らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[第39話]2回目の季節

―お花見

 

 

鈴木「なんやかんやで俺が転校してきて1年か……。」

 

 

こなた「どったの?急に」

 

 

鈴木「いや、ふと思っただけだ。そんな深い意味はない。」

 

 

こなた「ふーん。にしても色んな出店があるねぇ~」

 

 

鈴木「だな。お、金魚すくいか……。そう言えばあの時の金魚どうなったんだ?」

 

 

かがみ「え!?それが……なんか気づいたら、こーんなになっちゃって……」

 

 

鈴木「でかっ!」

 

 

こなた「ちょっそれ金魚じゃないじゃん!ペットは飼い主に」

 

 

かがみ「せめて幸せ太りであると祈るのみよ……。」

 

 

こなた「そう言えばさー、可愛がったペットが人間に転生してお帰りなさいませご主人様みたいなアニメあるよね」

 

 

鈴木「すまんが分からんぞ?」

 

 

かがみ(……ちょっとダイエットさせるか。)

 

 

こなた「かがみさー、金魚食べるの?」

 

 

かがみ「そんなわけ無いでしょ!ところで、ちょっと気になってたんだけど……いい?」

 

 

こなた「お!唐突に告白イベントか!?」

 

 

鈴木「どうした?」こなた無視

 

 

かがみ「なんであの時、金魚くれたのかなって」こなた無視

 

 

こなた「からかって悪かったよー。スルーは堪えるんだよ……。」

 

 

鈴木「うーん……なんでだったかなぁ。なんか見てたら無性にやりたくなったから……かな。誰かがしてるとやりたくなること無いか?」

 

 

かがみ「まぁ……。でも別にそれだったら金魚は私にくれなくても良かったじゃない?」

 

 

鈴木「まぁ……。あれだ。俺んちってなんか知らんが金魚すくいでゲットした金魚がすぐ死ぬんだよな。だから俺が飼うよりかがみが飼った方が幸せだろ?その金魚も」

 

 

かがみ「……うん」

 

 

鈴木「何よりかがみが金魚を欲しそうに見てたしな。だからプレゼントしただけだ」

 

 

かがみ「ちょっと……何言ってるのよ!」

 

 

こなた「おー熱い熱い」

 

 

かがみ「ほら!こなたのネタにされちゃったじゃない!」

 

 

鈴木「あ!すまん!……まぁ今言ったのは事実だ。金魚は可愛がってやってくれ。」

 

 

かがみ「言われなくても分かってるわよ!」

 

 

こなた「さて、私たちは熱い二人を置いて行きますかね~」

 

 

つかさ「そだね~ごゆっくり~」

 

 

かがみ「ちょっと!つかさまで何乗ってるのよ!」

 

 

鈴木「やれやれ……なんでそんなに引っ付けたがるかな……。俺なんかじゃもったいないだろ……」ボソッ

 

 

かがみ「あれ?今、なんか言った?」

 

 

鈴木「いいや何も。」

 

 

 

 

―4月1日

 

 

―プルルルル♪

 

 

鈴木「はい、どうした?」

 

 

こなた(電話)「やふーまぁ元気かなー?ってね」

 

 

鈴木「元気だぞ?そっちは?」

 

 

こなた(電話)「ん~元気だよ~。春休みの宿題も終わったしね~」

 

 

鈴木「ふーん」

 

 

こなた(電話)「あれ?反応薄いな……」

 

 

鈴木「まぁ受験生なんだし当然だろ」

 

 

こなた(電話)「むむっ……。あ!なんかね、みずりんに彼女が出来たらしいよ!」

 

 

鈴木「え!?マジで!!」

 

 

こなた(電話)「それだよ!その反応!」

 

 

鈴木「は?……あぁ、今日はエープリルフールか……。ということは嘘なんだな。」

 

 

こなた(電話)「そだよ~」

 

 

鈴木「宿題の件もか?」

 

 

こなた(電話)「うん!」

 

 

鈴木「そうか……。そう言えばエープリルフールの嘘は1年間実現しないんだってな」

 

 

こなた(電話)「へーそうなんだ」

 

 

鈴木「今、俺たちと全く関係ないところで嘘が被弾した奴がいるぞ……。」

 

 

こなた(電話)「あ……。まぁみずりんなら笑って許してくれるよ~」

 

 

鈴木「気の毒だな……最悪、責任取れよ?」

 

 

こなた(電話)「それはちょっと遠慮するよー。鈴木くんはかがみに嘘とか言った?」

 

 

鈴木「なんでかがみ限定なんだ……?」

 

 

こなた(電話)「なんとなく。『好きだ!』とか言ってないの?」

 

 

鈴木「なんでそうなる?」

 

 

こなた(電話)「あぁ、それは嘘じゃないから今日は言えないか」

 

 

鈴木「オイこら。何適当なこと言ってるんだ?」

 

 

こなた(電話)「適当なことじゃないじゃーん」

 

 

鈴木「やれやれ……。とりあえず俺はこなたほど暇じゃないから切るぞ?」

 

 

こなた(電話)「へいへーい。んじゃ」

 

 

―ツーツーツー

 

 

鈴木「……まったく……。」

 

 

―プルルルル♪

 

 

鈴木「またか?次は……みずりんか……。はい、」

 

 

水原(電話)「どうも。なんか急にくしゃみが……はっくしゅん!止まらないんだけど……はっくしゅん!何か……はっくしゅん!知らない?」

 

 

鈴木(超能力者かよ。本当のことは言わない方が良さそうだな)「いや知らない」

 

 

水原(電話)「そう?……はっくしゅん!ほいじゃ……はっくしゅん!また……はっくしゅん!」

 

 

―ツーツーツー

 

 

鈴木「何か怖いな……。もう新年度か……。クラス替えあるんだよな……。」

 




ということで約2か月間連載を続けてきました。これで作中では1年が経過し2回目の季節を迎えることとなりました。
ここまで読んでくださった皆様、本当に本当にありがとうございます。
感想や評価を入れてくださったりお気に入り登録やしおり登録してくださる皆様、非常にありがたく思ってます。あーこんなにもの人が読んでくださってるんだと…

まぁ最終回みたいな挨拶をしましたが今回が最終回というわけでなく
これから季節は2週目!これまで通り・・・いやもっとカオスに!?
ふわっとゆる~くまった~りな感じのお話ではありますが
もうちょっとこの作品にお付き合いいただけたら・・・そう思います
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