゃいなよ」

 

水原「それは出来ない。」

 

こなた(電話)「進路のため?」

 

水原「いや、週明けのため。片付け終わらなかったら授業に支障がでそうなレベルなんだよ」

 

こなた(電話)「へー」

 

水原「だから面白そうだけど私は参加できません。以上」

 

こなた(電話)「面白そうとは思うんだね」

 

水原「まぁね。最近、社畜が主だしね。たまには他人の青春でも覗き見てキュンキュンしたい」

 

こなた(電話)「キュンキュンねぇ……でも今日キュンキュンするつもりは」

 

 

水原「無い。」

 

こなた(電話)「使命感だねぇ」

 

水原「いや、社畜感だな」

 

こなた(電話)「はいはい。じゃ頑張ってよ」

 

水原「ういっす」

 

 

―プツッ ツーツーツー

 

水原「そっかぁ。あの二人はくっついてくれたんやね。ホンマやったら『リア充氏ね』って言いたいけど……まぁ喜んでる人もいるし、と考えたら私も素直に祝っとくかなぁ。………何かの刺激になって私にも良い風が吹いたり……したらいいな。」

 

 

 

―みゆき宅

 

みゆき(昨晩、彼は一体何が言いたかったのでしょうか……)

 

副委員長(回想)「す……すこんぶっておいしいよね」

 

副委員長(回想)「す……タコには酢醤油よりわさび醤油だよね」

 

副委員長(回想)「す……水中で目を開けられるってすごいよね」

 

みゆき(確かにすこんぶはおいしいですしタコにはわさび醤油が良いと思いますし水中で目を開けることは私には出来ないのですごいと思いますが……彼は何が言いたかったのでしょうか……)

 

 

 

 

―黒井先生宅

 

黒井「ふぁぁぁひさびさによー寝たなぁー。さ、ひさびさにガッツリネトゲでも……」

 

PC画面『2週間ログインが無かったためアカウントが削除されました。』

 

黒井「そっ!そんなアホな!?たかが2週間ログインせんかっただけでアカウント削除ってそんなアホな話あるかい!どないなっとるんや!ウチの課金はどないなったんや!?」

 

 

 

 

―柊家

 

かがみ「ふわぁ……おはよう」

 

つかさ「あっお姉ちゃんおはよー」

 

かがみ「!?!?!?今何時!!????……ってまだこんな時間?」

 

つかさ「?」

 

かがみ(そうよね……つかさが早く起きてることもそりゃあるわよね……寝坊したと思ってビックリしたわ……)

 

つかさ「そういえばお姉ちゃん、今日は何か予定ある?」

 

かがみ「えっ?うーんちょっとね。」

 

つかさ「そっか~。鈴木くんとデートなんだ~。」

 

かがみ「ブッ!ちょっ!?どっから聞いた!?」

 

つかさ「あっやっぱり図星なんだ~」

 

かがみ「なっ!?謀ったわね!」

 

つかさ「ごめんごめん。お姉ちゃん幸せそうだったから~ついそうじゃないかな?って」

 

かがみ「うそ?そんなに顔に出てる?」

 

つかさ「うーん……でも私たちずっと一緒だから見たら分かるよ」

 

かがみ「そう……ちなみに姉さんたちは?知らないわよね?」

 

つかさ「多分、知らないと思うよ。」

 

かがみ「そう?なら良いんだけど」(知ってたら尾行されたり、後で尋問されたりなんて思ったら楽しめないわよ……)

 

つかさ「だから今日は楽しんできてね~」

 

かがみ「……アンタ私の心でも読んでる?……んなワケ無いわよね?」

 

つかさ「バルサミコ酢~」

 

 

―しばらく後

 

かがみ「じゃ行ってきまーす」

 

つかさ「行ってらっしゃーい」

 

―バタン

 

まつり「ん?つかさ、かがみだけ出かけたの?」

 

つかさ「え?うんそうだよ~」

 

まつり「なるほど……ふむふむ。よし」

 

いのり「まつり、どうしたの?なんかやる気みたいだけど」

 

まつり「いやぁ、かがみが一人でお出かけみたいだからさ~尾行しよっかなぁ~って」

 

いのり「なんでよ」

 

まつり「だって、つかさ置いてお出かけって言ったら噂の彼と……くらいしか考えられないじゃん!」

 

いのり「なるほど」

 

つかさ「ダメだよ~それしたらかがみお姉ちゃん怒ると思うよ~」

 

まつり「なるほど。正解いただきました!」

 

つかさ「あっ」

 

まつり「じゃそういうことで」

 

つかさ「やめといてあげよ~よ」

 

まつり「きっと普段見れないかがみが見れるしおもしろそうじゃん!バレなきゃ大丈夫だって」

 

いのり「まつり、つかさもこう言ってるし今日はやめときなよ」

 

まつり「なんで?姉さんも気になるでしょ?」

 

いのり「そりゃ気になるけどさ。もしウチに挨拶にでも来ることがあって『あの時、追いかけ回していた』なんて言われたら気まずいじゃん」

 

まつり「確かに……」

 

いのり「それよりは機が熟した時にその彼の友達とか紹介してもらった方がウィンウィンだよきっと」

 

まつり「あ~確かに」

 

いのり「とりあえず私たちはかがみの土産話を楽しみに今回は待とうよ」

 

まつり「それもそうだね」

 

つかさ(バレちゃった……かがみお姉ちゃん怒るかな……いや、私が言ったんじゃなくてお姉ちゃんたちが自分で気づいたんだから大丈夫だよね)

 

―駅前

 

かがみ「おはよう!ごめん待った?」

 

鈴木「いやいや大丈夫、まだ約束の30分前だしな。」

 

かがみ「そう?って私が言うのもなんだけど早くない?」

 

鈴木「まぁ1時間前に着いたしな……ついうっかり時計を見間違えただけだがな」

 

かがみ「ちょっと!しっかりしなさいよねまったく……」

 

鈴木「まぁまぁ楽しみで夜しか寝られなかったから朝早く起きちまったということで」

 

かがみ「夜しか寝られないってそれ正常じゃない!」

 

鈴木「あはははー。ま、せっかく早く来たんだし行こうぜ」

 

かがみ「うん!……ってどこに?」

 

鈴木「着いてのお楽しみ!よし行こう!」

 

 

-おわり




あずきシティより

長い間ありがとうございました。ずっとここまで読んでくれた方がいらっしゃるのであれば私にとってこれほどうれしいことは、まぁありません。みなさまの大事な時間をここで使っていただけたこと、大変うれしく思います。

私としては終始ほぼギャグやネタに走ることができて自己満足しています。
笑いあり!?涙なし!!ハートフル!?!?コメディ!!!!
とそんな思っていただければ幸いです。

らき☆べる は今回で、一応終わりになります。一応というのは一部分で抜けているラッキースターユニバース編や、この後のクリスマス編などのおまけパートを用意しているからなんですが。年内はチョボチョボ更新があると思っといてください

今後またどこかでお会いできれば幸いでございます。
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