白夜叉✝無双   作:攘夷志士

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今回は万事屋VS黄巾党をやります。


万事屋VS黄巾党

銀時達は璃々から出た「後漢」という言葉に顔が真っ青になる。

 

 

銀時「え。ちょっと璃々ちゃんもう一回言って」

 

 

銀時が璃々に先ほどの言葉をもう一度言わせようとする。すると璃々はもう一度

 

 

璃々「だからここは二世紀末の後漢だって」

 

 

璃々にとっては当たり前のことでも今の銀時達にとって、璃々の言葉はとても重く、「嘘マジ!?」みたいな顔になっている。

 

 

銀時「(おいおい冗談よせよ。まあ小説だけに異世界に飛ばされるのは慣れてるけど、またなの!おい新八、璃々の言っていること翻訳しろや!)」

 

 

新八「(無理に決まっているだろ!翻訳も何も僕ら普通に喋れてるじゃないですか!それにこの子が冗談ゆうような子に見えますか?)」

 

 

銀時「(あめ~な新八。こういうのを世の中小悪魔っていうんだよ。今の世の中のガキは恐ろしいよ~。何知れかすかわかったもんじゃねえよ)」

 

 

新八「(少なくともあんたよりかはましな子だよ!)」

 

 

神楽「新八。股間ってなにある?」

 

 

二人の思考合戦を遮るように神楽が新八に質問する。

 

 

新八「神楽ちゃん股間じゃないよ。後漢っていうのはね昔の中国の名前のことだよ」

 

 

神楽「ふ~ん。まあよくわかんないね」

 

 

新八「まあ神楽ちゃんは天人だし中国もわかんないよね。なのにチャイナ服着てるって・・・」

 

 

新八は顔がたれ消沈していた。同じく銀時の顔も異世界の事実を聞かされえてから意気消沈としていた。

 

 

それ同時に”なんでまた俺が!”という怒りが込み上げてきた。

 

 

銀時「畜生!なんでもかんでも人をどっかの世界に放り投げては、画面の外で感傷に浸りやがって。俺らに人権はないのか!」

 

 

新八「銀さん無駄ですよ。いくら呼びかけも僕たちの扱いは変わりませんよ」

 

 

銀時「いくらジャンプのヒーローだからって、プリキュアみたいな伝説の戦士的なポジションじゃないから。食パンマンくらいのポジションだから」

 

 

新八「いやたとえがわかんねえよ。」

 

 

新八の突込みに銀時の文句はまだ続く

 

 

銀時「あ~あ。どうせなら異世界に来たんならのんびり地べたで寝てくれて鼻でもほじり倒したいぜ!」

 

 

文句の最後に銀時は道にあった小石を天高く蹴り上げた。するといつの間にか三頭の馬が自分たちを囲んでぐるぐると回っている。しばらくすると馬の隙間から男が現れ、

 

 

Bgm:北斗の拳OP初期

 

 

???「おいおい兄ちゃんたち、俺の自慢の馬に傷がついちまったじゃねーか。治療費として有り金全部おいてってくれる?」

 

 

男のセリフに銀時達は顔が真っ青になる。

 

 

銀時「(もはや、別のクロスオーバーになってる~!これもう北斗の銀じゃん!)」

 

 

新八「銀さんやばいっすよ。ごっさやばいっすよ」

 

 

神楽「銀ちゃん、私たち死んじゃうちゃ~ん」

 

 

銀時「お前はなんでこういうときだけ大五郎風に会話にすんだよ」

 

 

???「おいおい、さっきからそうかしこまれると変な空気になるからやめてくれないかな。さっさと身ぐるみ全部おいてってくれればいいんだよ」

 

 

銀時「てめえの方こそ名乗りもせずによくも見知らぬ人に対してよく追いはぎができるもんだな。まるで盗賊じゃねーか」

 

 

???「俺らは盗賊じゃないさ、俺らはこの腐った国を世直しする黄巾党っていうものさ」

 

 

銀時「黄巾党?どこの政党だよ。てか世直しってまるで攘夷志士じゃね~か」

 

 

黄巾党隊長「攘夷志士?何言ってるかわからね~が、言うこと聞かないなら強硬姿勢を取らせてもらうぜ」

 

 

男がそういうと林からぞろぞろと多くの黄色い帽子をかぶった男たちが出てくる。銀時達はすぐに戦闘態勢に入り男たちを迎え撃とうとする

 

 

新八「てゆうか銀さんこいつら何人いるんですか?」

 

 

銀時「100人200人・・・やめた眠っちまいそうだ」

 

 

神楽「銀ちゃんこれ勝てるアルカ?」

 

 

銀時「わからねえがあっちがおいはぎしようものならこっちだってあいつらのパンツの中から金〇袋の中まで根こそぎ引っ掻き回してやる!」

 

 

新八「銀さん、ここでドS発揮しないでください」

 

 

黄巾党隊長「話の長い奴らだ!もういいやっちまえ!」

 

 

黄巾党ども「おおー!」

 

 

隊長格の一言に黄巾党の兵士たちが一斉声をあげ銀時達に襲い掛かる。銀時達が三人なのに立ちして相手は1万人はいる軍勢だった。

 

 

 

 

だが軍勢の一人が銀時に斬りかかろうとしたその時、銀時は木刀で男を吹き飛ばした。吹き飛ばした影響で爆風が起こり他の隊員も道ずれに飛ばされていく。吹き飛ばした後の銀時の顔はきっちり整っていた。

 

 

黄巾党隊長「なんだこいつ、いきなりこの場の雰囲気が変わっただと・・・!?」

 

 

隊長は驚きを隠せなかった。

 

 

黄巾党隊長「(あいつでダメなら・・・)ええい!ガキだ!ガキをやれ!」

 

 

黄巾党隊長の合図とともにほかの男たちが神楽や新八に襲い掛かる。神楽はジャンプして番傘を男たちに向けて発射した。すると男たちに命中し、命中した奴らは吹っ飛んだ。そして地面に降り立つと番傘でほかの黄巾党の兵士を薙ぎ払っていった。新八も木刀で少数ながらまとめて黄巾党の兵士を倒していた。

 

 

黄巾党A「なんだこいつら!ガキだからってなめてかかると痛い目にあうぞ!」

 

 

黄巾党の兵士がそういうとほかの黄巾党の兵士もうなずき、銀時たちに襲い掛かった。だがいくらごろつきが集まろうと数々の歴戦を潜り抜けた万事屋たちになすすべもなくやられていた。特に攘夷戦争で!白夜叉”と恐れられてきた銀時に対して黄巾党の軍勢は約半数近く奴にやられた。きずいたときには、黄巾党の軍勢は100人程度しか残っていなかった。黄巾党の隊長は冷や汗を流し・・・

 

 

黄巾党隊長「ひけ~!ひけ~!こんな化け物たちといつまでもやってれるか!」

 

 

そういうとそそくさと退却していった。

 

 

ひと悶着終わると銀時達は各々の武器をしまい道行く道を歩いて行った。

 

 

 

 

 

                               END

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回何しようかな?

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