4月28日(月)
昨日は混乱しちゃったけど、とにかく脩一さんに手紙を書いて届けてもらった。何から書きはじめたらいいのかわからなかったけど、とりあえず私は元気にやっているということがわかるように。でも脩一さんが生きていたなんて。MIAになっててっきり私はもうダメなんだと思い込んでいたのに。心のどこかでは、ひょっとして、なんて思ってたけど、まさか本当に無事だったなんて。もう、突然すぎて、なにがなんだかわからない。
4月29日(火)
今日は昭和節で式典がありました。一昨日からほとんど寝てなかったから、さすがに今日は疲れました。でも興奮してるのが自分でもわかるんです。こんなに吃驚して嬉しかったことは初めてです。脩一さん、良かったです。本当にもう、なにもいうことはありません。
パパから明日から暫く休めって。パパもちょっと興奮しているみたいだし、どうなるんだろ。
4月30日(水)
私の手紙、届いたかな。会いたい。1秒でも早く会いたい、会いたい、会いたい! 私の提督に、私の夫に 脩一さんに! なんとかして脩一さんのいるところまで行けないかなぁ。業務もしばらく休みだし、パパにお願いして、あとはお金だけなんとかできたら、すぐにでも行けるはず。貯金もあるし交通費だけだったらなんとかなる!
5月 1日(木)
私、もう毎日、頭に血が昇ってるけど、脩一さんの所に行くとして、パパになんて言って行けばいいんだろう。この私でさえ、あんまり突然の出来事なのにパパにしてみたら余計だよね。パパも、先輩が生きていたのが信じられないってちょっと興奮しているみたいだし、困ったなぁ。でも私は行く。絶対に脩一さんのもとに。
5月 2日(金)
一晩冷静になって考えようとしたけど、やっぱり駄目。私はとんでもない我儘を押し通そうとしている。それはわかるけど、今は理屈じゃないもん。姉妹とか同僚とか、もうどうでもいいの。また、脩一さんに逢えて、一緒に生きていけるなら、どんな犠牲を払っても、解体されても私は耐えられる!
5月 3日(土)
脩一さんと会うとき、私、ちゃんと脩一さんってわかるかなぁ。きっと顔つきとかも変わってるはず……。人事部の人の話だと、重傷を負って今まで記憶も失っていたらしいし、今でも右足がちゃんと動かないって。でも、ちゃんと世話してくれた艦娘がいてくれたおかげで、なんとか動けるようにもなったって。脩一さん、もう少しだけ待ってて。
5月 4日(日)
気が気じゃありません。居てもたってもいられません。心の中は脩一さんのことでいっぱいです。1日の終わりにこの日記をつけるのが精一杯です。今日秋雲ちゃんに「最近どうしたの? なんだか怖いよ」って言われたから、思い切って脩一さんのこと話したら、すごく驚かれちゃいました。「気持ちはわかるけど少し落ち着いて。この鎮守府はどうするの?」って言われちゃいました。いつも暴走する秋雲ちゃんにしてはすごくまともな意見で少し考えさせられました。でも、とにかく私は会いたいんです!