らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[LSU5話]大三元

チュン「ブラボー!ブラボーRカー?」

 

大衆「ブラボー!!!」

 

 

 

こなた「うわぁ……」

 

水原「180度どっからどう見ても怪しいヤツ出たよ」

 

三和「私はアレより舞台袖にいる2人の方が気になりますね」

 

みなみ「両サイドに1人づついるあの2人ですか?」

 

こなた「確かに舞台にいる赤服のチュン?は大したこと無さそうだけどあの白と青の2人はヤバそう……」

 

ゆたか「3人とも女の子みたいだけど……」

 

水原「ネットの世界で目に見える性別は関係ないよ」

 

こなた「それ以上はストップ」

 

 

 

 

チュン「皆さんに夢はあるRか?それを実現できる力はあるRか?もし力が無いと嘆いているならそれは今日でおしまいR」

 

 

 

 

 

水原「カルトじみた何かを感じるぜ……」

 

 

 

 

 

チュン「コレを飲めば力がみなぎるR。数本飲めば魔王だって倒せるRヨ」

 

 

 

 

三和「アレが例の」

 

こなた「そう、チート薬だね」

 

 

 

 

チュン「しかも!今日、ここにいる皆さんは運がいいR!今日はこの『幸せプログラム』を初めて1ヶ月の記念日R!会員特別価格でのご案内Rよ!しかも30回まで分割支払い可能!金利手数料も当会が負担するR!」

 

 

 

 

 

水原「ww幸wせwwwwプwwロwwwグwwラwwwwwムww」

 

こなた「草生やしすぎだよ。確かに新興宗教っぽいし絵に描いたみたいに怪しいけど」

 

 

客A「買うぞー!」

客B「今すぐ会員なるぞ」

客C「早くしないと売り切れる!」

 

 

三和「まぁまぁ釣られてますよね」

 

こなた「これだけ怪しいのにねー」

 

ゆたか「なんかテレビ番組で見たことある気がします……何だっただろう?」

 

 

 

 

チュン「さらに今日は皆さんに新しい仲間を紹介するR!」

 

 

 

 

 

みなみ「新しい仲間?」

 

こなた「え?ええ!」

 

水原「」

 

こなた「ってみずりん!何フリーズしてるの!?」

 

 

 

 

チュン「この集いの前に入会してくださった柊つかささんR!柊さん、今の気持ちはどうRか?」

 

つかさ「こんなにすごい薬が安く買えて、しかもお金が戻ってくるなんてすごいです!」

 

チュン「そうR!お友達を紹介してそのお友達も入会してくれれば、なんと!入会金の10パーセントが戻ってくるR!さらにそのお友達が他のお友達を呼んでくれればそのお友達にも10パーセント、あなたにも10パーセント、キャッシュバック!」

 

 

 

 

 

三和「これ、リアルな方でアウトですね」

 

ゆたか「あ!思い出しました!テレビでやってたの、確かマルチ商法です!」

 

水原「」

 

こなた「典型的なマルチ商法だね。というかみずりん、いつまでフリーズしてるの!?」

 

 

 

 

 

チュン「柊さん?これを繰り返せばどうなるRか?」

 

つかさ「もしかして、お金持ちになれる?」

 

チュン「その通りR!」

 

 

 

 

 

こなた「だめだこりゃ……完全に夢見る信者の目だよ……」

 

水原「は!助けなきゃ」

 

こなた「あ、やっと戻ってきた。みずりんが戻ってきてくれて良かったよ」

 

魔王「こらぁぁぁぁぁ!」

 

こなた「って今度はこっち!?」

 

魔王「なんでおまえ等はルールが守れんねや!!」

 

客A「え?魔王?」

客B「マジで?」

客C「逃げろ!」

 

魔王「なんでどいつもこいつも!」

 

こなた「みずりん!チャンスだよ!」

 

水原「おうさ!混乱に乗じて!」

 

三和「柊さんを助ければ良いんですね?」

 

水原「のけこらとぅりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

 

チュン「な、何事Rか!?」

 

水原「どうも!私のお友達が大変お世話になったようで!」

 

こなた「大変迷惑しています!」

 

つかさ「みずりちゃん?こなちゃん?どうしたの?」

 

水原「そいつはペテン師だ!」

 

チュン「ペテン師とは失礼R!」

 

つかさ「え?悪い人なの?」

 

こなた「どう見てもこれ、チートとマルチ商法だよね?」

 

チュン「それがどうかしたRか?」

 

水原「なっ!悪いことしてる自覚はあるのかよ!?」

 

チュン「悪いとは思ってないRね!みんなが欲しがるものを提供しただけR!問題ないR!」

 

こなた「ただのチートのクセに偉そうなこと言うな!」

 

三和「そもそも、問題だらけです。ゲームの利用規約云々以外にこれはねずみ講です。法に引っかかりますしお金持ちにもなれません」

 

つかさ「え?そうなんですか?」

 

三和「はい、そうです」

 

水原「実際に警察に言えば?」

 

三和「捕まるでしょうね。」

 

チュン「うぅ……!こうなったら先におまえ等を捕まえてやるR!」

 

こなた「口封じ…ってことカナ?」

 

水原「発想の敗北!」

 

チュン「ハク!ハツ!」

 

三和「やはり舞台袖の2人が出てきましたね。」

 

水原「なるほど。ハクが白い服、ハツが青い服か……」

 

こなた「ハクが白は分かるけどハツが青?」

 

水原「アレだろ。麻雀牌の發のことをアオって言う人がいるからだろ」

 

こなた「いや分かんないけど」

 

三和「そんなこと言ってる間にモブ雑魚と側近2人に囲まれましたよ」

 

チュン「アイツらを捕まえてしまうR!」

 

ハツ「チュン様、お下がりください」

 

ハク「いぇーい!」満面の笑み

 

―ドゴォォォォォン!

 

三和「よっと」回避

 

こなた「うわぁ敵味方関係なくぶっ飛ばしに来てるじゃん!」

 

ハク「あっれー?当たんなかった!」

 

水原「とにかく逃げる方法無いか!?」

 

こなた「クラスアビリティ……いわゆる必殺技使ってかく乱して逃げるとか?」

 

チュン「仮に逃げれても城からは出られないR!」

 

水原「なんだと!?」

 

チュン「外のマップのサーバーが緊急メンテナンス中R!どうあがいても城からは出られないR!」

 

水原「おい!運営!」

 

ハク「まぁ逃げる前にハクが全員倒しちゃうよ!えい!」

 

―ドゴォォォォォン!

 

こなた「おぉ避けるのが精一杯だよ!」

 

水原「そこ!ハクの攻撃で雑魚が吹き飛んだ場所が出口だ!」

 

こなた「おぉ!ナイス!」

 

三和「ひとまずここから逃げます!」

 

水原「つかささんを頼む!」

 

こなた「おk!つかさ行くよ!」

 

つかさ「え?あ、うん」

 

こなた「事情は後で説明するから!」

 

 

チュン「何やってるRか!」

 

ハク「あーちょっとやりすぎちゃった!後でハクがちゃんと回復魔法使って回復しとくよ!」

 

チュン「そういう問題じゃないR!」

 

ハク「えー!城からは出られないんだし良いじゃん!」

 

 

水原「仲違いだ!今のうちに逃げるぞ!」

 

ゆたか「水原さん……もう……」

 

みなみ「完全に包囲されました」

 

魔王「さすがにコレは逃げられへんわ……」

 

水原「何!?仕方ない!私がなんとかその取り囲みの雑魚を……アレ?」

 

ゆたか「水原さん……」

 

水原「腕が誰かに捕まれてるなーアハハハ……」

 

ハツ「はい、掴んでます。」

 

水原「逃げれない……か」

 

 

 

―牢獄

 

ハツ「ではここで、大人しくしておいてください。」

 

―ガシャン

 

魔王「まさかホンマに捕まってまうとはなー」

 

水原「3人が逃げれたのがせめてもの救いか……あ。」

 

サニー「あ、どうも~」

 

水原「何しとるんや?」

 

シャドウ「あんたたちとしゃべってたのを見られて捕まっちゃったのよ!」

 

水原「なんかごめん」

 

みなみ「それよりここを早く逃げ出さないと……」

 

ゆたか「お姉ちゃんたちと別れたままだし……」

 

水原「チーターを何とかする前に自分を何とかしないと……」

 

魔王「せやなぁ……」

 

ゆたか「魔王さん、この牢屋に隠し通路とか無いんですか?」

 

魔王「それが城には隠し通路とかいっぱいあるのにこの牢獄だけは無いんやなー」

 

水原「となると……古典的なアレで脱獄を試みる?」

 

シャドウ「何よ古典的なアレって」

 

サニー「あぁ~アレですよね~仮病で苦しむフリして油断を誘い看守を呼んで牢獄を開けた瞬間に逃げ出すアレですよね?」

 

水原「そう。問題は誰が仮病になるかだけど……」

 

魔王「一番、具合悪なって不自然じゃないんやったら……」

 

ゆたか「私ですよね」

 

水原「ん?あっ」

 

みなみ「ゆたか……ダメ」

 

ゆたか「みなみちゃん、私大丈夫だよ?」

 

みなみ「ゆたかだとウソでも心配してしまうから……」

 

ゆたか「みなみちゃん……」

 

水原「あの……おアツいとこすいませんが」

 

魔王「どないしたんや?」

 

水原「この牢獄、施錠されてませんわ。」

 

魔王「な、なんじゃそりゃ!」

 

水原「ザル警備……見張りも誰もいないし。富田林署かな?」

 

みなみ「富田林署という言い方ではだれにも伝わらないと思います……」

 

―キュイーン(ドアが開く音)

 

水原「とりあえず逃げた3人と合流しましょうか」

 

ゆたか「そうですね、お姉ちゃんたちと合流したいです」

 

水原「じゃ魔王さん、つかささんとこなたと三和ちゃんのいるとこまで案内よろ」

 

魔王「おっしゃ!任しとき!」

 

サニー「あのぅ……私たちは……?」

 

水原「まぁ捕まってたんだし顔割れてるわけだからどうしたらいいか分かるでしょ?」

 

サニー「は、はい……ご一緒します……シャドウちゃんいいよね?」

 

シャドウ「……う、うん……」

 

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