傷つきすぎた八幡   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
3話目です!

いよいよ八幡が目覚めます!どんな展開になっていくのか…?

ではどうぞー!
Twitterもよかったら。
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彼は目覚め、出会い…

八幡「………ん、ここは…?」

 

目が醒めると知らない天井だった。色が赤くなく真っ白なので家ではないだろう。周りを見るとここが病院なのが分かった。

 

それにしても随分と立派な個室のようだ。ハッキリ言って俺みたいなクズがいるようなとこではない。個室をあてがってもらえるほど俺は立派な人ではない。しかし…

 

八幡「なんで病院に…」

 

あ、そうか。俺犬を助けてひかれたんだった。死ななくてよかった〜、小町残して死ねないからな、うん。見たところ目立ったケガしていないようでよかった。

 

そこでふと、隣を見ると小町が眠っていた。可愛いらしい寝息を立てている。さすがは俺の天使だ…。ん?ちょっと待て、なんで小町が隣で寝ているの?まさか事故にでもあったのか!?

 

と、そこで

 

コンコン

 

突然ドアがノックされた。誰だ?と、思ったがとりあえず返事をする。

 

八幡「どうぞ。」

 

俺が返事をするとドアが開けられてて1人の女性が入ってきて俺に駆け寄ってきた。

うん、誰?

 

?「…め、目が覚めたの!?」

 

八幡「あ、ああ。」

 

?「よ、よかった…。」

 

俺がそう言うとほっとしたようだ。心配してくれたのか?今までそんなこと小町以外にされたことがないからよくわからんが。

 

?「ところで熱はないの?」

 

八幡「あ、ああ。大丈夫だと…え?」

 

俺が言い終わる前にその女性は自分のおでこをを俺のおでこにピトッと当ててきた。どういうこと?

 

?「…熱はなさそうね。」

 

八幡「お、おう。それよりも近いんだが…」

 

?「あ…///」

 

そう言うと女性は真っ赤にして俺から離れた。

 

?「ご、ごめんなさい///あ、その…えっと…///せ、先生を呼んでくるわ///」

 

そう言い去っていった。

 

 

だから誰だよ

 

 

・・・・・・・

 

先生が来て少し検査をし、去っていった。やはりケガはそこまでなかった。しかし、去り際に「その服の下のケガも必ず治すからね。」と言われた。あれ〜バレてる。まあ、さすがにそれはしょうがないか、先生だし。

 

先生が去った後、側で待機していた女性が頭を下げた。

 

?「ごめんなさいね…」

 

え?どういうこと?

 

八幡「急に謝られても意味がわからんのだが…」

 

?「そうよね、まだ私について何も言っていなかったわね。」

 

女性は姿勢を正してこっちを見た。

 

雪乃「私の名前は雪ノ下雪乃よ。そして、あなたと同じ総武高校の一年生よ。」

 

八幡「そ、そうか。比企谷八幡だ。」

 

自己紹介なんて何年ぶりだろう。大体俺のこと忘れて飛ばされるか、誰かが意図的にやるかしたから久しぶりにしたな。

 

雪乃「そして…貴方を轢いた車に乗っていたの…。」

 

なるほどね、あの子か。気を失う前に俺を心配そうに見ていた女性ね。

 

雪乃「では改めてごめんなさい…」

 

八幡「え、いや待って!?いや、雪ノ下?がなぜ謝るんだ?俺の方こそ悪い。飛び出しちまって。」

 

そう言い頭を下げる。

 

雪乃「え…」

 

八幡「そもそもただ乗っていた雪ノ下が謝ることなんてない。それに俺みたいなクズに謝ることは特にな。」

 

雪乃「え?な、何を…」

 

八幡「確かに法律的には車が悪い。けど実際には飛び出した俺が悪い。」

 

雪乃「けど…」

 

八幡「俺がそう言ってるんだ。轢かれた本人がそう言ってるんだから、それでいい。」

 

と、俺がいいきると雪ノ下が聞いてきた。

 

雪乃「ねえ…、どうして貴方は自分のことを、そんなにも自分のことを…その下に見るの?」

 

八幡「え?だってそのとおりだし、他にいいようないし。昔からそう周りに言われてきたからな。そうじゃないの?」

 

雪乃「違うわ!あなたは…自分のことを顧みず犬を助けることができる優しい人よ!だから、そんなに自分のことを悪く言わないで!」

 

え…は、初めてそんなこと言われた。そんなこと今までそんなこと言われたことなかった…。

 

八幡「」ポロポロ

 

雪乃「え、ど、どうしたの?」

 

八幡「え、いや…初めてそんなこと言われたからさ…。あれ…涙が止まんないわ。」ポロポロ

 

すると雪ノ下はそっと俺を抱きしめてきた。

 

雪乃「それは今までの人が見る目がなかっただけだわ。今までがどうであれ私がそう思ったの。だから何度でもいうわ。貴方はとても優しくていい人よ。だからそんなに自分を下に見ないで…。ね?」

 

そしてそのまま俺は雪ノ下の胸の中で泣いた。十何年も我慢していた涙を吐き出しながら…。

 

 

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