らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[LSU2話]魔王の城の近く

―謎の森

 

水原「お……おぅ……誰もいねぇ……しかもどこやこれ……」

 

―カサカサッ

 

水原「お?……誰かな?」

 

みなみ「私です」

 

水原「あぁお疲れ様ー他のみんなはいない感じか……」

 

みなみ「はい」

 

水原「にしても……どこだろうねぇココ……妙な衣装?になってるし」

 

みなみ「分かりません……」

 

水原「とりあえず……みんなを探そうか」

 

みなみ「はい……ゆたか……」

 

水原「せやなぁ……早く見つけないと」

 

 

 

.........................

 

―数十分後

 

水原「でうちら3人だけ……」

 

こなた「よりによっていないのがゆーちゃんとつかさだからねー心配だよ……」

 

みなみ「そうですね」

 

水原「うちら3人が無事……まぁコスプレ?みたいな事態になってるから無事ではないけどこうしてまぁ危機なくいるということはあの2人も無事なはず……とりあえず今の状況を把握してあげないといけませんね」

 

こなた「はい先生!」

 

水原「はい、泉くん。なんでしょう」

 

こなた「私、この世界に見覚えがあります!この世界はラッキースターユニバースというさっきまでやっていたネトゲの世界に似ていると思うのですが水ガミアキラ先生どうでしょう!?」

 

水原「はい、とてもユニークな発想ですね。では、泉くんはどの辺が似てると思われたのでしょうか?」

 

こなた「この森がどうも見覚えあるんだよね~。それに私たちの服もゲームに準じてるし」

 

水原「イイ着眼点ですね~……イケガミ風めんどいからやめよ。というかゲームの服装か……」

 

こなた「そう!私はシーフでみなみちゃんはアーチャーっぽいね!」

 

みなみ「……。」

 

水原「へぇ……私は?」

 

こなた「ギャンブラー」

 

水原「お……おぅ……」

 

こなた「残念ながらプレイヤーの中では一番使えないクラスとされているね。せめてかがみとかみゆきさんがいたらな~。あの2人ならナイトとかソーサラーとかかなり役立つポジションだったのに~」

 

水原「まぁそうなんだろうけどそこまで揃えるとPS2版とモロ被っちゃってオリジナリティなくなるからって設定変更かけた結果、登場人物がガタ減りするという裏目に出たんだよね。」

 

みなみ「PS2版?オリジナリティ?設定?」

 

こなた「気にしちゃ負けだよー」

 

水原「とりあえず助っ人を呼んどきます」

 

こなた「どうやって?」

 

水原「携帯で……ってアレ?携帯無い」

 

こなた「服変わってるんだしあるわけないじゃん」

 

水原「……。とりあえず念じておきます。」

 

こなた「でさー。ここネトゲの世界だとしたら結構ヤバいんだよね」

 

みなみ「どうしてですか?」

 

こなた「この辺りは魔王の居城の近くだから雑魚モンスターもそれなりに強いしエンカウントするとマズいよ。それに街から遠いし手がかりも少ないしね~」

 

みなみ「……じゃあゆたかは……?」

 

水原「ポジティブに考えれば安全なとこに飛ばされたとか。魔王の居城が近いならゲームプレイヤーでこの辺りにいるのはそれ相応強いプレイヤーだろうからその方々に保護されてるとか」

 

こなた「ネガティブに考えるのはナシね。あくまでゲーム世界ならゲームオーバーで1人現実世界に帰ってるかもよ~」

 

水原「ひとまず探すしかないわけだが……。なんか腹減ったな。そもそもうちらの避難と手がかりの収集兼ねてその街とやらに行った方がいいのでは?」

 

こなた「それは賛成出来ないかな~遠いし私たち丸腰だから極力、モンスターとエンカウントするのは避けた方がいいね。」

 

みなみ「それに私たちは近くにいたのでゆたかも近くにいると思います」

 

水原「それもそうか……さて困ったなぁ……。」

 

??「お困りのようですが、どうされました?」

 

こなた・みなみ・水原「……誰?」

 

??「あの…お困りのようだったので声をかけたんですが……」

 

水原「確かにお困りなんですけども……何だろ?こーゆーお助けキャラがいるゲームなの?」

 

こなた「うーん……プレイヤー同士でパーティー組んだりして魔王倒すのが主題のゲームだから基本的にプレイヤーは味方、敵は襲ってくるって考えなんだけどねぇ~。」

 

水原「じゃあ襲ってこないこの怪しいお姉さんはプレイヤー?」

 

サニー「怪しくないですよ~。サニーと申します~。プレイヤーですよ~。あ、お近づきの印にどうですか?」

 

水原「そういって出されたのはただただ怪しい実だった。どう思う?」

 

こなた「一応、存在するアイテムに似てるけど色が違うんだよね~……私もご無沙汰だし新アイテムが追加されてるのかもしれないね~」

 

サニー「ご安心ください。これは本当に怪しいものではありませんよ?」

 

こなた「もしかしてそれでお金取るタイプ?」

 

サニー「いえ、違います。困っている人を見かけたら助けるのは当たり前でしょう?」

 

こなた「良い人過ぎるなぁ……」

 

水原「まぁ……困ってるのは事実ですし、ここは毒見も兼ねて私が頂いてみますね。」

 

みなみ「本気ですか?」

 

こなた「それはかなりの賭けじゃない?」

 

水原「ううん。ここで毒死にとこの後野垂れ死にじゃ同じだしそこまでの賭けじゃないよ。ということでその実を一つくださいな」

 

サニー「はい、どうぞ~」

 

水原「はいどうも~」もしゃもしゃもしゃ

 

こなた「どう?」

 

水原「……!」

 

みなみ「大丈夫ですか?」

 

水原「問題なし!……疑って悪かったっすわ!」

 

サニー「いえいえ、疑いも晴れたようですしみなさんの分もありますのでどうぞ~」

 

こなた「え?いいの?」

 

みなみ「ありがとうございます」

 

 

―数分後

 

こなた・みなみ・水原「ごちそうさまでした」

 

サニー「どういたしまして~」

 

こなた「にしてもここまでしてもらって良かったのかな~」

 

サニー「今日は良いモノが仕入れられたんで気分が良いんですよ~」

 

水原「良いモノですか?」

 

サニー「コレなんですけど~」

 

みなみ「栄養ドリンク?」

 

水原「脱法ドラッグ?」

 

こなた「ダメ絶対」

 

サニー「そのような危険なものではありませんよ~」

 

水原「あらそうですか。」

 

サニー「なんと全能力を飛躍的にアップする事ができるんですよ~」

 

こなた「何!?知らぬ間にそんなアイテムまで追加されてたの?というか……全能力を飛躍的にアップ……?」

 

水原「それもタダで頂けるんですか?」

 

サニー「いえ、さすがにそれはちょっと……」

 

水原「ですよねー」

 

こなた「ゲーマーとして気にはなるけど今、ティーク持ってないしね~」

 

みなみ「ティークですか?」

 

こなた「この世界、コンプワールドの通貨だよ~」

 

水原「ということで申し訳ないんですがティークの持ち合わせが……」

 

サニー「ご心配なく。こちらは円でお売りいたしますので~」

 

水原「縁?塩?援?」

 

こなた「日本円?」

 

サニー「はい、埼玉理想な銀行の指定口座に振り込んで頂ければ……」

 

こなた「RMTじゃんそれ……」

 

水原「課金……とは違うシステムみたいだしね。なんかごめんなさい。急に胡散臭いように思えてきた。」

 

こなた「というか相当胡散臭いよ。RMTでしかも全能力が飛躍的にアップする薬だよ?」

 

サニー「胡散臭くないですよ?何本か飲めば一人で魔王を倒すことも出来るんですって」

 

こなた「え!?」

 

みなみ「魔王って一人で倒せるほど弱いんですか?」

 

こなた「そんなはずないよ!何人も熟練した仲間を連れてやっと五分五分くらいだよ!それを一人で倒せるって……」

 

水原「ゲームバランス狂ってるなぁ……」

 

こなた「!?チート……?というか明らかにチートじゃん。」

 

サニー「そうおっしゃる方もいますけどものすごい効果なんですよ?」

 

こなた「認めた!?」

 

サニー「私の知り合いの魔法戦士も今、ちょうどそこの森で戦っているんです。」

 

みなみ「そこの森ですか?」

 

水原「すぐ近くじゃん。」

 

 

 

―ガサガサッ

 

 

 

こなた「誰か来たよ!」

 

??「ひぃぃぃぃあんなのいるなんで聞いてないよ!!」

 

サニー「ちょうどシャドウちゃんの話をしてたところよ?どうかしたの?」

 

シャドウ「魔王が!魔王が出たよ!薬切れたらあんなの太刀打ち出来ないよ!?」

 

こなた「え!?魔王が城じゃなくて森にいるの!?」

 

水原「というか近くにいるって……かなりヤバくない?」

 

-やばいですね。続く




-はーい あんらき☆しすた は今回はお休みでーす

ひかげ「え!?じゃ私たちのお肉は!?」

ひなた「それお今回はお休みねぇ~」

ひかげ「ええ~~~」

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