―教室
黒井「ほな明日からの夏休み、有意義に過ごすように~。受験生やねんからちょっとは勉強しぃや~。ほな、終わり!」
こなた「やっと夏休みだよ~」
つかさ「そだね~」
みゆき「そうですね。」
こなた「みんなは夏休みの予定とかあるー?みゆきさんは毎年海外行ってるんだっけ?」
みゆき「いえ、毎年行ってますがさすがに今年は行かないんですよ。今年は近所の花火大会を見に行くくらいでしょうか」
こなた「へ~。まぁ確かに宿題とか夏期講習とかで今年はあまり休みって感じがしないもんね~」
みゆき「そうですね。」
こなた「どっか旅行とか行きたいよね~」
つかさ「そだね~。そう言えば桜高軽音部のみんなは夏フェス行くって言ってたよ~」
こなた「へ~夏フェスか~行ってみたいね~」
つかさ「こなちゃんは夏フェスって知ってるの?」
こなた「あれなんじゃないの?コミケの音楽版みたいな」
つかさ「……コミケ………多分、違うと思う……ゆきちゃん、夏フェスってどんなの?」
みゆき「えーと……私もよく知りませんね……すみません、お役に立てなくて」
つかさ「ううん大丈夫~」
こなた「そうだ!私たちも夏フェス行こうよ!じゃあ何か分かるんじゃない!」
つかさ「でもチケット取るの大変だって聞いたよ?」
こなた「え!?チケットいるの!?コミケみたいに見るだけならタダじゃないの!?」
つかさ「う、うん……。なんか、軽音部のみんなは担任の先生が友達からドタキャンされてチケット余ってたって言ってた」
こなた「うーん……なら私たちも先生に聞いてみる?」
つかさ「どうだろ?黒井先生夏フェスとか行くのかな?」
こなた「行かなさそうだね。彼氏もいないし休日はネトゲ三昧でしょ」
黒井「聞こえとんで」
こなた・つかさ「あ」
黒井「そして残念ながら夏フェスのチケットは持っとらん。」
こなた「あらー」
つかさ「残念……」
黒井「勝手に残念がるなや。ウチ音楽と関係ないやろ」
みゆき「誰か他に持ってそうな心当たりはありませんか?」
黒井「うーん……無いなぁ~あんま音楽好きとか言う話も聞かんし」
みゆき「そうなんですか……」
黒井「だいたいうちの学校は夏休みも講習とか学校説明会とか雑務で先生は仕事が山積みやさかい遊びに行く暇がないんや」
こなた「先生も大変ですね」
黒井「いわゆるブラック企業言うやっちゃな!」
つかさ「先生、あまり大きな声で言わない方が……」
石橋「ん。まぁ俺が前にいた学校はもっと大変でしたけどね」
黒井「石橋先生、いはったんや」
こなた「前いた学校ってどれくらいブラックだったんですかー?」
石橋「ん?まぁ生徒が受験する時期は毎日、終電で帰って朝は6時半に来てたかな。さらに土日も仕事あったし」
みゆき「それって6時半から23時半までと仮定したら1日17時間くらい働いてませんか?」
石橋「一応、休憩はあったから16時間かな。帰ってから授業プリント作ってたりしたから通勤と食事と風呂トイレ以外は全部仕事みたいな?」
黒井「ひゃー石橋先生も大変でんな」
石橋「残業代は『たまに』出たけどな。前の学校はやばかったわー。で、この学校来て1日2時間くらいのサービス残業でぼやいとるヤツ見ると甘いなぁって思う」
こなた「先生、完全に社畜ですね。」
石橋「まぁな。前おった学校は都会にあったから『仕事終わり遊びに行けて良いですね』とか言われたけど」
黒井「それウチが石橋先生が赴任してきはった時に言った事やないですか」
石橋「まぁ黒井先生に限らずいろんな人から言われましたから。そんなうらやましがられても仕事終わる頃には店閉まってるってなHAHAHA」
みゆき「笑い事ではないような……」
こなた「みゆきさん、逆に笑わなきゃ生きていけないタイプだよ」
黒井「というか石橋先生、もうすぐ1年生の担任は職員会議ちゃいます?」
石橋「あ~そうだった。じゃっ」
黒井「ほなウチも職員室戻って仕事するわな。ほな」
こなた「ブラック企業恐るべしだね」
つかさ「というか何の話してたんだっけ?」
みゆき「夏フェスの話だったと思います。」
こなた「あーそう言えばそうだったね。他にチケット持ってそうな人……ちょっと連絡してみるかな」
水原「で、私を呼んだと?」
こなた「うん。色々持ってそうじゃん」
水原「残念ながらありませんねぇ……」
こなた「え~何でないのよさ!」
水原「私はチケットショップではありませんので……それに主人公補正もありませんから、そんな欲しいものが簡単に手に入ったりもしないんですよねぇ」
こなた「なるほど。後半の説明はかなり納得できたよ。確かにみずりんに主人公補正があればつかさくらい簡単に手に入っちゃうよね~」
水原「ブッ」
つかさ「こなちゃんってば~」
みゆき「えっと……誰がどこまでご存知なのでしょうか?」
水原「とりあえず、人の心にデッドボール投げるのはよそうか」
こなた「あーゴメンゴメン。まぁみずりんに主人公補正が無くても、そろそろ主人公補正のある人が……」
―ガラッ
かがみ「おーす」
鈴木「帰ろうぜー」
こなた「来た」
鈴木「ん?明らかに俺が指さされてる気がするんだがどうかしたか?」
こなた「鈴木くん、夏フェスって知らない?」
鈴木「アレか?デカいスペースに何個かライブ会場を用意して1日中誰かしらがライブをし続けてる感じのイベントか?」
こなた「そう、多分ソレ」
かがみ「鈴木くんよく知ってたわね」
鈴木「ん?前いた学校で一回行くかどうか考えたことがあったからな」
こなた「おぉー!さすが主人公補正!ならたまたま偶然にもチケットも持ってるよね!?」
鈴木「持ってねぇよ」
こなた「なーんだ。でもまぁ今からでも買えるんでしょ?」
鈴木「そりゃ買えるけど……」
こなた「みずりーん!」
水原「それ待て。完璧に人を財布扱いしてませんかね?」
こなた「つかさのためだよ」小声
水原「………チッ……いくらなんですか?」
鈴木「ほれ。」
水原「なっ!?……これお一人様でこの値段?」
鈴木「あぁお一人様でこの値段だ。さらに上越のとあるスキー場だから交通費もかなりかかるぞ」
水原「……ごめんなさい。私にはこれは手に負えません……」
こなた「そんなにー?うはっ……これバイトしてる私でも自分の分だけがやっとな額じゃん……」
つかさ「どんだけ~」
みゆき「確かに簡単に出せる額ではありませんね?」
かがみ「ちょっと見せてよ……うわぁ、流石にちょっとフラッと行ける額じゃないわね……」
こなた「せめて交通費だけでも浮かせれば……」
かがみ「それでもキツいだろ……」
鈴木「交通費って……そういえば去年は水野ティーチャーがバス持ってきて海まで行ったなぁ」
かがみ「そんなこともあったわね……」
つかさ「私、あの運転はちょっと……」
こなた「確かにゆい姉さんの運転に慣れてる私でもちょっとクるよ」
水野「教師相手に失礼なこと言ってくれるなー」
こなた「あ、タミフルティーチャーいたんだ」
水野「その呼び方やめぃ。インフルなのに授業しに来てウイルスまき散らしたのは本編ではカットされたでしょ。で、何の話を?」
こなた「せんせーは夏フェスとか行かないんですかー?」(最後の望み!来い!)
鈴木(なるほど、最後の伏兵にかける気か)
水野「行きますよ?」
こなた「よし来た!」
水野「仕事で」
こなた・かがみ・鈴木・水原「は?」
水野「いや、入場料と往復バス代がセットの格安ツアーバスで運転士担当になりましてね」
こなた「あ、そっち……」
水野「夏休みはバイト代が稼げそうっすわ~。全部満席らしくてね~」
こなた「あ、はい」
鈴木「終わったな……」
つかさ「そだね~桜高軽音部のみんなってすごいんだな~」
かがみ「確かにね……。私立だし……ってうちも私立だけど」
こなた「一般庶民はかがみとつかさの家で宿題写すに限るからね。」
水野「一応、教師の前で宿題写すとか言うのはやめよーかー」
こなた「あ」
水野「とにかく、はよ帰りなされ。今のは聞かなかったことにするから」
こなた「ナイス!タミフルティーチャー!」
鈴木「じゃっ帰るか。先生さよならー」
かがみ「そうね。帰りましょ」
つかさ「そだね~」
みゆき「では失礼します。」
水野「はいさいならー」
らっきー☆ちゃんねる
あきら「おはらっきー!!さぁやってきましたらっきー☆ちゃんねる!ナビゲーターの小神あきらで~す!!!」
白石「アシスタントの白石みのるです。よろしくお願いします。」
あきら「ってことで本編はいよいよ夏休みです!」
白石「楽しみですね。」
あきら「しかもさ!夏フェス?だっけ??歌の祭典だっけ???」
白石「そうですね」
あきら「ってことはさ!!私の歌う場面じゃん!!ひさびさに本編出れるじゃん!」
白石「なんか違う気がするな……」
あきら「あぁん!?」
白石「だいたい夏フェスはロックだからあきら様は……」
あきら「そんなのちょっとスタッフ一人ちょちょいっとすれば1枠くらいなんとかなるでしょ」
白石「いやいや…しかも結局、本編のみなさんも夏フェス行くって言ってないし」
あきら「あ……」
白石「ね?先生がバイトで行くって言ってるだけですよ。」
あきら「………。」
-ちゃーちゃーちゃららちゃっちゃっちゃ
あきら「おっと。今日はここまでみたいです♪残念☆」
白石「もうそんな時間ですか。」
あきら「それじゃまた次回」
あきら・白石「ばいにー!」