模試があったりAqours4thの成功祈願しに神田明神行ったり一足早く東京ドーム行ったり、1stの配信があったりして忙しかったんです(すみません遊んでました)
次回の更新も遅れます・・・・・・。すみません。ちょっと真面目にやることが多すぎて・・・・・・。
『『オオォォウラ‼』』
『ウオオォォォォ‼』
『『フゥゥオォッ!』』
『グオオォォォォォ‼』
街の夜景を背に激突する、六体の巨人達。
『デエェェェイヤァ‼』
その身に沁みついた宇宙拳法を駆使し、ゼロは息つく間もない打撃の嵐をグロッケンに殺到させていく。
『ファイヤァァァフラァァァッシュ‼』
『ぐあがぁッ・・・・・・!』
猛攻の間を縫うようにして振り抜かれたグレンファイヤーの炎の棍棒がクリーンヒット。グロッケンは後方に弾き飛ばされる。
『ちぃぃ・・・! 凍れェ‼』
『なははは! 炎にそんなモン効くかよ!』
吐き出された冷気をゼロは回避するが、グレンは余裕綽々と言った様子でそれを受け止めた。
燃える炎の戦士に恥じぬその身の熱量は、凍てつく寒気の波動をものともしていない。
『ぎいぃぃぃぃ! 相っ変わらず腹立つなテメーは!』
『ジャンケンってよぉ、チョキはグーに絶対ぇ勝てないよなぁ?』
『あぁ⁉』
反撃の銀色の刃を受け止め、挑発的な物言いに乗せて額を突き合わせる。
『氷も炎にゃあ、絶対勝てねぇってことよ!』
『ほざきやがれェ!』
ガッチリと互いを掴みあったまま、一方では急激に温度が上昇し、また一方では急激に温度が低下していく。
『ファイヤァァァァァァァァァァァァ‼』
『ブリザァァァァァァァァァァァァド‼』
叫びが夜空を駆け、莫大な熱気と冷気が衝突する。
共に相殺し合った双方のエネルギーは、白煙となって周囲に霧散していった。
『うひゃ~・・・つめて―・・・』
『どうしたぁ・・・? あいこだったぜェ・・・?』
先程にお返しに今度はグロッケンが煽るように笑う。
『くうぅぅ~・・・! だが、今回ばかりはあいこでいいんだよなぁ・・・これが』
『んだと?』
『あっち向いてホイ!』
突然グレンが真上を指差し、釣られてその方向を見上げるグロッケン。
―――そこにいたのは、両腕をL字に組んだ赤と青の巨人。
『ワイドゼロショット‼』
『ぐううぅぅおおぉぉッ・・・⁉』
垂直落下で進行してくる光線を受け止めきれず、グロッケンは後方へ飛びのいて威力を受け流す。
―――そしてその先にいたのは、今さっきまで奴が殴り合っていた炎の戦士。
『はっはぁ! こいつは効くぜ!』
『あぁ⁉ 何する気だ⁉』
背後からしっかりとホールドし、上体を仰け反らせたグレンが次の瞬間に繰り出した技は―――、
『グレンドライバァァァァァァ!』
『ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁッ⁉』
グロッケンの身体を逆さに掲げ、勢いよく首から地面へと叩きつけた。
所謂パイルドライバーである。
『ひゃっほう! 決まったぜェ!』
『俺達最強!』
パアン、と小気味のいい音を立ててハイタッチをするゼロとグレン。
『やりやがったなテメー等ァァァァァァ!』
もう勝利したかのように振舞うチンピラ二人に、もう一人のチンピラは両腕の刃を伸ばしつつも突撃を仕掛けていった。
一方。
『全く、あの二人は相変わらず暑苦しい・・・』
不良の喧嘩の様相を呈してきたゼロ達の戦闘を見て、やれやれと溜息を吐くミラーナイト。
『その点、貴方のその無口な点は評価できますがね』
『グウゥゥゥ・・・・・・』
ミラーナイトとエックスが対峙するのは、炎使いである炎上のデスローグ。
『行くぞ。ミラーナイト君』
『了解しました』
地面を蹴り上げ、同時に駆け出す二人。
迫りくる火球をエックスが展開したバリアで防御すると、その背中を踏み台に飛び上がったミラーナイトの鋭い飛び蹴りがデスローグを捉える。
『イイィィィ・・・ックサ‼』
続くエックスの身体全体を使った突進。薙ぎ払われた奴の右腕を側転で回避すると、今度は身を翻して回し蹴りを炸裂させた。
『ミラーナイフ!』
『グオオォォォォォ‼』
唸り声を発したデスローグは炎の壁を作り出し、押し寄せる鏡の刃の群れを消滅させてしまう。
だがその身一つで壁を突き破ったエックスは、敵の懐に潜り込むと同時に強烈な正拳突きを繰り出した。
『シヤァァァァ‼』
『グウゥゥゥ・・・!』
予期せぬ攻撃に思わず悶絶するデスローグ。
すかさずミラーナイトが畳みかけるが、そうはいくかと自身の周囲に熱風を発生させ、二体の巨人を跳ね飛ばす。
『大地!』
「ああ! 行くぞ!」
大きく振りかぶりながら両腕にエネルギーを凝縮させ、クロスさせては一気に解き放つ。
「『ザナディウム光線‼』」
理亞と共に放った時のものとは桁違いの威力を誇った光の線がデスローグへと伸びる。
一緒に数多の戦いを潜り抜けてきたからこそ、今の二人がある。
そんな二人が放つからこその、最高威力のザナディウム光線なのだ。
『グオオォォォォォ!』
『っ⁉ 何ッ⁉』
だがデスローグも譲らない。
相殺は無理だと判断するや否や火球を自分の足元に叩きつけ、その衝撃波で身体を宙に放り出したのだ。
さらに地表に着弾したザナディウム光線によって引き起こされた爆風に乗り、一気に距離を詰めてくる。
『グウウオオオオオオォォォォォォォ‼』
「『『があああぁぁっ・・・・・・!」』』
獄炎を纏った鉤爪が胸元を直撃し、火花を散らしながら地に伏せる二人。
『ぐ・・・これではゼロにどやされてしまうな・・・』
『あちらは相手との相性がよく、尚且つ二人共互いの事を熟知しています。相性も五分五分で、即席コンビのこちらとは訳が違うという事ですよ』
『・・・・・・なるほどな』
状況を踏まえ、エックスは構え直しながら敵を見やる。
『なら、息を合わせればいいだけの話だろう?』
『簡単に言ってくれますね・・・・・・誰かさんに似ていて嫌いではありません!』
先んじてミラーナイトが飛び出し、手先から放った銀色の刃を宙に舞わせる。
デスローグは先程の例に習って生成した炎の壁でそれを防ぐが、これまた例に習ったエックスが障壁を突破。
が、
『グオオォォォォォ‼』
『くっ・・・・・・!』
流石に二度目となると通用せず、追撃を警戒していたデスローグによって弾かれてしまう。
『グウゥゥゥ⁉』
炎の後ろに退避したエックスを追おうと壁を焼失させたデスローグだが、自身の壁に立ち塞がっていた何人もの自分の存在に驚愕する事となる。
『貴方のその防御の弱点は、自分自身の視界を塞いでしまうことです!』
突然現れたデスローグたちの正体は、鏡に映ったデスローグ自身の姿。
これはミラーナイトが生み出した鏡の壁。奴の視界を塞ぐ炎の壁の中でエックスが気を引いている間に設置したものだ。
『シルバークロス!』
『ッ・・・・・・!』
自分目掛けて一直線に飛んできた十字の銀刃を受け止め、力点をずらして真横にいなす。
だが奴を中心に展開された鏡の壁に反射された刃は、幾度となくデスローグに襲いかかっていったのだ。
『グオオォォォォォ‼』
業を煮やしたデスローグは超特大サイズの火球を爆ぜさせ、自分を取り囲む壁もろとも辺り一面を消し飛ばした。
『・・・随分と、荒っぽい防御ですね・・・・・・』
パラパラと粉塵が舞い、ケホケホと咳き込むミラーナイトに降りかかる。
隙の更に隙を突いた攻撃さえも破られ、もう手段はないように思われた。
しかし、これこそがエックスとミラーナイトの仕掛けた最大の釣り針だったのだ。
『ゥゥゥ・・・・・・?』
上空に巨大な熱量を感知し、視線を上に流すデスローグ。
即座に危機感を察するが、その時には既にエックスと大地は全ての準備を整えていた。
「『アタッカー・・・・・・・・・エェェェェックスッ‼」』
『ググウゥゥゥゥゥウゥゥゥゥゥッ・・・・・・・‼』
全身から放出されたX字の爆炎が、デスローグに着弾すると同時に大規模な爆発を起こす。
大気を焦がす熱風が激しく吹き荒び、その中央にいたデスローグはせわしなく息づく。
『即席コンビでも案外うまくいくものだな』
『ええ。貴方とは仲良くできそうです』
ベリアル軍幹部クラスの敵をここまで圧倒出来れば見事と言ってもいいだろう。
冷静なようでどこか抜けているという共通点を持つ二人は、ゼロ達と同じようにグータッチを交わすのだった。
「理亞ちゃん!」
「大丈夫ずら⁉」
エックスとのユナイトが解除され、皆の元に戻ってきた理亞に駆け寄るルビィ、花丸、善子の三人。
「怪我は⁉ どこか痛いところとかない⁉」
「う、うん・・・・・・大丈夫・・・」
少し前の自分では出会えなかったであろう心配してくる友の存在を少し嬉しく思いつつ、理亞は目の前で戦闘を開始した巨人達―――そのうちの目つきの悪いウルトラマンを見やった。
「あなた達のマネージャー・・・ウルトラマンだったの・・・?」
「・・・う、うん・・・」
理亞とゼロとのファーストコンタクトは東京での事。
謎の穴に吸い込まれた聖良を助け出してくれたのが、あのウルトラマンゼロだった。
あの時どうして一緒に吸い込まれたはずの陸はいなかったのだろうと疑問には思っていたが、まさか彼がゼロ本人だったとは。
「・・・・・・あんまり驚かないのね」
「・・・いや、驚いてる事には驚いてるんだけど・・・・・・」
ついさっきまで実体化したエックスに巻き込まれてユナイトだかそんな状態になっていたのだ。
正直今の理亞は大抵の事では驚かない自信がある。
「・・・・・・勝てるの?」
小さな声でそう呟き、ルビィの顔を覗く。
理亞自身はほとんど戦っていないが、それでもあの宇宙人達が相当強い事は理解できた。
奴等をどうにかしなければ、捕まっている聖良達がどうなってしまうか分からなく、それがたまらなく怖い。
「大丈夫だよ」
そんな理亞に、ルビィは優しく笑いかけた。
「先輩も、ゼロさんも、絶対負けないから!」
『チッ・・・流石にこの数相手じゃ分が悪いか・・・・・・』
一度ゼロとグレンから距離を取ったグロッケンが肩を大きく揺らしながら苦し気に呻く。
『オイデスローグ! スライから預かったアレ、使うぞ!』
冷気でエックスとミラーナイトを牽制しつつ、同じように追い詰められつつあったデスローグの隣に並び立つ。
「・・・奥の手・・・?」
『なんか隠してやがんのか? あるんならさっさと出して来やがれ‼』
出させる前に倒した方がいいじゃないのか、とか思った陸だが、ゼロ相手にその理屈は通用しないのでぐっと飲み込んだ。
『使わせる前に倒した方がいいんじゃないのか?』
だがそれも空気を読まないエックスの一言ですべて無駄となる。
『んな姑息な真似はしねー。正面切って戦うのが俺の流儀だ』
同じウルトラマンでもここまでタイプが違うものなのだろうか。常識的な判断をしているといったら間違いなくエックスだと思うが。
『ケケ・・・・・・、後で後悔すんじゃねーぞ!』
デスローグから何かの装置らしきものを受け取ったグロッケンが、宙に放り投げるや否や腕の刃でそれを一刀両断してしまう。
その刹那、真っ二つにされた装置から闇が広がり、球体を形取る。
『○△□・・・・・・!』
漆黒の鉤爪が球体を内部から切り裂き、その姿を露わにしてゆく。
「・・・・・・ロボット・・・?」
低い機械音と共に出現したのは、大地の言葉通りのロボット。
全身を武器で武装した自律型兵器、という表現が最も適切だろう。頭部のモノアイ、巨大な爪の備わった腕に装飾された砲台。上部を飾る扇形の襟飾り。
漆黒の中に真紅を走らせたカラーリングが、その危険度を現してくれているようだった。
『機神魔鎧装グローカーダークネス。デラシオンの兵器、グローカービショップの改造品だよ』
『この気配・・・・・・ベリアルが纏っていたあの鎧と同じ・・・』
『アーマードダークネスだよ・・・・・・中々察しがいいじゃねーか・・・』
アーマードダークネス。
かつて全宇宙の支配を目論んだ暗黒宇宙大皇帝エンペラ星人の為に作られた最凶最悪の鎧。
『へっ・・・、どうやってアーマードダークネスの闇を制御してるのかは知らねーが・・・・・・上等だ!』
啖呵を切ったゼロが爆ぜるようにグローカーダークネスの真正面まで肉薄し、先手必勝と言わんばかりに掌底を叩き込む。
『○△□――――‼』
『うおおぉっ⁉』
だが奴はピクリとも動く様子を見せず、逆にその剛腕でゼロを振り払ってしまう。
『大地! 私達も行くぞ!』
「分かってるよ!」
次に仕掛けたのはエックスだった。
地に伏せたゼロを庇うように立ち塞がると、進行してくる巨体を押し返さんと掴みかかるが――、
『○△□―――‼』
「「『『ごあっ・・・‼」」』』
グローカーの両腕から照射された光弾をモロに喰らい、起き上がったばかりのゼロも巻き込んで大きく吹き飛ばされる。
『ゼロ!』
『今加勢に行きま―――』
『おっと? 俺達を忘れてもらっちゃあ困るぜェ?』
グレンとミラーナイトもグロッケン達に阻まれて思うように動くことが出来ない。
『ぐっ・・・・・・』
『だから使わせる前に倒した方がいいと言ったじゃないか・・・!』
エックスがそうぼやくも、今更どうしようもない。
グローカーダークネスの登場で状況が一変、形勢がグロッケン達に傾いた瞬間であった。
『今更文句言ったところでどうしようもねぇ! 陸! 大地! エックス! こっちも全力で行くぞ‼』
「「『了解!」」』
二人のウルトラマンを閃光が包み込む。
[ネオ・フュージョンライズ!]
「『俺に限界はねぇ‼」』
[ウルトラマンエックス、パワーアップ]
「『行くぞ! エクシード! エーックス‼」』
柴色と虹色のオーラが現出し、夜景よりもずっと輝かしく夜空を照らす。
『『ハアァァァ‼』』
強化変身を遂げたウルトラマンゼロビヨンドとウルトラマンエクシードエックスは、裂帛の気合と共に漆黒の機神との戦闘に突入していった。
久々のパチモンオリジナル怪獣、グローカーダークネス。
外装がアーマードダークネスっぽくなったグローカービショップだと思っておいてください(超適当)
一応グローカービショップとの相違点を挙げておくと、当然闇属性が追加されているという事と、グローカーマザーから変形した際に切り捨てたグローカー生産ラインがまだ残っているという事です(ここ重要。テストに出ます)
まあ、ぶっちゃけグローカーダークネス自体は結構あっさり倒しちゃうんですけどね。
それでは次回で! Aqours1stの配信最高でした!