らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[第3話]現国

翌日

 

 

黒井「ほな今日から授業始まるさかい、気い引き締めや。知らん先生もおるかもしれんけど気ぃ抜いたらあかんでー。ほな」

 

 

―ガラッ

 

 

鈴木「なんというか黒井先生は馴染みやすくて良いが……この学校はあんな先生ばっかりなのか?」

 

 

白石「いや、黒井先生が珍しいだけだよ。まぁノリも良いし面白い先生だがな」

 

 

鈴木「で、1時間目は現国の水野って書いてるがこの先生は……どうなんだ?」

 

 

白石「さぁ?僕も知らない先生なんで……」

 

 

―ガラッ

 

 

水野「はーい、始めまーす。」

 

 

鈴木(なんだ普通のオッサンか)

 

 

水野「まぁ、お前誰やねんって感じでしょうから自己紹介しますと、水野ですー。紹介終わり。」

 

 

鈴木(はやっ)

 

 

水野「何か質問ありましたら挙手でー」

 

 

シーン……

 

 

水野「まぁ最初の時間ですし、いきなり授業してもなぁ……って思うんですけども……無いですか?質問」

 

 

こなた「はい!」

 

 

水野「はい、えーと……ちょっと待ってくださいねー……えーと……はい、泉さん」

 

 

こなた「ネトゲしますか?」

 

 

水野「ネトゲはしません。家にはプレステ2しかないんで。……泉さん、1ポイント。あ、私の授業は基本的にポイントが100ポイント溜まったら景品と交換なんで頑張ってポイントを集めてくださーいね」

 

 

鈴木(今の質問だけでポイントがもらえるのか……前言撤回だな。普通のオッサンじゃない。ちょっと変なオッサンだ)

 

 

こなた「じゃあはい!」

 

 

水野「はい、泉さん」

 

 

こなた「何歳ですか?」

 

 

水野「27歳です。泉さん、1ポイントね」

 

 

白石「え!?」

 

 

鈴木「ちょっ!?」

 

 

水野「今、ザワツいた人、手を挙げてください。」

 

 

鈴木(えっ……どうする?正直にあげた方がいいのか?)

 

 

白石「……はい」

 

 

鈴木(白石が手を挙げたし俺も挙げるか……)「はい……」

 

 

水野「では、えーと白石くんと鈴木くんはマイナス10ポイントでーす」

 

 

鈴木「え!?」

 

 

白石「マジかよー」

 

 

水野「他、質問ありますかー」

 

 

こなた「はいはいはーい!」

 

 

水野「泉さん積極的にポイント取りに来るねー、何でしょう?」

 

 

こなた「彼女はいますか?」

 

 

水野「……ぁ?」

 

 

鈴木(なんだか急にあの先生の雰囲気が変わったぞ)

 

 

水野「泉、マイナス3000ポイント。では授業始めますので」

 

 

こなた「ウソー!?」

 

 

水野「教科書とノートを出してくださーい。」

 

 

鈴木(さらに訂正だ。あの先生、かなり変だ。)

 

 

---

 

水野「では授業終わりまーす。」

 

 

つかさ「こなちゃん、大変だったねー」

 

 

こなた「まさかいきなりマイナス3000なんて思ってなかったよー」

 

 

みゆき「デリケートな問題だったのかもしれませんね」

 

 

つかさ「授業は面白かったんだけどねー」

 

 

みゆき「確かにユニークでしたね」

 

 

こなた「私は狙ってる感じがして微妙だったなー」

 

 

つかさ「狙ってるって何をー?」

 

 

こなた「ん?生徒人気を」

 

 

つかさ「そ……そうかな」

 

 

こなた「まぁ悪い人じゃ無さそうだしいいか。」

 

 

つかさ「でもこなちゃんはマイナス2998ポイントだよね」

 

 

こなた「まぁあの先生ならおだてりゃ何とかなりそうじゃん。例の転校生くんもマイナスなんだし、むしろフラグ立てイベントに使えそうじゃない?」

 

 

みゆき「フラグ?旗を立てるイベントですか?」

 

 

こなた「まぁー分からなかったらいいよ。」

 

---

 

 

昼休み

 

 

こなた「ってことがあってさー」

 

 

かがみ「そりゃアンタ、デリカシー無さ過ぎだろ」

 

 

こなた「まぁそうかもしれないけどさー。質問求められたから聞いただけじゃん」

 

 

かがみ「ちなみにその先生って誰よ」

 

 

こなた「水野だよ。ちなみに例の転校生、鈴木くんもマイナス10ポイントされてたし」

 

 

かがみ「あ、その先生ウチのクラスにも来たわー。光源氏のことを『ロリコン』って言ってたわね……。ってか鈴木くんもアンタの同類だったの?」

 

 

こなた「さぁ?同類かどうかは分かんないー。27歳って聞いて驚いてたら減点されてたから」

 

 

かがみ「え!?アレで27歳なの?」

 

 

こなた「うん、免許証見せてもらったけど間違いなかった。」

 

 

かがみ「うわー、ってか生徒に免許証見せるなよ……。」

 

 

こなた「ところで鈴木くん、あそこで白石と昼ご飯食べてるけど呼ばなくて良いの?」

 

 

かがみ「だーかーらー!なんでそっち方面に持って行くのよ!私は鈴木くんとは一回話しただけで何もないわよ!」

 

 

こなた「いやー良い反応ですなー。ナイスツンデレ」

 

 

かがみ「ツンデレ言うな!」

 

 

こなた「それはそうとかがみん?」

 

 

かがみ「今度は何?」

 

 

こなた「鈴木くんに思いっきり聞こえてる。こっち見てるよ。」

 

 

 

 

 

鈴木「なんか……俺の話題で盛り上がってるような」

 

 

白石「確かに盛り上がってんなー」

 

 

鈴木「どうすっかなー」

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