―始業日 放課後
こなた「いやぁ~お正月気分っていうけど確かに不思議な空気があるよねぇ~」
鈴木「俺から見るとこなたは年中お正月気分に見えるんだが気のせいか?」
こなた「む。そんなこと無いもん。学校始まったら空気変わるもん」
かがみ「こなたがお正月気分なのは置いといて確かにお正月って不思議な力が働くわよね~……」
鈴木「なんかブルーだな……聞かない方が良いか?」
かがみ「別に良いわよ……。三が日、家の手伝いであんな忙しかったのに……」
鈴木「のに?」
かがみ「体重がまた増えた!」
鈴木「そっちか。かがみは言うほど太ってないし問題ないだろ?」
かがみ「ホント……?」
こなた「いやいや鈴木くん、騙されちゃいかんぜ。こういう時、実は見えない部分が相当に……」
かがみ「ちょっとこなた!」
鈴木「いや、問題ないだろ。とてもそうには見えないし、仮にそうだったとしても『見えない部分』なんだから問題ないじゃん」
こなた「そう来たか。まぁよく考えたらかがみの場合は不思議でもなんでもなかったね」
かがみ「なんだと!?」
こなた「どうせアレでしょ?巫女お菓子巫女お雑煮巫女お菓子お菓子お菓子お菓子お菓子巫女お雑煮だったんでしょ?」
かがみ「そこまで酷くないわよ!」
鈴木「というかお雑煮は普通に食べるだろ。こなたは食べなかったのか?」
こなた「ウチお母さんいないからお雑煮とかほとんど食べたこと無い。というかお餅自体あんま食べないなぁ。」
かがみ「うわっもったいないナ~。お汁粉、お雑煮、きな粉餅、甘辛、からみ餅、磯辺焼……お餅のおいしい食べ方いっぱいあるのに~」
こなた「あーこりゃ来年もお餅で失敗するなー」
鈴木「というかヨダレふけ……」
かがみ「……は!」
―数日後の休み時間
つかさ「そういえば皆は初夢とか見た~?」
水原「私は生憎、覚えてませんね……。なんか微妙だった気はするんですけども……。汁石くんは?」
白石「白石ですけど。僕はそうですね……年末年始はバイトで寝る暇が無かったと言いますか……」
水原「うわっ……それ労基に引っかかるんじゃ」
白石「アシスタントに労基は無いんです……」
つかさ「あしすたんと?」
白石「あっ、気にしないでください。確か初夢って見ると縁起のいいものがあるんでしたっけ?」
つかさ「そうそう」
水原「一富士、二鷹、三茄子でしたっけね」
みゆき「正式には加えて四扇、五煙草、六座頭というのもあるみたいですよ。」
水原「まぁそんなんが出る夢、普段から見ないよね……」
つかさ「そ、そうだよね。ゆきちゃんはどんな初夢、見たの?」
みゆき「私ですか?私は靴箱を開けたら違う人の靴が入ってまして、仕方がないのでそれを履こうとしたらサイズが合わないという夢だったのですが……」
つかさ「へぇ~」
みゆき「その夢の意味を夢占い辞典で調べてみましたら、社会的地位が欲しいもののまだ実力が足りないということの暗示だそうです。どうやら靴は社会的地位を意味するみたいですね。」
つかさ「チーズケーキ?」
白石「結構、野心家なんですね。」
水原「分かるような……分からんような……。ということは将来の夢は総理大臣とかなワケ?」
みゆき「いえ、私の将来の夢は医者ですよ」
水原(アカン……TVドラマのせいで医者と聞いても腹黒い院内政治しか思いつかん……。)
つかさ「そういえばかなり昔だけどお姉ちゃんの将来の夢は総理大臣だったような……。」
水原「うわぁ黒歴史……。」
白石「かがみさんにもそんな過去があったんですね。」
水原「まぁ我々野郎共が言いふらすと原型を留めないことになりそうだし黙っとくしか」
白石「ありませんね。」
つかさ「え?何かマズいこと言った?」
水原「うん、だいぶ……。」
白石「まぁそういう無邪気さが魅力なのかもしれませんがね」
みゆき「それはあるかもしれませんね」
つかさ「お姉ちゃん人気者だなぁ~」
水原「そうだねぇ~。まぁ人気云々は別としてかがみさんに限らず魅力的な女の子が多いですよね」
つかさ「確かにこなちゃんもゆきちゃんも魅力的だよね~」
水原「つかささんもね。皆話しやすいし楽しいし美人さんだしね……とこれ以上言うと私が壊れる危険があるのでやめますけど」
みゆき「壊れるんですか?」
水原「うん。壊れる。色々封印かけてるからねー。まぁ気にしないでくれたまえ!」
みゆき「は、はい」
つかさ「あははは……」
水原「それにこうしてたわいない会話をしてる今が一番、楽しいですしね。」
つかさ「辛くなったりしないの?」
水原「全然。私が辛くなる要素なんてありませんよ♪」
つかさ「そっか~」
水原「さて、そろそろ休み時間も終わりますな。」
みゆき「そうですね」
―キーンコーンカーンコーン
とまぁふんわり正月気分回でしたが
この後は節分の豆まきや皆さんお待ちかねのバレンタインデー!
そして新たな仲間たちと進級…
物語は一気に進み始めます(多分)