―夏期講習会場
鈴木「おっ、早いな。おはよー」
かがみ「おはよう。」
つかさ「おはよ~」
鈴木「今日から夏期講習なんだなぁ……」
かがみ「そうね。」
みゆき「おはようございます」
つかさ「ゆきちゃんおはよ~」
かがみ「おはようみゆき」
鈴木「おはよー」
かがみ「にしてもなんで学校から企画した講習会なのになんで会場は学校じゃないのかしら?」
??「それは他校も来るからなのです」
鈴木「は?」
かがみ「というか誰よ?」
水原「やだなぁ私ですよ。」
鈴木「何故にスーツ?」
みゆき「今日正装じゃないといけないのですか?」
水原「いえいえ。私服で結構ですよ。というか私服の方が気が楽で講習を受けれるだろうっていう考えもあります。」
かがみ「じゃあ学校で私服じゃいけないのかしら?」
水原「まぁ、学校に私服で行くのはよろしくないという……」
かがみ「なるほど。それを言われたら何も言い返せないわね……。」
水原「で、外でやるからって割を食って私が荷物運びしてるんですよ」
鈴木「なるほど……っていうくらいなら制服学校でやりゃ良いんじゃないのか……ってみずりんに言っても仕方ないか」
水原「ん?あぁここに決めたのは私ですよ。他校さんと合同で講習会やろうって企画も来て、荷物持ちとか大変だろうけど面白そうだから『私らが死にましょう』って言って私が荷物持ちしてるんですよ」
鈴木「『私らが死にましょう』ってどういう決め台詞だよそれ…」
つかさ「他校と合同?」
水原「はい、その方が各校の優良教師が集まりますし、まとめる分、経費の節約出来ますし」
つかさ「なるほど~」
かがみ「じゃあ陵桜の先生じゃないの?」
水原「今日は陵桜の先生が担当ですよ。でプリントは桜高さんが刷ったのを私が受け取りに行ったんですよ。」
つかさ「え?桜高?」
水原「はい、私あそこの副校長と知り合いなので巻き込みました。」
つかさ「どんだけ~」
水原「では、私は失礼しますね」
鈴木「おぉ、またなー」
かがみ「にしても他校と合同で経費節約って……」
みゆき「講習は全員が参加するわけではありませんし科目を選択する都合もありますから意外とたくさんの生徒さんを集めて効率的にやるというの的を射てるかもしれませんね」
かがみ「言われてみればそうかもしれないわね……」
つかさ「ん?あ!澪ちゃーん!」
澪「え?あ!陵桜の!つかさと鈴木くん!」
鈴木「お久しぶり」
つかさ「澪ちゃんも夏期講習なんだ~」
澪「う、うん。唯たちももうすぐ来ると思う……」
つかさ「桜高は制服なんだ~」
澪「あ、う、うん……」
唯「お待たせ~!お!つかさちゃんとかがみちゃんとみゆきちゃんに鈴木くんまでいるじゃん!何?どうしたの?」
つかさ「講習同じみたいなんだよ~」
唯「へ~!ところで澪ちゃん……私たちは制服じゃないといけないのかな?」ガクガク
澪「ま、まぁ……こういうところは制服の方が良いんじゃないか?」
唯「そ、そんな~……」
律「おーす!おっ陵桜の皆さんじゃんおひさー」
つかさ「おひさ~」
唯「ど、どうしよ……りっちゃん、制服じゃないといけないみたい……」
律「ん?そんなこと無いんじゃないか?私服で来てる人の方が多いし。現に陵桜の皆さんは私服だし」
澪「えっあっ……」
律「もしかして制服なのは澪一人じゃないー?えー何あの人ー制服できてるープップップッ」
澪「だぁぁ!服装は自由って書いてあったんだから制服でもいいだろっ!」
鈴木「相変わらず仲良さそうだな」
律「だろー?なんせ澪とは幼稚園からの!……いや小学校からだったかな?」
かがみ「じゃあ私、先行くわね」
つかさ「え?お姉ちゃん?」
鈴木「ん、じゃあ俺も先行くわ」
つかさ「あれ?………2人ともこなちゃん待たないのかなぁ」
紬「おはようございま~す」
こなた「やふ~おっはらっきー」
つかさ「あ、こなちゃん、ムギちゃんおはよ~。ムギちゃんすごいオシャレだね」
紬「へ?あら、ありがとう。」
こなた「あれー?かがみんと鈴木くんは?」
みゆき「つい先ほどまでいらっしゃったのですが……」
こなた「ふむふむ」
―エレベーター
かがみ(『閉』ボタン……)
鈴木「ちょっと待ってくれ」
かがみ「え?」
鈴木「ふぅ、間に合った……」
かがみ「何?なんでそんな慌ててきたのよ?」
鈴木「なんでって……なんとなく?」
かがみ「何それ?私より軽音部の皆さんと楽しく盛り上がってたら?」
鈴木「うーん……それも良いけどかがみ一人ほったらかす訳にもいかんだろ」
かがみ「え?なんで?」
EV「チン♪ 4階です」
鈴木「お、着いたな。じゃささっと受付済ませるか」
かがみ「あ、うん……」
―夏期講習 教室
鈴木「俺たちの受講する教室はここか」
かがみ「そうね」
鈴木「どうする?講義までまだ時間あるけど入るか?」
かがみ「入って良いんじゃない?別に外にいてもする事無いわよ?」
鈴木「だな」
―ガチャ
石橋「おはようございます。奥から詰めて座ってください」
かがみ・鈴木(なんでいるの!?)
石橋「おはようございます。奥から詰めて座ってください」
鈴木「えっと……先生?」
石橋「奥から詰めて座ってください」
鈴木「アッ……ハイ」
―着席
鈴木「……なんかめっちゃこっち見てるんだが?」
かがみ「へ?私そんなジロジロ見てなんていないわよ?」
鈴木「いやかがみじゃなくて……ホラ」
かがみ「えあ?……あー……」
石橋「………」じー
鈴木「またいじめるネタを考えてるかもしれんな……」小声
かがみ「さすがに他校と合同でそれは無いんじゃない?」小声
鈴木「というか……」小声
水原(回想)「各校の優良教師が集まりますし」
鈴木「って言ってたってことは石橋先生が優良……?」小声
かがみ「そうなるわね……」小声
鈴木「基準は何なんだろうな……」小声
―ガチャ
こなた「やふー!かがみんいたいた~」
石橋「奥から詰めて座ってくださいー」
こなた「はいはーい」
かがみ「うわっテンション高いなー」
こなた「かがみん聞いたよ?鈴木くんが桜高軽音部のお友達としゃべってるのに嫉妬して一人先に行っちゃったんだって~?」
鈴木「は?」
かがみ「ひ!?」
こなた「ふ~ん」
石橋「へ~」
こなた「ほほ~ん。ってアレ!?私だけ2回言っちゃった。まぁいいや!ずいぶん思い切った」
かがみ「こ~な~た~!!!!何勝手なこと言ってるのよ!!!!」
こなた「だって鈴木くんみたいなタイプは主人公補正でかなり鈍感になってるんだから教えてあげなきゃダメじゃん」
かがみ「だから!なんであんたの発想はいつもそうなのよ!」
鈴木「なんかさり気なく俺、ディスられた?」
こなた「さり気なくじゃなくて普通にディスってるんだよ?」
鈴木「オイコラてめぇ!」
こなた「で、かがみん。真相は?」
かがみ「え?それは……」
―ガチャ
モブA「うわ~超涼しい」
モブB「やっべめっちゃいいやん」
石橋「奥から詰めて座ってください」
こなた「おっと、他の人来たしこの話は後にしようかー」
かがみ「後も何もないわよ」
こなた「とりあえず鈴木くんの隣座るねー」
鈴木「はいはい」
かがみ「あ、じゃあ私席替わるわよ。コレが隣だと大変だろうし」
鈴木「ん?せっかくの壁側なのに良いのか?」
かがみ「別に気にしないわよ。鈴木くんの隣に座ったら、ずっとコレがうるさそうだし」
鈴木「確かに……」
こなた「ははーん。かがみんは私の隣が良いんだな~?」
かがみ「んなわけあるか!」
こなた「じゃあ答えは一つ……だね!」
かがみ・鈴木「?」
こなた「それくらい自分で考えたまへー」
かがみ「アンタが勝手に言い出したのに何言ってるんやら……」
鈴木「まったくだな……」
―しばらくして
石橋「よし、時間なったから始めるぞー」
こなた「先生ー!空席が多いのでもうちょっと待ってはどうですかー?」
石橋「いや待たない。来ないヤツは普通に来ないから。先生が『生徒が来ると思って待つ』のがおかしい。『生徒は来ない』が常識やから。……さてみなさん、はじめまして。陵桜学園教員の石橋です。1年の担任してるんで陵桜の学生でも知らないと思います。」
鈴木「初対面じゃないだろ……」ボソッ
石橋「は・じ・め・ま・し・て!」
鈴木「は、はい……はじめまして……」(なんて地獄耳……)
石橋「今日は前半政経、後半は数ⅠAの演習やっていきますんで。テキストは今から配ります。」
水原「はい、後ろ回してくださいねー」
こなた(うわっ、普通にみずりんは石橋先生の助手してるし)
石橋「ではまず、テキスト最初の8ページが問題なってるんでそれをやってみてくださいー」
あんらき☆しすた
ひなた「ひなたと」
ひかげ「ひかげの」
ひなた・ひかげ「あんらき☆しすた!」
ひなた「ということで『あんらき☆しすた』はしまりで~す。司会の宮河ひなたと」
ひかげ「同じく司会の宮河ひかげだよ!」
ひなた「さて、今回の話題は~」
-優良教師とは?
ひかげ「うわーつまらなそう…」
ひなた「ということで今回のゲストは原作からいる黒井先生にお越しいただきました~」
黒井「うーす」
ひなた「どうも~今回の本編は夏期講習でした~」
黒井「みたいやな~」
ひかげ「あれ?先生はいかなかったの?」
ひなた「しっ!ひかげちゃん!優良教師って言ってて出てこないってことはお察しなのよ!」
黒井「聞こえてんで」
ひなた「え?あ~あ~マイクの調子が~」
黒井「まぁウチも呼ばれる思うて張り切って準備はしとったんや」
ひなた「はい?」
ひかげ「自分が優良って自身があったから?」
黒井「まぁせやなー。言うてウチそこそこ人気もあるしちゃんと授業もやっとるし進路指導かってこれまで間違ったことはしてへんつもりや」
ひなた「まぁそのあたりは・・・」
黒井「だいたい桜高とか他の学校は先生数人で来とるんやけどな。ウチ陵桜からは先生は一人しか参加してへんねん」
ひなた「え!?」
黒井「それが石橋先生や。」
ひかげ「でも?中学校とか高校って科目ごとに先生が違うんでしょ?」
黒井「普通はせやけどなー…うちは社会科の…まぁ専門は世界史やろ?」
ひなた「そうですね~」
黒井「石橋先生はそれを全部カバーできるんや」
ひなた「全部?」
黒井「国数英理社の全部やな。だから小学校の先生みたいに全部やりよるんや」
ひかげ「へぇ~」
黒井「オーバースペック過ぎてなぁ…でウチとか桜庭さんとかみーんな暇しとんねん」
ひなた「まぁ暇ならいいんじゃないですか~」
黒井「せやけどな。」
ひなた「で、今回のタイトルで優良教師とは?というお題に本編では」
黒井「全部の科目ができるっていう一つの答えが出されたわけや」
ひなた「まぁこれはあくまで一つのパターンであってこれがすべてというわけではないのでそのあたりは勘違いしないでくださいね~」
ひかげ「ということであんらき☆しすたでした!」
ひなた「黒井先生ありがとうございました」
黒井「ほななー」