らき☆べる【Lucky★Bell】   作:あずきシティ

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[第69話]開幕!体育祭!

―体育祭当日 開会式

 

 

委員「では、校長先生より開会の言葉」

 

 

校長「えーみなさんおはようございます今日は□×£※◇んにゃむにゃむにゃむにゃ……」

 

 

鈴木「なぁかがみ」

 

 

かがみ「どうしたの?」

 

 

鈴木「俺、転校してきた時からずっと思ってたんだがな」

 

 

かがみ「?」

 

 

鈴木「ここの校長、始業式でも何でもずっと『むにゃむにゃ』しか言ってなくないか?」

 

 

かがみ「言われてみれば確かに何言ってるか分からないわね」

 

 

みさお「別に校長の話なんて誰も聞いてないし良いんじゃね?」

 

 

あやの「確かに今時は発言一つが大問題になる時代だしね」

 

 

鈴木「なるほど。何も発言しなきゃ何も問題にはならないって訳か……」

 

 

かがみ「これはこれで問題になりそうだけどね……」

 

 

みさお「誰も聞いてないんだし問題ないんじゃね?チクろうにも話聞いてなきゃそれも無理だぜ?」

 

 

かがみ「なんであんたは聞いてない前提なのよ」

 

 

鈴木「まぁ……普通聞いてないわな」

 

 

あやの「それにほら、高校入ってからはずっと『むにゃむにゃ』しか聞いてないし……」

 

 

かがみ「そういえばそうね、聞こうにもちゃんと話してないわね……」

 

 

みさお「だから柊も同罪だってヴァ!」

 

 

鈴木「いやいや、それ以前に問題なのは『むにゃむにゃ』しか言ってない校長だろ」

 

 

みさお「……あ!そーゆー考えもあるのか!」

 

 

かがみ「いや、そういう考えしかな無いだろ」

 

 

校長「むにゃ……あーもう競技で良いんじゃない?選手宣誓とかいる?……あーやるの、はいはい」

 

 

委員「次は選手宣誓です。」

 

 

鈴木「なんかいろんな意味でこの校長ダメな気がする……」

 

 

かがみ「それは入学式から分かってたでしょ……あ、入学式には鈴木くんいなかったわね……」

 

 

鈴木「だな。というか最近、かがみたちに馴染み過ぎてて転校生だったのを忘れるぜ……」

 

 

かがみ「いや、転校して1年半経ったのに未だに馴染めてなかったらそれこそやばいわよ……」

 

 

鈴木「……それもそうだな。」

 

 

 

 

―開会式終了

 

 

水原「プログラム2番、5里走に参加する方は体育館前にお集まりやがれこの野郎」

 

 

―体育館前

 

 

白石「えらい雑な召集ですね……ってあれ?他は誰もいない?あれ?」

 

 

召集係「全員揃ったぞー」

 

 

白石「えっ?もしかして僕だけ?僕だけだったりするの?」

 

 

召集係「体育館まで付いてきてくださーい」

 

 

白石「え?え?」

 

 

―体育館

 

 

白石「だ、だれもいない……」

 

 

桜庭「じゃっ、250周……です。」

 

 

白石「もしかして」

 

 

桜庭「外には出れないからなー……です。」

 

 

白石「そっ、……景色も何もなく250周!?」

 

 

桜庭「教師が交替で見張るからサボれないぞ……サボれないですよ」

 

 

白石「そんなのただの拷問じゃないk」

 

 

桜庭「何か文句あるか?……DEATH」ギロッ

 

 

白石「い……いえ、何も……」

 

 

桜庭「んじゃ、よーいドン」

 

 

白石「軽っ!?」

 

 

 

 

―応援席

 

 

鈴木「まぁクラスの区切りが曖昧だからこうして来たわけだが」

 

 

こなた「結局いつものメンツが落ち着くってわけだねー」

 

 

かがみ「そうなるわねー……」

 

 

こなた「まぁ鈴木くんはここにくればハーレム状態だから来てるだけかもしれないけどね」

 

 

鈴木「ちょっ、人聞き悪い言い方するなよ。というかそれ、みずりんが一番最初の最初に似たようなこと言ってたような……」

 

 

こなた「そういえば言ってたね。まぁハーレムと言えばギャルゲーではありがちでも現実じゃあまり無いよねぇ~」

 

 

鈴木「のはずなんだがなぁ」

 

 

こなた「らいしくんは5里走で多分、体育祭終わるまで帰ってこないし」

 

 

鈴木「『し』が抜けてるぞ。ってか5里走参加とかマジか……ご愁傷様だなぁ」

 

 

みゆき「水原さんは参加される競技の時間以外は本部にいらっしゃいますし」

 

 

鈴木「委員って持ち回りとかじゃないのか?」

 

 

みゆき「はい、私のような委員は持ち回りです。ですが水原さんはシードと言いますか何と言いますか……」

 

 

鈴木「あっ察し……」

 

 

こなた「ホントはここで一緒に応援したいだろうにねぇ~。頼まれると断れないなんて損な性格だよねぇ~」

 

 

つかさ「あぁ~……」

 

 

鈴木「言ってやるな言ってやるな」

 

 

こなた「結局、勝ち組はツンデレクイーンと同じクラスでこうやってハーレム状態をお楽しみの鈴木くんだけだねぇ~」

 

 

鈴木「そういう言い方ってどうなんだよ……」

 

 

かがみ「あら、否定しないのね」

 

 

鈴木「……まぁな、かがみと同じクラスだったのはいろんな意味で助かったしな」

 

 

かがみ「って何言ってるのよ!?」

 

 

鈴木「まぁ言ったとおりだな」

 

 

かがみ「そりゃ私だって同じクラスで良かったとは思ってるけどそうじゃなくて!」

 

 

こなた「ふっふっふっ……」

 

 

かがみ「ほら!コイツにエサ与えちゃったじゃない!」

 

 

鈴木「あっ……」

 

 




らっきー☆ちゃんねる

あきら「おはらっきー!!今日も始まりましたらっきー☆ちゃんねる!ナビゲーターの小神あきらです!」

石橋「アシスタントの石橋です。」

あきら「え?なんで?」

石橋「ん?白石は5里走やろ?」

あきら「あぁー…でセンセは代わり?」

石橋「おぅ」

あきら「えぇー……」

石橋「ほなとりあえず、体育館から中継あるから見てみよか」

あきら「はい」

-体育館




-

石橋「あれ?誰もおらへんな…白石ー?」



石橋「白石―!?」



石橋「白石!!!????」

あきら「え?もしかしていない?」


石橋「えーと映像がうまく中継できなかったみたいです。大変申し訳ありませんでした。」

あきら「白石さん??」

石橋「ってことで今日はここまでや!」

あきら「…」

石橋「ばいにー!!」
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