―さらに数十分後
水原「お疲れ様ですー!」
つかさ「お疲れ様~」
唯「どうだった、どうだった?」
水原「ん、OK。これで行きましょう」
律「一発で!?」
梓「何か無いんですか?ここをこうしたら良いですとかここはこうしたら良いですとかもっとあんなテクニックやこんなテクニックを……とか」
つかさ「だって音楽のこととか詳しいことはよくわからないし……」
水原「そそ。みゅーととかなんだとか聞いたことあっても意味わかんないし。それに答えはもらってますから」
律「?」
水原「楽しいっしょ?」
唯「うん!」
水原「それが答え。自分らが楽しそうにやっててくれればこっちはそれ以上、何も注文することはないのよさ。本番もその調子でよろしくねー」
律「……なんか思ったより適当だな」
梓「律センパイみたいですよね」ボソッ
律「なんか言ったか?」
水原「さて、もういい時間なので今日はこれにてとさせていただきましょうか。当日よろしくお願いしますね。」
唯「うん!」
水原「ほな帰ろか。どっか寄ります?32アイスクリームとか」
唯「おぉ~!アイス!?」
律「なんだ?まだ打ちあわせることがあるけど下校時間とかか?」
水原「いや、たんに私がアイス食べたいだけ。行きます?」
律「うーん……じゃせっかくだし」
澪「律が行くなら……」
紬「おぉ~」
梓「……じゃあ私も……」
水原「ん」
つかさ「私もせっかくだから行って良い?」
水原「もちろん」
唯「アッ……」
梓「まさか唯センパイ?」
唯「オカネナイ……」
律「あちゃー……」
唯「どうしよう!?りっちゃん!!」
律「あたしに聞くな!あたしだって……アッ……なぁ澪……」
澪「お前らな……」
水原「……分かりました。出しましょう。」
唯・律「え"!?」
梓「それはさすがに悪いですよ!」
水原「まぁまぁ……じゃじゃーん」
唯「あ!四菱糖京USJ銀行の封筒!?」
水原「うーん……シングル7人分でイケるかな」
紬「もうひとこえ~」
水原「じゃあダブル7人分!」
律「そうじゃねぇだろ!」
唯「そうだよムギちゃん!おごってもらうんだから『ありがとう、ごちそうさま』だよ!」
紬「そうだったわね。ごめんなさい。ごちそうさまです。」
澪「そうじゃないって!」
梓「そうですよ!悪いですって!」
水原「あー大丈夫大丈夫」
律「つかさ、水原くんってそんな大金持ちなのか?」
つかさ「いや、特にそんな話は聞いたこと無いけど……」
水原「別にヤバい裏金とかじゃ無いですよ。文化祭予算でイベント用に割り当てられてる分なんです」
律「じゃあそれは文化祭予算だろ?」
水原「まぁ言っても私がやってるラジオ企画は機材も学校のだしお金使うイベントじゃないんですよね~。だから資金が余るwww余るwwwwww それに使わないと回収されるからもったいないじゃん。」
律「なんか道路工事が増える年度末みたいだな……」
水原「まぁまぁ。ギャラの前払いやと思って行きましょ~」
律(まぁ考えても仕方ないし甘えとくか)「じゃあせっかくだし行っとくか!」
唯「アレ?そういえばさわちゃんは?」
梓「そういえばいませんね」
律「もしかしたら、さっきの男の先生を探しに行ったのかな」
澪「まさか。さすがにそれはないだろ」
水原「というか石橋先生既婚者だしそれはめっちゃヤバい」
つかさ「今流行の不倫だね~」
水原「最近はもう流行ってないよw」
紬「さわちゃんは今日は夜何か予定あるって言ってなかったかしら?」
律「そういえば今日は合コンって言ってたなー忘れてた」
水原「へー頑張ってるんだね」
つかさ「黒井先生も合コンとか行けばいいのにねー」
水原「まぁ黒井先生は気にしてる素振りだけ見せて独身貴族を楽しんでるからねぇ……」
つかさ「確かにそれはあるかも~」
水原「だね。ただあの軽音部の顧問の先生も今は積極的でもうまく行かなかったらいつか開き直っちゃうかもね~。ね?」
律「いや、『ね?』って言われても……」
唯「ただいつ聞いてもさわちゃんは振られたとか別れたって話しか聞かないよね~」
梓「唯センパイ、容赦ないですね」
唯「へ?」
水原「あ、そしたら32行きましょかー」
―32アイスクリーム
つかさ「ごめんね~私までご馳走になっちゃって」
水原「何度も言うように私のお金じゃないので気にしないでくださいな」
つかさ「あ、じゃああとでお姉ちゃんにお土産買って行ってもいいかな?」
水原「もちろんろん。まぁ『ギャラやと思って』と言いながら柊さんにはナシというわけにはいきませんからね」
つかさ「わ~ありがとう~」
律「ちょっと待て。おごってもらって言うのもなんだけどいくら持ってるんだ?」
水原「見ます?」
律「いいのか?」
水原「あまり言いふらさないでくださいね。……ホイ」
律「」
水原「まぁ使い切れないとは思いますけどね」
律「……」
唯「りっちゃん、どれくらい入ってたの?」
律「っ……っ……」
水原「まぁ賑やかだった人がドン引きして黙っちゃうくらい」
つかさ「どちらかと言えば言葉を失った、が正しいような……」
律「たっ……束……束で……!」
水原「あぁ勘違いしないでくださいね。さすがに万札じゃなくて千円札ですよ」
律「なんだ……びっくりして損したぜ」(って千円札でもあれだけあれば……ドラムセットごと買えそうだな)
澪「そういえばつかさって水原さん……?と仲良いよな?共学ってみんなそうなのか?」
唯「もしかして付き合ってるの!?」
澪「おい、唯!」
水原「ん?いや」
つかさ「違うよ~」
水原「まぁ共学すべてが仲良いとか悪いとかは分からんけど私らはこれが普通なだけー」
つかさ「そだね~」
紬「でも実はその関係だけでは満足できず実は密かに……とかそんな展開ないの?」
梓「ちょっ!ムギセンパイ何聞いてるんですか!?」(あっ、でも前にムギセンパイに心を読まれたことがあったような……)
唯「いや、あずにゃん!ここは聞いてあげるべきだよ!」
梓「唯センパイまで!?」
つかさ「うーん……私は無いけど……」
唯・澪・紬「けど!!?」
律(なんだかんだ言って澪も聞く気なんだよな……)
水原「『けど』って言ったらネタバレじゃん」
つかさ「あっゴメンゴメン」
水原「まぁええけどね」
律「ちょっと待て。ネタバレってなんだ?」
水原「つかさっちには無いけど私にはあるってことよ」
律「へ?」
水原「私『は』好きなんだよ。付き合ってないだけで」
律「あ~……え!?」
澪「そんな大事な告白をこんなあっさりと!?」
紬「なんということなの!」
唯「柊つかささん今の発言に一言!」
梓「唯センパイなんでそんなノリノリなんですか!?」
つかさ「えーと……一言か……うーん……あ!ありがとう~かな?」
水原「どういたしましてー」
唯「終わり!?」
澪(もっとロマンチックなんじゃないの!?)
水原「なんか不思議そうな顔してますけど割と私も不思議な感覚なんですよ」
唯「へ?」
水原「まぁ1年くらい経ちますけどね。それでもこうして普通に接してもらってるんですから」
澪「1年!?」
水原「あーそっかーあれから1年なるんやなぁ……」
つかさ「そう考えると早いよね」
澪(ややこしい……)
紬「ついていけないわ……」
唯「これが共学だと普通なの?」
水原「安心しなはれ。お互い普通じゃないから。」
つかさ「えっ?私も?」
水原「うん、いいこ過ぎる。ある意味、普通じゃないよ」
つかさ「そうかな~?よく分からないけど」
紬「じゃ、じゃあ周りに普通の恋愛してる子はいないの?」
水原「そりゃおるやろ。知らんけど」
つかさ「多分、いると思うよ。知らないけど」
律「知らんのかい!」
水原「だってねぇ。こなたはあの調子だし。」
つかさ「確かにこなちゃんは自分より他の人を見て楽しんでるもんね~。ゆきちゃんもそういう話聞かないよね。やっぱり高嶺の花だから近寄りがたいのかな?」
水原「それは無いとは言い切れないかもね。まぁ副委員長はヘタレ中のヘタレやしなぁ」
つかさ「え?副委員長ってゆきちゃんのことが好きなの?」
水原「ありゃ?知らなかったの?有名な話だよ?彼が副委員長になったのも同じ委員会に参加したかっただけで」
つかさ「え~……でももう3年目よね?」
水原「まぁそのあたりは察せや」
律「いかん。ついていけん」
水原「あぁごめんごめん。でも言われてみれば普通はそんなにいないわけですな」
つかさ「そうだったね。」
水原「そういえば君のこわーいお姉ちゃんはどうなのよ?」
つかさ「え?お姉ちゃん?」
水原「そそ。鈴木善治といい感じにならないのかな?」
律「鈴木……って去年軽音部のライブを助けてくれたあの鈴木くんか?」
水原「そそ。お似合いとも思うんやけどね~」
つかさ「だよね。でも結局2人とも自分の気持ちに気付いて無いみたいだね……」
水原「意外と鈍感なんだろうね~」
つかさ「う~ん…単に自分じゃ不釣り合いとか考えてるんかなぁ」
唯「つかさちゃんとみずりんはその2人が付き合ってほしいの?」
つかさ「うん。お姉ちゃんいつも私のこと気にかけてくれるし幸せになってほしいんだ~」
水原(その刺激で私も良い思いが出来たらありがたいから)「私も賛成ですよ」
律「へ~」
梓「というか本人は認めてないんですか?」
水原「うん」
つかさ「まぁ恥ずかしいんだろうね~」
澪「それは分かる気がするけど……」
水原「さて、アイスも食べ終わったし私はまた学校で作業が待っているので引き上げます。」
唯「じゃあ私たちも帰る~?」
紬「そうね~」
つかさ「じゃあ軽音部のみんな、またね~」
唯「また文化祭でね~!」
律「またなー」
澪「またな」
-らっきー☆ちゃんねる
あきら「おはらっきー!今日も始まりましたらっきー☆ちゃんねる!!ナビゲーターの小神あきらです!」
白石「アシスタントの白石です。よろしくお願いします。そして」
あずきシティ「お久しぶりです。これ書いてるあずきシティです。」
あきら「うぉーまた出てきたんだ。暇なの?」
あずきシティ「ちょっおまっwww」
白石「あきら様!本当のことを言っては失礼ですよ!!」
あずきシティ「お前もな!!」
あきら「いやぁ作中キャラにあんなことやこんなこと言わせといていまさら何を」
あずきシティ「怒ってる怒ってるw そんなこと言って出番がどうなっても…」
あきら「いや、もうその脅しいいから。結局はアンタの気分に振り回されるんだしさー」
あずきシティ「うげぇっ」
あきら「ま、どうでもいいけどさーこんなやっすいギャラ」
あずきシティ「おい!!」
白石「あきら様強気ですね!!」
あきら「こーゆーのはいっぺん芸能界の厳しさを教えてやんねーと」
白石「なるほど・・・」
あきら「で、私たちの番組に今回は何で出てきたんだよ?」
あずきシティ「暇だったから」
あきら「おい!!」
白石「まさかマジだったのか…」
あずきシティ「それと私ってあきらんとかよりさらに本編に出れないし」
あきら「いや、架空の話に実在の人物が出ちゃいかんだろww」
白石「というか僕、オリキャラのうちの一人が作者の分身だと思ってました」
あずきシティ「まぁオリキャラはオリキャラだし、仮に作者の分身だとしても『分身』だから架空の人物ってことでOKなんだけど……分身は実在しないわけだし。」
あきら「でも本体は出れないと」
あずきシティ「そゆことー」
あきら「まぁここも本体出ちゃダメだろ」
あずきシティ「ダメなの?」
白石「あんまりよくないですね。」
あずきシティ「じゃあ、今日は番組終わりにして帰りまーす」
あきら「(・д・)チッ……勝手に仕切りやがって」
あずきシティ「せーの、ばいn」
あきら「おうちょっと待て!」
あずきシティ「ん?」
あきら「お前今、オリキャラに作者の分身がいるかどうかって点を否定も肯定もしなかったよな?どっちなんだ?」
あずきシティ「」ニコッ
白石「え?」
あきら「答えねーのか?」
あずきシティ「OA終わったら教えてやんよ。」
あきら「はいはい」
あずきシティ「じゃっ、たまには3人で」
あきら・白石・あずきシティ「ばいにー!!!」