七草家の養子   作:シシィ

2 / 9
こんにちは、今回はフェイトの話を全面的に出すつもりです。
つまり、例のあの人を召喚です。


※百合が嫌いな人は気をつけてください


01〜出会い〜

「もうすぐで入学式が始まりますよ」

声の方に振り向くとそこには私が知っている人がいた

よりによってこんな時に

 

「呼びかけてくださり、ありがとうございま

す」

「では」

早くここから離れたい、この人と話をしたくない

 

「待って」

しかし、その願いは叶わなかった

 

「まだ何か?」

 

「自己紹介がまだでしたね。

私は七草真由美。"ななくさ"って書いて

"さえぐさ"。ここで生徒会長を務めています。」

知っていますよ。だってあなたは私の

 

「俺いや自分は司波達也です。」

 

「私は真榊亜佐です。よろしくお願いします。

"七草先輩"」

 

「……。そうあなた達が」

 

「あなた達がと申しますと?」

と達也くんが尋ねた

 

「ええ。先生方の間ではあなた達の話で持ちきりよ。司波君と"真榊さん"共に入学試験、七教科平均、百点満点中九十六点。特に魔法理論と魔法工学は両方とも小論文を含め文句なしの百点。前代未聞の高得点。しかも、"真榊さん"は主席とわずか一点差だったと聞いているわ」

 

「ありがとうございます。ですが主席になれな かったのは事実ですよ」

 

「それはそうだけど」

 

「では、もう話は済んだでしょう。そろそろ行かないと式に間に合いませんので、それでは」

これ以上この人と話したくない

 

「おい待て、俺を置いていくな」

ヤバ達也くん置いてきちゃってた

 

「あ、ごめん達也くん。でもいいの?

まだあの人と話してたんじゃないの?」

 

「いや特に話すこともなかったからな」

 

「そう」

「ところで、会長と知り合いなのか?」

やっぱその話題来るよね。

 

「そうだけど」

 

「それにしては、仲悪そうに見えたかが?」

 

「別に普通でしょ。仲が悪い知り合いって」

 

「まあ、いなくはないが。」

そうこうしているうちに会場に着いてしまった

 

「えっ・・」

しかし、私が見た光景はおそらく席は自由なのだろうが、見事に前半分を一科生、後ろ半分を二科生が綺麗に分けられていた

 

「達也くん、これどう思う?」

 

「最も差別意識が強いのは、差別されている者である、か…」

 

「自分で自分の首を絞めてるってことね。

実にくだらない、成績の良し悪しは実戦に

なったら関係ないのにね」

 

「詳しいな、もしかして実戦経験有りか?」

 

「武道をやっている人ならみんなわかること

それなのに成績で判断するなんて実に幼稚ね」

 

「そうだな」

 

「ん?達也くんここ空いてるよ、座ろ」

 

「いいのか?お前もう少し前だろ?」

 

「気にしてないってさっき言ったでしょ?

それに達也くんの方が話していて楽しいしね」

 

「ふ、光栄なことだな」

私たちは式が始まるまで他愛ない話をしていた

すると

 

「あのー」

私は声のする方を見てみると今時珍しいメガネをかけた女子生徒がいた

 

「お隣空いていますか?」

おそらく彼女は霊子放射光過敏症なのだろう

 

「空いてますよ」

と私は彼女ともう一人の女子生徒に席に座るように進めた

 

「私は柴田美月と言います。どうぞよろしくお願いします。」

 

「私は千葉エリカ、エリカでいいわ。よろしくね」

へえ、「千葉」あの百家の千葉か世間は狭いわね

「俺は司波達也、俺も達也でいい。こちらこそよろしく」

 

「私は真榊亜佐、亜佐って呼んでね、よろしくね」

 

「え!うそ!あなたあの「的当ての姫」なの!」

やっぱ知ってたか

 

「そうよよく知ってるわね」

 

「武道を志すものなら誰でも知ってるわよ

まさかこんなところで有名人に会えるなんて

実はあたしファンなんだよね」

 

「ふふふ、だったらサインでもしようか?」

 

「え!いいの!」

 

「いいよ」

 

「やったー!」

エリカったら本当に嬉しそう

でも

 

「ちょっとエリカちゃん?私たちすっかり蚊帳の外なんだけど」

 

「あっ、ごめんごめん」

エリカは慌てて美月に謝った

 

「サインは後でするから、今は式が始まるのを待ちましょう」

と私は苦笑して言った

 

「そうだね」

そして入学式が始まった

 

☆★☆

最初は生徒会役員や風紀委員会の紹介から始まった。次に新入生総代が「皆等しく」や「一丸となって」とか「魔法以外に」とか「総合的に」など際どいフレーズが多々盛り込まれ、それを上手く建前で包み込んだ答辞を読んでいたが、新入生代表の美貌に見とれ、誰も気にしてはいなかった

 

「あれって達也くんの妹?」

 

「そうだがよくわかったな」

 

「同じ名字だからね」

 

「それにしても、すごいねあなたの妹

随分際どいこと言ってるわね」

 

と私は苦笑気味に言うと

 

「全くだ、後で注意しておく」

 

「まあ笑他の奴らは彼女の美貌に見とれて全然聞いてないからいいんじゃない?」

 

そして入学式は滞りなく終わった。

式が終わって、クラスのIDが交付された偶然にも達也、エリカに美月とかの3人は同じE組だった。私は当たり前だが違うクラスでA組だった

 

「いいな、私もあなた達と一緒がよかったな

そっちの方が楽しそう」

 

「仕方ないだろう、お前は一科生なんだから」

 

「でもすごいですよね、一科生になれるなんて」

 

「そんなのただの成績だよ、大事なのは人の性格よ。性格が悪ければその肩書きは崩れるだけ」

 

「すごいですね、亜佐さんは自分の信念を貫けるなんて」

 

「さすが的当ての姫ね、信念も貫ける矢をお持ちで」

 

「やめてよ、そんなこと言ってるとサインしないわよ?」

 

「あ〜ごめんなさい、お願いだからサインして」

と言いつつも色紙出してるわね

ていうかその色紙どこから出したの?

 

「はいはい」

 

「やったー!」

 

「それはそれとしてこれからどうする?」

 

「俺は妹と待ち合わせしてるから」

 

「あっもしかしてさっきの新入生総代の人ですか?」

その一言に達也くんと私は驚いていた。

 

「えっ!もしかして双子?」

 

「よく聞かれるが、俺の方が早生まれなんだ。俺の方が四月生まれで妹が三月生まれなんだ。それにしてもよく俺たちが兄妹だって分かったな亜佐以外に話していないが」

 

「なんとなくお二人のオーラは凛とした表情が似ていたので」

と美月が言った瞬間一瞬で達也くんの顔が変わった

 

「オーラの表情がわかるなんて、本当に目がいいんだね」

そう言うと美月は怯えた顔をした。私はため息をして達也くんに言った

 

「落ち着いて達也くん、美月が怯えてる。」

 

「すまん」

 

「お兄様!」

そんな中達也くんの妹の司波深雪が駆けつけてきた後ろに七草先輩と入学式の時紹介された服部刑部少丞範蔵副会長がいた

私は七草先輩に見られないように達也くんの後ろに隠れるように立った。それがわかったのか達也くんもそのままにしてくれた。事情を知らない二人はその私を見て不思議そうに見ていた

 

「お兄様、お待たせ致しました」

 

「やあ、早かったね」

 

「こんにちは、司波君、"真榊さん"また会いましたね」

やっぱバレたか。仕方なく前に出た

 

「そうですね。それで何か用ですか?」

あからさまに態度が悪かったのか後ろに控えていた服部副会長が声を荒げた

 

「君ね!」

言いかけた時七草先輩が止めた

 

「いいのよ、はんぞーくん。気にしてないから」

 

「ところでお兄様、早速デートですか?」

私は正直背筋が凍った、彼女は確かに顔では笑っていたがその奥には怒りが現れていた。多分彼女はブラコンなんだろうな

 

「そんな訳ないだろ、この二人はクラスメイトだし、彼女も今日知り合った友人だからデートではないよ。そう言い方は失礼だろ」

お兄様からのお叱りに対してブラコンな妹は?

 

「申し訳ありません、司波深雪です。どうぞよろしくお願いします。」

 

「真榊亜佐です。よろしくお願いします。亜佐と呼んでください」

 

「柴田美月です。こちらこそよろしくお願いします。」

 

「私は千葉エリカ、エリカでいいわ。深雪って呼んでいい?」

 

「ええーもちろん」

 

「深雪って結構気さく?」

深雪はすぐに私たちと溶け込んだ

 

「深雪、生徒会の方は済んだのか?」

 

と言うと七草先輩は

 

「大丈夫ですよ、今日は挨拶に来ただけですから。」

 

「会長!」

流石にこの副会長に動揺する

「司波さん、私も深雪さんと呼んでいいかしら?」

 

「ええーもちろん」

 

「では深雪さんまた後ほど司波くんと真榊さんもまた今度お話ししましょう。」

 

「お断りします。それにもう話すことはありません」

 

「…」

 

「では失礼します」

 

と七草先輩は私たちに微笑んだ去って行った

すると服部副会長が凄い形相で私に近づいた

「君ちょっと態度悪すぎじゃないか?」

 

「そうですか?別に普通ですが?」

 

「いや、普通ではな」

 

「はんぞーくん、行きましょう」

 

「はい!気をつけ給え」

服部副会長は七草先輩の後を追って言った

 

「さて、私はもう帰るよ。じゃあまた明日」

 

「ああ、またな」

 

☆★☆

「会長!さっきの生徒注意しなくてよろしいんですか?明らかに態度が悪かったですよ」

 

「いいのよ、はんぞーくん。それにあの子に関してはしょうがないのよ」

そうあの子の場合はしょうがないことなのよ

 

「それにしても元気そうで安心した。私に対してはいつものことだったし」

 

「会長は彼女と知り合いなんですか?」

む、なんかその言い方はやだ、だって私とあの子は

 

「普通の知り合いじゃないの、私たちは姉妹なのよ」

 

「そうだったのですか!そうとは知らずに、」

 

「そう、今も昔も変わらない私の大切な妹」

どうにかしてあの子を生徒会に入れたいな

仲直りもしたいしまたあの時みたいに

 

☆★☆

「なんだか楽しくなってきたな」

 

ドン!ドドン!

 

「ん?なんの音?」

 

ドガーン!

何だろう?仕方ないあれを使おう

私は腕時計型のCADを左腕につけて起動式を打ち込んだ

そして"マルチスコープ"という視覚魔法起動し音のする方に目を向けた

すると約2人が争っている気がした

 

「なんかやばそう、ちょっと行ってみよう」

私は急いでそっちに向かった

 

はっはっはっ

 

「ハァハァ〜、こ、ここからしたようなここって学校?」

カキン!

 

「やっぱり誰かいる、誰なんだろう?」

目を凝らしてみると変な格好をした男性2人が武器を持ち構えていた

 

「おいおい、何なんだお前弓兵のくせに刀なっかもってどこの英霊だ?」

 

「君に名乗るような男ではないよ」

1人は青い甲冑みたいなものを着ていて手には赤い槍を持っていた

そしてもう1人は赤い服を着ていて両手には白と黒の短剣を持っていた

 

「どう見ても普通の人じゃないよね、ここから離れたほうがよさそうね」

と思って後ろに下がったら

ピキッ

しまった、落ちていた枝を踏んでしまった。振り返ってみると2人ともこっちを見ていた

ヤバ!早く逃げないと!

私は全速力で家に向かって走って行った

 

「チッ、見られたか。おいアーチャーちょっとやることができたんでな、勝負はお預けだ」

 

「…」

 

「アーチャー!あいつを追いなさい」

 

「やれやれ、サーヴァント扱いの荒いマスターだ」

 

「いいから追って!」

 

 

私は必死に走って家に着いた

 

 

「はっはっはっ、やばい早く隠れなきゃ、あの倉庫の中なら見つからないかも」

 

「よ」

 

「!」

さっきの槍持っていた方がいつの間に!

 

「逃げ切れたかと思ったか?サーヴァントに勝てるわけねぇだろ?」

サーヴァント?

 

「見られたからには消えてもらうぞ」

 

「!」

槍を振り上げたときもうダメだと思ってとっさに目を瞑ってしまった

 

その時

バーン!

 

「何だ!」

目を開けるとその彼はいなくて代わりにいたのは

金髪で青のような甲冑を身につけている美しい女性が目の前にいた

 

「サーヴァントセイバー。召喚に応じ参上した。」

 

「問おう、あなたが私のマスターか」

 

 

 

 

この時私は彼女に一目惚れしてしまった

 

 

 

 




どうでしたか?青セイバー登場です
そして真由美先輩との関係はまた次回に
ピクシブにも投稿しています
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。