遊戯王-Conect-   作:ゴーレム

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どうも、作者のゴーレムです。

このたびはこのサイトで遊戯王の小説を書くことになりました。
オリカも度々登場しますが、ご了承ください。
では・・・新たな遊戯王世界をご堪能あれ


1話-氷夜 都駈斗 面倒くさがり屋の男-

「・・・」

 

・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の名は氷夜 通駈斗(ひょうや つくと)・・・・

多分、この世で一番面倒くさがり屋の学生だ。

 

 

 

 

 

「ほら起きろ坊主!目的の場所がめぇて来たぞ。」

 

んだよ・・・言われなくとも起きるっつーの・・・

 

 

 

 

 

 

ここは世界有数の巨大都市、ブレスロッタ・・・最先端の技術が横行する場所・・・

この場所に俺は引っ越してきた・・・

正しくは、強制的に引っ越させられた・・・だな。

 

「あぁ運転手さん、荷物下ろすの手伝ってくれ。」

 

「はいよ!」

 

家族は俺の言動、行動に嫌気がさしたようで、俺をこんな都市に来させやがった・・・

ったく・・・あれが自分らの子に対しての態度かよ・・・

 

「はぁ・・・面倒くせぇ・・・」

 

俺は昔から面倒くさい事が大嫌いだ。

だからこれからの事にもやる気が無い。

ま、自分の荷物くらいは運ぶか・・・

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

 

しばらくして、俺は最低限の荷物を運び終わる・・・

ったく・・・これからの作業も面倒くせぇったらありゃしねぇ・・・

 

「・・・」

 

ぐぅ~・・・

・・・腹がなる・・・荷物を片付け続けてもう昼だもんな・・・

 

「しゃぁねぇ・・・食料の買い出しに行くか・・・」

 

1年分の生活費はあるが、存分に使っていい金もそうねぇし・・・

バイトも考えなきゃな・・・

 

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

『ありがとうございましたー!』

 

「ま、こんなもんだろ。」

 

ひとまず俺は手ごろに食べられる弁当やカップラーメンを買う・・・

そんなに無駄遣いもしてらんねぇしな・・・

 

「ま、最近の必需品になっちまったこのデッキ・・・どうすっかな・・・」

 

俺は正直、デュエルなんてそう興味はねぇ・・・

正直、こんな世の中じゃなけりゃあ手放したいくらいだ。

ましてやこんな親の組んだデッキなんてよ・・・

 

 

「ちょっと!離して!」

 

『へへへ、ねぇちゃんよぉ、人に物を頼む時にゃあ態度ってもんがあるだろぉ?』

 

ん?こんな都市にも不良がいるもんだな・・・しかし・・・

 

『・・・』

 

『・・・』

 

周りの奴は見て見ぬふり・・・ったく・・・最近の奴らはこれだから・・・

 

『それともなんだ?その身体で俺達をもてなすってかぁ?』

 

「嫌よ!・・・!そこの人!助けて!」

 

「・・・は?」

 

・・・またかよ・・・

俺は前に親と住んでいた街でもこういう時に助けを求められる・・・

ったく・・・面倒くせぇってのによぉ・・・

 

『何だぁ?兄ちゃん、俺達とやろうってのかぁ?』

『こいつ、この辺りじゃあみねぇ顔でっせ?』

『それにその服装・・・てめぇ、よそもんだな?』

 

「・・・だったらどうしたよ。」

 

『へっ!てめぇこの女を助けようってのか?その体で何ができるってんだ?』

『兄貴!こいつ、デッキを持ってますぜ?』

『このよそもんにここの恐ろしさを教えてやりましょうや!』

 

『くく・・・そうだなぁ・・・おいてめぇ・・・デュエルしろや。』

 

話が急すぎるだろ・・・面倒くせぇ・・・

 

「興味ねぇ。」

 

『怖いのか?はっ!そりゃそうだな!!てめぇみてぇな腰抜け野郎が俺に勝とうなんざ、

1000年も速えぇしなぁ!!』

 

・・・面倒くせぇが・・・しゃぁねぇ・・・

 

「俺はてめぇらの態度が気にくわねぇ・・・やるならやってやる・・・」

 

見え見えの挑発だが、乗ってやるよ。

 

「でも気をつけて!そいつのデッキは―」

「面倒くせぇから聞かねえ。」

 

『ほぅ?後悔すんじゃねェぞ?俺が勝ったらてめぇを俺たちのサンドバッグにしてやるよ・・・』

 

「じゃ、俺が勝ったらてめぇらは下僕な。」

「ちょ!」

 

ま、本当は下僕なんていらねぇがな。

むかついたからちょっと挑発してやっただけだ。

 

(ぶちっ)『上等だぁ!!俺を怒らせた事、後悔させてやるよぉ!!』

 

「はぁ・・・面倒くせぇ。」

 

俺の嫌いな親の作ったデッキだが・・・ま、使ってやるか・・・

 

「そういやぁてめぇの名を聞いてなかったな。」

 

『俺は堂風寺 獣(どうふうじ じゅう)だ!』

 

「そうかい、俺は氷夜 通駈斗・・・ま、てめぇを気まぐれで倒す奴だ。」

 

(ぶちぶちっ!!)『うらぁ!!とっとと始めるぞ!!』

 

はぁ・・・こういうヤツが一番面倒くせぇんだよ・・・

 

 

堂風寺  V Lp4000

Lp4000 S  氷夜

 

「『デュエル!』」

 

 

「俺のターン、ドロー!

 ま、長引いても面倒くせぇし、とにかく飛ばすか。」

 

『おい、さっさとしやがれってんだ!!』

 

「へーへー。俺はテクノロジス―チューンナップを発動!

デッキまたは墓地からこいつを1体特殊召喚する!

来い!テクノロジス―ノーマルパーツ!」

 

俺の場に機械の残骸が出現したかと思えば・・・それは1つになり、

1体の小型のギアとなった。

 

テクノロジス―ノーマルパーツ

通常モンスター

Lv1/地/機械族

ATK 0/DEF 0

 

『はぁ?攻撃力も守備力も0の通常モンスターだぁ?』

 

(テクノロジス・・・聞いたことのないモンスターね。)

 

「なめんなよ?俺は更に装備魔法、テクノロジス―ハイオクマシンを発動!

テクノロジスのモンスターに装備したこいつがフィールドから離れた時、

デッキから新たなテクノロジスのモンスターを手札に加える!」

 

ノーマルパーツに旧世代の車のようなエンジンが搭載される。

 

「更に俺は、魔法カード、テクノロジス―スキャンを発動!

こいつはテクノロジス専用の融合魔法カードでな、ノーマルパーツがフィールドにいねぇと発動できねぇ。

俺のデッキから2体のテクノロジスモンスターを墓地へ送り、誕生しな、テクノロジス―フュージョンパーツ。」

 

デッキから2つの機械の残骸が出現し、それはまた合わさる。

するとノーマルパーツより一回りデカい機械が誕生する。

 

テクノロジス―フュージョンパーツ

融合モンスター

Lv2/地/機械族

ATK 1100/DEF 0

 

『?今度は融合モンスター・・・くく・・・こいつはとんだ笑いもんだ!!

 融合モンスターまで攻撃力が低いじゃねぇかよ!!』

 

「フュージョンパーツの効果発動。こいつがテクノロジスのカードの効果でエクストラデッキから

特殊召喚に成功した時、エクストラデッキのカードを1枚、墓地へ送ることで、墓地のテクノロジスの効果モンスター1体を特殊召喚する。

来い、テクノロジス―エフェクトパーツ!」

 

フュージョンパーツの体から電磁場が発され、その引力でまた1体のテクノロジス・・・

エフェクトパーツがその姿を見せる。

 

テクノロジス―エフェクトパーツ

効果モンスター

Lv3/地/機械族

ATK 0/DEF 0

 

「エフェクトパーツの効果発動。こいつがテクノロジスのカード効果で特殊召喚された時、

 デッキからカードを1枚ドローする。」

 

『てめぇよぉ、そんな屑の塊みてぇなモンスターを出しまくってどうするつもりだぁ?あぁん?』

 

ったく・・・人を馬鹿にしてばっかだな・・・

 

(!この人まさか!)

 

「へぇ、この女は俺のやろうとしてる事が分かったみてぇだな。」

 

『てめぇ!さっきから何を言ってやがる!てめぇの場には攻撃力が1500にも満たねぇモンスターが3体並んでるだけじゃねぇか!!』

 

「馬鹿はてめぇらの方だな。」

 

『あぁん!?』

『んだとごらぁ!!』

『こいつ・・・』

 

「じゃ、てめぇらにとってはこれが初めてだな。

俺は通常モンスター、テクノロジス―ノーマルパーツに・・・

効果モンスター、テクノロジス―エフェクトパーツでサモンコネクト!」

 

その瞬間、2体のパーツはバラバラになり、それは合わさっては離れ、やがて光を放ちだす。

 

『何だ!?』

 

「2つの生命を繋ぎ、新たなる閃光が駆ける。

 さぁ・・・その姿をとくと拝みな!

 リアクト召喚!稼働せよ、テクノロジスマシン―アブエフェクト!」

 

光が消えると、そこには1体の巨大なロボットが誕生していた。

これこそが今の時代にできた新たな召喚、リアクト召喚・・・

2種類以上のモンスターをエンジンとして動くモンスターたちだ。

ま、いろいろなことはお前らにも後々分かるだろ。

 

テクノロジスマシン―アブエフェクト

リアクトモンスター

―/地/機械族

ATK2300/DEF1000

素材:通常モンスター+効果モンスター

 

『な、なんだこりゃぁ!?リアクト召喚だと!?』

 

「リアクト召喚に使われたモンスターは墓地へ送られる。

こいつがテクノロジスの名を持つ通常モンスターを素材としてリアクト召喚された時、効果が発動する!

さらにノーマルパーツの装備カードだったハイオクマシンの効果発動!

デッキからテクノロジスモンスター1体を手札に加え、更に!

装備モンスターがリアクト召喚に使われていた場合、更にデッキからデッキからカードを1枚ドローする!

俺はデッキより、テクノロジス―チューンパーツを手札に加え、デッキからカードを1枚ドローする。

更にアブエフェクトの効果で俺はデッキからテクノロジスモンスター1体を特殊召喚する。

再び来な!テクノロジス―ノーマルパーツ!」

 

アブエフェクトの中から1体の機械の塊が飛び出し、それは変形してノーマルパーツとなる。

 

『ぐっ!まさかもう1体!?』

 

「いんや、アブエフェクトの効果で特殊召喚した奴はこのターン、リアクト召喚の素材にできねぇ。

2体目といきてぇが我慢だな。

俺はカードを2枚セットし、ターンエンドだ。」

 

 

「あの人、別の場所から来たんだっけ・・・リアクトモンスターまで持ってるんだ・・・」

 

 

(まてよ?リアクトモンスターと言ったか・・・確かこいつも・・・)

 

その不良は突然、不敵な笑みを浮かべる。

何か策でもあんのか?

 

『調子乗るんじゃねぇぞごらぁ!!

 俺のたーん、ドロー!!

 俺は永続魔法、喧嘩上等!!を発動!」

 

「はぁ・・・不良らしいカードじゃねぇの。」

 

『こいつがある限り、俺のモンスターは攻撃力が1000ポイントアップする!

 ただし、エンドフェイズ毎にその攻撃力は200ポイントダウンするがなぁ!』

 

「ちっ・・・面倒くせぇもん出しやがって・・・」

 

『更に俺は、狂不良 モヒカンバイクを召喚!』

 

その瞬間、フィールドに巨大なバイクに乗った不良が現れる。

 

狂不良 モヒカンバイク

効果モンスター

Lv4/炎/戦士族

ATK1900/DEF1000

 

『モヒカンバイクの攻撃力は喧嘩上等!!の効果で1000ポイントアップだ!!』

 

狂不良 モヒカンバイク

ATK1900→2900

 

おいおい、いきなり攻撃力2900かよ・・・面倒くせぇ・・・

 

『更にモヒカンバイクの効果発動!1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送ることで、デッキからもう1体、モヒカンバイクを特殊召喚する!!』

 

「させるかよ。墓地の通常モンスターと効果モンスターをデッキに戻し、テクノロジスマシン―アブエフェクトの効果発動。

1ターンに1度、この2種類のモンスターをデッキに戻す事で、そのモンスター効果を無効にする!

バインドヴォイス!」

 

アブエフェクトが電波を発すると、モヒカンバイクのバイクが暴走し、呼び出すのを中断させた。

あんな高攻撃力モンスターを何体も並ばせられるかよ・・・

 

『なら俺は魔法カード、暴走族の軍旗を発動!!

 デッキからフィールドいる狂不良以外の狂不良1体を特殊召喚する!!

 おらおらぁ!!狂不良 リーゼントマッハを特殊召喚だ!!』

 

1つの巨大な旗が出現したかと思えば、モヒカンバイクがその旗をバイクに掲げ、フィールドを暴れまわる。

それにつられてか、新たな狂不良が現れた。

 

狂不良 リーゼントマッハ

通常モンスター

Lv4/炎/戦士族

ATK2100/DEF1400

 

ATK2100→3100

 

なんちゅー馬鹿力だよ・・・面倒くせぇ・・・

 

『ぎゃはははは!!俺の新しい切り札を見せてやんよぉ!!

俺は通常モンスター、リーゼントマッハに、

効果モンスター、モヒカンバイクでサモンコネクト!!』

 

その瞬間、2体の暴走族はフィールドを暴れまわり、赤い光となって1つとなる。

おいおい、マジかよ・・・

 

『ぐぁはははは!!見ろ!!こいつが俺のリアクトモンスターだ!!

リアクト召喚!!EC-02E(エラーコード・ゼロツーイー) グラムスダング!!』

 

EC-02E グラムスダング

リアクトモンスター

-/闇/戦士族

ATK2000/DEF2000

素材:戦士族通常モンスター+戦士族効果モンスター

 

ATK2000→3000

 

突然、異質なリアクトモンスターがその姿を現す。

エラーコード?なんだそりゃ?

 

(なんかよくわかんねぇが・・・面倒くせぇ感じがするな・・・)

 

『ぎゃはははは!!』

 

よく見ると、その不良にも妙な黒い靄がまとわりついており、傍から見ても何かおかしいと思うほどだった。

 

「な・・・何あれ・・・」

 

『バトルだ!!グラムスダングでアブエフェクトを攻撃!!

グラムスダングは相手モンスターと戦闘を行う時、デッキから戦士族の通常モンスターと効果モンスターを1体ずつ墓地へ送る事が出来る!!

俺はそれぞれ2体目のリーゼントマッハ、モヒカンバイクを墓地へ送る!!』

 

リアクトモンスターのコスト消費効果は素材にしたモンスターと同じ種類のモンスターをデッキに戻す事で発動出来る。

つまりあの効果はグラムスダンクの効果発動回数を増やすことになるか・・・

アブエフェクトの攻撃力との差は700・・・

グラムスダンクの放った拳の一撃に耐え切れず、アブエフェクトは破壊されてしまった・・・

 

「ちっ・・・!?ぐあぁ!!」

 

Lp4000→3300

 

俺は突然、発生した衝撃で吹き飛ばされる。

な、何だ今のは!?

 

『おっと、まだ終わりじゃねぇぜ?俺は墓地の通常モンスターと効果モンスターをデッキに戻し、グラムスダングの効果発動!!

このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時、この2種類のモンスターをデッキに戻す事で、

相手に与えた戦闘ダメージ分、更にダメージを与える!!

グレイライジング!!』

 

更にそいつは俺に襲い掛かり、強く殴りつける。

 

「ぐはっ・・・!?」

 

Lp3300→2600

 

「氷夜さん!?」

 

ぐっ・・・気のせいじゃねぇ・・・ダメージ実際にが発生している・・・

一体どうなってやがる・・・

 

『俺はカードを1枚セットし、ターンエンド!!』

 

EC-02E グラムスダング

ATK3000→2800

 

冗談じゃねぇ・・・こんなデュエル、長引かせられるかよ・・・

 

「俺のターン、ドロー!

俺は魔法カード、リアクトドローを発動!

このカードは相手の場にのみリアクトモンスターが存在する場合にのみ発動でき、

俺のエクストラデッキからリアクトモンスター1体を墓地へ送り、俺はカードを2枚ドローする!

そしてこのターン、俺はリアクト召喚以外の特殊召喚を行えない。

俺は通常モンスター、テクノロジス―ノーマルパーツに、

融合モンスター、テクノロジス―フュージョンパーツでサモンコネクト!」

 

ノーマルパーツとフュージョンパーツが分離し、それは繋がり、光に包まれる

 

「閃光迸り、新たな機兵が誕生する。

速さのごとく、フィールドを制圧しな!リアクト召喚!

機動せよ、テクノロジスマシン―アブフュージョン!」

 

そして光が消えると1体の巨大な機体がその姿を現していた。

 

テクノロジスマシン―アブフュージョン

リアクトモンスター

-/地/機械族

ATK1800/DEF2500

素材:通常モンスター+機械族融合モンスター

 

『くく・・・だが俺のリアクトモンスター、グラムスダングの攻撃力に届いてないぜ?』

 

「アブフュージョンの効果発動!こいつがテクノロジスモンスターを素材にしてリアクト召喚された場合、墓地のテクノロジスの名を持つ魔法カード1枚を手札に加える。

俺は墓地のテクノロジス―スキャンを手札に加える。

だがこの効果で手札に加えたカードはこのターン中発動できない。

そして俺は装備魔法、テクノロジス―レーザーキャノンを発動!

こいつは機械族モンスターにのみ装備でき、装備モンスターの攻撃力を500ポイントアップする!

更に装備したモンスターがテクノロジスモンスターの場合、更に攻撃力を500ポイントアップ!

俺はこいつをテクノロジスマシン―アブフュージョンに装備する!」

 

アブフュージョンの片手に特殊な機械が装着され、コンピューターに接続される・・・

それを読み取ったアブフュージョンのパワーが上昇する。

 

テクノロジスマシン―アブフュージョン

ATK1800→2800

 

「バトルフェイズ、アブフュージョンでグラムスダングを攻撃!ボルテックレーザー!」

 

2体の攻撃力は互角・・・グラムスダングは拳から衝撃を、アブフュージョンは光線を放ち、

激突により爆風が発生する。

 

「レーザーキャノンを装備したモンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊し、俺へのダメージを0にする。」

 

レーザーキャノンが身代わりとなり、破壊・・・これで奴のリアクトモンスターは・・・!?

 

「な、破壊されてねぇだと!?」

 

煙が晴れると、そこには無傷のグラムスダングの姿があった。

 

「何で?なんであのモンスター、破壊されてないのよ!」

 

『残念だったなぁ!!エラーコードモンスターはエラーコードモンスター以外との戦闘では破壊されねぇんだよ!!

つまりてめぇはどのみち、こいつを倒すことはできねぇんだよぉ!!』

 

「ちょっと!インチキな効果も大概になさいよ!!」

 

マジかよ・・・俺のデッキにエラーコードなんてモンスターはいねぇ・・・くそっ!

何か対処手段はねぇのか!?

 

テクノロジスマシン―アブフュージョン

ATK2800→1800

 

「くそっ!俺はモンスターをセット、カードをセットし、ターンエンドだ!」

 

EC-02E グラムスダング

ATK2800→2600

 

だがあの永続魔法のおかげで攻撃力がどんどん下がってるのが唯一の救いか・・・

 

『俺のターン、ドロー!!くく・・・そうやって守りを固めたつもりだろうが・・・

甘いんだよぉ!!』

 

「!?」

 

『俺は狂不良 スキンヘッズモーターを召喚!!』

 

狂不良 スキンヘッズモーター

効果モンスター

Lv3/炎/戦士族

ATK 1200/DEF 200

 

ATK1200→2200

 

奴が召喚したのは巨大な棍棒を持った不良・・・

 

『スキンヘッズモーターの効果発動!!1ターンに1度、俺のモンスター1体は貫通能力を得る!!

俺はこの効果をグラムスダングに適用!!』

 

「何!」

 

スキンヘッズモーターから炎が放射され、それはグラムスダングを包む。

 

(こ、このままじゃ都駈斗が負けちゃう・・・!)

 

『バトルだ!!グラムスダングでそのセットモンスターを攻撃だ!!

そして再びデッキからこの2体を墓地へ送る!!』

 

再びモヒカンバイクとリーゼントマッハが墓地へ置かれる。

そして攻撃されたモンスターは・・・

 

テクノロジーボックス

効果モンスター

Lv4/地/機械族

ATK 0/DEF 1400

 

グラムスダングの攻撃により、テクノロジーボックスは簡単にぶち壊され、破壊されてしまう。

そして貫通能力を得ているグラムスダングは俺にアッパーを繰り出した。

 

「ぐあぁ!!」

 

Lp2600→1400

 

『そんでもって墓地のこの2種類をデッキに戻し、もう一度喰らってもらうぜぇ!!』

 

そしてグラムスダングはその俺を更に殴りつける。

その攻撃で俺は再び大きく突き飛ばされる。

 

「があぁ・・!!・・・っ・・・ぐ・・・!!」

 

Lp1400→200

 

意識を飛ばされるかというほどの衝撃を何度も浴びせられ、俺の足はふらついていた・・・

 

「く・・・テクノロジーボックスの効果発動・・・!

こいつが相手によって破壊され墓地へ送られた時、デッキからテクノロジス―ノーマルパーツ1体を守備表示で特殊召喚する・・・!」

 

ボロボロになったボックスの中から1体の機械、ノーマルパーツが流れ出る。

 

『んなモンスター知るかよぉ!!そいつを倒せば終わりなんだからなぁ!!

スキンヘッズモーターでアブフュージョンを攻撃!!ヘッズタックル!!』

 

スキンヘッズモーターは炎に包まれながらアブフュージョンに突進してくる。

 

「この攻撃を受けたら都駈斗のライフは・・・!」

 

「諦めるかよぉ!!俺は罠カード、テクノロジーボルトを発動!

俺の場のテクノロジスマシンを1体をデッキに戻し、相手のモンスター1体を破壊する!!

戦闘で駄目なら効果で破壊するまでだ!!

俺はコストでアブフュージョンをエクストラデッキに戻し、グラムスダングをハカイする!!」

 

アブフュージョンは分離し、その破片がグラムスダングを襲う。

 

「この方法ならあのモンスターを破壊できる!」

 

『させるかよ!!カウンター罠、激突上等!!

俺の場に戦士族モンスターがいる場合、相手の罠カードの効果を無効にする!!」

 

そのカードの効力により、テクノロジー・ボルトのカードは石となり、破壊される。

 

「くそっ・・・!」

 

『更に俺の場に存在する全ての戦士族モンスターの攻撃力を600ポイントアップする!!』

 

EC-02E グラムスダング

ATK 2600→3200

 

狂不良 スキンヘッズモーター

ATK 2200→2800

 

おいおい、マジかよ・・・

 

「く・・・なら俺は罠カード、テクノロジー・ガードを発動!

俺のライフが500以下の時、手札を2枚捨てて発動出来る!

このターン、俺のモンスターは破壊されず、俺のうける全てのダメージは0となる!」

 

俺のフィールドにバリアが張られ、俺のモンスターと俺を守る。

 

『ちっ・・・なら俺はこれでターンエンドだ!!』

 

EC-02E グラムスダング

ATK 3200→3000

 

狂不良 スキンヘッズモーター

ATK 2800→2600

 

貫通効果は消えねぇのかよ・・・くそっ・・・マジでどうすりゃいいんだよ・・・

 

「都駈斗・・・」

 

しゃぁねぇ・・・無駄なあがきだがやるしか・・・!?

 

「は・・・?」

 

俺のエクストラデッキが突然、光に包まれる・・・んだよこれ・・・

 

〈汝・・・力・・・欲しいか・・・〉

 

何だ・・・誰だ・・・俺に話しかけんのは・・・!

 

〈汝・・・エラーカード・・・対抗する力・・・エラーカードの力・・・〉

 

エラーカードだと・・・こいつ・・・まさかあいつと同じ・・・

だが・・・今の俺に何もできねぇのも事実・・・

何かに従うってのは癪だが・・・

 

(この際なんでもいい・・・あのモンスターを倒せるなら・・・てめぇを利用してやる・・・!!)

 

〈その覚悟・・・しかと受け取ったぞ・・・〉

 

そして光が更に強くなり、その光はしばらくすると消える。

エクストラを確認してみると、入れた覚えのないカード・・・それもエラーカードが1枚存在していた。

 

(正直こんなカードに頼りたくはねぇが・・・やるしかねぇか・・・)

 

(何?なんだったの?急に都駈斗のエクストラが光って・・・)

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

・・・!このカードなら・・・よし、やってやるか・・・!

 

「俺はテクノロジーチェンジを発動!俺の墓地のテクノロジス―ノーマルパーツ1体をデッキに戻し、

デッキからテクノロジスモンスター1体を特殊召喚する!

テクノロジス―エフェクトパーツを特殊召喚!」

 

そのカードの効力で俺の墓地のノーマルパーツは変形し、エフェクトパーツとしてフィールドに現れる。

これで・・・

 

「!まさかまたリアクトモンスターを・・・!」

 

『無駄だ!てめぇがどんなモンスターを出そうとも俺のグラムスダングはたおせねぇ!』

 

「さっきまでだったらな・・・」

 

『何?』

 

「見せてやるよ、俺は通常モンスター、テクノロジス―ノーマルパーツに、

効果モンスター、テクノロジス―エフェクトパーツをサモンコネクト!」

 

2体のモンスターは分解され、1つの灰色の光としてまとまる。

 

「闇と光の狭間、幻惑の龍は大地に降り立つ。

力も何も・・・面倒だから消えちまえ!!リアクト召喚!!

羽ばたきな!EC-3C7(スリーシーセブン) 灰無龍 エレメントドラグノフ!!」

 

EC-3C7 灰無龍 エレメントドラグノフ

リアクトモンスター

-/光/ドラゴン族

ATK 2500/DEF 1800

素材:通常モンスター+効果モンスター

 

そして巨大な光となって現れたそれは色を持たない1体のドラゴンへと姿を変えた。

 

『な!?エラーカードだと!?』

 

「ま、何が何だか分からねぇが、運が悪かったと諦めるんだな。」

 

『だ、だが俺のエラーカード、グラムスダングの攻撃力は3000!!そのドラゴンでも届かねぇ!!』

 

「どうだかな。俺はコストとして墓地の通常モンスターと効果モンスターをデッキに戻し、エレメントドラグノフの効果発動!

こいつはコストとは別でフィールドと墓地からモンスターを任意の数だけデッキに戻し、戻した種類の数で3つあるうちの効果を発生させる!

俺は墓地の効果モンスターと融合モンスター、リアクトモンスターをデッキに戻し、3種類以上のモンスターを戻したことで第1から3までの効果全てを適用する!」

 

『な!?』

 

その瞬間、エレメントドラグノフは虹色の光に包まれる。

 

「まず1種類以上の効果!この効果で戻したモンスターの種類に応じて俺のデッキ、エクストラデッキから同じ種類数のモンスターを墓地へ送る!

俺はデッキから通常モンスター、効果モンスター、エクストラデッキからシンクロモンスターを墓地へ送る!

第2の効果!このカードの攻撃力は戻したモンスターの種類数×200ポイントアップする!

エレメントリチャージ!」

 

エレメントドラグノフは強力な光に包まれ、その能力を上昇させる。

 

EC-3C7 エレメントドラグノフ

ATK 2500→3100

 

『そして第3の効果・・・相手モンスター1体の攻撃力を0にし、更にその下げた攻撃力の半分を、

エレメントドラグノフに加える!

バーストエレメント!!」

 

そしてその光が放出され、グラムスダングはその力を奪われる。

 

EC-02E グラムスダング

ATK 3000→ 0

 

EC-3C7 エレメントドラグノフ

ATK 3100→ 4600

 

『な、何だとぉー!?』

 

「行け、エレメントドラグノフ。グラムスダングを攻撃!

エレメントノヴァ!!」

 

エレメントドラグノフはその口に灰色の炎を溜め、それをブレスのようにして放つ。

グラムスダングはそれを受けきれずに破壊され・・・

 

『ぐああぁぁぁ!!』

 

Lp4000→0

 

不良のライフを4000、一気に削りきり、その不良をぶっとばした。

そして俺の方にWINの文字が現れた。

 

 

『ち・・・畜生・・・・お、覚えてやがれ!!』

『ひ、ひいぃ!!』

『ちくしょおぉぉ!!』

 

「・・・おととい来やがれ。」

 

(エラーカード・・・!)

 

なんかこの女・・・目を輝かせながらこっちをみてないか?

 

(面倒くせぇ・・・)

「てめぇ・・・名前はなんていう。」

 

「あれ?都駈斗も私に興味を持った口かな?」

「名前ぐれぇ聞いといてやるっつってんだよ。」

 

「むー、私は村雨 由(むらさめ ゆい)!こう見えて蒼海学園生徒なのよ!」

 

こんな奴が蒼海学園の生徒ねぇ・・・

 

・・・

 

・・・蒼海学園?

 

「・・・俺の通う場所と同じ・・・まさか・・・な・・・?」

 

俺はふと、親から渡された学園の名前の紙を見返す。

そこには蒼海学園と言う文字が・・・

 

「・・・マジかよ・・・」

 

「何をさっきからぶつぶつ言ってるの?」

 

「はぁ・・・もう行くからな・・・」

 

俺はため息をつきながら帰路につく・・・全く・・・なんでこんな面倒くさい事に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「氷夜 都駈斗・・・か・・・なんだか良い人だったなぁ・・・

っといけない!買い物買い物!」

 

 

 

 

 

―――――

 

 

 

 

 

俺はひとまず家に戻り、夜食のカップラーメンを食べる。

はぁ・・・初日から面倒くせぇなぁ・・・

 

(てか明日からあの女と同じ学校かよ・・・そっちの意味でも面倒くせぇ・・・)

「・・・ん?手紙」

 

ふと、床には1つの封筒・・・片付け中に落ちたのだろう。

俺はその封筒を手に取り、中にあった手紙を取り出す。

 

・・・んだよ・・・親父からか・・・

 

『この手紙を読む頃、お前はブレスロッタに着いている頃だろう・・・

突然、その街に送り込んだのには訳がある』

 

一体なんだっていうんだ・・・

 

『最近の研究でこの世界には何百枚と言うエラーカードが存在することが分かった・・・

そしてその発生源がどうやらそのブレスロッタと言う都市なのだ。』

 

マジかよ・・・てかそこまで分かっているなら・・・

 

『私達が行けばいいだろう・・・そう思うだろうが、それは無理だ・・・

何せいくつもの仕事が重なってしまってな・・・それをやらねばいけなかったのだ・・・

お前にこんな仕事を押し付けてすまないが・・・そっちは任せたぞ。』

 

ったく・・・親父は相変わらずと言うか・・・

 

『尚、お前の事は学長に連絡してある・・・余計な心配はしなくてもいいぞ。』

 

こういうことばっかりは気が利くんだが・・・ん?もう1枚手紙が・・・

 

『P.S.

いい加減お前だけのデッキを持ったらどうだ?』

 

余計なお世話だ。

それぐれぇなんとかするさ。

 

「ま、結局・・・・親父は親父か・・・」

 

コンコン

 

 

扉を叩く音が聞こえる。

 

「?はいはい、誰だよ・・・(ガチャ・・・)もう夜」

「やっほー!」

 

バタン!!

 

俺は素早く開けた扉を閉める。

そこにいたのは紛れもない、さっきの女、村雨 由だったからだ。

 

「都駈斗ー?おーい!」

 

何で・・・こいつがここにいるんだよ・・・

 

「・・・マジで面倒くせぇ・・・」

 

俺の都市での面倒くさい生活は・・・今日、始まりを告げたのだった。

 

「都駈斗ー!もしもーし!」




どもども、ゴーレムです。
リアクトモンスター・・・自分なりにバランスをとってみましたがどうでしたでょうか?

とにかく次回より、氷夜 都駈斗の面倒くさい学園行事が幕を開けます。
これからもちょくちょく暇があるときに書いていきますので宜しくお願いします。
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