でも今回は書いていたら気づけば長くなってしまいました。
さて今回はワカメくんの正真正銘の初登場です。
それとブラックコーヒーが欲しくなるようなシーンも書きました。
ではどうぞ
※この小説は百合です
遠坂家
「傷ほとんどなくなっている、痛みは?」
私は腕を色々と動かした、さっきとは違って全然痛くない
「大丈夫みたい」
「何らかの力がセイバーから流れ出ているとしか考えられないわね、魔法師でそんな魔法聞いたことないでしょ?」
「確かに」
「んー、つまりセイバーと契約している限り怪我をせずに済むってこと?」
「それをあてにしないことね」
「そうね、セイバーから出ているのだとしたら魔力の消費も高いだろうし、私はあまり回復の方は得意じゃないし」
「だから無茶はやめなさい」
凛は私の腕に包帯を巻きながらいった
「ありがと、凛」
「いいえ」
「もう1人のマスター一体誰なの?凛にも正体まではわからないの?」
「そうね、気配まではわかるけど、誰かなのかは特定できない。確かなのはかなり悪質ってことね」
「学校の生徒を全部生贄にしてでも自分のサーヴァントを強くしたがってるのかしら?」
「現に学校中に結界が貼られてるじゃない、まだ完成していないみたいだけど、学校にいるみんなは全員衰弱死するでしょうね」
「でも何でうちの高校に?」
「そんなの簡単よ、たくさんの魔力がいっぺんに集められるじゃない」
「なるほどね、でもそんな事絶対させない」
「私だって見過ごす気は無いは結界は止めてみせる、それで提案なんだけど」
「何?」
「ひとまず休戦しない?」
「休戦?」
「そう、今日だってお互いマスターだって敵に知られちゃったでしょ、向こうのマスターの方がたち悪いし亜佐よりあっちを先に片付けたいのよ。風紀委員の仕事をやりながらマスターを探せば良いんだし」
「なるほど、私はそれで良いわ。……あ!」
しまった忘れてた!
「どっどうしたの⁉︎」
凛は驚いて紅茶を吹き出してしまった
「確か明日から部活動勧誘週間じゃなかった?私達風紀委員は見回りがあるって渡辺先輩が言ってたわ」
「何だそんなこと?ならちょうど良いじゃない、校舎を回っていても不自然には思わないから、私達ペアで組ませて貰えば良いんじゃない?」
「そうね、でもあの人たち今日のこと知られたよね、明日何聞かれるのか、それに達也くんにも気をつけないと」
「何で?」
「彼の目には何かしらの特殊な力があるのよ、それに彼自身もただならぬ強さを感じるのよ、なんていうのかないつも監視されてるみたいな。とにかく彼に警戒されるとちょっとやばいかも」
「なるほど、確かにそうね彼とはあまり不自然に思われないようにしましょう」
「言っておくけど、味方になったわけじゃないわ、学校にいるマスターを見つけるまで休戦してるだけなんだから、これが終わればあなたとは敵同士だからね」
「そんなのわかってるわよ、よろしくね私の相棒さん?」
「あっ相棒じゃないわよ!でもよろしく//」
私たちはお互い握手をした、これから学校にいるマスター探しが始まった
☆★☆
「魔術刻印はあなたのお母さんが亡くなる前に貰ったのね、教えられたのもたった一個それ以外は全部魔法にしたのね」
「ええ、母が亡くなる1週間前に私を呼び出して『きっと役に立つから』と言って魔術を教わり、その習得最後に魔術刻印を与えてくれたの、今思えばあれは母の遺産だったんだと思うの」
「なるほどだから半分魔術師の才能があったのね」
「こんなこと初めて誰かに話した、周りにいるのはみんな魔法師だったからそれに合わせるしかなかった。魔術の鍛錬だって隠れながらやっていたもの」
「確かに魔法の中で一人魔術をやっていたら不自然よね、でもよく続けてたね」
「私に最後に与えてくれたものだもん、大切にしたい」
「そっか、だけど魔術名は言わなくていいわ。魔法の方は言っても良いけど」
「分かった」
ボーンボーン
凛の家にあった柱時計が20時を指した
「もうこんな時間?そろそろ帰らないと」
「じゃあ今後マスター探しの情報交換は学校でしましょう、どうせほとんど同じ行動をとるわけだし怪しまれないように慎重にやりましょ。」
「ええ、そうね」
「アーチャー」
そう言うと凛の隣にあのアーチャーが現れた。正直言うとなんかこのアーチャー誰かに似ているような
「しばらく協力関係になったから、護衛はセイバーがいるから問題ないけど、今日は先に帰らせたから帰りの護衛をお願い、マスターではなくても女の子が一人で夜道を歩くのは危険だから」
「分かった」
私はアーチャーを護衛に家に帰ることにした。このアーチャーといると懐かしく感じるのは
「この辺でいいわ、後はセイバーが気づくだろうし凛のところに戻っていいよ」
「言われずとも分かっているさ、しかし君は私と親しかった友人と似ているよ」
「ホント?」
「ああ、容姿だけではなく性格まで似ているよ」
「奇遇ね、私も貴方には懐かしい感じがするのよ。ひょっとしてこの辺の英霊だったりして」
「さあ、どうかな」
「ねえ、アーチャー?アーチャーのあの武器って自分のじゃないよね、魔術で出したもの、でしょ?」
「ほう、リンには気づかれなかったのにな」
「当然でしょ、だって私と同じ魔術《投影》を使っていたんだもん、そりゃ気づくよ」
「良いのか?魔術を明かして、今は協力関係だがこの一件が終われば敵同士だが?」
「別に良いわよ、私は魔法の方があるから。それでなんだけど、ちょっとアーチャーにお願いがあってその《投影》を教えてくれない?」
「何故だ?」
「もう少し力が必要だと思ったから、これを乗り越えるには私が持っている魔術を上達しないといけないことがわかったのよ、そこで私と同じ力を持っている貴方に指導して欲しいのよ。もちろんこの協力関係が終わるまで、その方がそっちも好都合でしょ?」
「ふっ、やはり君は面白いやつだ。私もリンと同じく気に入ってしまったらしい、良いだろう指導しようこの協力関係が終わるまで、もちろんリンには内緒でな」
そう言ってアーチャーは手を前に出した
「これからは君の師としてよろしく」
「うん!こちらこそご指導の方をよろしくお願いします!」
私たちは互いに握手をした
「指導はいいが、どこでやるつもりだ?」
「そうねぇ、この時間の公園でやりましょ、セイバーにも秘密にしたいから」
「確かにあのセイバーが私との関係を承諾しないだろうな、まあ、結果的にそこになるな」
「じゃあそういう事で、明日からよろしくアーチャー。またね」
☆★☆
真榊邸
引き戸を引くとそこにはセイバーが眠っていた
(起こさなくていいか)
私は引き戸を閉める直前で
「帰ったのですねアサ、こんな遅くに」
セイバーに心配させてしまった
「大丈夫だよ、心配かけてごめんねセイバー」
「アサ無事でよかった」
え!///そこまで心配してくれたんだ//
「ありがとう//。じゃあおやすみ」
「お休みなさい」
朝
コンコン
「先輩、そろそろ出来ますよ」
「うん、今行く。ごめんねここんところ桜に任せっきりで」
「いえ全然平気です。お料理好きですから」
そう言ってくれると助かる
「えっと、セイバーさんは?」
「もう少ししたら起きると思うよ、昨日は遅くまで起きてたみたいだからね」
「そうですか、じゃあすぐに来てくださいね」
「ええ」
「アサ」
「セイバー、おはよう」
「おはようございます。それでご報告を」
「そうね、凛と話して学校内にいるもう一人のマスターを見つけるまで手を組むことにしたんだ、だから私たちの戦いも一時休戦となったの」
「なるほど」
「ごめんね、セイバーに相談なしに決めちゃって、やっぱり駄目だったかな?」
「いえ、知識のないアサがリンから学ぶのはむしろ賛成です。しかしリンは本来戦うべき敵です。接触は慎重になるべきです」
「ええ、分かっているわ、さてご飯にしようか?」
「はい」
私達は食卓に向かった
☆★☆
カチャカチャ
「はむ」
「はむ」
「はむ」
「はむ」
「わー」
「おかわりをお願いします」
「はい」
「桜、今何杯目だっけ」
「今ので5杯目です」
怒らせたかな?悪いことしたな
「ふじねえ、そんなゆっくりで大丈夫なの?」
「何で?まだ時間は大丈夫よ」
「いやそうじゃなくて」
「え?」
机の上の料理はほとんどなくなっていた、原因はセイバーだけどあの体に一体どこに入るの?羨ましいな
「あー!納豆までなくなっている!」
「あーあ」
「あの先輩、私しばらく弓道部の練習がお休みなのでそのー」
「分かった、途中まで一緒に行こ」
すると桜はぱあっと笑顔になった
「じゃあそろそろ行こっか?」
(セイバーは霊体してね)
(はい)
私達は靴を履き、私は玄関のドアを引いた途端目の前にいたのは
「あ」
「!」
「おはよう、亜佐」
凛だった
「凛!何でこんなところに?」
「遠坂先輩、どうして」
あれ?桜、凛のこと知ってたの?
「桜、そっか部活休みなんだけ」
「亜佐先輩は遠坂先輩のこと知ってたのですか?」
「ええ、学校の同級生だけど?桜は凛のこと知ってたの?」
「あっ、えーっと」
「…」
「…」
「まあ、桜が誰と知り合いだろうと私には関係ない、問い詰めたりしないから安心して」
「はい、ありがとうございます」
「で何の用?」
「一緒に登校しようかなと思って」
「だったら昨日のうちに言ってよ」
「いやそうなんだけど、あなたと別れた後に思ったというか」
「はあー」
「あの亜佐先輩」
「桜、凛も一緒に登校しても良いかな?」
「えっと、その、わ、」
桜は戸惑っていた
「私、先に行ってます!」
「待って桜!」
「それじゃあ私たちも行きましょうか、今日は部活勧誘期間なんだから」
「……」
明らかに桜と凛の間には何かある、だけど私の口からは言わないようにしよう。桜が話すまでは見守ろう
「はあー、帰ったらすぐに桜に謝ならなきゃ」
「そうした方がいいわね」
「元あと言えば、凛が」
「はいはい、分かったからとっとと行くわよ」
「ちょっと!私の話聞いてるの?」
そして学校の校門に入った途端
「うっ」
またあの甘ったるい感覚に陥った
「どうしたの?」
「またあの感じっ」
「また?」
「学校の校門に入った途端、時々感じるのよ、息苦しいというか甘ったるいというか、、、。これも例のマスターの結界のせいなの?」
「ええ、しかも前よりも強くなってるわ」
「全くこれから部活勧誘期間だって言うのに」
「だから好都合なんじゃん、相手にとっても私たちにとっても」
「そうね、でも最初の10分は動けないでしょうね」
「何で?」
「昨日のこと、あの2人が黙っちゃいないでしょ?」
「あっそっか」
風紀委員室
「いよいよあのバカ騒ぎの1週間が来た。新入生の上位の奴らを奪おうと必死になる。殴り合いや魔法の撃ち合いも多々ある。だがそれを阻止するために我々風紀委員会がいる。心して取り掛かってくれ。幸い今年の補充分はいるしな紹介する立て」
達也くん、凛と私はその場に立たされた。
「1ーAの真榊亜佐、遠坂凛と1ーEの司波達也だ今日からこの2人もパトロールに参加する」
すると他の先輩が
「役に立つんですか?この3人」
「真榊、遠坂と司波は確かな腕を持っているそれはわたしが保障しよう他に意見があるやつはいるか?」
皆んな黙り込んだ
「それではパトロールを開始する。
出動!!」
皆んな立って敬礼する。
「司波と真榊と遠坂は残れ説明をする。」
私と凛、達也くんだけその場に残しほかはパトロールに行った。
「お前達にこれを渡しておく風紀委員の腕章と録画用機器だ。風紀委員会はCADの発動を許可されている。
別に誰かに言わなくても良いだが
不正に魔法を使用した場合には風紀委員会の除名の他他の生徒よりも重い罰が着せられる。それを踏まえて臨んでくれ」
「質問があります。」
「許可しよう」
急に達也くんが質問をしてきた。
「ここにある備品を使っても構わないですか?」
「良いが旧式だぞ」
「えぇ旧式でもエキスパート使用なんで」
「許可しよう」
「それでは俺はこの2機を」
とCAD2機を手首に付けた。
「では達也くんは出動してくれて構わない」
「了解しました」
達也くんは見回りへ行った
「亜佐と遠坂はもう少し残ってくれ」
私と凛は顔を見合わせた、やっぱり昨日のことよね
「「分かりました」」
それから数分もかからないうちに七草先輩も生徒会室と風紀委員室をつないでいる扉から出てきた
「ごめんね待たせちゃって」
「いえ、それで話というのは?」
「まあ、まずはそこに座って」
私と凛は七草先輩の言う通りに座った
席順は私と凛、私の向かい側は七草先輩、凛の向かい側は渡辺先輩という順番に座った
「長くはしないから安心して。単刀直入に言います」
「昨日の放課後のことですか?」
「その通りです。あの時あなた達は私達よりもずっと落ち着いていた、まるであの事件が何なのか知ってるかのように、知ってることがあるなら教えて欲しいの。今この学校で何が起きてるの?」
私は再び凛と顔を見合わせ、話すべきかをアイコンタクトで交わした。
「ではお教えしましょう、ですがこれには条件があります。この事はあの日いた4人だけの秘密にしてください、もちろんあなた方と同じ三巨頭の1人である部活連代表十文字克人会頭にも他言無用でお願いします。」
「分かったわ」
「ではお話しましょう。この話は少々長いので簡単に言いますと、今この学校ではある戦争に巻き込まれています。聖杯戦争という戦争に」
「聖杯戦争?それはどんな戦争なの?」
「7人のマスターとそれに従う7体のサーヴァントによる聖杯という願望機器を巡った争いです。」
「マスター?サーヴァント?」
「マスターは魔術師、サーヴァントは様々な国から集められた英霊とだけ抑えてくれればよろしいです」
「待って、そんなに詳しく言えるって事は亜佐ちゃんと遠坂さんは」
「はい、今回の聖杯戦争の参加者です」
「そんな、、でもどうして?あなた魔術師ではないんでしょ?」
「お母様が亡くなるちょっと前にお母様から直々に教えられました。『きっと役に立つからと』」
「じゃああなた達にもそのサーヴァントがいるのね」
「はい、私たちのすぐ隣にいます」
「え!でも見えないわ」
「言ったでしょ?彼らは英霊、つまり霊です。普通の人には見えません。今は他のマスターの目がありますから、お見せできませんが」
「ちょっと待て、その話からするとお前らの他にこの学校にマスターがいるのか?」
「はい、しかもここの生徒ではありません」
「だがいつ侵入したんだ?この学校は厳重に警備されてる」
「魔法師なら厳重警備ですが、魔術師ではどうなんでしょう?現にこうやって侵入されてるわけですし」
「……」
「私たちに何かできる事はある?」
「ありません。したところで足手まといになるだけです。サーヴァントに勝てるのはサーヴァントのみ、生身の人間では歯が立ちません」
「……、ちゃんと生きて帰ってこれるの?」
「この聖杯戦争が勝てれば」
「じゃあ勝って、勝ってまた家に帰ってきて、またみんなで楽しく暮らそう?、、、もう二度と貴女の手を離したくないもの」
「なぜあなたは、私はあなたに何度も酷いことを言い続けたのにそれなのに貴女はこんな私を大切にしてくれるんですか!」
「当然だよ、だって初めての妹よ。大好きに決まってるよ、ずっと許してたよあの時から、だからまた貴女と家族になりたいな」
「!。わっ、私もっ、貴女とっ、もう一度っ、家族になりたいです!真由美お姉様!」
気が付けば私はポロポロと涙を流していた
「よろしくね、亜佐ちゃん」
私と真由美お姉様は抱き合った、これでもう私たちの間に出来ていた壁は破壊された
数分後
「それでは巡回と言う名の、結界の呪刻潰しに行ってきます」
「行ってらっしゃい」
ガチャ
風紀委員室前
「さてまずどこからやるの凛?、、凛?」
「こっ、こっち見ないで貴女と七草会長の感動のシーンを見たら私も泣いちゃって今酷い顔なのよ!だから責任取りなさいよ!」
「はいはい、明日おいしいケーキ屋に連れてってあげるから」
「約束よ」
「うん、でっどこから潰しに行くの?」
「そうね、貴女はどう?何か強いものを感じるところとかある?」
「例えば、そことか?」
「あのね、そんな簡単に出来たら苦労しないって、私だって精神を、、ん?あってる」
凛が呪文を説くと刻印が浮き出り、そして消えた
「凄いわね、貴女はこういうのにひどく敏感なのね。じゃこの調子でガンガン行くわよ」
それから私たちはいろんな場所を回り、呪刻を見つけては潰し、見つけては潰しを繰り返した
「他に気配は?」
「いやもうほとんど感じないわ」
「そう、相手もきっと何かアクションを起こすわ」
「結局、委員会の仕事は一切やれなかったわね。あっちも大変だったらしいわ、剣術部と剣道部が問題起こしたみたいよ、これもまた力の問題でね」
「まあそっちのことは達也くんに任せれば大丈夫でしょ」
「そうね、さて帰る前に報告だけ済ませましょう。一通り終わりましたってね」
「ええ」
風紀委員室
コンコン
「失礼します」
そこに居たのは達也くんと深雪、真由美お姉様に渡辺先輩だった
「お疲れ様、大丈夫そうね」
「はい、それを報告したくて」
「一体今までどこに居たんだ?こっちは大変な騒ぎになったんだぞ応援にもこないし」
「まあ色々やることがあったの、それにあの騒動は達也くんだけで大丈夫でしょ?」
「まあな」
「それでは私たちはお先に帰らさせてもらいます」
「ああ、気をつけろよ」
「あなた方も寄り道をせずまっすぐおかえりください、達也くんたちもね」
「分かったわ」
私たちは風紀委員室を後にした
校門前
「じゃあね」
「貴女も寄り道はせずにまっすぐ帰りなさいよ」
「分かってる」
「それじゃあまたね」
凛は私とは反対の道に帰って行った
私も帰ろうとした瞬間
「!」
何?この気配!なんて濃いのドロドロで飴みたい、振り向くともう凛はいなくなっていた、凛には気づかなかったらしい。
「もう一度学校に入るしかないわね、セイバー、準備しといて」
【はい】
「ちょっと確かめるだけ、真由美お姉様達も心配だし」
私は再び学校へ入って行った
一体どこから、私は学校の周りを漏れなく見て行った、そしてたどり着いた先は
「!、ここは弓道場!そういえばここは手を出していなかったわね」
私は弓道場の中に入っていった、そこで見つけたのは
「これって!」
大きな呪刻だった、しかもかなり強力な魔力を感じる
「これは凛を呼ばなきゃ!」
入口の方を振り向くと
「ライダー!」
ライダーは近づいてくる
「下がって良いよ、ライダー」
「!、誰!」
「誰だなんて酷いな、中学時代の仲間だったじゃないか」
ライダーのすぐ隣に現れたのは、間桐慎二だった
「慎二?まさか貴女がこの結界を張った張本人?」
「ああ、そうだよ」
「どうして?間桐家は魔術師の家系じゃなかったはずよ!」
「いいや、間桐の家系はもともと魔術師の家系だ。今はもう枯れてしまったがな、今の僕らは魔術師じゃない、知識だけを学んでる
「待って!間桐家が魔術師の家系なら桜も魔術を学んでるの⁉︎」
「本当に何も知らないんだな、子供が2人いたら跡取りになるのは長男だけ後継者に選ばれなかった子供は何も知らずに育てられるか養子に出さられるのがセオリーなのさ」
「ねえ、もしかして昨日女子生徒の生命力を奪ったのは」
「いや僕じゃない」
「じゃあなんでここへ?」
「真榊、僕と協力をしないか?実はマスターになったものの不慣れでね信用できるやつと手を組みたい、僕は魔術を使えないきみは知識がないちょうど良いとは思わないか?協力をして当面の敵を倒そう、遠坂凛を」
「!、凛をですって?」
「あの女はきみに心を許している節があるし、魔術回路を持たない僕は他のマスターに感知されずに済む」
だから慎二の気配だけ気づかなかったのか
「僕らが手を組めば必ず遠坂を倒せるよ」
「残念だけど、この話はなかったことにしてくれるかしら?」
「!、何故だ」
「私は今は凛と協力関係を結んでるの、複数との協力関係ばしない主義だし」
「なら遠坂の協力関係を断ち切れば良い」
「それは出来ないわ、それに汚い方法で戦おうとする貴方よりよっぽど良いわよ、それじゃね、力になれなくてごめんね」
「そうだ、僕からの好意として教えてやる、誰だか知らないがマスターの1人は柳洞寺に巣を張ってる」
「柳洞寺って!確か一成くんの家じゃ?」
「僕のサーヴァントが言うには山には魔女が潜んでいて、大規模に魂を集めてるそうだ」
魔女?大規模に魂を集めてるってことはあのガス漏れの事件と関係がありそうね
再び校門前
「送ってくれてありがとう、ライダー。貴女見かけによらず優しい人なのね、なら大丈夫か。」
「あの山に行くのなら万全に準備をしてから挑みなさい」
「ええ、分かってるわ。慎二のことよろしくね」
「人がいいのですね」
柳洞寺にマスター
【アサ】
【ん?どうしたの?セイバー】
【ライダーの言う通り、柳洞寺を打つためには万全に準備をするべきです】
【うん、分かってる】
【ならいいです】
「おや?何やら懐かしい後ろ姿が」
「え?うそ!一成くん!久しぶり」
「久しぶりだな真榊、まさかこんなところで会うとは」
「ホントね!」
「それはそうと何をしていたのだ?」
「ねえ、一成くん最近柳洞寺で変わっことはない?」
「そんなのいつものことだからな」
「いつもとは違う変わったことというか」
「ああ、変化といえば親父殿の美人を客人で迎え入れていてな、皆の空気が浮わついとる」
「女の人?尼さんとか?」
「いや、ちょっと訳ありでな祝言まで部屋を貸しあたえてる。これがまた確かに美しく俺でも目を奪われる」
「一成くんがそこまでいうなんて珍しいね」
「は!いかんいかん!女性はダメなのだ女性は!」
一成はいつものお経を唱えていた、私も女性なのだが、、
「それじゃあね」
真榊家付近 (セイバーはすでに帰宅)
「やっと帰って来たか」
「ん?アーチャー?修行の時間はまだだけど?」
「いや、別の用事だ。早く行ったほうがいい、短気なお嬢様が怒っているぞ」
真榊家
「ただいま」
「一体どこに行ってたの!また襲われたんじゃないかって心配してたのよ!」
「凛!来ていたのね、ちょうど良かった話があるの」
居間
「柳洞寺にマスターが?」
「ええ、魂を集めてる魔女だそうよ。あのガス漏れの事件も彼女の仕業なんじゃない?」
「慎二の言葉は少し信じられないところはあるけど、途中で話した一成くんが言ってた女の客人でのに引っかかるのよ」
「間桐の家はとうに枯れ果てたと思ってたけど、魔道の書があればマスターにはなれるわね、それで?何で返事をしたのよ、手を組まないかって言われたのでしょう?」
「丁重にお断りしたわ」
「そう」
凛はどこかしら嬉しそうな顔をしていた
「慎二の方は当面の敵にはならなさそうね、ライダーもまともだったし。ただランサーやバーサーカーはいかにも英雄て感じなのにライダーは違った、どこか普通のサーヴァントとは違う気がしたのよ」
「私にはよくわかりません、リン説明できますか?」
「理屈はね、マスターとサーヴァントは結構似た者同士になるのよ。つまり高潔なマスターなら呼び出されるのはそれに近い霊格のサーヴァント、心に深い傷を負ってるマスターには呼び出されるサーヴァントも同じように傷を持っている、いびつの心を持っているマスターには時として血を見るのが大好きな殺戮者を呼び出されることもあるんだけど、亜佐が感じたのは3つ目の方でしょ?そう考えると慎二とライダーの情報は信用できないわ。どんなマスターかしらないけど柳洞寺みたいなへんぴなところを陣取るなんてありえないわ」
「それについては異論があります。あの寺院は落ちた霊脈、魂を集めるには絶好の拠点です」
「!」
「ちょっと待って!柳洞寺がそんな重要な場所なら何で他の連中は見逃してるのよ!」
「あの山には結界が張られています、生身の人間には害はありませんが私たちサーヴァントが足を踏み入れれば、能力が低下します」
「なかなか厄介ね、私と亜佐とじゃその魔女に勝てる見込みはなさそうだし」
「んー」
「どうしましたアサ」
「その魔女には魔法は通用するのかしら?」
「魔法?魔術ではなく」
「ええ、魔術と魔法は根本的に違うのよ。だから魔術で通用しないのなら魔法を使えばある程度は通用するんじゃない?」
「その考えにはいかなかったわね、試す価値はありそうね」
「いずれにせよ、マスターがいると分かったのなら攻め込むべきです」
「……」
確かに攻め込むべきなのだが
「アサ!」
「今はダメ」
「何故ですか?」
「まだ準備も整っていないわ」
「私ならいつでも攻め込めます」
「私がまだなの、それに今日はいろいろあって疲れてるから、この状態で敵の本拠地に行けば確実に向こうにやられるわよ」
「そうね、私も亜佐に賛成。どんなサーヴァントかも分からないのも怖いしね」
「大丈夫、準備が整い次第作戦を開始するからね」
「……分かりました」
良かった、なんとか信じてくれた
「じゃあ休みましょ?亜佐、私の部屋決めさせてもらうわよ」
「はい?」
「今日からここに泊まるの、協力する以上当然でしょ?」
「はあー、分かったわ。部屋は好きに決めていいよ」
「ありがとう」
凛は自分が泊まる部屋を決めに行った
「部屋に関しては私からも要望があります、私はアサと同じ部屋で寝るべきだと思う」
そうすると私が眠れなくなるかも////
「はあー、分かったわ。言っても無駄だろうから」
「ありがとうございます」
「そうだ、凛も一緒に行かない?」
「何処に?」
「私が通ってた中学の弓道場に」
「え!良いの?私完全に部外者よ」
「良いの良いの、それにお詫びにケーキをご馳走するって言ったじゃない?私のオススメのお店がその学校の近くにあるのよ」
「じゃあ行こうかな、あなたの強さの秘密もわかるかも」
キッチン
凛がうちの冷蔵庫を漁っていた
「夕食の当番は交代制にしましょう。今日は挨拶がわりに私が作るわ」
「で、今後の方策なんだけど、ライダーと柳洞寺の魔女については静観するとして、当面の問題はイリヤスフィール=フォン=アインツベルンとバーサーカーよ」
「バーサーカー」
「彼女は最大の障害と見て間違いないでしょう、超一流の英雄を召喚しさらにバーサーカーとして支配するくらいだもの」
「確かにそれには膨大な魔力が必要」
「そういうこと、悔しいけどマスターとしての能力は段違いよ、あの子」
「アーチャーの眼は鷹のそれと聞きます、彼に見張ってもらうというのは?」
「そのつもりよ、最もバーサーカーに攻め込まれたら逃げるしかないけど」
「どちらにせよ、超えられない壁ってわけね」
こう思うと、聖杯戦争に参加してる実感が湧く
ピンポーン!
「亜佐先輩、あ!」
ドサッ
「うわ!桜!」
「いらっしゃい」
「遠坂先輩、そのエプロン」
「これには訳があって、ちょっと外で話そ?」
私は強引に桜を外に連れて行った
「ふー、まず今朝はごめんね、桜と久しぶりの登校だったのに」
「そのことはもう平気です。ですが」
「今凛がいるのは、ちょっと事情があって一時的に住んでもらうことになったの」
「そうなんですね」
「居心地悪いかもしれないけど、もしかしたら仲直りをできるかもしれないよ」
「……」
「とにかく話してみよ?」
「分かりました」
ガラガラ
「ちょっとまだ?」
「今行くから、凛今日は桜と一緒に夕飯を作って」
「え!でも」
「分かりました、先輩台所借りますね。後明日のことについても話しておきますね」
「良かったいつもの桜だ」
「貴女わかるの?」
「そりゃ三年間一緒にいたんだもん、分かるよ」
「ふーんそうなんだ」
あれ?今度は凛の様子が変わった?
「でもここはこれから戦場になるのよ、だから他の人にはあまり寄せ付けないほうがいいわよ」
「分かってる、でも食事は大勢で食べたほうが美味しいでしょ?」
「まあ、そうね」
ガシャン!
「亜佐ーご飯食べにきったよーん!」
藤姉荒々しく登場した後凛を見て目が丸くなっていた
「ん?誰?この子?」
「こちら遠坂凛さん、同じ高校の同級生で今日から下宿することになったの」
「へえー、下宿かー、良いじゃない亜佐にもちゃんとしたお友達がいてお姉ちゃんも安心だよ、遠坂さん、亜佐の事よろしくね」
「はい」
「それじゃあご飯にしましょう、ゴハン♪ゴハン♪」
良かった、今回は賛成してくれて
食卓
「実は今私の家は全面的な改装工事を行っておりまして、本当は工事が終わるまでホテル暮らしを考えていたのですが、亜佐さんがうちを使えば良いと言ってくれたんです」
「なるほど、だから下宿かー。立派になってくれてお姉ちゃん嬉しいぞ!」
それから何事なく食事を終えた
真榊家 玄関前
「じゃね亜佐!」
「ええ」
「それでは先輩、明日は楽しみにしています」
「私も楽しみにしてるよ、でもごめんねセイバーだけでなく凛まで連れて行くことになっちゃって」
「良いんです、私も遠坂先輩とは話す機会を作りたいなと思っていましたので」
「なら良いけど」
「ではまた明日」
「またね」
桜は門を出て自分の家へ帰って行った、なぜだか間桐家のことは話せなかった
「さて私も食後の運動しにちょっと近くを歩いてくるね」
「お供します」
「んー、セイバーはダメかな」
「何故ですか?」
「相手に私のサーヴァントを知られたくないから、もし敵が私のサーヴァントがセイバーだって分かって対策を打たれたらまずいし、ということで凛、貴女のサーヴァント貸してくれない?」
「そういうことなら、良いわよ」
「セイバーここに残って、凛の方の護衛をお願い」
「分かりました」
「それじゃあ、行ってきます」
なんとか抜け出せるきっかけになったわね、さてと
「散歩にしちゃ荒々しいことで」
「良いのよ、散歩なのは変わりないんだから」
「そうだな、で何処でやるつもりだ?」
「少し離れたところの公園でやりましょ?あそこならあまり人は来ないから」
「じゃ、とっとと行くか」
「ええ」
夜の公園
「ふむ確かに人がきそうな感じはしないな」
「でしょ、それではよろしくお願いします師匠?」
「ではまず、君は何処まで習得したいんだ?」
「貴女が教えられるところ全部」
「分かった、投影の他にはからっきしか?」
「そうです」
「そうか、では早速始めるぞ」
「お願いします!」
「初めは想像をしろ」
「想像?」
「ああ、君は私の武器を見ているだろう?その姿、形、性質などの全てを想像しろ」
アーチャーの武器、確か白と黒の短剣の二刀流、
「想像したら、教わった唱え方を唱えろ、おそらく同じだろう」
教わった唱え方
「こう言え」
『トレース・オン!』
想像しろ、想像しろ、、、すると私の両手から物体が現れた。目を開けると
「!」
これはアーチャーの武器!姿も色もそっくりそのまま
「ほう、君は教えればできるようだ、それに飲み込みも早い。私のを見ていれば他のも投影できるんじゃないか?戦闘の時直ぐに投影できるだろう」
「本当!やったー!じゃあ他のはアーチャーが戦闘時に見てれば投影はできるってこと?」
「ああ、魔術の方は今の所大丈夫そうだな。だが二刀流は何かと面倒だからな、戦い方を教えよう」
「お願いします師匠!」
それから私はアーチャーに戦い方を教わり、模擬戦みたいなのをずっと繰り返していた、最初は守ることで精一杯だったけどだんだん慣れてきて攻めることもできるようになった
「ふー、今日はこの辺でいいだろ、君も疲れてるだろうし、長居していたらリンとセイバーに不審がられてしまう」
「ハアハア、そう、ね」
でもこんなに息が上がるなんて、アーチャーは全然上がってる様子がない、サーヴァントだからってのもあるけど自信失くすな
「心配するな、短時間でこれだけ上達してるんだ次の戦闘では通用するかもな」
アーチャーは私が落ち込んでるのが分かったらしく、励ましてくれた。この優しさやっぱり誰かに似てるような
「そこまで言われると自信が湧いてくるよ、ありがとうアーチャー」
「ふっ、どういたしましてと言ったところかな?」
「じゃあ帰ろっか?凛とセイバーに怒られちゃうし」
「ああ」
私達は我が家へ帰って行った
真榊家
「ただいま」
「お帰りなさい、アーチャー、アサの護衛感謝します」
「別にいいさ」
「あれ?アーチャー、ちょっと表情変わった?なんか楽しそうというか」
「別にいつも通りだが?」
「そう、私の気のせいかしら?」
「それじゃあ、私は先にお風呂に入ってから休むわ」
「分かった」
自室
「ふー、今日はなかなかに濃い1日だったな」
んーなんかこのまま寝ちゃいそう、ウトウト
「失礼します」
「わ!」
そう言えば一緒に寝ることになったんだっけ?
「すいません、起こしてしまいましたか?」
「ううん、ちょっとウトウトしてただけ、今日はいろいろあって疲れちゃって」
「疲労は体に悪いですから、早めに寝るのが健全です」
「うんそうだね、それで何処に寝る?」
「では貴女の隣で」
「う///うん、分かったよ」
分かってた///分かってたはずなのに///意識したら途端に恥ずかしくなってきた//
「アサどうしました?顔が赤いですが?」
「なっ何でもないよ!」
「そうですか、、、」
あれ?セイバーなんか元気がない?
「どしたの?」
「その、貴女に謝らなければならない事があります」
「私に?」
「実は寝てる時に時々見る夢なんですが、サーヴァントはマスターと繋がっていますからマスターが見た夢も自然と見えてしまうのです」
私は何となく察した
「もしかして私の過去の夢を見ちゃったのかな?最近時々見るんだよね、まだ小さい時の夢」
「すみません、勝手に貴女の過去を覗いてしまって」
「良いのよ、むしろこっちこそ嫌な夢を見せる形になっちゃってごめんね」
「貴女が謝ることなどありません、しかし驚きました、マユミとは実の姉妹ではなかったのですね」
「うん、私を助けてくれた人が養子にしてくれたの」
「実のご両親は?」
「知らないの、私産まれてからすぐに孤児院暮らしだったから。多分捨てられたのね」
「酷い両親ですね、随分辛い目に遭われてたのですね」
「うん、でも孤児院暮らしも結構楽しかったよ。でもあの事件でみんな消えちゃったけど。多分未だにその夢を見るのは、あの時みんなを助けられなかった後悔から来てたのね」
今も思う、何故あの時みんなを見殺しにして自分だけ助かろうとしたのか?
「貴女は何も悪くありません」
「セイバー?」
「あれは前回の聖杯戦争が原因で起こったもの」
「何であれが聖杯戦争だと分かったの?」
「もう1つ貴女に謝らなければならない事があります。私はその時のサーヴァントでしたので」
「え!そうだったの?」
「はい、申し訳ありません、もしあの時もっと早く聖杯を破壊しとけばあの惨劇のせいで過去にも残るようなことは起きなかった」
「それだって、貴女には何にも罪はないじゃない?」
「え?」
「あれだって人類を救おうとしたんでしょ?そうしなきゃ危なかった状況だっただろうし、そのおかげで今がある」
「この話を聞いても私を恨まないのですか?」
「恨む?どうして?貴女には全然恨みなんかないわ、恨むのはこの聖杯戦争を最初に始めた人でしょ?」
「優しい方ですね貴女は」
セイバーの顔が緩んだ
「そうかな?当然のことを言ってるだけだよ」
「そういう方だから守るよう頼まれたのですね」
「誰に頼まれたの?」
「それは秘密です、ですが貴女の知ってる人ですよ?」
「えー」
「ふふ」
!
「ん?どうしました?」
「セイバーの笑ってる顔初めて見た」
「そうでしたか?」
「いつもは凛々しい顔しか見たことなかったもん」
「よく見てますね」
そりゃ自然と視線がそっちに向いちゃうから
「当然、私は貴女のマスターよ?」
「そうですね」
「ふふふ」
「それでは寝ましょうか」
「ねえ」
「何ですか?」
「明日楽しみ?」
「もちろん楽しみですよ、これで貴女の強さがわかるかもしれませんし」
「そっか、ねえセイバー」
「はい?」
ここは思いっきり
「今日はいっ一緒に寝ない?///」
「?それは同じ布団でということですか?」
「やっ、やっぱりダメだよね、べっ//別に嫌なら良いよ嫌なら//」
「いえ、お邪魔でなければ」
「ぜっ全然お邪魔じゃないよ、むっむしろ大歓迎というか」
う〜穴があったら入りたい///顔が熱いよ
「ではお邪魔します」
「はっはい!」
セイバーは普通に入って来た、なんかずるい私だけ意識してるみたいじゃない
「ふふふ」
「どうしました?」
「こうやって誰かと一緒に寝たの久しぶりで、でも何でだろう?普段より、安心、して、眠れそう」
「それはよかった」
誰かの温もりってこうもあったかくて、安心するものだったんだね、それとも、すーすー
「お休みなさいアサ、今夜は楽しい夢を見られると良いですね」
どうでしたか?
今回でやっと真由美さんとの関係が直りました。
そして一成くんもご登場です。柳洞寺の魔女とはいったい誰なんでしょうね
そして最後のセイバーとのやり取りはいかがだったでしょうか?
次回は特別編です、『的当ての姫』の本領発揮です。あと視点が変わります。