―日曜・駅前
こなた「いや~なんか、この3人ってのもひさびさだね~」
かがみ「珍しく遅刻しなかったわね」
こなた「まぁね~さすがにこの歳で遅刻はないよ~」
かがみ「どの口が言う……」
つかさ「早くしないと混んじゃうよ?」
こなた「そだね。よし行こう~!」
―サイ○リヤ
店員「3名様ですね~こちらへどうぞ~」
―席
店員「ご注文の商品はこちらでお揃いでしょうか?」
つかさ「は~い」
店員「それではごゆっくりお過ごしくださいー」
こなた「さて、かがみん……」
かがみ「何よ?」
こなた「文化祭のミスコンさ~かがみも……」
かがみ「なっ!!!!いきなり何!!!?」
こなた「何慌ててるの?かがみも楽しみだよね?って言おうとしただけだけど」
かがみ「あ、あら……そう……別に慌ててなんかないわよ?」
こなた「ふーん……ミスコンにみゆきさん出るからね~楽しみだな~お父さんに頼んで超高画質ビデオカメラで撮ってもらわないとね~」
かがみ「それだけはやめろ!」
こなた「なんでかがみが拒絶するの?出るのはみゆきさんじゃん。」
かがみ「あ、いや……でも……みゆきも嫌がると思うしやめてあげなさいって意味よ!」
こなた「ふ~ん」(やっぱりかがみはわかりやすいな~)ニヤニヤ
かがみ「何ニヤニヤしてんの?」
こなた「いや~かがみはカワユスな~ってね」ニヤニヤ
かがみ「何が言いたい?」
こなた「いや~なんでも~。そういえばみゆきさん、今ごろ何してるかな~。電話してみようかな~」
かがみ「やめたげなよ。みゆき気を遣いそうだしさ」
こなた「良いじゃ~ん。それにみゆきさんが休みに何してるか気になるし」
つかさ「確かにゆきちゃんって休みの日何してるんだろ~」
かがみ(確かに気になるけど……知りたいけど知りたくないような……)
こなた「ということで思いっきり生電話~!」ピッ
かがみ「それはやめとけ!いろんな意味で危ない!」
こなた「………アレ」プルプルプル...プルプルプル...
かがみ(え?なんで……出ないの?)
―みゆき宅―
ゆかり「あらみゆき?またそれ(ルームランナー)使ってるの?」
みゆき「はい。かなり効率的なんですよ」
ゆかり「へ~」←感心無し
みゆき(ホントは母が買って来たんですけどね……)
携帯「」ヴーヴーヴー
ゆかり(みゆきのケータイが鳴ってるけど……まぁ放っておいてもいいかしら)
―ファミレス―
こなた「うーん……みゆきさん出ないね」
つかさ「ゆきちゃん忙しいのかな~?」
こなた「う~ん……彼氏とデートとかかな~」
つかさ「あまり噂とか聞かないよね。ゆきちゃんモテそうなのに。あ、でも噂を聞かないだけでホントはいたりするのかな~」
こなた「どうだろね~みゆきさん意外に鈍感だから向こうがそのつもりで誘ってるけど気付いてないだけって可能性もあるかもね~」
つかさ「あ~なるほど~」
かがみ(まさか……ね)
こなた「さて次は誰に電話しようかな~。呼んだら来てくれそうな地元近い人にしよう!」
かがみ「やめとけよ……いきなり呼ばれても迷惑なんだし」
こなた「まぁまぁ強制はしないよ~無理強いはするけど☆」
つかさ「こなちゃん……それ同じ意味なんじゃ……」
こなた「細かいことは言いっこナシだよ!……じゃ鈴木くんあたりに電話しようかな!」
かがみ「えぇ!?」
こなた「どったの?なんでそんなオーバーリアクション?」
かがみ「いや、なんでも……。でも、いきなり呼び出すのも迷惑じゃないかしら?何かしてるとダメだし……」
こなた「まぁまぁ何かしてたら電話出ないだけだよ~エイ!」ピッ
かがみ「あーかけちゃった……」(どうしよう、みゆきと一緒だったりしたら……って別にそれでも良いんだけど)
つかさ「お姉ちゃん?」
かがみ「何?」(そういえば昨日つかさが……)
つかさ「なんでもないよー」
かがみ「そ、そう?」
こなた「お?繋がった!ハンズフリーにするね」
鈴木(電話)「いきなりどうしたー?」
こなた「やふ~今、O宮のサ○ゼリヤにいるんだけど来ない?」
鈴木(電話)「なんだ?1人ファミレスがつらくなって俺を呼ぶのか?」
こなた「違うよ!そこまでひどくないし!」
鈴木(電話)「すまん、冗談だ。で、O宮のサイゼ○ヤか……」
こなた「来なよ~。かがみとつかさもいるよ~。ハーレムだよ~」
鈴木(電話)「行きたいのは山々だが……ちょっと野暮用があってな。後から合流でいいか~?」
かがみ(……野暮用?)
こなた「う~ん……野暮用って何?」
鈴木(電話)「うんとなー……あ……ダメか。野暮用は野暮用だ」
こなた「誰かに口止めされてるんだ~へぇ~」
鈴木(電話)「すまんな。じゃ野暮用片付いたら電話するよ」
こなた「ほいほーい」
鈴木(電話)「じゃ」
こなた「……だってー。とりあえず連絡来るまでお昼してゲーセンにでも行くか~」
つかさ「そだね~」
かがみ(言えない野暮用?……しかも口止めってことは誰かと一緒にいる……?みゆきかな?え?どういうことだろ……)
―鈴木サイド
鈴木「珍しい気がするな。お前が休日呼び出すなんて」
水原「そうですかね?まぁ、それは良いとしてさっそく本題なのですが文化祭の間、何か予定ありますか?」
鈴木「特には……あ、2日目の一般公開日の朝一は出来れば避けてほしいが」
水原「あ、それなら大丈夫です。」
鈴木「というか何の企みだ?」
水原「実はですね、ラジオ局を開設することになりまして」
鈴木「は!?」
水原「いや、文化祭でですよ?どうしても埋まらない教室1室を貸し切って……」
鈴木「な、なるほど……」
水原「で生徒のみの1日目も含めて2日間、ずっと貸し切らされたので……放送するネタが足りないんです」
鈴木「なるほどな……まぁ頑張ってくれ」
水原「で終わると思います?」
鈴木「さすがに無理か……ん?ちょっと、すまん。電話だ」
水原「どうぞ」
鈴木「こなたからか……いきなりどうしたー?」
―電話中 この場面は上の方とリンクしています―
鈴木「じゃ……すまんすまん待たせた。で、単刀直入に何が言いたいんだ?」
水原「こちらをご覧ください。今回の文化祭ラジオ放送局、略して文化放送の番組表です」
鈴木(文化放送って……実在してる名前はヤバいだろ……)
水原「とりあえずミスコンとか吹奏楽とか明らかにお客さんのだいたいがそっちに行っちゃうイベントの時間帯は放送休止にして他の時間帯は30分ずつに区切って25分放送、5分準備でタイムテーブル組んだんですがね」
鈴木「どれどれ……ん?なんか未定が多すぎないか?」
水原「でしょ?言いたいこと分かります?」
鈴木「まさか俺にハガキ職人でもやれと?」
水原「ハガキ職人もなんですが、どっかのコマでパーソナリティーしてもらえませんか?」
鈴木「ハイッ!?パーソナリティー?」
水原「1人じゃなくて何人かでやってもらっても良いんですけども」
鈴木「そこじゃねぇよ!何で俺がパーソナリティーなんだよ!?」
水原「私の交友関係考えてください」
鈴木「って言っても白石とか他にもいるだろ!」
水原「まぁ……これが一昨日の晩に始動した計画ってのもあるんですがね。」
鈴木「急だなオイ!」
水原「この枠みてもらえませんか?」
鈴木「ん?『らっきー☆ちゃんねる』?」
水原「今をときめく14歳のスーパーアイドル小神あきら様のオファーに成功しまして白石くんにはその小神あきら様の番組アシスタントをお願いしてるんですよ」
鈴木「なるほど。」
水原「さすがに2日あわせて2時間も拘束してさらに他もとはよう言いませんわ……」
鈴木「で、俺か」(というかコレ、みずりん自身が休止以外の時間、拘束されてるぞ)
水原「まぁ他にもたくさん、声はかけてますよ。すげぇかけてますよ。校外にも声かけてるくらいですよ」
鈴木「へ、へぇ……で、返事は?」
水原「この枠だけ……」
鈴木「何々?パーソナリティーはみずりんと石橋先生!?」
水原「ええ。」
鈴木「何しゃべるんだよソレ」
水原「こちら見てもらえます?1年にやった匿名進路アンケートなんですがね」
鈴木「唐突だなぁ。将来やりたいこと?なんか漠然だな……」
水原「将来やりたいこと←そのためには何が要る←そのためにはどんな進路を選ぶべき?という真面目なアンケートなんですよ」
鈴木「真面目な割に匿名なのか?」
水原「匿名だからカッコつけずにマジで回答しろってことで」
鈴木「なるほど……でそのアンケート結果が」
水原「これです。1位、決めていない・何も考えていない(58%)、2位教師(11%)……と」
鈴木「へぇ……マジでマジ回答なんだな。1位何も考えていないってリアリティ全開だな……」
水原「でしょ。で、まぁ2位が教師だったので」
鈴木「その教師の体験談とか色々語ってもらおうと」
水原「そういうこと」
鈴木「いい加減にしかならないんじゃかないかな……」
水原「まぁそのあたりはあの石橋先生、意外にまともですから」
鈴木「そんなもんかね。で、他は誰に依頼するんだ?」
水原「柊姉妹には声かけたいですね」
鈴木「それは個人的な趣味か?」
水原「もありますけど普通に校内で双子揃っているのが柊姉妹だけですのでね」
鈴木「ふーん……まぁ断られるだろうけどな」
水原「まぁそやねw」
鈴木「そういえばさっきこなたから電話で今、3人でいるそうだが……来るか?」
水原「うーん……それ私行って良いのかな?空気読んだら行かないほうがええかなって思うんやけど」
鈴木「?なんで?」
水原「だってその3人が3人して君のことが好きで誰が一番最初に振り向かせれるか的なチャレンジしてたら私は邪魔でしかないよ?」
鈴木「んなわけあるか。だいたいそんなことがあったらお前ソレを認めれるのかよ」
水原「それが幸せなら認めるしかないですね。仕方なく、しぶしぶハンカチでも噛みながら認めるしかないですね」
鈴木「認めてねーじゃん」
水原「まぁ実際、その状況になれば答えは出るでしょう」
鈴木「そうか……。でどうするんだ?さっき言ってたようなことは無いし来るか?」
水原(無いと言いきるあたり主人公やなぁ。女子3人だけいて男1人だけ声をかけるってまぁまぁおかしいと思うんやけど)
鈴木「わかったわかった。じゃあ俺が一応、こなたに連絡とって確認してみるよ」
水原「あーいや、私からします。」
鈴木「そうか?」
水原「はい。……あ、もしもし……」
こなた(電話)「やふ~どったの~?」
水原「今ね、鈴木善治とおるんだがね」
鈴木(なんでフルネームなんだよ)
こなた(電話)「ほうほう。」
水原「彼を誘ったやろ?」
こなた(電話)「うん。」
水原「でワイも来たら?って言われたんよ。私はギャルゲー展開かなとか思って断ったんけど『そんなことが無い』って言い切りよるしね」
こなた(電話)「なるほど~。無いって言い切るあたり主人公だね~。」
水原「でしょ?」
こなた(電話)「みずりんが誘われたらどうする?」
水原「そりゃもうwktkで行きますよ。私の場合はだいたい面倒なこと任せられるだけだけどね」
こなた(電話)「分かってるじゃん」
水原「まぁさすがにね。で本題は今日の場合、私も行って良いかどうか?ってことだね」
こなた(電話)「うーん……セオリー的にはダメだね。ギャルゲーにライバル男は要らないし女3対男1がネタ的にはいいバランスだしね。」
水原「ですよねー」
こなた(電話)「とは言っても私は鈴木くんにもみずりんにも特に興味ないし、つかさもしかりだろうから、うまくはぐれてニヤニヤさせてもらうつもりだし、そこにみずりん1人入っても別に良いかな……と」
水原「なるほど。ってかソレ言って良いのか?聞かれたらタダじゃ済まないだろ」
こなた(電話)「今、たまたま2人と離れてるから大丈夫だよ」
水原「お、おぅ……そしたらいっぺん私も合流してみるわ」
こなた(電話)「はいはーい、O宮のゲームセンターにいるよ~」
水原「了解。…………ということで俺……ゴ㌿ 私も行って大丈夫らしい」
鈴木「お、そうかそうか。」(なんでわざわざ一人称言い直したんだ)
水原「O宮のゲームセンターらしいんで行きましょか」
鈴木「はいよ」
―ゲームセンター
鈴木「おいっす」
こなた「Yahoo!」
水原「毎度」
こなた「さて、呼んだはいいけど何も決まってない!」
鈴木「ゲームセンター来たんだしゲームするんが良いじゃないか?」
こなた「だよね~」(すぐはぐれると怪しいから適当なタイミングで)
水原(御意)
つかさ「こなちゃん、これ得意だったよね?」
こなた「ボンゴの名人?」
つかさ「あれ?前に私と一緒にやらなかったっけ?」
こなた「それ太鼓の方じゃないかな?」
つかさ「違うのかな?」
水原「多分、違いますね。多分。」
つかさ「こなちゃん、太鼓の方は得意だからやってみたら?」
こなた「うーん……私のは得意というか譜面覚えてるだけだからね~。かがみやってみたら?」
かがみ「え?うーん……」
こなた「大丈夫だよ~ヘタクソでもやったことないゲームって言えば言い訳になるんだしさ~」
かがみ「なんかその言い方、ムカつくわね。分かった、やるわよ。アンタほどじゃないけど太鼓の方も私、それなりに出来るわよ?」
こなた「じゃあかがみは決まりね。もう一人は……」
つかさ「私は横で見てるよ~」
水原「私も音ゲーは苦手でしてね……」
こなた「じゃあ鈴木くん」
鈴木「俺かよ!?……まぁ良いけど俺、太鼓の方もフルコンボとかしたことないぞ?おにレベルはクリア出来んし」
かがみ「それは私もよ。それが普通だから安心して」
鈴木「そう?じゃあ俺が昔見た人がすごかっただけか……よし、やるか。」
こなた「普通にやってもつまらないからどっちが勝つか勝負したら?」
かがみ「うーん……私は良いけど鈴木くんは?」
鈴木「良いぜ。一勝負やるか。」
こなた「決まりだね!……ついでに勝った方が負けた方に何かするとかは?」
かがみ・鈴木「却下」
こなた「えーっつまんないー」
鈴木「いやいや勝負するのは俺たちだから」
こなた「まぁそうなんだけどさー」
水原「じゃあ私は柊かがみさんが勝つ方にジュース1本」
こなた「じゃあ私もかがみが勝つ方にジュース1本♪」
つかさ「え?私もお姉ちゃんが勝つ方にしたいんだけど……」
こなた「それじゃ賭けにならないじゃん……」
つかさ「じゃあ……鈴木くんが勝つ方にジュース1本」
鈴木「あのーそういうのはせめて俺の聞こえないところでやってくれないかな?」
こなた「あーごめんごめん。まぁ頑張ってくれたまへー」
鈴木「絶対、応援してないだろ……かがみ、お金入れて大丈夫か?準備OK?」
かがみ「OKよ!」
―チャリン
かがみ「えーと……どの曲にする?」
鈴木「うーん……これとかどうだ?」
かがみ「あ、これは知ってるわよ」
鈴木「じゃあ決まりだな。レベルは……」
かがみ「ふつうで良いんじゃない?」
鈴木「了解、よし始めるぞ」
―♪
ゲーム機「 ヒール ミュート トゥ オープン ヒール ミュート トゥンバオ~~~~」
かがみ「ちょっ!?」
鈴木「なっ!!?なんだこの譜面!?」
ゲーム機「GAME OVER!」
かがみ「どうなってるのよ!?」
鈴木「んなもん分かるか!前奏だけ、歌詞はいる前に終わったぞ」
ゲーム機「成績発表!」
―柊かがみ 00000点
―鈴木善治 00000点
こなた「え~これじゃ勝負になってないじゃん!つまんない!」
かがみ「しょうがないでしょ!まったく訳分からなかったんだから!」
つかさ「あ、もしかしたらいきなり『ふつう』から選んだからじゃないかな?」
こなた「そうだよ!今度は『かんたん』でやってみなよ」
かがみ「じゃあ次はアンタがやればいいんじゃない?私はパス」
鈴木「悪いが俺もパス。またつまんないものを見せたくはないからな」
こなた(根に持ってる!?)「はいはい、じゃあ私ともう一人は……つかさ、やる?」
つかさ「私も遠慮しとこうかな」
こなた「じゃあみずりんでいいや。カモン」
水原「『でいいや。』ってなんだよ。『でいいや』って」
こなた「と言いながらすぐ準備するあたりがみずりんだよね~」
水原「どういう意味やねん。さっきの曲の『かんたん』でいい?」
こなた「いいよ~カモン!」
―♪
ゲーム機「 ひ~る みゅ~と とぅ お~ぷん ひ~る みゅ~と とぅんばお~~~~」
水原(゜□゜;;;)
こなた「カタカナからひらがなになっただけじゃん!」
ゲーム機「げぇーむおーばぁー!」
水原「ここもひらがなかよ!?」
ゲーム機「せいせきはっぴょう」
かがみ「へ~アンタが0点とはね~」
鈴木「俺たちのことをえらそうに言ってたのにな」
こなた「みずりん、2人がなんか怖いよ」
水原「自業自得でしょ。」
こなた「え~!みずりんまでそんなこと言うの?こんなの誰も出来っこないって~!」
つかさ「あ、こなちゃん。いかにもボンゴっぽい人がやるみたいだよ」
かがみ「しかも『難しい』を選んでるわ……」
ゲーム機「 H M T O H M TNBO~~ H M」
こなた「何、あの速さ……」
鈴木「腕が5本くらいに見えるな」
ゲーム機「500コンボ!」
水原「やべぇ」
ゲーム機「7000コンボ!フルコンボだボンゴ!」
かがみ「誰も出来っこないんじゃなかったのかしら?」ニヤニヤ
こなた「うるさいよ!」
鈴木「まぁ今回は自業自得だな。」
こなた「もう良いもん!別のゲーム行こうよ!」
水原「はいはい。」
―2階
子供A「よし!クワガタの幼虫だ!」
子供B「俺のカブトムシの幼虫にかなうもんか!」
子供A「何を!?」
子供B「幼虫アルティメットビーム!」
子供A「カブトムシにそんな特性が!?」
こなた「お~見たこと無いゲームだね」
鈴木「『幼虫アルティメットビーム』って……」
水原「何か変なゲームが多いですね」
こなた「お?UFOキャッチャーが結構あるね」
つかさ「あ、いちごんだ~」
水原「デカッ……ビーチボールくらいの大きさがある……」
かがみ「でもいちごんって見た目あんまりかわいくないわね。誰が取るのかしら」
水原「じゃあ私が取る」
かがみ「え゛?いや、無理しなくても」
こなた「まぁ良いじゃん。取るのはみずりんなんだし。私たちは別のを見に行こうよ~」
水原「ほな、私はしばらくここいますので」
―別のUFOキャッチャー
こなた「おや?」
かがみ「アンタもUFOキャッチャー?」
―チャリン
こなた「まぁね~」
―ポトン
つかさ「こなちゃんすご~い」
こなた「まぁこれは狙い目だったからね~」
かがみ(あんなに簡単に取れるんなら私にも簡単にポロッと)
こなた「取れちゃったりして……とか考えてない?」
かがみ「あっ!いや……でもせっかくだしやってみようかな」
―チャリン
かがみ「よし……これで……」
鈴木「あ」
かがみ「え!?ウソ!!ちゃんと掴んだじゃない!?」
こなた「」ニヤニヤ
鈴木「まぁ惜しかったし一応は掴んでたから次はいけるかもしれんぞ」
―チャリン
かがみ「アレ?」
―チャリン
かがみ「ウソ!?」
―チャリン
かがみ「なんで!?」
つかさ「お姉ちゃん……」
こなた「えらい人は言いました。UFOキャッチャーは貯金箱だと」
かがみ「うまいわね、そいつ」
鈴木「よし、俺がやってみる」
かがみ「なかなか強敵よ。やめたら?」
鈴木「正直言えば見ててやりたくなっただけだ」
こなた「でも取れたらそれはかがみにあげるんだよね?」
鈴木「まぁな。俺はゲームがしたいだけだから」
こなた「本当にそれだけ?」ニヤニヤ
鈴木「何が言いたい?」
こなた「鮮やかに景品を取ってかがみに良いところを見せたいとか、取れた景品をかがみにあげて好感度をうpしたいとか」
鈴木「……なぁ、かがみ。コイツ無視して良いか?」
かがみ「OKよ。むしろ真に受けてたら適当にいろんなことでっち上げられるわよ」
鈴木「だな」
―チャリン
こなた「さて、鈴木くんは良いところを見せられるのかな~?」
鈴木「うるせぇ。あ……」
かがみ「残念……」
鈴木「えぇいもう一回」
かがみ「ちょっと、無理しなくて良いわよ?」
鈴木「いや、たった1回で取れるとは思っていない!」
―チャリン
こなた「」ニヤニヤ
鈴木「あ……こうなったら意地だな。もっかい!」
かがみ「えぇ?」
―チャリン
鈴木「すまん……ちょっと時間がかかりそうだ」
かがみ「本当に良いのよ?私、気にしないし……」
鈴木「いや、なんとなく俺が負けたみたいで嫌なんだ。」
―チャリン
鈴木「うっ……次こそは!」
こなた「あ!私たちはみずりんの様子見てくるよ。ほらつかさ!行くよ!」
つかさ「え?あ、こなちゃん?」
こなた「かがみは鈴木くんの応援でもしてて。じゃっ」
つかさ「待ってよこなちゃ~ん」
かがみ「はぁ?ちょっと待ってよ?え?」
鈴木「かがみも行って良いぞ。俺はもうすぐ取れそうだから」
かがみ「もうすぐ取れるなら待つわよ。どうせ同じ階なんだし」
こなた「じゃね~!」スタタタタ
鈴木「まぁあの速さで別れるのは何かおかしいと思うが……」
かがみ「私もそれは思ったわ。」
こなた「さてみずりんも呼んでフライデーだよフフフ」
つかさ「こなちゃん、今は文春の方がすごいんじゃ……」
こなた「細かいことは気にしない気にしない!どっちも今は下火だよ!おーいみずりんー!」
水原「な!もう一回!」
―チャリン
水原「っ!もう一回!」
―チャリン
水原「こい!……あぁぁぁぁ……」
こなた「なんか取り込み中みたいだね」
つかさ「そうだねー」
こなた「私たちだけでかがみの偵察行こうか。多分、みずりんは当分あのいちごんをゲットするために時間を費やしそうだし、私たちが来たのも聞こえてなさそうだし」
つかさ「そだねー」
こなた「じゃ戻って影からラブラブな2人をじっくり見るとしますか~」
水原「……。行ったか……。聞こえてないわけないじゃん……。ただ他人が幸せなのを見て何が楽しいんだよ。こちとら生殺しみたいなもんやのに……」
こなた「さて、どんなもんかな~?」
鈴木「…はぁ……やっと取れたぜ……」
かがみ「おめでとう。でいくらかかったの?」
鈴木「1700円……」
かがみ「私が言うのもなんだけど、ちょっと無駄遣いだなぁって思わなかった?」
鈴木「思いました……」
かがみ「私が言うのは変だけど、もうちょっとお金は大切にしなよ?」
鈴木「はい……」
つかさ「なんかもめてる?」
こなた「というより尻に敷かれてる感じだね~」
つかさ「止めなくて大丈夫かな?」
こなた「かがみがお説教なんて信頼の証だろうし大丈夫なんじゃない~?」
かがみ「……もしかしてちょっと言い方きつかった?ごめん」
鈴木「いや、そうじゃないよ。かがみ様のおっしゃる通りだなぁと」
かがみ「かがみ様言うな!」
鈴木「ごめんごめん。いや、でもこれからは気をつけるよ。まぁ情けない話、ただの意地だったからね……」
かがみ「気持ちは分かるけどね。私だって鈴木くんがやるって言わなかったら自分でもうちょっとやってたかもしれないし……」
鈴木「そ、そう!俺はそれを止めるために」
かがみ「……そんなわかりやすいウソは要らなかったわー」
鈴木「すまん。……ハハハ」
かがみ「何笑ってるのよ?」
鈴木「いや、なんとなくこの茶番が面白くてな。」
かがみ「何よそれ、変なの」
鈴木「ハハハ……変なのついでに俺らを覗き見してる変なのがいるぞ」
かがみ「え?どこよ?」
鈴木「あのヌスーピーのUFOキャッチャーの裏だ」
こなた「あ、バレた」
つかさ「え、えぇ?こなちゃん、どうするの?」
こなた「どうするって逃げれないでしょ」
鈴木「なぁ、んなとこで何してるんだ?」
かがみ「逃げられないってどういう意味かしら?返答によってはタダじゃ済まないわよ?」
こなた「あはははは……ちょっといい感じに見えたから割って入るのは良くないかな~って」
かがみ・鈴木「どこがだ!?」
こなた「そういうところが」
鈴木「くっ」
かがみ「なっ……そんなことより水原くんの様子はどうだったの?」
こなた「あからさま過ぎる話題そらしだね。実際、みずりんが何してても興味ないくせに~」
かがみ「いくらなんでもその言い方はひどいわ」(まぁその通りなんだけど……)
こなた「じゃあみずりんにもさっきみたくお説教してあげたら?」
かがみ「それはちょっと……」
こなた「ほらね。」
鈴木「で、結局アイツはどうしたんだ?」
こなた「あっちでゲームに没頭してたよ~」
かがみ「なんというか……意外と負けず嫌いとかなのかしらね」
こなた「かがみ~明らかにコメントが適当じゃない?」
かがみ「そんなこと無いわよ。ただ私たちがやってたのより遙かに無理そうだったじゃない。」
鈴木「確かにな……あぁいう巨大なのって取るのに1万くらいかかりそうなイメージだな」
こなた「まぁあれも端のタグとかにうまく引っかかれば100円で取れるんだけどね~」
かがみ「え゛!?……というかそれを研究するのにいくら使ったのよ……?」
こなた「……聞きたい?」
かがみ「いや、遠慮しとくわ」
鈴木「とりあえず結構な時間帰ってこないあたり、その100円で取れる技は知らないだろうな」
こなた「そだね~。今ごろ大量に100円玉が流し込まれてそうだね~」
つかさ「あれ?こなちゃん気づかなかった?みずりちゃんさっきゲーム機の前で立ってただけでゲームはしてなかったよ?」
こなた「え!?マジで!?」
つかさ「何か思い詰めた感じでいちごんを眺めてたよ?」
こなた「んんー?」
鈴木(そりゃ思い詰めるだろうよ)
かがみ「なんとなく水原くん闇を持ってそうだし……そっとしておいてあげたほうが良いかもね」
こなた・鈴木(あぁーこの場にいてアレを知らないのはかがみだけか。)
つかさ「とりあえず呼びに行かない?」
こなた「そだねぇ。このまま放置してたらずっといちごんの前で考え事してそうだし」
鈴木「いや、その心配は要らないようだ」
水原「すいませーん、ちょっとアツくなっちゃって……」
こなた(うーん、ゲームやってた設定で来たか)
鈴木「どうだった?取れたか?」
こなた(鈴木くんはその設定に乗ったか。)
水原「それがまぁ全然で……情けない限りっすハハハ」
こなた「まったくだねー」
水原「グサッ」
鈴木「情けないついでに、お前なんか忘れてないか?」
水原「んんー?……あぁ!!」
こなた「何?どったの?罰ゲーム?公開処刑?」
水原「ある意味、罰ゲームで公開処刑ですわ……ここじゃちょっと……私がおごるのでとりあえずマック行きませんか?」
かがみ「ここじゃできない話なの?」
水原「えぇ、普通に座って話したい。単純にテーブルが欲しいので」
鈴木「文化放送の件か?」
水原「左様です。」
こなた「確かに何かあるみたいだね。マック行こうかな?」
水原「行きましょ」
らっきー☆ちゃんねる
あきら「おはらっきー!!ナビゲーターの小神あきらです!」
白石「アシスタントの白石みのるでーす」
あきら「ということで全国80億人の小神あきらファンの皆様おまたせしました!!あきらの本編出演が内定しました!!」
白石「きましたね!!!」
あきら「今から楽しみです!!みんなー!あきらと本編でも会おうね☆」
白石「ということで今回はゲームセンター編でしたね」
あきら「え?あーそんな話だっけー?」
白石「もしかして久々の本編進出がうれしくて最後までまじめに見てなかったんですか?」
あきら「おい、白石。それあたしがまるで出番に飢えてるみたいな言い方だよな?」
白石「え?」
あきら「ひさびさに白石は後で楽屋裏な。」
白石「え?えぇ?」
あきら「じゃっ!みんな!!文化祭本番もお楽しみに!ばいにー!!」