らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[第5話]遠足といえばおやつは?

月曜日 バス車内

 

 

かがみ「おはよう。」

 

 

つかさ「おはよー」

 

 

鈴木「おはよー。まさか朝から双子姉妹と会うとは……」

 

 

かがみ「なんか引っかかる言い方ね」

 

 

鈴木「別に。深い意味はねぇよ。というか柊さんが」

 

 

つかさ「zzz……」

 

 

かがみ「あー、いつものことだから気にしないで。というか『柊さん』だと分かりづらいし下の名前でいいわよ」

 

 

鈴木「あ、そう?で、つかささんが大変なことに……」

 

 

かがみ「いつもだから気にしないで。」

 

 

つかさ「zzz……」

 

 

鈴木「なんか、すごいバランス能力だな……。」

 

 

 

--教室

 

 

鈴木「俺の席は壁側……なのは良いとして他の席がどうも見えない力が働いたとしか思えないんだが」

 

 

水原「まさに5方面作戦ですな。」

 

 

鈴木善治の席は壁側でした。そして真後ろに泉こなた、左斜め後ろに柊つかさ、左隣に水原、左斜め前に白石みのる、前に高良みゆきというネタ配列になりました。

 

 

こなた「よろしくね~」

 

 

鈴木「何か企んでないか?」

 

 

こなた「別に~」

 

 

―キーンコーンカーンコーン

 

 

黒井「よーし、席つけー。白石~前来いー」

 

 

白石「はい、ということで遠足はBBQになりました。当日は観光バスで自然公園的なところに行きます。」

 

 

黒井「というわけやー。班分けは揉めると面倒やから今の席のままで決めるでー」

 

 

ということで鈴木善治の班はご近所のメンバーそのままに泉こなた、柊つかさ、高良みゆき、白石みのる、水原となりました。

 

 

鈴木(知ってる人間だけで組めるのは喜ばしいこと……なのか?)

 

 

黒井「バスの席とか詳しいことは次決めるからなー」

 

 

---

 

こなた「フラグ立てイベントの予感だね。」

 

 

鈴木「なんとなく言いたいことは分かるが……まぁ現実的には有り得んだろ。」

 

 

こなた「そんなかがみみたいなこと言ってもしょーがないじゃん♪楽しまなきゃ損だよー」

 

 

鈴木「まぁ楽しまなきゃ損って意見には同調するけども。フラグ立てって……」

 

 

水原「まぁ~あっても良いんじゃない?」

 

 

鈴木「またサラッと入ってきたなー」

 

 

水原「他人様がフラグ立て頑張ってるのを見るのは楽しいからねぇ」

 

 

こなた「そだねー。みずりんは立てなくていいの?」

 

 

水原「ん?どういう意味かなー?」

 

 

こなた「内心美味しいと思ってるんじゃないのー?」

 

 

水原「ま、否定はしないけどね。」

 

 

鈴木「さっきから何の話をしてるんだ?」

 

 

こなた「分からなきゃ分からないでいいよ」

 

 

水原「世の中、知らない方が幸せなこともあるしねー」

 

 

―キーンコーンカーンコーン

 

 

---数日後

 

 

黒井「ほな、いよいよ月曜は遠足やさかい、バスの席決めるでー。こればっかりはクジで決めるとアレやけど……普通に決めたら白石か水原あたりがぼっちになりそうやしなー」

 

 

白石「えっ」

 

 

水原「リアルなこと言うのはやめてもらえませんか?」

 

 

黒井「冗談やって~。まぁ真面目な話、お前ら2人の席は決まってるんやけどな。」

 

 

白石・水原「え?」

 

 

黒井「白石はウチの隣の席で雑用や」

 

 

水原「雑用は1人で良いですよね?私は普通に……」

 

 

黒井「水原はガイドの席やで。ガイドさんおらん分、運転士さんと打ち合わせとかやったってや」

 

 

水原「ええっー!?それこそ、先生の仕事じゃん」

 

 

黒井「適材適所や。気にしたらアカン。他は班のメンバーで適当に席決めてや。」

 

 

鈴木「とは言っても白石、みずりんと消えた俺は一体、どうすれば……?」

 

 

こなた「私たちの誰かと組めば良いじゃん。」

 

 

鈴木「は?」

 

 

こなた「私たちかがみがいないから3人だし」

 

 

鈴木「ほう。1人余るからその1人と隣で良いじゃないかって?」

 

 

こなた「そゆこと~」

 

 

鈴木「で、誰が余るんだ?」

 

 

こなた「誰でもいいよ。鈴木くんが選んでー」

 

 

鈴木「はい?」

 

 

こなた「なんなら私を攻略してもいいんだよ~」

 

 

鈴木「攻略って……まぁ、言い出しっぺの法則ということでこなたは俺と座るか?」

 

 

こなた「おk。それで席書いてくるね~」

 

 

―キーンコーンカーンコーン

 

 

黒井「ってわけでいよいよ月曜は遠足やで。遅刻すんなや~。食材の買い出しは予算預けとくから土日のうちに済ましときや~。それと水原は日曜日にバス会社に打ち合わせやからな~。」

 

水原「まぁ拒否はしませんしできませんけど」

 

 

かがみ「おーす、一緒に帰ろー」

 

 

こなた「ちょっと待って~。」

 

 

かがみ「何、クラス行事か?」

 

 

こなた「うん、遠足の件でちょっとね。」

 

 

かがみ「そういえば遠足どこ行くのよ?」

 

 

こなた「うん?BBQだって~」

 

 

かがみ「へぇー、私たちと違うのね。」

 

 

こなた「寂しいの?」ニヤニヤ

 

 

かがみ「ちっ、違う!」

 

 

こなた「寂しがり屋なかがみ萌え~」

 

 

かがみ「ってか話し合いがあったんじゃないの?」

 

 

こなた「おっと、そうだった。ゴメンゴメン」

 

 

つかさ「で、買い出しだよね。前日の日曜日に誰が行くか、だっけ?」

 

 

こなた「荷物持ちに男手が借りたいところだね~」

 

 

 

白石「すいません……。僕はC○C○壱でバイトが……。」

 

 

 

つかさ「何時から何時?」

 

 

 

白石「朝5時~夜10時までです」

 

 

 

つかさ「どんだけ~」

 

 

 

水原「私は日曜日に黒井先生の代わりにバス会社と打ち合わせが……」

 

 

 

みゆき「大変ですね。」

 

 

 

鈴木「となると、俺が行くしかないな……。」

 

 

 

みゆき「大丈夫ですか?都合が悪いのに無理なさってるとかなら遠慮なさらずに……」

 

 

 

鈴木「いや、大丈夫なんだよなぁコレが。」

 

 

 

こなた「じゃあ決まりだね。あとは誰が行くかだけど……みゆきさん遠方だしキツくない?」

 

 

 

鈴木「え?そうなの?」

 

 

 

みゆき「は、はい……。東京なので……」

 

 

 

鈴木「じゃあ高良さんも無理に来なくても大丈夫じゃないか?」

 

 

 

つかさ「そだねー」

 

 

 

みゆき「お気遣いありがとうございます。」

 

 

 

こなた「じゃあ私とつかさと鈴木くんで決まりだね。時間は……」

 

 

 

こうして日曜に買い出しに行くことになりました。

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