―翌日
かがみ「こ~な~た~!」
こなた「ひぃぃかがみ様!お許しを~」
鈴木「なんかこういうのを見ると『喧嘩するほど仲がいい』ってのがよく分かるな」
つかさ「そだね~。」
かがみ「どこがだ!」
こなた「素直に認めたがらないかがみ萌え~」
かがみ「うるさいっ!鈴木くんも余計なこと言わないの!」
鈴木「すいません。」
こなた「いやぁ~尻に敷かれてる感じがいいね~」
かがみ・鈴木「オイ!」
こなた「ツッコミも息ぴったり♪」
鈴木「もう俺からは何も言わん……」
かがみ「そうね、それが一番賢い選択ね……。そういえば今日はどこ行くのよ?」
こなた「ん~これが一切決まってないんだよね~。S○S団みたいに3対2に別れて不思議探しでもするー?ちょうど5人だし」
かがみ「しねーよ。というか間のO(オー)を○(まる)に変えたからってそれで隠せてるつもりか?」
こなた「まぁかがみはどうせ出店の食べ物全部食べて回るつもりでしょー?」
かがみ「そっ、そんなこと無いわよ。ただたこ焼きとポテトとピザとポップコーンと焼きそばと」
鈴木「かがみ、墓穴掘ってる。」
かがみ「はっ!冗談よ、冗談!そんな食いしん坊とかじゃないんだから!?」
こなた「無駄な抵抗ですな~。食いしん坊かがみんは既にバレバレですよ♪」
鈴木「それにあの焼きそばはソース抜きに等しい。やめとけ。」
かがみ「ふーん……焼きそばはハズレなのね。というかアンタ今、私が食いしん坊って部分否定しなかったでしょ?」
鈴木「ふ、ふいはへんへひふぁ(す、すいませんでした)」←ほっぺたつねられてる。
―カシャ
かがみ「ちょっ、つかさ!何撮ってるのよ!?」
つかさ「えへへ~ごめんごめん。こなちゃんに頼まれちゃって~」
こなた「思わぬ伏兵に要注意だよ!お二人さん♪」
かがみ「あーもうっ!鈴木くん!何とか言ってやって!」
鈴木「なんでそこで俺に振るんだ!……こなた、そろそろやめてやってくれ。あんまりイジりすぎは良くないぞ?」
こなた「はいはーい。私たちはお似合いな2人の邪魔をしないように退却しますかね~」スタタタタ
かがみ・鈴木「はっ!?」
つかさ「ふぇっ?なんかそういうことらしいからじゃね~。待ってこなちゃーん!」
かがみ「ちょっ、つかさ!?」
鈴木「あっという間に2人にされてしまった……」
かがみ「どうするのよ?」
鈴木「うーん……2人で回るか?あいつら見つけたらとっちめたら良いんだし」
かがみ「じゃなくて……」
鈴木「あ、『あいつら』はマズいな。基本的にこなたの単独犯だし」
かがみ「そうじゃなくて、せっかくの文化祭なのに私と回っていいの?」
鈴木「ん?良いんじゃないか?俺は女の子と2人で回れるなら幸運だと思うが」
かがみ「そ、そうなの?」
鈴木「あ、すまんな。俺では不満だよな?」
かがみ「そんなことは……無いけど……。いいわ、どこ回る?」
鈴木「うーん。さっき言ってた出店回るか?」
かがみ「いいの?」
鈴木「まぁ文化祭って基本的に飲食店多いし良いんじゃないか?」
---
こなた「うーん。あのぎこちなさがギャルゲーと違っていいね~」
つかさ「お姉ちゃん怒ってないかな~」
こなた「大丈夫だよ。楽しそうじゃん♪」
つかさ「確かに楽しそうだね。でも尾行なんかして良いのかな……。」
こなた「いいのいいの。見つかって怒られるのは私なんだし♪」
つかさ「あ、そっか~」
こなた「え?それ肯定されるの?」
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鈴木「結構、食ってないか?」
かがみ「そう?普通じゃない?」
鈴木「たこ焼き、イカ焼き、たい焼き、広島焼き、ピザ、ポテト、焼き鳥、ポップコーン……結構食べてないか?」
かがみ「うっ言われてみれば……じゃあ何か観に行く?」
鈴木「だな。って言っても俺は芸術の心得があるわけじゃないし……。」
かがみ「あ、これなんてどう?」
鈴木「何?小神あきらビックショー?小神あきらって誰だ?」
かがみ「人気のアイドルらしいわよ。こなたがファンらしいわ。よく知らないけど」
鈴木「ふーん、じゃあ行ってみるか」
―体育館
かがみ「なんとか間に合ったようね」
鈴木「だな。もう曲の前奏かかってるし」
白石「愛しい人のあの胸に、たどり着くのはいつの日か……流れ流れて一人旅。あの日の言葉を道連れに、面影探してどこまでも。歌っていただきましょう。小神あきらさんで『三十路岬』」
あきら「♪一人語りしてもいいですか」
鈴木「アイドルって言うからどんなA○Bかと思ったら……」
かがみ「中学生くらいかしら。」
鈴木「というか演歌って……。」
かがみ「ジ○ロもビックリね……。」
こなた「あ、二人ともここにいたんだ」
かがみ「『ここにいたんだ』じゃないわよ、まったく……」
こなた「でも2人で文化祭回ってきたんでしょ?」
かがみ「それはアンタが無理矢理したんでしょ!?」
こなた「楽しかったんじゃないの?」
かがみ「そりゃ楽しかったけど……」
こなた「なら良いじゃん♪」
かがみ「でも鈴木くんが」
鈴木「俺も楽しかったし別に気にしてないぞ?」
こなた「ということで良いじゃん♪」
かがみ「……うーん。まぁ今回だけは良いわ。」
こなた「楽しくても素直に認めたがらないかがみ萌え~」
かがみ「うるさいわねっ!」
鈴木「そうだぞ?さっきから同じようなこと言ってたらコピペと疑われるぞ?」
つかさ「コピペってどんだけ~」
あきら「♪三十路岬~」
白石「小神あきらさんありがとうございました。それではここでフリートークに……」
鈴木「そう言えば白石がしれっと司会なんだな。」
こなた「文化祭実行委員で選ばれたらしいよ。」
鈴木「なるほど。それで忙しいから文化祭準備の時に姿を見なかったのか……」
つかさ「裏方の仕事では結構見かけたんだけどね」
鈴木「へぇ」
こなた「誰かさんは大根役者過ぎて他にかまけてる余裕が無かったからじゃな~い?」
鈴木「うっ」
かがみ「もう終わったことだし良いじゃない。それに凄かったしね。本気でこなたが好きみたいに見えたわよ」
こなた「かがみん、それはいくらなんでもべた褒め過ぎない?」
鈴木「人の黒歴史で盛り上がるのはやめてくれないか?」
かがみ「あーごめんごめん。でも一つだけ聞かせて?」
鈴木「なんだ?改まって……」
かがみ「その……水原くんが言ってた演技のコツを実践したの?」
鈴木「へ?」
こなた「何、コツって?」
かがみ「アレ?知らないの?」
こなた「みずりん、何も気の利いたアドバイスなんてしてくれなかったよ?」
かがみ「そ、そう?なら何でもないわ。うん。気にしないで」
こなた「ふーん……後でみずりんに聞こうっと……」
かがみ「劇はもう終わったんだし聞かなくていいじゃないの!」
こなた「いやぁかがみが気にする理由が知りたくてね~」
かがみ「別に知らなくて良いから!」
鈴木「やっぱり2人とも仲良いなぁ~」
かがみ「どこがだ!?」
こなた「恥ずかしがらなくてもいいよかがみん♪」
かがみ「かがみん言うな!」
白石「これにて小神あきらさんのステージは終わりです。」
あきら「みんなー今日はありがと☆」
白石「来賓のみなさま、これにて陵桜学園桜藤祭のプログラムはすべて終了となります。本日はお越しいただきありがとうございました。在校生の皆さんはこの後、閉会式がありますので、各クラスに集合してください。」
こなた「そういうことだからかがみん、まったねー」
つかさ「お姉ちゃんまた後でね~」
鈴木「じゃあまたな」
かがみ「えっ?あっ、うん。また……」