―数日後・朝
鈴木「やっぱり何も思いつかないなぁ……」
かがみ「無難に面白そうなものでも買った方が良いじゃないかしら」
鈴木「だよなー……それで納得してもらえるかは別として」
かがみ「欲しいものを調べてプレゼントすれば喜んでくれるわよ、きっと」
鈴木「だよな。ちょっとサーチしてくるぜ」
―1年廊下
ゆたか「へぇ~じゃあ先生はもうすぐ誕生日なんですね!」
石橋「おぉ」
ゆたか「何か欲しいものとかありますか?普段お世話になってますし少しくらいなら……」
石橋「欲しいものなー。家かな」
ゆたか「え!?家はちょっと……」
石橋「じゃあ地球」
ゆたか「……分かりました!先生、楽しみにしててください!」
石橋「いや、いいで。気にしなくて。あ、先教室行っといて」
ゆたか「へ?はい」テクテク
石橋「……そこにおるんは分かっとるで」
鈴木(まさか俺、尾行がバレてる?)
石橋「20日期待してるからなー」テクテク
鈴木(いや、先生がただ中二病なだけか……よく考えたら20日に先生に会わなきゃ良いんじゃないか?)
―再びかがみたちの教室
かがみ「どうだった?」
鈴木「そりゃ聞けたには聞けたが……」
かがみ「どうだったのよ」
鈴木「家か地球……だそうだ」
かがみ「絶対、適当ね。」
鈴木「ゆたかちゃん『分かりました!』って言ってたぞ……」
かがみ「ゆたかちゃん大丈夫なのかしら……こなたと違ってしっかり者だけど意外と抜けてるし……」
鈴木「家もアレだが地球って……」
かがみ「まったくいい歳して地球が欲しいなんて」
こなた「まるでかがみみたいだねー」
かがみ「うぉっ!どういう意味だ!?というかいつからいたのよ!」
こなた「んー?いつからってついさっきだよ~。どういう意味ってかがみの将来の夢に総理だいじ……」
かがみ「言うなー!」
鈴木「へぇ~将来の夢は総理大臣か~」ニヤニヤ
かがみ「それは大昔の話よ!誰だってそんな時期はあるじゃない!そんなことよりこなたは何の用なのよ!?」
こなた「黒歴史を必死で隠すかがみ萌えー。で、本題なんだけど英語の教科書貸してー」
かがみ「珍しいわね……置き勉してるんじゃなかったの?」
こなた「いやぁー置き勉してるつもりでずっと教科書家に置きっぱなしだったー」
かがみ「え!?まだテスト無いからまさか3年始まってずっと無かったの!?」
こなた「いや、GWに宿題のために持って帰ったから」
かがみ「あのなぁ……それでセーフだと思ったか?約2週間教科書無しはおかしいから。もうちょっと受験生として自覚持てよ……」
こなた「はーい。教科書ありがとねー。ばいにー」
鈴木「なんだかんだ言ってもかがみはこなたに甘いよなー」
かがみ「なっ!?別にこなたに特別甘いわけじゃないわよ!勘違いしないでよねっ!」
鈴木「ふーん。あ、そうだ。5月20日は石橋先生に会わないようにしてうやむやにしようかなー。政治の授業は無かったはずだし」
かがみ「ダメよ!せっかくの期待に応えてあげなさい!」
鈴木「ほらな?俺には甘くないだろ?」(……逃げるわけにはいかないな。)
かがみ「たっ、たまたまよ!」(鈴木くんが頑張ってるのをみたいだけなんて言えない)
―キーンコーンカーンコーン
鈴木「おっとチャイムかアイデア出ず……」
かがみ「今日も何も思いつかないまま学校が始まったわね……」
鈴木「だな……」
桜庭「よーし、席に着けーホームルーム始めるぞー」
かがみ「じゃまた後でね」
鈴木「おうさ」
桜庭「まずは連絡だ。20日の5時間目が政治に変更だ。忘れ物をしないように気をつけろー」
鈴木(どのみち逃げれない……のか。まさかとは思うが俺の考えが読まれたか?)
―5月19日・貸会議室
水原「お疲れ様でしたー!」
こなた「いやぁーみずりんが言い出しっぺのクセにダンスのフリ覚えるのに時間かかりすぎて骨折れたよー」
水原「フヒヒwwwwwサーセンwwwwww」
パティ「Oh!ミズリンがニッポンのイッパンテキなシャザイをシてます!」
ひより「パティそれ違うから……」
水原「まぁ副担任としてここ2人が仲良くなってくれただけでも儲けものかな」
パティ「ルイトモですケドね」
ひより「あははは……」
こなた「密かにクラス運営の効率化というプレゼントもした!とか言うつもり?」
水原「密かにクラs……ってちょっと待って……セリフ取らないでよ……」
こなた「ごめんごめん。マジで言うとは思わなくて。意外と考えてるんだね」
水原「意外とって……どんなイメージなんだか……」
こなた「ノリと雰囲気で行動しそうな……」
水原「まぁあながち間違いじゃないですけども……とりあえず明日、本番です。朝、石橋先生の度肝抜かしてやりましょう!」
こなた「水を差すようで悪いけどセバスチャンは?」
水原「明日は来ます。彼は努力家ですからきっとフリは完璧でしょう。では明日!」
他全「お~!」
水原「今日は早く寝ろよ!」
―放送室
みゆき「これで大丈夫でしょうか」
つかさ「私、試しに聞きに行ってみようか?」
みゆき「あ、ではお願いします。」
つかさ「ちょっと行ってくるねー」
―ガチャ
みゆき(どうしてこんなことをしてるんでしたっけ……。あ、石橋先生へのプレゼントでしたね。何故、それにここまでの情熱を注ぐのかは理解しかねますが……。)
―ヴーンヴーンヴーン
みゆき「あ、電話ですね。……はい」
つかさ(電話)「教室着いたよ~」
みゆき「あ、分かりました。では音楽を流しますね。」
―♪~
つかさ(電話)「ちょっとだけ音量下げて~」
みゆき「これくらいですか?」
つかさ(電話)「うん。いい感じかな。じゃあ放送室戻るね~」
みゆき「あ、はい。では切りますね。」
みゆき(何故、ここまで手の込んだことをするのでしょうか……。)
―バス停
かがみ「最近、こなたもつかさもみゆきも用事が多いわね……どうしたのかしら……」
鈴木「彼氏でも出来たのかもしれないなー」
かがみ「え゛!?そうなの!?」
鈴木「いや、適当だがマジなのか?」
かがみ「本当に知らないわよ!?へーそうなのかー」
鈴木「いや、待て。俺は適当に言っただけでそこまで真に受けられても困るんだが……」
かがみ「そ、そうよね!?そんなモテてるとかいう話聞かないもんね!」
鈴木「まぁそういう話を聞かないのは不思議ではあるがなー」
かがみ「そういえばそうね。みゆきなんか絶対、モテると思うんだけどなー。こなたは『みゆきさんはマニア向けだからなー』とか言ってたけど」
鈴木「こなたの発言の意味がさっぱり分からんが、まぁそこはかとなく漂う高貴なオーラで近寄り難い可能性もあるかもしれん。」
かがみ「だらしないわねー。誰かみゆきを口説き落とそうって根性ある男子はいないのかしら。まぁみゆきも鈍感なところがあるから告白を告白と気付かないのかな」
鈴木「どうなんだろなー。」
かがみ「噂を聞かないと言えばつかさも聞かないわねー。まぁあの子はちょっと地味で目立たないからかもしれないけど」
鈴木「あぁ……」(知らないのか……言うべきかな)
かがみ「まぁ変な男に騙されても恐いしそっちの方が今は良いかもしれないわね」
鈴木(みずりんが死ぬといかん。言わないでおこう。)「……うーん……そうかもな」
かがみ「ところで、明日は結局どうするのよ?」
鈴木「ん?あ!……俺は根性あるからノープランで行くぜ!」
かがみ「それは根性というより無謀なんじゃ……」
鈴木「あははは……」
かがみ「まぁいいわ。何かあったら手伝ってあげるから頑張りなさい。」
鈴木「え?いやぁー」
かがみ「根性あるんじゃないの?返事は?」
鈴木「はい……」
らっきー☆ちゃんねる
あきら「らっきー☆ちゃんねる!今日も始まりました!ナビゲーターの小神あきらです!」
白石「アシスタントの白石みのるです!」
あきら「いよいよ誕生日編も終盤が近づいてきました!」
白石「作中内で明日といわれているので次回が誕生日当日ですかね」
あきら「一つのイベントが終わるたびに微妙にこうね~こういう感じがなんとも!」
白石「そうですね~最近ある2人だけのシーンが増えてきましたもんねぇ!」
あきら「さてどうなるのか!楽しみです!」
白石「僕は次回、本編で踊るんでしょうね~」
あきら「そういえばそうですね!じゃあ白石さんは来週はいない?」
白石「え!?」
あきら「本編に出るってことはこっちには出られないんじゃ…」
白石「それは調整次第でどうにでも……」
あきら「でもさー視聴者もそろそろアシスタントの白石君に飽きてるころだと思うんですよね~」
白石「なにをおっしゃいますやら!」
あきら「次回!白石君はこのスタジオにいるのか!?こうお楽しみに!」
白石「えぇ!??いや本編での僕のダンスを楽しみに!このコーナーもお楽しみに!!!」
あきら・白石「ばいにー!!!」