―翌日
鈴木「すんっっっした!」スライディング土下座
こなた「いいよいいよ~。私こそ昨日は怒ってごめんね~。」
水原「さて、今日は昨日の場面からいきましょうか。」
―練習中
こなた「だいぶマシになったね~」
水原「ですな。」
みゆき「良かったです」
鈴木「まぁ……やらなきゃならんしな……。昨日は迷惑かけてすまなかったで」
こなた「まだ上が目指せるとは思うけどね~」
鈴木「ううっ!」
水原「まぁそうだけどあんまりいじめすぎるなよ~。最初と比べればマシになったんだし」
みゆき「水原さんの言い方も結構厳しいような……」
水原「まぁ本番まで油断せずいこう!ってこと」
こなた「おぉ~どっかのテニス部部長みたいだね!ルックスは全く似てないし残念だけど」
水原「うっせーよ」
かがみ「お疲れー。今、大丈夫?」
こなた「おっ、かがみん。さては自分たちのクラスからハブられたのかなー?」
かがみ「違うわよ。こなたがハブられてないか見に来たのよー?」
こなた「大丈夫だよーかがみじゃあるまいし♪それにかがみが心配してるようなことも無いから安心して~」
かがみ「あんたが思ってることなんて無いわよ。まぁ何ともないなら良いわ。じゃあね」
こなた「かがみも素直じゃないなー。まぁいいや。みずりん、この後どうするの?今日は帰っちゃう?」
水原「え?後のシーンの練習もやりますよ?」
こなた「ですよねー」
―数時間後
水原「では、これにて今日の練習終わります。明日はいよいよ最初から最後まで通しますでー今日はゆっくり休んでくださーい。」
こなた「はいよー」
鈴木「お疲れ様~」
みゆき「お疲れ様です」
こなた「さ、帰ろ帰ろ!」
水原「あ、私は今から裏方さんと打ち合わせてみます。」
こなた「はーい。じゃねー」
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水原「お疲れ様で~す」
白石「お疲れ様。そっちはどう?」
水原「なかなか良くはなったねぇ。まぁあとはアクターズハイに期待するしか。そっちは?」
白石「それがまだ……。」
水原「ですよねー。えらくこだわりがあるみたいで不安はあったけども……。」
白石「いやー、モブあるあるでやる気ないヤツとかすぐ帰るからなー。というか僕もバイトがあって早く出ないとマズいんですが……」
水原「何?文化祭実行委員が現場放り出してバイトか?」
白石「でも時間通り行かないとあきr……店長に殺される……。」
水原「だからってねー。現場監督が現場をほったらかしか~。よし行ってこい!ここは俺に任せろー」
白石「それ死亡フラグ!まぁ恩に着るよ!」
水原「バイト代は還元してくれよー。お疲れ様~」
白石「お疲れ様~!」
水原「さて、サービス残業で現場監督しますか……ってマジで残ってる人間少ないなぁ……」
かがみ「少ないというか私たち3人だけじゃない……」
水原「正規の人間が1人しかいないとか大事故だねー」
つかさ「仕方ないよ。みんな部活とかバイトで忙しいし仕方ないよ~」
水原「あぁ癒される……じゃなくて、我々も帰りましょうか。」
つかさ「あ、ごめん。作業しないと本番に間に合いそうにないから先に帰ってていいよ~」
かがみ「さっきからこの調子。責任感が強いのよねーこの子は。」
水原「いやぁ助かります。」
かがみ「水原くんも先帰ってて良いわよ。私が一緒についてるから。」
水原「うーん……そう言われても一応(偽物)現場監督だし万一事故とかあるといけないから帰れないなぁ~」
かがみ「なんか偽物って聞こえたけど」
水原「まぁそういうわけで私も残りますよ。」
つかさ「いいよ、悪いよ~」
水原「まぁそう気にしないでおくれ。仕事だし何よりこういう居残り作業が楽しいんじゃん。青春の一コマ的な」
かがみ「それっぽいこと言うわね」
水原「あと、ほっとけないしね。マジで何かあったときに後味悪いから」
かがみ「なるほどね」
つかさ「じゃあ、これお願いして良い?」
水原「はいよーお任せーください。まぁ黙々と作業しても面白くないですし何か話しませんか?」
かがみ「良いけど何話すの?」
水原「何も考えてません……」
かがみ「ネタ振りするんだったら考えときなさいよ……」
つかさ「こういう時ってどんな話が定番なんだろー?」
かがみ「というか水原くんって1年から知ってる割に謎だらけよね……」
水原「そう?私も二人が双子でB型、誕生日が7月7日でかがみさんが成績優秀で真面目さん、つかささんが料理上手でマイペースだけどちゃんと仕事はしてくれるし癒しだし毎日楽しそうで携帯にタママが付いてるってくらいしか……」
かがみ「めっちゃ知ってるじゃない……」
水原「じゃあ私に質問大会でもします?そんな私に興味無いでしょうけど」
かがみ「まぁ……そうね。」
水原「盛り上がりそうな話題で」
かがみ「盛り上がりそうな話題って無茶振りね……」
水原「時間帯的に怪談はちょっと早いし」
つかさ「ひっ……怪談はちょっと……」
かがみ「それに水原くん、ネタあるの?」
水原「無いです。」
かがみ「話が続かないわねー。そういえばこなたが言ってたんだけど文化祭とか体育祭で急にくっつくカップルっているじゃない?」
水原「ほう。確かにイベントは楽しいしあんまりしゃべらない人としゃべったりして魅力に気づいたりするのかもねー。でかがみさんが誰かとくっつきたいと?」
かがみ「そうじゃないわよ!私はそんな人いないわよ!」
水原「さいでっか。他にも公演とかでもよくくっつく人がいますしねぇ。」
つかさ「イベント毎はどこでも同じなんだね~」
水原「ちなみに恋愛モノのテレビドラマとかで主演の役者さん同士が引っ付いたりするでしょ?あれって役の感情と自分の感情がごっちゃになるんですよね~」
かがみ「へぇー」
水原「だから共演からの電撃結婚したら電撃離婚する事が多いんですね。」
つかさ「じゃあうちのクラスの劇でいうと水原くんや鈴木くんはこなちゃんが」
水原「かがみさんがいるしそれ以上はネタバレになるからやめてー。まぁつかささんが言ってることに私はならないね。鈴木っちは知らんけど。」
かがみ「それって演技力と関係あったりするの?下手な役者ほどそういうことが多いとか」
水原「無いんじゃない?ただ切り替えがうまいか下手かとかかなー。役者ってのは、私の場合だけど台本と似たような場面を思い出すなり考えるなりしてそれを再現するんですよ。」
つかさ「へぇ~。練習中、水原くんがこなちゃんが本気で好きに見えるのって」
水原「こなたんを別の人に置き換えて演じればキレイに出来ちゃう訳よ。」
つかさ「なるほどぉ~演技って奥が深いようで単純なんだね」
水原「私とかプロじゃないし『ホンモノに見えるニセモノの感情』なんてうまく作れないし表現もできない。だったら『ホンモノの感情』を代用しちゃえってことなのさ。」
かがみ「あのー。演技の話題で盛り上がってるけど水原くん墓穴掘ってるわよ?」
水原「へ?」
かがみ「あんた今の言い方だと好きな人がいるみたいじゃない」
水原「お!?あ・・・え?お?あ?」
つかさ「へぇ~好きな人いるんだぁ~誰なの~?」
水原「ん?さ、さぁどなたでしょうか~?」
かがみ「誰なの?言っちゃいなさいよ?」
水原「いやぁ……この場では言えませんねぇ……」
つかさ「え~言えないんだ……。そういえばこっちは今日の分の作業終わりそうだよ~」
水原「こちらも終わりそうなのでそろそろ帰りましょうか。」
かがみ「うまく逃げれたわね。」
水原「逃げれただなんてそんな……機会があれば言いますよ。でもそんなに興味ないでしょ?」
かがみ「まぁねー。つかさとかみゆきだって言われたらいろんな意味で話は変わるけどそうじゃなかったらそんなに」
水原(汗)
つかさ「片付け終わったよ~」
水原「了解です。では引き上げましょうか。」
―柊家
かがみ「今日のらっきー☆ちゃんねるも面白かったわねー。それにしても水原くんの好きな人って誰なのかしら。つかさ心当たりある?」
つかさ「うーん、分かんない。お姉ちゃん興味あるの?」
かがみ「いやー水原くんに特別興味があるわけじゃなくて、他人の恋愛話って面白いじゃん」
つかさ「確かにそれはね。でも水原くんって演劇部の用事とかでよく他校行ってるし他校の人とかじゃない?」
かがみ「うーん、確かにそうかも。もっと身近な人なら面白いのに。」
つかさ「そだねー。否定してたけど実はこなちゃんとか?もしくはゆきちゃん?」
かがみ「やっぱり考えても分かんないわね……。よく思考回路が謎だし。」
つかさ「そだねー。誰とでも仲良いし分かんないねー。」