現代魔法と境界式   作:MS-Type-GUNDAM_Frame

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交互に書いた方が捗る説を推します!


初授業

入学式を終えて、日を跨ぎ、魔法科高校の初授業が開始される。人間とは不思議なものだ、と、教室に入った達也は考えた。

昨日が入学式であったし、何人か面識がある人間を見つけるのだろう。生徒たちは先日の知り合いを見つけて小さなグループを作り、手を取るのが上手な人間がいるグループは次第に大きくなっていく。

誰に命じられたわけでもなく、勝手に階層構造が構築されていくのだ。二科生、というコンプレックスも、集団の構築を助長しているのではないかと達也は考察を加えた。

勿論、例外は居る。前方に座る男子生徒などは、難しい顔をして古書を読んでいる。整った顔立ちのためか、数人の女子生徒がちらちらと眼を向けているが、声を掛けられるような雰囲気ではないように感じられるのだろう。

更に、例外がもう一人教室に入ってきた。

大あくびを一つして、するりと席に座った両儀式は、誰もが遠巻きにしていた。周りの人間も、両儀の何か異質な部分を感じ取っているのだろうか。きっと、本人から周りへ歩み寄ることはないだろう。

 

人間観察をしていたが、ふと達也は受講登録をしなくてはならない事を思い出した。端末を起動してキーボード入力を始める達也に、声をかける人間が一人。

 

「すげぇ!」

「どうかしたか」

 

手は止めずに端末から目を離すと、男子生徒が感動している、と誰もが答えるだろう顔で達也を見ていた。

 

「あ、いや、すまねぇ、今時キーボードオンリーなんて珍しいからな、つい声が出ちまった」

 

純粋な感動を垂れ流しにしている人間と言えば、自分が何をやっても逐一褒めてくれる妹が真っ先に浮かぶのだが…

 

「慣れるとこっちの方が楽だ」

「そうなのか…あ、自己紹介が遅れたな、西城レオンハルトだ。レオって呼んでくれ」

 

黒髪と名前からして、ドイツ系の血が混じっているのだろう、快活な人間だと達也は記憶した。

 

「司波達也だ。達也で良い」

「そっちの女子は知り合いか?」

 

端末から手を離した達也に、レオが尋ねた。意表を突かれた達也は、レオに問い返す。レオの視線方向で、「そっち」というくらいで判別がつきそうな女子生徒は一人しか浮かばないが。

 

「どうしてそう思うんだ?」

「いや、お前のすぐ後ろに立ってるから」

 

まだ鍛錬が足りないか、と、嘆息した。敵意は無いとはいえ、後ろに立たれても気づかれないとは。

 

「ああ、知り合いだ。何か用か?両儀」

「この後ガイダンスがあるんだろ?お前ならコレ、入力出来るだろうと思ってさ」

 

紙の資料をばさりと達也の机に置いた式は、値踏みするように達也を見ている。

 

「ガイダンスに出たくないのか?」

「そうだ。昼飯代くらいなら出すぞ」

 

昼食は間に合ってる、そう言って断ろうとした矢先に、教室のドアから女性が入ってきた。恰好からすれば教師だろうが、このクラスに担任は居ない。

 

「皆さん、入学おめでとうございます。当校の総合カウンセラーをしています、小野遥です」

 

一瞬、困惑の気配が漂うも、話し始めるとただの履修登録説明だった。

 

「…ガイダンスの開始後は退出できません。希望者は今のうちに退出してください」

 

悪目立ちするのも良くないだろう。そう判断した達也は身じろぎもしなかったが、先程古書を読んでいた男子生徒は気にならなかったらしい。鞄をもって立ち上がった。

出て行こうとする直前、出口近くに座っていたエリカと短い口論をして、男子生徒は教室から退出した。

悪どい顔で笑っているエリカを見て、レオがぜってぇ性格悪いぜ、と呟いていたのを達也は聞き逃さなかった。多分、エリカはレオにもちょっかいを出すだろうし、レオの実直そうな性格を加味すると口喧嘩になるだろう。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

結局、式の登録を手伝った達也は、昼までの自由時間、レオに付き合う事にした。出口でエリカとレオが口論を始めるというアクシデントは有ったものの、美月と達也の仲裁ですぐに終わった。

なお、達也の手伝いで登録を終えた式は、達也に短く礼を述べ、屋上で寝る、と言って教室から颯爽と出て行った。

 

「いや、あの両儀って娘凄い自由人だな」

「あれでもボーイフレンドはいるようだがな」

 

答えながら達也は、ごくごく普通の人間に思える黒桐幹也の顔を思い出していた。眼鏡をかけた顔は柔和な印象だ。

 

「え、マジで、どんな奴?」

「驚くほど普通な奴だったが…あまり両儀に聞くと相当不機嫌になると思うぞ」

 

それもそうか、と呟いたレオは、納得したように頷いて廊下を曲がった。

 

「しかし、お前は工房より闘技場の方が性に合ってるんじゃないか?」

「それはこの後だな、工房で獲物の手入れ方法なんか知らないと困るし…」

 

廊下を曲がった先には、エリカと美月が居た。

 

「あ、達也さんも工房見学ですか?」

「ああ。これでも魔工師志望なんでな」

「そうなんですか?」

 

驚きの声を上げる美月に、それほど意外だろうか、と、達也は苦笑いした。

 

「おめぇは如何にも闘技場だな、ほら行った行った」

「はぁ?アンタこそでしょ!」

 

早くも睨み合いに発展している二人に、達也はため息をついた。

 

「仲が良いのは結構だがな、時間が無くなるぞ」

「「誰がこんな奴と!」」

「…ならそう見える様に努力でもするべきだな」

 

くすくすと笑った美月をエリカが赤面して睨め付けた。一瞬で笑顔から泣き顔に切り替わった美月の頬を、エリカが引っ張っている。

 

「言う通り、時間がもったいないな、工房行こうぜ」

「アンタに言われたくないんですけど!」

 

競うように歩き始めた二人を見て、頬を抑えた美月が達也に声をかける。

 

「やっぱり仲が良いですよね?」

「喧嘩友達、とでも言うんだろうな」

 

案の定、工房に入って数分後には二人とも食い入るように工房を見て回っていた。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

食堂に行くと、丁度式も屋上から帰ってきたところだった。エリカや美月の挨拶に、ん、とだけ返した式は、うどんを注文していた。達也達も自分の欲しいものを注文し、席につく。

 

「おい、お前、妹はどうした。どうせ昼になった瞬間にお前の近くに居るんだろうと思ったのに、居ないのか」

「人の妹に随分な言い様だな、だが、強ち外れてもないか」

 

レオ以外は苦笑いをした。

 

「それにしても正確に予想するな、もしかして似たような人物を知ってるのか?」

「幹也の妹がな、まぁ、同い年なんだけど。ありゃ筋金入りだぜ…

ん、噂をすれば、だな」

 

筋金入りとは、疑問には思ったが、食堂に一気に入ってきた大量の生徒の気配に達也の思考回路は寸断された。

 

「おいおい、相変わらずだな、お前の妹は」

「自慢の妹なんでな」

 

昨日、この光景を見ていないレオは、おいおい、と呟きを漏らした。まぁ、普通生徒一人のせいで人垣が出来るなど、そうはない。

 

「もしかして、真ん中の女子が、その、達也の妹か?」

「ああ、そうだ」

 

沢山の男子生徒、そして数人の顔を紅潮させた女子生徒に、レオは引き気味だった。

 

「昨日もああだったわよね、すごいわー、深雪」

「そ、そうですね。私なら気絶しちゃいそう…」

 

深雪は、達也を見るなり周りの人間全てを押しのけて、お兄様!と席に駆け付けた。

 

「ああ、半日ぶりだな、深雪。しかし、彼らは良いのか?」

 

言外に、あまり周りを蔑にするなと忠告するが、深雪は100万ドルの笑顔で答えた。

 

「お兄様が深雪の最優先ですので!」

 

その一言でレオ、エリカ、美月は苦笑いし、達也は強いて言えばため息をつきたくてたまらないが嬉しい、という顔、式はニヒルに笑っていた。

達也としては、愛しい妹の願いだ。希望を叶えてやりたいところだが、深雪の学校生活を蔑にさせる訳にもいかない。どう兄離れさせたものかと思案していると、一科生の一人が達也たちに声をかけて来た。

 

「君たち、食事が終わっているのなら席を替わってくれないか?」

「他にも空いてる席は…」

「いや、何時までも席を占拠して済まない。皆、行こうか。深雪、一科生の皆さんとは仲良くな?」

 

それでも尚立ち上がろうとする深雪の肩に手を当てて、達也は耳元で囁いた。

 

「深雪、お前のためなんだ。お前にクラスの友人が出来ないようでは、俺も安心できん」

 

肩口から顔を話すと、深雪はぼうっと顔を赤くしていた。深くは考えない事にして今度こそ達也が席を立つと、レオ、エリカ、美月がそれに従った。式は、もう少しだらけてから行く、と言って席を離れなかったが、先程の物言いから周囲が察しているだけであり、強制はできない。

多分いざという時に深雪を守るくらいはしてくれるだろうと考えた達也は、そうか、と言ってその場を後にした。

 

後でエリカ経由で聞いた話によると、残った席をめぐって一科生が激突、男子が血を血で洗う争いをしている間に、後から来た二人組の女子が深雪の居た席に座ってしまったらしい。

まあ、女子なら、という事で男子たちは引き下がったらしく、深雪はその二人組と喋っていたらしい。

更にその後、席を立った式と顔を合わせることなくはいいて来た三人目が深雪といやに意気投合していたらしい、という事も聞いた。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

校舎出口で、深雪と待ち合わせた時にどんな人物だったのか聞いてみた。

 

「鮮花さんですか?あの方とは話が合いまして…ええ、お兄様のことを話したりして盛り上がっていたんです。連絡先も交換してしまいまして…しかも、黒桐さんの妹さんらしいですよ?」

 

なるほど、彼方が何を考えたのかは分からないが、深雪と接触を持ったらしい。指揮の口ぶりからして妹もそう悪い人間ではないのだろう。なんにせよ、妹の一科生の友人が増えるというのは喜ばしい。立ち止まって話していると、校舎からエリカと美月が顔を出した。

 

「や、お二人さん。もう帰り?」

「ええ。エリカも帰るのかしら?」

「そうよ。じゃ、こっちの…両儀さんも一緒に帰りましょ!」

 

前も思ったのだが、どうやってエリカは式を良いタイミングで引っ張てくるのだろうか。エリカがそういう技術に長けてはいるのだろうが、どちらかというと式の運が悪いような気もする。

 

「何で居るんだよ」

「運よ、運」

 

エリカの口振りによると後者だったようだ。深雪やエリカが笑っているが、美月は気が気でないようだ。

 

「ま、帰りましょ」

「ええ、そうね」

 

校門から出るとそこには一科生が居た。

 

「司波さん、僕たちと一緒に帰りませんか?」

 

食堂では引いたが、という事だろうか。

 

「いえ、残念ですが、今日はこちらの方たちと帰らせていただきます」

 

拒絶。だが、一科生たちもめげない。何度でもアプローチをかけるのだが、深雪の返事は変わらなかった。昼食時に深雪が友人を作った以上、これ以上の接触は必要性が感じられない。というか、これ以上は深雪の「ボディガード」の仕事として対応することになるだろう。

あまりやりたくは無いが。そう考えながらも止めに入ろうとしたところで、先に出火した人物が居た。

 

「いい加減にしてください!深雪さんはお兄さんと一緒に帰ると言ってるじゃないですか!」

 

以外にも、最初に我慢の限界に達したのは美月だった。同調してエリカが一科生男子を煽る、煽る。

 

「大体、美雪さんとお兄さんの仲を引き裂く権利なんて、貴方たちには無いでしょう!?」

「そんな、引き裂くだなんて…」

 

頬を赤く染めて眼を瞑り、首を振る深雪は見ない事にした。面倒事の対応を手伝ってくれるのは良いのだが、やり過ぎは不味い。そう思った矢先に、美月がガソリンを投下してしまった。

 

「同じ新入生じゃないですか!今の段階でどれだけの差が有るっていうんですか!?」

 

不味い、そう感じた達也は警戒レベルを引き上げ、一科生たちを見回し…見つけた。一人の男子生徒が、CADに手をかけていた。相当腹に据えかねたらしく、眼が据わっている。

 

「そんなに才能の差が見たいなら、見せてやるよ!」

 

達也が動くよりも先に、事は終わった。ナイフを抜いた式が、男子生徒のすぐ横を通り抜けた。と言っても、見えていたのはエリカと…辛うじてレオか。

一瞬の後に、男子生徒―森崎というらしい。一応クイックドロウで知られた一門―のCADは、最初からそうだったかのように、綺麗に二分割され、先端が滑り落ちた。誰かが言葉を発する前に、式が此方へ戻ってくる。

 

「タツヤ、お前修行が足りてないんじゃないか?」

「両儀さん!お兄様だってやればできるんです!今回は両儀さんにお任せしただけですよ!」

 

式が言う方が正しい。そう思いはしたが、深雪と式にはそのまま話させておく。

ややあって、一科生たちが再び騒ぎ始めた。少なくとも、式との戦力差が理解できたのだろう。それで攻撃を辞める辺りは流石に賢いと言うべきか否か。すると、今しがた来たらしい女子生徒CADを取り出して魔法を発動しようとした。構造式からすれば、殺傷力等皆無の閃光を発するのみの魔法だ。

 

だが、達也が介入するよりも式がCADや魔法を真っ二つにするよりも早く魔法式が打ち抜かれた。

 

「自衛目的以外での魔法攻撃は校則違反以前に犯罪ですよ!」

「風紀委員長の渡辺だ。事情を聞こう。君と…そこの君。着いてきなさい」

 

見れば、其処に居たのは生徒会長と見覚えの無い女子生徒だった。流石に、自分たちよりも立場のある人間に叱られたのは堪えたようで、その場の全員が黙った。

 

「すみません、悪ふざけが過ぎました」

「悪ふざけ、ですか?」

 

怪訝に眉を顰める生徒会長に、―式によれば大変胡散臭い―笑顔で、達也は答えた。

 

「ええ。森崎一門と言えばクイックドロウ。それを見学させてもらっていたのですが、余りにも真に迫っていたものでこちらの両義の手が出てしまったんです」

 

達也の回答に、式はふん、と笑っていた。森崎は、自分の事が知られているとは思わなかったのか、ぽかんとしている。

 

「では、あの女子は。魔法を発動させようとしていたようだが?」

「あれは唯の閃光魔法です。周りを落ち着かせる目的で発動したんでしょう」

 

ほう、と、風紀委員長が声を漏らした。

 

「それが本当なら、確かにこの場に問題を起こした、と言えそうな人物は居なくなるが…君は彼女にそういう魔法を使うよう依頼したのか?」

 

自分の眼の事を言うわけにはいかない。それを察したのか、深雪が手を上げた。

 

「私があちらの光井さんに頼んだんです。皆を落ち着かせるためにやって欲しいと」

 

それを聞いた風紀委員長はそうか、と言って腕を組んだ。

 

「そういう事なら、今回の件は不問としよう。あまり騒ぐなよ?」

 

それと、そう言われて、達也は風紀委員長と目が合った。

 

「君、名前は?」

「司波達也です」

「覚えておこう」

 

颯爽と校舎へ戻っていく風紀委員長を追って、生徒会長が一度こちらに手を振ってから走っていった。

 

「司波達也」

 

今度は森崎だった。何を言われるのか、そう思った達也は、森崎の眼を見据えた。

 

「俺は、お前を認めない。今日の事は覚えておく」

 

そう言って、返事も効かずに去っていった。随分、負けず嫌いな性格なのだろう。ばらばらと他の一科生たちも立ち去っていく中で、先程閃光魔法を放とうとしていた女子生徒が顔を赤くして俯き、達也の前に立った。

何か言う事があるのだろうか。そういう事なら、待つのが礼儀だろう。そう考えた達也は何も言わずに待った。

やがて、意を決したのか女子生徒は顔を上げて口を開く。

 

「あ、あの!私、光井ほのかと言います!助けていただいてありがとうございました!」

「司波達也です。助けた、というのは語弊がある。俺は事実を述べてだけだ」

 

お礼くらい素直に受け取れよな、とレオにわき腹を突かれた。

 

「私からもお礼を。深雪のお兄さんが助けてくれなかったら、面倒な事になったと思うから…」

「そういう事なら、お礼を受け取ろう。君は…」

 

今気づいた、という風に女子生徒は名乗る。

 

「雫。北山雫、です」

「北山さん、光井さん、同級生にお兄さんは止めてくれ。達也で良い」

「お前が老けてるからだろ」

 

式の突込みに、エリカが大声をあげて笑った。薄っすら空気が冷たくなったのは錯覚だと信じたい。

 

「年上って感じはする…達也、さん?」

「さん付けも止めてくれ」

「そそ、そんな畏れ多いですよ!」

 

俺は一体何なのか、と問い詰めたいところだが、まあお兄さんと呼ばれ続けるよりはいいだろう。

 

「それじゃあ、また明日」

「あの、駅まで御一緒しても良いでしょうか!」

 

どうやら既に深雪の友人のようだし、別に問題は無いか。そう思った達也は頷いた。

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

「それじゃあ、また明日」

 

別れ際に、妹と仲良くしてやってくれと言われたほのかと雫の二人は、もちろんと頷いた。また、妹さんの事が大事すぎるでしょう、とも。エリカとレオは駅で分かれるまで言い争いをしていた。美月がおろおろとしながらも、結局時間が喧嘩を終わらせた。

式には幹也が迎えに来ており、妹に遭った、と深雪が話すと、嬉しそうに自慢の妹だ、と言っていた。式の口振りからするに…いや考えても仕方の無い事か。そう考えを放棄した。

 

「今日の夕食は深雪が作ってくれるのか?」

「はい、お兄様のために、深雪、全力で料理させていただきます!」

 

料理に全力も何もあるのか。ツッコミ待ちだろうか?そう思わないでもなかったが、達也は笑って答えた。

 

「それは、とても楽しみだな」

 

その日の夕食は、それなり以上の出来だった。




ごはんって良いですよね。作者は麻婆豆腐の材料を調合するのが趣味ですが毎日料理は致しません。ちなみに来週から給料日まではせんべいと水で生活する予定です。
みなさんもお金の使いすぎには気を付けましょう。
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