こなた(止めれないな……みずりんは完全に自分を見失ってる)
水原「さぁ……覚悟!」
―スカッ
水原「アレ!?あの野郎消えた!?」
こなた「消えたよ!」
水原「マジで!?」
ハピネス「ウイルス拡散には間に合ったみたいですね」
ルミナス「ん?ホントに帰ってきたのか?物好きだな」
水原「ってか何したのよさ!?」
ハピネス「アカウントから住所分かったんで通報してこちらから強制ログアウトさせたんですが……」
水原「お、おぅ……」フラフラ~
ハピネス「えっ!?ごめんなさい!何か私マズいことしました!?」
こなた「いや、別に何も悪いことはしてないよ~」
水原「……」ヘナヘナ~
こなた「おいしいところを取られて気が抜けただけだと思うから気にしなくていいよ~」
ハピネス「あっ、いや……でも見るからに……」
こなた「いつものことだし悪党退治の方が大事だよ~」
つかさ「うん。悪い人が退治されてよかったよー」
水原「だよね、だよね。出来ればこの手で潰したかったけど消すのが一番だよね」
こなた「ほら、すぐ立ち直った」
ハピネス「なら良かったんですけど……」
ルミナス「で、警察への通報もしたんだな?」
ハピネス「はい。十分、揃うものは揃ったと思いましたので」
ルミナス「ん。助かった。」
魔王「ほな、これにて一件落着いう訳やなー」
こなた「なんか最後はあっけなく終わったね」
ハピネス「ここに至るまでが長かったのでお察しくだされば……そして本当にごめんなさい」
水原「いや、それは気にしてないから良いですよ」
ルミナス「まぁともかくいい結果に終わったようだし良いじゃないか」
ゆたか「でもあの人、どうなっちゃうんだろ……」
三和「任意同行待ったなしでしょうね」
こなた「証拠も揃ってるし問題になるだろうねー」
水原「まぁ立件されるかどうかは分からんけどかなりしぼられるんじゃないかな……」
ゆたか「やっぱりなんだかかわいそうだよ」
水原「それはどうだろうかね」
ルミナス「確かに厳しいことを言うがあのままほったらかしだったら実際に詐欺にあってかわいそうな目に遭う人がいた訳だしな」
水原「それにマルチ商法はリアルに友達無くすし、それに気づかずやり放題やって人生破滅するよりは未遂の方がマシでしょ。一番、かわいそうなのは突っ走って誰もいなくなること。それを阻止するためにはあえて厳しくする。そんな優しさもたまにはアリじゃないかな」
ゆたか「うーん……」
水原「まぁ思うところは人それぞれ」
こなた「ただ一度書き込めば二度と消えないのがネットの恐ろしさだね」
ハピネス「優良プレイヤーは大歓迎です♪」
ルミナス「悔い改めて来てくれる分にはこちらは一切、咎めるつもりは無いと言うことだ」
ハピネス「そちらのお二人も純粋にゲームを楽しんでくださるなら何もしませんよ」
サニー「なんとありがたきお言葉……ありがとうございます!」
魔王「まぁええってことや。次は正々堂々来てくれるんを待ってるで。自分らもな」
こなた「もちろん!」
ゆたか「魔王さん!ありがとうございました!」
魔王「ええんやええんや。ウチは当然のことしただけやからな」
つかさ「めでたしめでたしだね!」
三和「……なんか良い話風ですけど……私たちどうなるんですか?」
こなた・ゆたか・みなみ・水原・魔王「あ……」
ルミナス「その件だが今回の事件もあって5分後にゲーム内一斉メンテナンスを行うことになった。」
ハピネス「その時に全員、強制ログアウトになるんでこの世界からも弾(ひ)かれると思います。」
ルミナス「弾(ひ)かれるじゃなくて弾(はじ)かれる な」
ハピネス「あ、ごめんなさい」
こなた「え?もしかして弾くが読めなかったの?」
ハピネス「いえ、読めないんじゃなくて読み間違えるだけで漢字は得意です!」
三和「……へー……」ニヤニヤ
ハピネス「って何なんですか!なんで笑うの!?」
三和「いや、なんでも」
魔王「ほなあと5分で自分らともおさらば言うわけやな」
水原「そうですね」
こなた「まぁ私はまた違う形で会うんだけどねー」
魔王「せやな。その時はよろしゅうやで。」
ゆたか「魔王さん、本当にお世話になりました!」
魔王「いやいや、礼を言うんはウチらの方や。ホンマに助かったで。これでこの世界の平和も保たれるわ」
水原「『この世界の平和も保たれる』って……まぁ魔王のセリフじゃないね」
魔王「それもそうやな。ほな……これでまたこの世界を闇と恐怖で支配できる……!これでどうや?」
こなた「そっちの方がらしいよ~」
三和「まぁ最後の『これでどうや?』は余計ですけどね」
魔王「そこまでマジにならんといてや~」
三和「すいません。つい、いつもの癖で……」
ルミナス「さて、そろそろ時間だ。各自、別れの挨拶もそろそろいいかな?」
水原「イエス!」
こなた「まぁまた会うしね~」
ゆたか「では、また!」
ハク「じゃっねー!」
ハピネス「では、これにて一旦、メンテナンスに入ります」
―ピカッ……ピカッ
―教室
水原「……お?」
つかさ「あれ?おはよー?」
こなた「あれ?さっきまでゲームの世界だったような……」
ゆたか「うん、確かに……あ!結構いたと思ったけど5分くらいしか経ってないです!」
みなみ「……夢?」
水原「さすがにそれは……ナシ」
こなた「だね。全員で同じ夢を見ていたって方が怖いし」
水原「まぁどっちもどっちやけどね……」
こなた「ちょっとゲームの様子見てみる?」
ゆたか「うん!魔王さんたちも気になるし……」
みなみ「あの……メンテナンス中では?」
こなた「あ……」
水原「メンテナンスはあと5分で終わるみたいですね」
―5分後
こなた「どれどれ……どんな感じかな~」
魔王(画面)「よう来たな人間!」
こなた「アレ?レベル1なのに魔王と遭遇しちゃったよ!?」
魔王(画面)「おりゃぁぁぁぁ!」
こなた「え?いきなりHP半分くらい削られた!?」
魔王(画面)「分かったか人間。また出直してくるんやで」
こなた「え?倒さずどっか行った……」
魔王(画面)「よう来たな人間!」
別プレイヤー(画面)「ぁぁぁぁ」
魔王(画面)「分かったか人間。また出直してくるんやで」
こなた「………これって……」
水原「やたら積極的に前に出たがる魔王……」
こなた「ゲーム的に色々まずいんじゃないかな……」
ゆたか「でも魔王さん優しいから倒さずにどこかに行くみたいだよ?」
水原「それも逆に魔王としてどうかなぁとは思うけど」
つかさ「あ!でも変な商売をしてる人はいないみたいだよ!」
こなた「そこを見ればとりあえず一件落着なのかなぁ」
水原「まぁそう考えるしかないね……」
―ガラッ
石橋「水原ーおるか?」
水原「はい?」
石橋「ちょっと来い。」
水原「ちょっとヤバそう……ごめんなさい行ってきます」
こなた「はいよー」
つかさ「行ってらっしゃーい」
―ガラッ
こなた「……私たちも帰る?もう作業終わったし……」
ゆたか「あ、もう全部終わったんだよね?お姉ちゃん」
こなた「そだよー。」
みなみ「ありがとうございました」
ゆたか「ありがとう~お姉ちゃん~」
こなた「かわいい後輩のため、良いってことよ~」
つかさ「そういえばもうお姉ちゃん帰っちゃったかな~」
こなた「かがみは多分、もう帰ってるね。ここのところ忙しそうだし」
つかさ「そっか~」
ゆたか「お姉ちゃん、私たちも帰る?」
こなた「そだね~」
LSU完