駄作なので全く期待は持てません…
自分は恵まれた人生だったと思う。
いい両親の下に生まれ、兄や妹との仲だって良かった。
学校でだって友達もけっこういたし、バカやったり部活も勉強も頑張ったりしてなかなかの成績を残せた。
このまま、いい人生を歩んでいけると思っていた。
だから、自分が難病で死ぬなんて思ってもいなかった。
「俺の今までの頑張りを神様は見てくれてるのかねぇ…」
「どうだろうな。まぁ、地獄じゃなくて天国には行けるくらい頑張ってたさ。」
兄がそっけなく俺の独り言に応える。
成績や運動神経では全てにおいて俺の一歩上をいく野郎なのに兄弟喧嘩は全然なかったな… それだけ兄ができてる人間なんだろうってことなんだけど…
「お兄が死ぬなんて信じられないなぁ… 別の人が代わりに…なんてことは言わないけどやっぱり家族がいなくなるのは…さみしいよ…」
妹は俺の余命宣告が出たときなんて泣いてくれた。
最近だとこんな出来た妹はなかなかいないんじゃないんだろうか。
ともかく俺達3人は仲が良く、それでいて全員がなかなかデキる人間だった。まぁ兄貴は頭ひとつ抜けてる感じはあるけどさ。
両親は大して高学歴…というわけでもなくどうして俺達みたいなのが生まれたのかが謎とよく言われてきた。
「お前がいなくなるのか… もう3人で遊べなくなるのは確かに残念だな。」
「そうだなぁ… ワールドだって発売したてなのに全然やり込めんかったし… あとゴーヤを狩りたかった。」
「もう3人でモンハンできないのかぁ。あ、やば、アタシちょっと泣きそう。」
そうか… もう、モンハンできないのかぁ… それはショックだなぁ。
3人での協力プレイはホント楽しかった。それがもう出来ないとなると… あ、俺もちょっと泣きそうだわ。
「まぁ、お前は俺の誇れる弟だ。お前が弟で良かったと俺は思ってるよ。」
「アタシも自分の兄貴がお兄で良かったよ!」
うん… 心に来ること言ってくれるねぇ。
「おう… 俺もお前らの家族に生まれることができて本当に良かった…」
だから、俺は幸せだったと思うんだ。
そしてこれが兄妹との最後の会話だった。
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「やあ、調子はどうだい?」
声をかけられて意識が覚醒した。
「あ…はい、まずまずですかね…」
「それは良かった。じゃあまずまずの調子の君に質問だ。君から見て私は何に見える?」
そう言われて初めて目の前に人…?がいるのに気付いた。なんか…男とも女ともいえる顔立ちをしているな。
「あー…っと、アークSシリーズのハンターさんですかね?」
「何でじゃ、地獄にいきたいのか?」
おおっ…コワッ。
「あー、じゃあ天使さんですかね?」
「えっへん。確かにその通り、私はいわゆる天使とか言われてる存在だね! 」
おぉ… 死んだら天使さんに会えた。
ん?じゃあ俺は天国にでも行けるのかね?
「今回、君の前に現れたのはね。君の生前の頑張りが認められたからだ。」
お?生前の頑張り?勉強とか運動とかボランティア活動とかかね?
「そうそう、そうゆう頑張りさ。そして、そんな頑張りを認められて君にはご褒美が与えられることになった。」
いや、心読めるんかい…
そして、ご褒美とな?
「そう、ご褒美だ。気になるその内容についてだが…2つのうち、どちらかを選べる。」
フムフム
「1つ目だが、君が元いた世界にかなり恵まれた環境で生まれ変わることができる。ただし、新しく生まれる。つまり、いまの君の記憶はここで終わりだ。」
「そして2つ目だが、君が元いた世界では架空だった世界で新しく生きることができる。これについては今の君の状態で架空の世界行きだ。」
えっ…なんかいきなり急展開。web小説かなんかですかこれは…
「もちろん、本来あるべき形である輪廻転生の道を辿ることも出来るが…どうする? もちろんこの場でじっくり考えてもらっても構わないが。」
なるほど…悩みますなぁ…
現実世界に戻れるとしても、今までだってかなり恵まれた方だったから正直現実世界は無しかなぁ。
となると…ちょっと異世界に心引かれるなぁ。
よし、決めた。あいつらだけが楽しむのはちょっと癪だからこっちも楽しんでやろうじゃないか。
「モンスターハンターの世界に行かせてください」
その答えを聞いて、天使さんはニンマリ笑った。
「君もチャレンジャーだねぇ。いいだろう。君はあの世界でも頑張れそうだ。それじゃあ心の準備が出来たら言ってくれ。」
モンハンの世界かぁ… 危険もいっぱいだろう。
だけど… それが面白い。
ゲームだってそうだった。難しいからこそ努力してクリアすることに意味があると思っていた。
それが現実に味わえる。 怖いけどそれ以上にワクワクしてきてる。
やるからには「モンスターハンター」の称号を目指してやる。
俺は準備が出来たと天使さんに告げた。
「いい顔してるねぇ。よし、君なら向こうでもうまくやれそうだ。それじゃあ…準備はいいかい?」
あぁ…ばっちこいだ。
「それじゃあ…いくよ?
ゆめと ぼうけんと! モンスターのせかいへレッツゴー!」
おいっ…なんか混ざってんぞ…
そこで俺の意識は途切れた。
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「う~ん、ここは…」
目が覚めると、目の前には豊かな緑で彩られた丘陵地帯が広がっていた。
「えと…船の上じゃないの?」
いきなり前途多難の予感…
文章って難しい…
そして文字数はどのくらいがいいのかがさっぱりワカラナイ…