-あらすじ クリパしようぜ!
かがみ「何?もしかしてアンタ、つかさだけ仲間はずれにするつもり?」
水原「違うんです!先約があるという情報提供がありまして」
かがみ「先約!?」
水原「はい、なので泣く泣く断念したのでございます……」
かがみ「その先約、詳しく聞かせてもらっても……いいかしら?」
水原「分かりました……情報提供者IKさんのお話です……」
かがみ「IKって……やっぱりアイツか」
IK「いやぁ24日ってさ~小神あきらのニューシングルの発売でお渡し&握手&サイン会があるんだけどね~。バイトがどうしても外せないからさ~。でも最低限サインだけでもほしいじゃん?だからつかさに代わりに行ってもらうことにしたんだよ~。」
かがみ「ほぉ~人の妹をパシりにね……」
IK「でつかさはなんか謎の使命感に燃えてて張り切ってるんだよね~。そこへ来てクリパに誘ってもつかさ来れないじゃん。その状況でつかさをクリパに誘うとつかさはどちらかを断らなきゃならないし、その罪悪感にさいなまれながら最悪なクリスマスイブを過ごすことになるんだよ?それでも声をかけることが出来る?」
水原「僕にはできない!」
かがみ「罪悪感にさいなまれる最悪なクリスマスって、それは言い過ぎだろ……アイツ自分のおつかいが確実にいくようにしたいだけじゃない!というか水原くんも水原くんでそんなこと言われて納得するな!」
水原「まぁ……用事のあるのは確実らしいし世の中は早い者勝ちだからね……」
かがみ「ったく……あ、じゃあ私もクリパ不参加ね。先約があるから」
水原「なっ」
かがみ「これだけで納得できるんでしょ?」
水原「ぐぬぬ……」
かがみ「いっそだから言うけど……つかさも参加できないって分かってるのに水原くん的にクリパやる意味あるの?」
水原「ない」
かがみ「じゃあやめたら良いんじゃない?」
水原「そういうわけにはいかないのです……」
かがみ「なんでよ?」
水原「もう会場をおさえてしまったから。」
かがみ「どこ?」
水原「中央公民館研修室1。だからもう引き返せない」
かがみ「うわぁ……」
水原「じゃっ次の参加確認行ってくるわー」
かがみ「……はい」
―都内某高級住宅街
水原「さ、着いたけど詳しい住所覚えてないんだよなぁ……まぁ広くても高級な感じのおウチやろうからすぐ見つかるやろ」
―数十分後
水原「まさかの……高級な感じのオウチやった……インターホン押す勇気が出ねぇ…。まぁまだ高良さんを呼び出す手段はあるし先に岩崎ちゃんに交渉するか。たしか高良さんちの向かいで白い大きな犬がいる……アレ?これ無理ゲーじゃね?ちゃんと調べりゃよかったなぁ……」
―数時間後・泉家
こなた「またみずりん?」
水原「はい、本日二度目の私でございます。」
こなた「今度は何の……ってアレか。ウチ、クリパ呼ばれる人員が3人いるのか」
水原「そそ。だから3回目もあるよ」
こなた「いやぁ、もう2人分はまとめてよ。」
水原「分かりました。」
こなた「で2人分まとめて話をするとね、ゆーちゃんは何も聞いてないね。まぁウチがアレだから実家に帰ってたりするかもだけど。パティは私と一緒だよ」
水原「ほぅほぅ。」
こなた「まぁゆーちゃんも色々ガードが堅いから厳しいんじゃない?」
水原「ガード?」
こなた「みなみちゃんでしょ?」
水原「まぁまとめて声掛けますから」
こなた「それからウチのお父さんでしょ?」
水原「どっちが危ないのやら」
こなた「オイ!で、私でしょ?」
水原「まさかの裏切り!?」
こなた「最後はゆい姉さん」
水原「警察沙汰かよ!?」
こなた「まぁその目をかいくぐる必要があるってことだね~」
水原「うわぁ」
こなた「がんばりたまへ。で、そのゆーちゃん宛てのハガキは私が預かっとこうか?今、ゆーちゃんいないし」
水原「いえ、遠慮します。」
―田村家
ひより「先輩……一応、紛いにも同人誌を創る側で嗜んでいる身なのでその時期は……察してほしいッス……」
水原「……ういっす」
―副委員長宅
副委員長「クリパ?」
水原「そうそう。どうよ?」
副委員長「それってあの……」
水原「君の言いたいことはよーく分かる」
副委員長「お!?」
水原「だがなぁ、いい返事は"まだ"出来ないんだよ」
副委員長「なんだ……」
水原「そう。"まだ"だな。」
副委員長「それって……」
水原「君の努力にかかっているのだよぉ~」
副委員長「ほ……ぅ……」
水原「さぁ頑張りたまえ。はい、これ招待状」
副委員長「これを渡して……」
水原「OKをもらってくるんや」
副委員長「」ゴクリ
水原「健闘を祈るで」
副委員長「おう!」
水原(12月24日が楽しみや)
水原(いや、違う。私は楽しみな要素もう落ちてるじゃん。)
そう、週1更新とすることで後編の更新はクリスマスイブ更新となる……
雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう