―体育祭の翌週・放課後
こなた「いやー今年のクラス行事はあっさりになったねー」
つかさ「占いだもんね~」
水原「クラス以外にも積極的にイベントをやる側で参加できるようにって配慮ですからねぇ」
みゆき「クラス側を縮小してその分を有志にしたので委員の仕事自体は増えたんですけどね。」
水原「お疲れ様です。」
みゆき「それとあまりに新しい制度ですので皆さんが慣れないのかあらゆる企画で穴がでています……」
つかさ「穴?」
みゆき「はい……例えば今年はいわゆるミスコンを開催するのですが参加者が足りません。まだ期限まで時間はありますから悲観しなくて良い……と思いたいのですが……」
かがみ「おーす」
鈴木「おす」
こなた「あーかがみたちお疲れー。かがみたちのクラスは何するのー?」
かがみ「お化け屋敷よ」
鈴木「詳しくはまだ決まってないけどとりあえず……って感じだな」
こなた「へぇー残念だね」
かがみ「何がよ?」
こなた「なんか役者とかしてみたいみたいなこと言ってなかった?」
かがみ「まぁそこまでじゃないわよ。機会があればって程度」
こなた「ふーん」
水原「いっそ私らで何かやります?」
かがみ「私は遠慮しとくわ」
こなた「頑張ってね」
鈴木「おぉ観に行くからな」
水原「ちぇっ……つれないなー」
こなた「まぁ日本人がよく言う返しなら『考えとく』とか『やれたらやる』だね~」
水原「はい、よくわかりました」
みゆき「ただ、本当にイベントが埋まらなかった場合は水原さんにお願いしないと……」
水原「あらーまぁその時はその時ですな」
みゆき「そうですね」
こなた「そういえばゆーちゃんたちはどうするんだろ?」
水原「本人たちに聞いてみたら?私は知ってますけど」
こなた「そだね~ケータイっと……」
―数分後
ゆたか「お邪魔しまーす」
こなた「ゆーちゃんたちいらっしゃーい」
みなみ「こんにちは」
ひより「こんにちはッス」
パティ「ハロー!」
鈴木「久しぶりー」
ゆたか「どうしたの、お姉ちゃん?」
こなた「いやーゆーちゃんたちのクラスは何するのかなぁ~って思ってね」
ゆたか「文化祭?」
こなた「そう」
ゆたか「私たちはね~……ネットカフェ?みたいな感じのにするんだよ~」
つかさ「ネットカフェ?」
みなみ「はい。みんなでパソコンを持ち寄ってネットができる環境にしようと」
こなた「また思い切ったチャレンジだね。準備はいつからするの?」
ひより「それが……場所が文化祭の数日前まで使えないんで準備はギリギリに詰めてやるッス」
かがみ「それは……大変ね」
水原「その分、クラス外でもいろんなことやってくれ……っていう暗黙のメッセージやね」
パティ「ワァオ!ひよりん♪」
ひより「パティ……いやダメッス……我々はマイノリティっス!」
水原「まぁさっきのは半分冗談だけど半分本気なので色々手を出してみるといいよ」
ひより「ちょっと考えさせてほしいッス……」
かがみ「にしても何なのかなぁこの方針は」
水原「やる気ある方が楽しめるでしょってのを具体化させた?」
こなた「よく分からないね」
みゆき「私はイベントの枠だけが空いているのが不安です……」
水原「確かに委員だけでいくつか企画を立案、実行はしなきゃならないかもですからね」
みゆき「他の仕事もあるので出来れば避けたいですが……」
こなた「みゆきさん、さっきから残念フラグ立ちまくりだよ?」
みゆき「フラグ?旗ですか?」
こなた「あー自覚無し死亡フラグだね」
水原「それ以上はやめてあげてください。今、絶望されると多分もたないです」
みゆき「死亡?絶望?あの……?」
水原「はいはい、今日はこの辺りにして帰りましょう。英気を養わないと」
みゆき「あ、そうですね。もうすぐ忙しくなりますから」
―数日後・放課後
みゆき「かなりクラスの方は案がまとまってきましたね」
水原「まぁシフト決める以外は占う方法とか個人で考えるわけだし体よく丸投げされたような……」
みゆき「何か言いましたか?」
水原「いえ、何も。」
副委員長「委員もクラス以外に色々山積みだから分かってよ」
水原「まぁ……割と危険らしいのは分かってるけどサー。これでしょ?」←スッカスカのプログラム
みゆき「はい……思った以上に空いていて困惑しています……」
副委員長「なんとかしたい……けどアイデアがね」
水原「いっそ我々でコントでもしましょか?」
みゆき「それは遠慮したいです」
副委員長「無しかな」
水原「ですよねー」
みゆき「ワンマンライブをなさるのでしたらいつでも場所の提供はいたしますので」
水原「厳しい冗談やなぁー」
みゆき「?……冗談を言ったつもりは無いのですが?」
水原「………」
副委員長「と、とにかくこの空いてる枠を何とかしないとね」
みゆき「参考までにあくまで水原さんでなく一般論の話をしますがコントライブをするとどれくらい時間を使いますか?」
水原「私は主催したこと無いのですが……まぁ公演に60分として準備45分、開場は15分前、客ハケ15分、撤収45分あれば……」
みゆき「では1回やるごとに15分の休憩を入れれば1日に3回転は出来ますね?」
水原「一つのスペースを同じ演目で1日占領するのはいかがなものかと……」
副委員長「たくさん有志がいて抽選とかならそうだけど今はこの空きっぷりだしそうも言ってられないでしょ」
水原「確かに……」
みゆき「ですから水原さん」
水原「いやいや待て待て。それしたら私、文化祭で何もできないよ?」
副委員長「………」
水原「………」
みゆき「……あ。それを忘れてました。失礼しました」
水原「素で忘れてたのかよ!?」
みゆき「困りましたね……どうすれば3回転して会場を埋めれるのでしょうか?」
副委員長「3団体集めれば良いけど集まりそうにないもんね」
水原「いっそ映像にしたら当番をかわりばんこにして同じ演目に出来るけど」
副委員長「映像?」
みゆき「映像……ですか?」
ハルヒ?「映画を作るわよ!」
水原「そうそう映画とかね……って本人!?」
こなた「残念でしたー!こなただよーん。でも映画なら協力するよーん。私は超監督、みゆきさんが戦う未来人ウエイトレスで」
水原「とりあえずそれ以上は色々ヤバいからやめよう。」
みゆき「ですが映画というアイデアは真剣に考えさせてください。今のままでは何も予定が無い場所が多すぎます。」
水原「言っちゃ悪いがこんなアイデアまで検討ってよっぽど切羽詰まってるんやなぁ」
みゆき「はい、企画が無いのも問題なのですが企画があっても穴が埋まらない問題があります」
副委員長「これはマシな方だけど……」
水原「バンド演奏有志?空き枠が2つか……」
副委員長「軽音楽部以外で、となるとそもそもバンド人口も多くないからね」
みゆき「さすがに全校生徒に聞くわけにもいきませんし」
水原「うーん難しい問題やねぇ。いっそ他校巻き込むかな」
みゆき「一応、バンドのメンバーが他校という場合は許可していますので既に巻き込まれています」
水原「うぉーう、先手打たれてるんかよ。じゃあいっそメンバー全員他校のバンドとか?」
こなた「つかさの友達とか?」
みゆき「その手はアリですね。学校的には避けたいですが……そうも言えないですし。考えさせてください」
水原「はいよ。それと前言ってたミスコンの参加者は集まったん?」
みゆき「それも実は……」
副委員長「というか明らかにその話題は反らしてたのに……察せよ」
水原「避けたっていつかはぶち当たる問題じゃん」
みゆき「そうではあるのですが……」
こなた「いっそ、みゆきさんが出たら?」
みゆき「それはその……私がでても誰も喜ばないので」
こなた「そんなこと無いよ~需要はバッチリ!」
みゆき「そう申されましても……」
こなた「ね!?」
副委員長「………。」
こなた「……ヘタレ」ボソッ
副委員長「!」
水原「まぁ喜ぶ喜ばないは他人が決めることだしそれに背に腹は替えられんでしょ」
みゆき「確かにおっしゃる通りなのですが……」
こなた「へ~みずりんが突然のみゆきさん推し?まさかの鞍替え?」
水原「いやいや、そういうワケじゃないけどね。ただミスコンに出るのを楽しみに待ってる方ももしかしたらいるかもしれないでしょ?」
みゆき「それは……無いかと思います。そのような声をかけられたこともありませんので」
副委員長「………」
こなた・水原(ダメだこりゃ)
こなた「とにかく出なよ!応援するからさ!」
水原「考えてても話は前に進まない!出よう!……あ、パワハラとか言わないでね」
みゆき「……分かりました。受付最終日まで参加者が少なければミスコンに出場します」
こなた「やたー!」
水原「よし、お疲れ様。私も腹くくってどっかのイベントに参加申請出来るようにするわ」
みゆき「あ、ありがとうございます」
こなた「あともう一人くらい腹くくってくれる人がいたらなー」
副委員長「あ、うん……」
みゆき「一人と言わずもっとたくさんの申請が来てほしいですね」
こなた・水原「ダメだこりゃ」
らっきー☆ちゃんねる
あきら「おはらっきー!!今日も始まりましたらっきー☆ちゃんねる!ナビゲーターの小神あきらです!」
白石「アシスタントの白石みのるでーす。よろしくお願いいたします。」
あきら「さぁいよいよ桜藤祭編が開幕ですね!」
白石「そして悲しいお知らせがあります」
あきら「え?何?あきら聞いてないんだけど!」
白石「実はですね・・・このらき☆べるは桜藤祭編で実は終わりとなります」
あきら「えぇーーー!!!」
白石「まぁこの桜藤祭編はすごいボリュームはあるのですが…」
あきら「およおよ。でもそれって言っちゃっていいの?」
白石「まぁおまけ編はあるらしいんですけどね。本編は桜藤編で終わりです」
あきら「へ~~」
白石「ということでもう少し……というよりはまだまだボリュームある桜藤祭編!こうご期待ください!」
あきら「あんた……だいぶ作者に媚び売ったわね」
白石「あきら様!今日はここで終わりらしいですよ!」
あきら「え?」
白石「ばいにー!!」
あきら「ちょっ」