作者「・・・・」ガタガタ ぶるぶる
亜佐「ねえ、一体どれくらい経ったと思うの?」
作者「はい、約一年と三ヶ月です」
亜佐「はあー」
作者「あの」
亜佐「言い訳はいいよ起きちゃったことだし」
作者「ほんと?」
亜佐「ただし、次回の話を早めに書き上げること!」
作者「わっ分かりました!」
亜佐「さて、お仕置きはじめようか」
作者「え、なんで」
亜佐「当然でしょ?読者にこんなに待たせたんだもの。お仕置きされるのが正しいんじゃない?」
作者「まさか!またセイバーさんに?」
亜佐「セイバーにはやらせないよ疲れさせちゃうもの」
作者「よっ良かったあああ」
亜佐「でも軽いと入ってないわよ」
作者「え?」
亜佐「今回は私がやるから手加減はしない」
作者「なんか嫌な予感」
亜佐「アンリミテッドブレイドワークス!」無数の剣
作者「な!それはアーチャーの!詠唱略してんじゃねえええええ!」作者串刺し
亜佐「というわけで始まるよ!今回は私の強さが分かるよ。どうぞお楽しみください」
※この小説は百合です。
side セイバー
おはようございます、私の名はセイバーです。訳あって真名は明かせませんがマスター真榊亜佐のサーヴァントです。真榊亜佐という方はマスターには珍しい半魔法師で半魔術師という純潔な魔術師ではないマスターです。私から見た彼女の印象はとても聡明で思いやりのある方だと思います。しかし、彼女も過去に大きな傷を負っています。彼女は前回の聖杯戦争の被害者です。他の人が皆亡くなってしまった中…マスターだけが生き残ってしまったのです。彼女は今も後悔し続けています。どうして自分だけ生き残ったのか、どうして他の人たちを見殺しにしたのかと。彼女の夢ではいつもその夢を見ます。胸が痛くなるほど辛い夢を、しかし実際の彼女はいつも笑顔で明るく前向きに過ごしています。まるで夢の話をなんともないように過ごしていました。私はそれが彼女の強みだと思います。
さて今日はアサが通っていた中学校の弓道場に行きます。アサはここで中学の旧友たちとまた会うとのことで約束されていた日です。私も行くことになっていて、これでようやく彼女の強さを知ることができます、、、ですが今そのアサの姿が見えません。昨夜は一緒の寝床で寝たはずですがね、今朝目を覚ました時にはもう隣にはいませんでした。
居間
「ここにもいませんでしたか」
「ふあ〜おはようセイバー」
「あっ、おはようございますリン」
彼女は遠坂凛、アーチャーのマスターです。本来は敵同士ですが今は休戦をして同盟を組みここで下宿することになりました
「あれ?亜佐は?」
「それが、朝起きたらいなくて外には出ていないと思いますが」
「そう、どこに行ったのかしら」
ガラガラ
「おはようございます」
玄関
「サクラ、おはようございます」
「セイバーさん、おはようございます」
彼女は間桐桜、アサの中学の頃の部活の後輩で、ある時を境にここでいつもご飯を作りに来ています。
「すみません、アサの姿があいにく見当たらなくて」
「見当たらない?あー多分あそこにいると思いますよ」
「あそこ?」
弓道場
「♪〜」
サクラの言う通り、アサはここにいました。私には気付いてはおらず、目の前で手入れしている弓に夢中でした。その姿は美しいとしか思えないほどの美しさで、朝日と合っていました。私はその姿に見惚れてしまいました。
「ん?あっセイバー、おはよう」
と彼女は微笑みながら言いました。とくん、なんだこの感じは
「……おはようございます、ここで何をしているのですか?」
「私の弓と矢のお手入れ、しばらく使ってなかったから」
彼女が持っていた弓は青と白のとても鮮やかな色をしていました
「それが貴女の弓ですか?」
「そうだよ、いつも練習用と競技用に使っているいわゆる相棒みたいな感じかな、名前もあるのよ」
「名前?」
「『雪月花』それがこの弓につけられた名前」
「雪月花、なんともその弓にぴったりな名前ですね」
「これは柳瀬加奈先輩に最初の試合で優勝した時のお祝いとして頂いたものなの」
「ヤナセカナとは、アサがその方の弓矢の射り方を真似ているとおしゃってた方ですか?」
「そうだよ、だってその人に憧れて弓道部に入ったんだもの、でもまだ超えられないんだよね。いつかあの人を超えたい、それが今の私の夢かな」
「夢ですか」
「そうだよ、セイバーはそんな夢ある?」
「夢というか願いですね、私は私が生前築いたあの国を立て直したいのです。それが私が聖杯に願いたいものなのです」
「素敵な願いだね、じゃあその為にも聖杯を手に入れなきゃね」
「いえ、私の願いよりも貴女の願いを優先にしてください。その為に我々サーヴァントがいるのですから」
「私には願いなんかないけど、今ならあるかな」
「それを優先にしてください」
「ええ、でもそれは『どうかセイバーの願いが叶いますように』それが私の聖杯に対する願いだよ」
「どうしてですか?」
「私には聖杯で叶えたい願いは無い、だってほとんど自分自信の力で叶えられるものばかりだもん。でも今貴女の願いを聞いてすごく素敵で叶って欲しいって思ったの。だからその願いを叶える為に私は聖杯を手に入れたい」
「ですがそれは」
「これも願いだよ、私の願い。だからこの願いを叶える為にもこれからもよろしくねセイバー」
彼女は微笑んでいた、私の願いを自分の願いにするのを当然かのように。私は反論をしようと思ったがこの人は一度決めたら何が何でもやる人だと思い諦めた
「さてと、手入れも終わったことだし朝ごはん食べに行こ?」
「そうですね」
居間
「おはよう2人とも」
「おはようございます、先輩」
「おはよう亜佐、一体どこにいたのよ」
「今日の準備のために弓と矢のお手入れをしてたの、しばらく使ってなかったから」
「そうなんだ、しかし2人とも大荷物ね」
「それは仕方ないわよ、弓がいちばんの荷物だけどそのほかにも持って行くものはたくさんあるから」
「先輩の『雪月花』久しぶりに見ましたけど、いつ見ても綺麗ですね」
「そうね名前にもぴったりだし」
「使い慣れしてるはずなのに新品みたいね」
「手入れだけは毎日欠かさずしてたから」
「よっぽど大切なのね」
「ええ、この弓は私に居場所を与えてくれたのよ」
「ふーん」
ピンポーン!
「誰でしょう?こんな朝早く」
「私が出るよ」
「お願いします」
心配でしたので私もついて行くことにしました
玄関前
「どちら様ですか?」
「あっ亜佐ちゃん?私真由美よ」
「真由美お姉様?」
ガラガラ
「「おはよう」」
「セイバーさんもおはよう」
「おはようございます、マユミ」
「こいつが真由美が言ってた金髪の美少女か」
「おはようございます、お姉様、渡辺先輩もどうしたんですか?こんなに早く」
「私はただ真由美についてきただけだ」
「私は、この子達が行きたいって言ったから。ほら2人とも亜佐ちゃんに挨拶しなさい」
マユミの後ろから現れたのはアサよりも小さい少女が2人現れました。
「おはよう、亜佐お姉ちゃん」
「おはようございます、亜佐お姉様」
どうやらアサの義理の妹たちのようです
「おはよう、久しぶりだね香澄、泉美。まだ私を姉と思っててくれてありがとう」
「当然だよ、ずっと大好きだったんだよ。だからお姉ちゃんがあの家を出て行ってからすごく寂しかったんだよ」
「あの時の私はどうかしてた、2人に寂しい思いをさせて本当にごめんね」
2人はアサの胸に飛び込みました。アサも優しく抱きしめていました
「すごくお会いしたかったです。亜佐お姉様、もうどこにも行かないでください」
「うん、約束するよ。もう二度と2人の元から離れない」
これでもう昔にできた壁は破壊されたようです
「ところで今日は日曜日でお休みだけど、亜佐ちゃんはこんな朝早く起きて、何か予定はあるの」
「それは」
「ちょっと、いつまで玄関にいるのよ」
「ごめん凛、すぐ準備するから」
アサははけて言った
「え?遠坂さん?どうして亜佐ちゃんの家に?」
「これはこれは七草先輩に渡辺先輩おはようございます。実は今私の家は全面的な改装工事を行っておりまして、本当は工事が終わるまでホテル暮らしを考えていたのですが、亜佐さんがうちを使えば良いと言ってくれたんです」
「そうだったんだ」
「初めまして、七草香澄です。私たちは亜佐お姉ちゃんの妹です」
「七草泉美です」
「こちらこそ初めまして、私は亜佐の友達の遠坂凛よ」
「まだ名乗っていませんでしたね、私はセイバーと言います。以後お見知り置きを」
「今日は日曜日なのに随分早起きね。何かあるの?」
「それは亜佐が中学校の頃の部活の仲間と会うとのことで」
「何!あいつの弓道部の練習だと!」
「ちょっと摩利!まだ朝なのよ大きな声出さないで!」
「ああ、悪い」
「あの、弓道部ってお姉様が所属していらっしゃった部活ですか?」
「ええ、これからそちらへ向かおうかと」
「そうなんだ」
「もしよろしければ、真由美お姉様たちもご一緒に行きますか?」
アサは準備ができ、戻ってきました
「え?いいの」
「もちろん、ねっ桜」
「はい、うちの道場は広いですし大勢の方が楽しいですから」
「じゃあ一緒に行こうかな」
「私はもちろん行く!」
「私も行く!」
「私も行きます」
「ふふ、じゃあみんなで行きますか」
「そういえばあなたの名前は?」
「名乗り遅れて申し訳ありません。私は間桐桜と言います。亜佐先輩の後輩です。どうぞよろしくお願いします。」
「あなたもここに下宿してるの?」
「いえ、私は先輩の家でご飯を作っているだけです。」
「ご飯?どうして?」
「その、私あまり家族と仲が良くなくて一度家出したことがありまして、あてがなかった私を家に招き入れてくれたのが先輩でした。数日だけでしたが、先輩と過ごした時間はとても暖かくて楽しい時間でした。それが続いていき、気づいたら習慣になってしまい今に至ります。」
「そうだったんだ、間桐さんは亜佐ちゃんのことが大好きなのね」
「え⁉︎//」
サクラの顔が真っ赤に染まってしまった
「ちょ//お姉様!」
アサの顔もほんのり赤くなっていた
「はい、大好きです」
「え//」
チクッ、、、なんだこの胸の痛みは
「あ、いえ、変な意味ではなく、もう一人姉さんがいるみたいでっていう意味で」
「っ!」凛
「む」香澄・泉美
「なんだそういうことか、だったら私だって桜のこともう一人妹が出来たみたいで可愛くて大好きだよ」
そう言ってアサはサクラの頭を撫でた
「っ!はい、ありがとう、、ございます//」
サクラもまんざらではないようで気持ち良さそうに目を細めている
「ちょっと!お姉ちゃん!私たちは?」
「そうですよ!」
「ん?もちろん!貴女たちも私の可愛い妹たちよ!」
そう言ってアサは二人の頭をわしゃわしゃの頭を撫でた
「わー!やめてよお姉ちゃん!」
「おやめくださいお姉様!髪が乱れてしまいますから!」
2人はアサの手から逃れてしまった
「こらー!待てー!頭を撫でさせろ!」
「うわー!追いかけてきた!」
「きゃーー!」
「ふふふ」
「どうした?真由美」
「ん?いやこの光景見るの久しぶりだったから」
「久しぶり?ということは前にもこんなことが?」
「ええ、あったわよ。いつも見る光景だったわよ」
「仲が良かったんだな」
「良かった?今でも仲がいいんだけど?」
「捕まえた!」
「捕まっちゃったよ」
「ふっふー、大人しく頭を撫でさせなさい」
「おーい亜佐ー」
「あの声は、綾子!」
いかがだったでしょうか?双子姉妹との和解、そして仲良しさを書きました。
アルトリアもいい感じに惚れに近づいています。次はどうなるでしょうね
次回は来週の今日ぐらいに投稿するつもりで頑張ります。