ゼロライブ! サンシャイン!!   作:がじゃまる

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自分で書いておいて、作中の果南先輩への好感度がマックスハザードでヤベーイ事になっております。
ついでに文字数も過去最高。一万文字超えました。
今回、遂にあの姿が・・・・・・!


四十七話 限界を超えてゆけ

「・・・・・・なるほどな」

 

 もう夏だというのにジャケットを羽織ったガイが、防波堤に寄りかかりながら二人の少女の顔を見据えた。その隣にはリクもいる。

 二人のウルトラマンに思っている事を打ち明けた千歌と曜は、ガイに差し出されたラムネの瓶を弱々しく握る。

 二人に対して緊張している訳ではない。自分達の身勝手さを自覚したから。

 

「・・・それで、ついつい手が出ちまったと」

 

「・・・はい・・・・・・」

 

 あの時手が出たのは陸に腹が立ったから、だけではない。

 どこか悔しかったのだ。自分達の知らない陸がいた事が。その事で苦しんでいた事を自分達に相談してくれなかった事が。

 その事を二人には話した。

 波の音が、妙に物悲しく聞こえる。

 

「・・・・・・仕方ねぇよ。ヒーローなんてそんなモンだ」

 

「・・・え?」

 

「太陽は沈んだら見えなくなる。でもな、見えないだけで、地平線の向こうではずっと輝いてるんだよ。見えないところで輝いてる光もある。ヒーローなんてのはそんなモンなんだよ」

 

 ラムネの瓶を傾けながら、ガイは内浦の海に視線を移した。

 

「お前等の目に戦ってるゼロさんは・・・・・・、陸はどう映った? 隠れて戦ってた事に対する文句は抜きで、純粋に自分達を守ってくれていた事をどう思った?」

 

 戦う陸を、ウルトラマンゼロをどう思っていたか。

 腹が立った? いや、守ってもらっておいて何様のつもりだ。

 悔しかった? まず何がだ。嫉妬する様な対象ではない。

 悲しかった? それも違う。ゼロに守られてきた自分達は、いつでも笑顔だったじゃないか。

 なら、それは・・・・・・、

 

「・・・・・・嬉しかったです」

 

「・・・・・・・・・だろ?」

 

 その返答を聞くや否や、ガイはラムネを飲み干し、二人の頭にポンと手を置く。

 

「だったらそれを伝えてやれ。お前等自身の言葉で。・・・・・・小さい頃からずっと一緒にいたお前等なら、それが出来るはずだ」

 

 その言葉に、千歌と曜ははっと互いの顔を見合わせた。

 ガイの言う通りだ。陸はずっと見えないところで自分達を守るために戦ってくれていた。

 自分の身を顧みずに戦う彼に腹が立ったし、自分達の知らない陸がいる事に悔しさも覚えた。

 けどその前に、真っ先に彼に伝えなければいけない事があったじゃないか。

 

「どんなに強いヒーローでも、一人じゃ戦えない。支えてくれる仲間が必要なんだ」

 

 今度はリクが、自身の胸に握り拳を当てながら言葉を並べる。

 

「それは僕達も一緒だよ。ウルトラマンだって、時には誰かの助けを必要とする時がある。だからその時は、君達が陸君を支えてあげて」

 

 リクは爽やかに笑うと、最後にこう言った。

 

「僕等は皆で、ウルトラマンなんだ」

 

 千歌と曜は立ち上がると、真っ直ぐ二人の青年の視線に自分達の視線を重ねる。

 

「「ありがとうございます!」」

 

 いつも通りに元気よく感謝を伝えると、二人は踵を返して走り出した。

 感謝を伝えなければいけない相手が、もう一人いるから。

 一方、そんな二人の背中を微笑みながら見守るガイとリク。

 

「言うようになったじゃねーか。リク」

 

「ガイさんにゼロ。それに皆のおかげです。支えてくれる仲間がいたから、僕は戦ってこれたから」

 

「・・・・・・そうだな」

 

 二人は一人で突っ走っていた過去の自分を笑い飛ばすと、目の色を変えて空を見上げた。

 

「行くぞ。リク」

 

「はい!」

 

 ガイはオーブリング。リクはジードライザーを取り出し、空に浮かぶ先日と同じ赤い魔法陣を視界に定める。

 

「ジーっとしてても・・・」

 

「ドーにもならねぇ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・陸といると、皆不幸になる・・・・・・ね」

 

「・・・うん・・・」

 

 潮の香りが漂う、ダイビングショップのテラス。

 

――――――己を信じる心、それが力になる。

 

 ――――――道に迷ったら、仲間の事を思い出すんだよ。過ごした時間を、夢を、自分が何故、ここにいるのかを。

 

 ガイとリクに言われた言葉。

 言われた事の意味は分かる。だが、具体的にどうしたらいいのかは分からなかった。

 だから話した。思っていた事を、余すところ無く全部。

 

「何でそう思ったの?」

 

「・・・・・・姉ちゃんも見たろ? 俺はダイヤさんを殺しかけた。そんな事許される訳ない」

 

「・・・そこを許した覚えはないよ?」

 

 陸の正面に座る果南に肯定されて思わず口を噤む。

 分かってはいた。そう思われている事くらい。

 だけれどもこうしてハッキリと口にされるのは、やはりちょっと辛いものがあった。

 

「・・・・・・でも、それ以上に自分が許せない」

 

「・・・・・・・・へ?」

 

 拍子抜けして思わず顔を果南に向ける。

 そこで見た彼女の顔は、鞠莉とすれ違っていたあの時よりも悲し気で。

 

「ねえ陸。なんで陸に私の事姉ちゃんって呼ばせてる理由、分かる?」

 

 唐突に質問を投げかけられ、過去の記憶に探りを入れる。確か十一年くらい前だっただろうか。

 

「・・・・・急に弟が欲しくなったとかそんな―――」

 

「ああ、それ嘘」

 

 あっけらかんとそう口にする果南は陸の隣に腰かけると、そっと寄りかかって身を預けてきた。

 彼女の身体の重みと温かさが直に伝わる。

 

「・・・・・・陸は昔から人を頼るのが下手で、いっつも一人で抱え込んじゃってたでしょ?」

 

 そんな幼い頃からの自覚は無かったが、言われてみれば確かにずっとそうだっだ。

 今回の事も、全てを一人で抱え込んでしまった事が原因だから。

 

「・・・まさか、それで・・・・・・?」

 

「うん。お姉ちゃんになれば、少しは頼ってくれるようになるかなって・・・・・・」

 

 千歌と曜には呼ばせていないと思っていたが、まさかそんな理由だったとは。

 なんとも彼女らしいが、逆にその当時から陸は果南に心配を掛けさせていたという事。

 その事を心苦しく思っていると、果南は寄りかかりながら陸の顔を見上げてくる。

 

「昔は私の方が背は高かったのに、いつの間にこんなに大きくなったんだか・・・・・・。知らなかったなぁ・・・」

 

 過去を懐かしむように目を瞑る。その表情にはほんの少しの後悔が滲んでいるようにも見えた。

 

「ホント、前に陸が言ってた事と同じだね」

 

「え・・・?」

 

「いくら幼い頃からの付き合いだからって、どれだけ長く一緒にいたって、ちゃんと言葉にしたいと伝わらない事もあるって。ホントにその通りだったよ」

 

 それは思い込み故に鞠莉とすれ違っていた果南。そして伝えるべき事を皆に伝えない陸自身にも向けていた言葉。

 

「ずっと陸の事は分かってるつもりだった。守ってあげようって思ってた。けど、全然分かってあげられなかった上に、ずっと守ってもらってたなんてね・・・・・・」

 

 果南は陸の手に巻かれた包帯を擦り、やはり悲し気に笑う。

 そして、

 

「・・・ゴメンね。こんなになるまで気付いてあげられなくて・・・・・・」

 

 陸の後頭部に手を回すと、そっと自分の胸元に抱き寄せた。幼い頃からずっと慣れ親しんできた温かさと柔らかさを顔全体で感じる。

 

「・・・・・・何で・・・、姉ちゃんが謝るんだよ・・・・・・」

 

 陸の言葉には答えず、果南は回した腕に更に力を込めた。

 

「ありがとう」

 

 か弱く震える涙声。

 それを聞いた瞬間、ずっと堪えていた何かが込み上がってくるような感覚になって。

 

「陸は確かに、皆の事を危険な目に遭わせたり、ダイヤを傷付けた。・・・・・・でも、それ以上に皆の事を守ってきたんだよ。・・・その事は、忘れないで・・・」

 

「・・・・・・でもっ・・・・・・」

 

 陸の目尻に滲んできた何かを、果南は優しく拭った。

 

「・・・・・・そう思ってるのは私だけじゃないよ。他の皆だってそう。ダイヤだって、・・・・・・それに」

 

 果南は陸の顔を自身の胸から解放すると、陸の背後に視線を向けた。

 そこには、肩で息をしながらみかん髪と銀髪を揺らす、二人の少女が。

 

「・・・千歌・・・曜・・・」

 

「あの二人もね」

 

 ポンと背中を押すと、果南はそれ以上何も言わずに陸から離れた。

 あの二人と、ちゃんと話して来いという事らしい。

 

「・・・・・・」

 

 二人の前に立ち、黙ってその顔を見据える。

 千歌と曜には、真っ先に言わなければいけない事がある。

 彼女達は、Aqoursの中で最も陸の事を心配してくれていた二人だから。

 それでも一人で突っ走ったのは陸だから。

 まずは・・・・・・、

 

「「ゴメン!」」

 

 陸が何か言うよりも早く、二人の幼馴染は深々と頭を下げてきた。

 自分がやろうとしていた事を先にやられて戸惑っていると、曜が顔を上げてこちらを見つめてくる。

 

「・・・・・・あの時ついカッとなって、一番最初に言わなきゃいけない事忘れてた」

 

 続いて千歌も顔を上げ、曜と同じように陸と視線を合わせる。

 

「・・・確かに、陸ちゃんが黙って戦ってた事にはむかーっとしたよ? 私達の知らない陸ちゃんがいるのもなんか悔しかったし・・・・・・、でも・・・」

 

 千歌は固くなっていた表情を解し、いつものような朗らかな柔らかい笑みを作る。

 

「・・・・・・それでも、嬉しかったんだよ」

 

「・・・・・・嬉しかった・・・?」

 

「うん」

 

 それが何一つ曇りのない正直な言葉だというのは、幼馴染の陸ならばすぐに分かった。

 

「・・・だから、私達は陸に伝えたいことがあります」

 

 曜もまたいつもの眩しい笑みを陸に向けてくる。

 そして二人は一度お互いの顔を見合わせて頷くと、びしっと背筋を伸ばした。

 

「陸ちゃん・・・」

 

「陸・・・」

 

 

 

「「ずっと私達を守ってくれて、ありがと――――ッ!」」

 

 

 

「っ・・・・・・!」

 

 溢れ出そうになったものを全力で堪える。

 まだだ。

 まだ抑えろ。

 自分が言わなければいけない事を、こっちはまだ言っていない。

 

「・・・こっちこそゴメ―――」

 

「「「「「ありがと――――――ッ!」」」」」

 

 だがその声は、別方向から飛んできたもっと大勢の声によって遮られた。

 声がしたのは千歌と曜の背後。

 いつの間にかそこにいた、残りのAqoursメンバーだったのだ。その近くにはジャグラーもいる。どうやら彼が連れてきたらしい。

 それを見たらもう、せり上がってくる何かを堪える事などもうできなくて。

 気付いたら、頬を一筋の光が伝っていた。

 

「もー。何陸ちゃん泣いてんのさー」

 

「男でしょー♪」

 

「・・・・・・うるさい・・・」

 

 涙を拭うと、遠くから機械音と巨大な地響きが聞こえた。

 

『シュワ‼』

 

『ハアァァァァ‼』

 

 見なくても分かる。ギャラクトロンの増援隊とオーブ、そしてジードが戦闘を始めたのだ。

 

「・・・逃げなくていいのか? 下手すりゃ死んじまうぞ?」

 

 ジャグラーが全く緊張感無しに避難を促しても、誰一人逃げようとはしなかった。

 

「大丈夫ですわ。わたくし達にはウルトラマンがいますから」

 

「ザッツライツ!」

 

「うゆ!」

 

「信じてるよ。仙道君」

 

「さあ、行ってきなさい! リトルデーモン‼」

 

「先輩!」

 

 完全に陸、そしてゼロの事を信頼しきっている顔だ。

 それは幼馴染三人も一緒な様で、

 

「私は止めないよ? 弟が決めた事ならね」

 

「全速前進! ヨ―ソロー!」

 

「・・・・・・陸ちゃんは、この力で何がしたいの?」

 

 千歌は陸がポケットに忍ばせておいたウルトラゼロアイを取り出すと、両手で持ってそれを差し出してきた。

 

「・・・・・・ったく。どいつもこいつも好き放題言いやがって。・・・・・・・・・・・・・・・ありがとな」

 

 ふんだくる様にそれを受け取ると、素直に言葉を零す。

 ガイとリクが言っていた事は、こういう事か。

 

「・・・・・・なあゼロ。散々皆を巻き込んだし、傷付けたけどさ。・・・・・・それでもやっぱ守りたいんだよ、皆の事」

 

 陸は九人に背を向けると、色を失ったウルトラゼロアイに視線を落とした。

 リク、ジードの言葉を信じるならば、ゼロは死んではいない。

 そしてガイ、オーブは言った。信じる心があれば、ウルトラマンは何度だって立ちあがれると。

 だったら陸が、ゼロの事を思いっきり信じてやればいい。

 これまで共に戦った、友として。

 

「・・・・・・俺には、二万年早いか?」

 

 そしてきっと彼なら、こう返してくるだろう。

 

 ――――――『二万年早―――、

 

〈・・・・・・へっ・・・、アホ。言い出すのが二万年遅いんだよ〉

 

「っ・・・・・・!」

 

 予想していたものとはちょっと違う返答と共に、ウルトラゼロアイに三色の色が走り、中央のランプが輝き出す。

 

〈・・・・・・仲間の意味、ようやく分かったみたいだな〉

 

「ゼロ・・・・・・ッ」

 

 ウルトラゼロアイを握る腕に思わず力が籠る。

 

〈んな情けねぇ面してねぇでさっさと行くぞ。守りたいんだろ?〉

 

「お―――うっ⁉」

 

 オーブとジードに加勢するべくウルトラゼロアイを装着しようとしたその瞬間、背中に何かが突撃して来た。

 

「・・・・・・どうした?」

 

 それが何か、誰なのかは振り向くまでもなく分かる。

 

「約束」

 

「ぁ?」

 

「・・・私達はラブライブで優勝する。だから陸ちゃんも生きて帰って私達の事見守ってよ。・・・苦しくなったらいつでも頼って、一人で戦うなんて言わないで。・・・私達は、皆でウルトラマンなんだよ・・・」

 

「・・・・・・ん」

 

 腰に回されたその手をしっかりと握って答えると、彼女は背中を押す様に手を離してくれた。

 

〈さあ! 行こうぜ!〉

 

「・・・だな」

 

 

 

「〈シェア‼」〉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『オォウラァ‼』

 

 ジードと取っ組み合いになっていたギャラクトロンを踏みつけ、反動で宙返りしてから連中に背を向けて地面に着地する。

 振り返ると、ギャラクトロン軍団に向かって名乗った。

 

『俺はゼロ・・・・・・。ウルトラマンゼロだ!』

 

『ゼロ!』

 

『ゼロさん!』

 

 オーブとジードがその傍らに寄ってくる。

 

『遅いよ』

 

『待ちくたびれましたよ。ゼロさん』

 

 無事でよかった、などの言葉はない。

 二人とも本当に、ゼロの事を信頼していたのだ。

 

『へっ・・・。よく言うだろ? 主役は遅れて来るってな。・・・・・・行くぞ!』

 

『『はい!』』

 

 三人同時にファイティングポーズを取ると、町を蹂躙するギャラクトロン軍団の中へと突撃していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『そーそー。復活してくれなきゃ君じゃないよ。ゼロ君』

 

 ギャラクトロンにウルトラゼロキックを炸裂させたゼロを見て、オウガは二つのカプセルのスイッチを入れた。

 

『・・・・・・でも、ボクが見たいのはその姿じゃない』

 

[フュージョンライズ!]

 

 二つのカプセルをナックルに装填し、ライザーを起動させる。

 

『君達に求めているのは闇の力だよ。でないとベリアルは倒せないからね』

 

 カプセルをスキャンして光を放つライザーを、胸元に掲げる。

 

[キングジョー! ギャラクトロン! ウルトラマンベリアル!]

 

『だからボクが切っ掛けを与えてあげるよ』

 

[キングギャラクトロン!]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『「ごあっ・・・!』」

 

 怪しい光と共に出現した怪獣にゼロが吹き飛ばされ、真上からマンションに落下する。

 

『来なよ。ゼロ君、陸君』

 

『・・・・・・キングギャラクトロンか・・・』

 

 パラパラと瓦礫を落としながらゼロは立ち上がり、キングギャラクトロンへと意識を向けた。

 頭部と左半身はギャラクトロン、胸部と右半身はキングジョーのパーツで構成されており、互いにパーツの換装を行ったようにも見える。

 右腕に装着された銃口をくいくいと上下させているのは、かかって来いという事らしい。

 

『上等だオラァ‼』

 

 吠えると共に掴みかかったゼロだが、

 

『フン!』

 

『おぐわっ・・・⁉』

 

 奴の左腕に出現した魔法陣から無数の鉄拳が放たれ、ガードできずに地面を転がることになる。

 

『勝ちたいならゼロダークネスになりなよ。今の君が勝つにはそれしかない』

 

『・・・・・・なんだと―――がぁっ!』

 

 追撃の光弾が胸に直撃し、巻き上がった黒煙が辺りを包む。

 その衝撃に悶えながら、ゼロは何かを考え、そして言った。

 

『・・・陸。やるぞ』

 

「・・・・・・ゼロ・・・?」

 

 黒が支配する世界の中、ゼロは自らゼロダークネスになる事を提案してきた。

 

『俺達が闇を乗り越えない限り、更なる成長は無い』

 

「・・・・・・・・・分かった」

 

 正直に言って怖い。

 闇が、強大な力が。

 それで大切なものを傷つける事が。

 けれどもゼロの言う通り、それを乗り越えない限りは皆を守り抜く事など出来ない。

 これはやらなくてはならない事なんだ。

 

『行くぞ陸!』

 

「やってやる!」

 

 

 

『「ジーっとしてても、ドーにもならねぇ‼』」

 

 

 

 立ち込める黒煙の中から飛び出してくる漆黒の影。

 

「だあぁぁぁぁらぁぁぁ‼」

 

『がふっ・・・・・・!』

 

 ゼロダークネスが繰り出したヤクザキックがキングギャラクトロンの鳩尾を捉え、闇を放出すると共に勢いよく吹き飛んで行く。

 

「っ・・・・・・! っ・・・・・・!」

 

〈陸。大丈夫か?〉

 

「・・・・・・何とか・・・」

 

 三度目ともなると、流石に身体がベリアルの力に適応してくる。

 頭に内側から針で刺されているような痛みが響くが、大丈夫だ。前の様に意識は飲まれていない。

 

〈悪いがこの状態じゃ俺は手を出せない。お前が戦うんだ〉

 

『っ・・・、っ・・・、・・・了解・・・』

 

 頭のみならず全身に走る痛みを振り払い、陸はゼロの身体を借りてキングギャラクトロンに向けて掌を構えた。

 

「デスシウムショット!」

 

 解き放った漆黒の波状光線と共に大地を蹴る。

 デスシウムショットはバリアとして展開された魔法陣に防がれるが、突き出した拳は奴の側頭部に炸裂し、闇が迸る。

 

「ハァァァ‼」

 

 間髪入れずに上段回し蹴りを叩き込み、すかさず次の攻撃気へと移行。

 今までゼロと共に戦ってきた記憶から、今最も最善の行動と思われるものを探り当て、それを実行。そして唯一自身が戦ったキングジョー戦での経験。今はそれが頼りだ。

 

『いいねいいね! たった三回でベリアルの力に適応するなんて!』

 

「うるせぇ!」

 

 これだけゼロダークネスの攻撃が決まっても、キングギャラクトロンはまだまだ余裕を保っていた。

 いかに強大な力を得たとはいえ、陸は戦いに関してはまだ素人。

 これは以前も感じたが、やはりゼロに比べると威力や精度で劣るのは否めない。

 徐々に焦りが身を焦がす。

 

「ぅ・・・・・・、ぐぅぅ・・・」

 

 それと同時に身体を蝕むベリアルの力。

 一瞬でも気を抜いたら意識を持っていかれそうだ。

 それでも拳を振るった、地面を蹴った。大切なものを守るために。

 

「っ・・・・・・! がああぁぁぁぁぁぁぁ⁉」

 

〈陸⁉〉

 

 それは唐突に訪れた。

 不意にぷつりと、自分の中で何かが切れたような感覚があった。

 

(・・・くそっ・・・・・・)

 

 もうダメだ。そう思った時には既に身体は言う事を聞いていなかった。

 

『ゼアァァァァァ‼』

 

 理由などない。ただただ闇に染まった殺意が身体を支配する。

 

〈おい! 陸! 陸⁉〉

 

 ゼロの声も耳にこそ届いてはいるが、それでも身体は止まらない。

 気付けば、キングギャラクトロンの脚を掴んでぶん回しているゼロダークネスがいた。

 

『ダラァ‼』

 

『がっ・・・・・・!』

 

 凄まじい力で地面に叩きつけられ、キングギャラクトロンからオウガの掠れた声が漏れる。

 ゼロダークネスはその上でマウントポジションを取ると、赤雷を纏った両腕でその身体を破壊し始める。

 

『いいねぇ・・・、その暴れっぷり、惚れ惚れするよ・・・・・・けど』

 

『グァァァァ⁉』

 

「わっ⁉」

 

 左腕の銃口から放たれた光線の衝撃がゼロダークネスの腹部を貫き、千歌達Aqoursメンバーのいるすぐ近くまで吹っ飛ばされてしまう。

 

『やられっぱなしってのも、気分のいいもんじゃないよね。それにさ、闇に飲まれている君じゃダメなんだよ』

 

 そう言ってキングギャラクトロンは光弾を乱発し、無差別な空爆の様にゼロダークネスの周辺で爆発が起こる。

 

『ッ!』

 

 そしてその光弾の一つが、Aqoursメンバーのいる場所に向かっているのを、ゼロダークネスは見逃さなかった。

 

(ッ・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ・・・・・・!」

 

 キングギャラクトロンの放った光弾が迫ってくるのを見て思わず目を瞑った千歌だが、一向に爆発の時が訪れない。

 いや、正確には爆発音は聞こえた。それでも何故か自分は吹き飛ばされずにここに立っている。

 そういえば前にもこんな事があった事を思い出し、恐る恐る目を開くと、そこには。

 

『フゥゥゥ・・・・・・』

 

 光弾から自分達を守る様に両手を広げてしゃがみ込む、ゼロダークネスの姿があった。

 

「陸ちゃん!」

 

 千歌が名前を呼ぶと、ゼロは頼もしく首を縦に振った。

 漆黒の巨人はゆっくりと立ち上がると、眼前の敵に向けてファイティングポーズを取り直す。

 

『フフフ・・・・・・・・・、アハハハハハハハハハッ! 遂に! 遂に制御したねぇ陸君‼』

 

 それを見て高笑いをあげるキングギャラクトロンの中のオウガ。

 

『やっぱり君はボクと同――――――』

 

 だがどうした事か、突然言葉を吐き出すのを辞めてしまった。

 

『・・・・・・あれは・・・・・・、ダイヤちゃんの・・・・・・』

 

 キングギャラクトロンの見つめる先では、丁度ゼロのカラータイマーに光の球が吸収されていた。

 その瞬間、ゼロの身体が輝き出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『チェアッ!』

 

 ―――――思いを受け継ぎ、勝利へと導く力―――ウルトラマンビクトリー。

 

 ダイヤの胸から分離したリトルスターが、ひび割れていた最後のウルトラカプセルを修復する。

 

〈機は熟したって事か・・・・・・〉

 

「は?」

 

〈陸。その光に手を突っ込め!〉

 

 ゼロに言われ、目の前で集約していた光の中へと腕を突っ込む。

 そこから出てきたものは・・・・・・、

 

「ライザー? 装填ナックルまで・・・・・・」

 

〈これが使えるのは、ジードやオウガだけじゃないって事だ! 行くぜェ!〉

 

 ゼロの考えている事が頭に流れ込んでくる。

 装填ナックルを腰に装着すると、目の前で浮遊していた四つのカプセルの中からギンガカプセルを手に取り、スイッチを入れた。

 

『ギンガ!』

 

『ショウラァ!』

 

 リクがジードに変身した時と同じように、ウルトラマンギンガが出現して左腕を掲げる。

 

『オーブ!』

 

『デュワ!』

 

 ギンガカプセルをナックルに装填。続いてオーブカプセルのスイッチを入れると、ウルトラマンオーブ、オーブオリジンが現れて左腕を掲げる。

 オーブカプセルもナックルに装填すると、ライザーでそれをスキャンし、トリガーを弾く。

 

[ウルトラマンギンガ! ウルトラマンオーブ、オーブオリジン! ニュージェネレーションカプセル、α!]

 

 シリンダー部分から放たれた光は楕円形を取り、ギンガとオーブが向かい合うようにして映る新たなウルトラカプセルとなる。

 

『ビクトリー!』

 

『ハッ!』

 

 ビクトリーカプセルを起動、ウルトラマンビクトリーが現れて左腕を掲げる。

 

『エックス!』

 

『イィィッサァ!』

 

 ビクトリーカプセル装填後、最後に残ったエックスカプセルも起動してウルトラマンエックスを出現させる。

 エックスカプセルも装填すると同様にライザーでスキャンし、トリガーを弾くとまた新たなカプセルが誕生。

 

[ウルトラマンビクトリー! ウルトラマンエックス! ニュージェネレーションカプセル、β!]

 

いつの間にか手に取っていたウルトラゼロアイをライザーに装着し、ニュージェネレーションカプセルαを手に取る。

 

『ギンガ! オーブ!』

 

『デュワ!』『ショウラァ!』

 

 続いてβ。

 

『ビクトリー! エックス!』

 

『イィィッサァ!』『ハッ!』

 

 両脇に四体のウルトラマンが並び立つと、二つのカプセルをライザーでスキャン。するとウルトラゼロアイの中央のランプが光る。

 

[ネオ、フュージョンライズ!]

 

『行くぜ陸!』

 

「おう!」

 

 

 

『「俺に限界はねぇ‼』」

 

 

 

 最後にライザーを目元に掲げてトリガーを弾く。

 

[ニュージェネレーションカプセル! α! β!]

 

 赤と青の閃光がゼロを通常形態に戻し、更に四人のウルトラマンの姿が重なっていく。

 そして、陸とゼロの感覚も。

 

[ウルトラマン、ゼロビヨンド!]

 

『「デェェェヤ‼』」

 

 身体を包んでいた光が弾け、新たなゼロが姿を現す。

 その姿に、見た者全員が息を飲む。

 銀と紫のカラーリング。ゼロスラッガーは倍の四本となり、額のビームランプも大型化して三つに増えている。

 肩から胸部にかかるプロテクターは無くなっており、代わりに両肩から槍の様に尖ったアーマーが伸びている。

 

「おぉ・・・、何だこのかっちょいい姿は・・・」

 

『だろ? 最高にイケてるだろ?』

 

 ゼロは鷹揚に胸を張った後、キングギャラクトロンに向けて勇ましく構えた。

 

『俺はゼロ・・・・・・。ウルトラマンゼロビヨンド‼』

 

『なっ・・・・・・』

 

 突然の事にたじろぐキングギャラクトロンをゼロは見逃さず、爆ぜる様に動いた。

 

『「ハアァ‼』」

 

 一瞬でゼロとキングギャラクトロンの距離が詰まる。放たれた鋭い左ジャブが顔面を小突き、刹那に右ストレートが一閃。

 

『「オオォォォォォォォォォォォォォォォォォ‼』」

 

 腕が何本もあるような錯覚を覚えるほどの神速で百裂パンチが繰り出され、キングギャラクトロンの身体が徐々に宙に浮いてゆく。

 

『「オォゥラ‼』」

 

 薄紫のオーラを纏った右腕で強烈なアッパーを放ち、奴を天高く殴り飛ばす。さらにゼロも飛翔してその上を取り、ドロップキックで地面に蹴り落とす。

 

『クアトロゼロスラッガー‼』

 

 空中で四本のゼロスラッガーを投擲し、オーブ、そしてジードと交戦していたギャラクトロンに二本ずつ命中させ、バランスを崩させた。

 当然、そんな隙を見逃す二人ではない。

 

『三つの光の力! お借りします! オーブトリニティ‼』

 

 ギンガ、ビクトリー、エックス、三体のウルトラマンの力でフュージョンアップしたオーブトリニティが、専用武器のオーブスラッシャーを縦に一回、斜めに二回振り抜く。

 

『トリニティウムブレェェェェイクッ‼』

 

 全身をバラバラに切断され、轟音と共にギャラクトロンは爆散。

 さらにその一方で、ジードも輝く。

 

『ウルティメイトファイナル! 繋ぐぜ! 願い! ジィィィィィドッ‼』

 

 幾何学的な模様を全身に浮かべたジードウルティメイトファイナルが、同じように専用武器、ギガファイナライザーを腹部に突き立てる。

 

『ギガスラストォォォォォッ‼』

 

 圧倒的な破壊力を前にこちらのギャラクトロンも爆散。

 これだけでは収まらず、最強形態となった二人の巨人は次々にギャラクトロンを撃破していく。

 キングギャラクトロンが起き上がった時には、その数は三分の一以下にまで減っていた。

 

『っ・・・・・・』

 

 弾かれた様に別のギャラクトロンを粉砕するゼロへと意識を向ける。

 全てはゼロがゼロビヨンドと言う最強形態を取り戻してから。

 陸とゼロの光が繋がり、他の二人にもそれが伝播したのだ。

 

『違う・・・・・・、違うよ陸君・・・。ボクが君に求めたのは、その力じゃない‼』

 

 焦りに突き動かされ、キングギャラクトロン及びオウガは無謀とも言える突進をゼロビヨンドに仕掛けた。

 大振りな攻撃とは言え喰らったらひとたまりもない事は確かだ。

 

『もう止められないぜ』

 

それでもゼロはそれをかわそうとせず、額にエネルギー集中させていく。

 

『エメリウムスラッシュ!』

 

 普段の何倍も強化された光線がキングギャラクトロンへと迫る。が、

 エメリウムスラッシュは見えない何かに阻まれ、奴に到達する前に二手に割れた。

 

『無駄だよ。このキングギャラクトロンにはギャラクトロンMK3の力も込められているんだ。光は通用しない!』

 

 左右の足元に直撃したエメリウムスラッシュが起こした爆炎には目もくれずに、キングギャラクトロンはその巨体をゼロへと突撃させることを辞めない。

 

『だから早く闇を―――』

 

『ジード』

 

『ハアァァァァァァ‼』

 

 ゼロが冷静に呟いた瞬間、爆炎の中から飛び出してくる巨人が一体。

 ジードの武器、ギガファイナライザーは人の想いの強さを「物理的破壊エネルギー」に変換する力がある。

 光でも闇でもない、純粋なる力。MK3の機能では防ぐことは出来ない。

 

『クレセントファイナルジードォォォォォォォォォォ‼』

 

『ぐあぁぁぁぁぁぁぁ!』

 

 膨大な物理的破壊エネルギーを纏ったギガファイナライザーは、奴の光を退けるバリア発生装置を、左腕ごと消し飛ばした。

 

『トリニティウム光輪‼』

 

 バリア発生装置が無くなれば奴はもう光の攻撃を防ぐことが出来ない。追撃にオーブが放った巨大な光輪が、残った右腕も跳ね飛ばす。

 

『「シャァ!』」

 

 ゼロは満身創痍のキングギャラクトロンを蹴り飛ばすと、自身のエネルギーを爆発的に高めていく。

 

『バルキーコーラス』

 

 周囲の中空に発生した八つの光球。

 その光球から一斉に放たれた破壊光線がキングギャラクトロンの身体を貫く。

 

『俺達に勝とうなんざ・・・・・・』

 

 ゼロは全身に八つの風穴を開けられて真後ろに倒れるキングギャラクトロンに背を向け、ギャラクトロン軍団の掃討を終えたオーブとジードに目配せをする。

 

『『『二万年早いぜ』』』

 

 あちこちで地響きを轟かせる大爆発の中で、三人の巨人は同時に裏ピース決めた。

 

 

 

 

 

 

『・・・・・・それじゃゼロ。僕達はここで行くよ』

 

『宇宙警備隊に、今回の事を報告しに行かないといけないので』

 

『おう。今回は世話になったな』

 

 静けさを取り戻した町の中、三人の巨人が穏やかな雰囲気で向き合っている。

 この地球に向かっていた残りのギャラクトロンは宇宙警備隊が処理してくれたらしく、もうここにギャラクトロン軍団が現れる心配はしなくていいらしい。

 今からこの地球を去る、ゼロの後輩にて陸の先輩ウルトラマンは、柔らかな視線を陸に向ける。

 

『陸。ウルトラマンも人間も、完璧じゃない。失敗や過ちを犯すことも時にはある。だが、その苦しみを乗り越えるからこそ成長し、強くなり、その先にある愛を知ることが出来る。この先も壁にぶつかることがあるだろうが・・・、これだけは忘れないでいてくれ』

 

「はい!」

 

『果てしない運命を超えて未来はある。辛い事があっても、立ち上がり、抗う。そういう力が、僕達にはあるんだ。合言葉は・・・・・・ジーっとしてても!』

 

 全員同時に、拳を突き出す。

 

 

「『『『ドーにもならねぇ!」』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 歪んだ正義による脅威も去り、オーブ、ジード、そしてジャグラーが各々自分の世界に帰って行った後、スクールアイドル部部室にて。

 

「今まで黙っててすみませんでした」

 

 陸はAqoursの前で、盛大な土下座を敢行していた。

 恥も外聞もなく地面に頭を擦り付ける正義のヒーローを見て、九人は軽く引き気味である。

 

「・・・・・・何もそこまでしなくても・・・」

 

「俺なりのケジメだ」

 

〈可哀想な奴だなお前・・・・・・〉

 

 Aqoursにもゼロにもすっかり呆れられてしまったが、土下座程度で今までの事が精算できるのなら安いものだろう。

 

「ところでりくっち。ゼロは今何をしてるのデースか?」

 

「あぁ、ゼロは―――」

 

『お? 俺に用か?』

 

 鞠莉に問われた瞬間、ゼロが身体を乗っ取り即座に立ちあがる。

 

『この俺が超絶強くてカッコイイ。ウルトラマンゼロ様だ‼』

 

 もうバレてしまったので、ゼロは堂々と人格を表に出して胸を張っていた。

 そんなゼロを、ぽかんとした顔で眺めるAqoursの九人。

 ゼロがそれをどう解釈しなのかは知らないが、いつも以上に調子に乗りながら更に胸を張る。

 

『フッ・・・・・・、俺に惚れると、火傷するぜ?』

 

 その一言で皆一斉に冷めた視線をゼロに向け、花丸が口を開く。

 

「・・・・・・想像してたよりずっと残念な人だったずら・・・・・・」

 

『なんだと⁉』

 

「自分でカッコイイって・・・・・・」

 

「自信過剰ですわ」

 

「あと顔がうるさい」

 

『俺の顔そんなに賑やかか・・・・・・?』

 

 酷い言われようだった。

 皆それなりにゼロと関わってきていた事もあって、態度に遠慮がない。

 ひとしきり皆でゼロの事をボロクソに言った後、千歌がゼロに微笑みかける。

 

「まあ、これからもよろしくね。陸ちゃん、ゼロちゃん」

 

『ゼロ・・・・・・ちゃん・・・・・・?』

 

 くすくすと、部室内に笑い声が溶け込んでいく。

 そんな中、一人わなわなと震えるゼロ。

 

『おい待て! お前等それでいいのか⁉ もう尊厳も何もないんだが⁉ 陸! お前もなんか言ってやれ!』

 

 身体の主導権が戻ってきたので、とりあえずゼロの事はガン無視して千歌と顔を合わせる。

 

「ま、今後ともよろしく」

 

〈陸――――――――っ‼〉

 

以前の騒がしさを取り戻した部室の中で、ゼロは新たにゼロちゃんの称号を手に入れた。

 

 




と、いう訳で長らくお待たせ致しました。満を持してのゼロビヨンド登場です!

一応他の形態との相違点をあげておくと、通常形態、ルナミラクル、ストロングコロナはゼロ。ゼロダークネスは陸に主導権がある状態なのですが、今作ゼロビヨンドは二人のシンクロ状態的な扱い、要するにエクシードエックスです。ユナイトです。

この作品、描こうと思ったきっかけが劇場版ウルトラマンジードだったので、ゼロビヨンド登場の際にはオーブとジードを登場させたかったんですよね。

ちなみに、ジードに影響されてなかったらこの作品ただのラブコメになってました。実はちょっと原稿あります。完全に黒歴史デス。





次回からサンシャインパートに戻ります。それでは次回で!
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