そんな性格でした。
だからあの天使さんの目に留まった…
そんな感じに書きたかったのですが、うまく書き込むことができませんでした…
正直、本編に影響はあまりないと思いますが一応ここに書いておこうと思った次第です。
それでは本編どうぞ。
「えっ!?各地の村に行ってみたい!?」
どうしたんだ、レイリスさん…。
そんなに慌てる質問なんかではないだろうに…。
まさか村で超狂暴なモンスターが待ち受けてるなんてことがあったりして…。
ハハッ…まさかね…。
「い、いや~、今は各地の村の付近にとっても凶悪なモンスターが居座っていて飛行船で向かおうにも迎えないらしいんだよね~…。」
おぉう…。あながち外れてもなかったな…。
ん?でも超凶悪なモンスターとな?
それはなんだか挑んでみたい気がするぞ…。
「じゃあ、そのモンスターを俺達で狩猟しちゃいましょうよ。 超凶悪といっても俺達のレベルだってなかなかのもんですよ? どうですか?」
正直、今のパーティならラスボス級の相手が来ても充分渡り合えそうだけど…どうなのかね?
「あっ、う…、え~っと ほ、ほら!なんかずっと空に浮いてるモンスターらしいから近接武器だと全然相手にならないらしいんだよね!だから私たちが行っても全然力にはなれないよ!」
なんか釈然としないなぁ…。
というか、近接武器がダメならガンナーでもいいじゃん。
「ならあれじゃないですか?ガンナーでいけばいいじゃないですか。レイリスさんはヘビィとライトの扱いに長けているわけですし、俺だって弓の扱いにはけっこう自信があるんで
「あらあらあら~~~!!!二人ともこんなところにいたのね~~!!!ちょっと急ぎの以来が届いてね~~!!森丘にイャンガルルガが現れたらしいのよ~!
周辺への被害がでないうちに早めに狩猟に行ってほしいのよね~!というわけでよろしくね~~!!」
………ベッキーさんがやったら食い気味に俺達に狩猟依頼を出してきた。
なんか押しつけられたようなもんだな…。
というかこっちの顔を全然見てないな。なんかレイリスさんはただ頷いてるだけだし…。
はぁ……まぁイャンガルルガを狩ってからでも拠点の移動は遅くないかな。
そんじゃあ今回は森丘でイャンガルルガの狩猟か。
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さて、森丘に着いたわけだが…今回は俺がブラックX一式のブレイヴ大剣、レイリスさんが…レンキンハンマーですか。
レンキンスタイルとは珍しいな…
でもレンキンハンマーはなかなか強い。
俺だって元の世界だと、あのアルバトリオンの狩猟にレンキンハンマーを使っていたときもあった。
使用感がギルドスタイルとほとんど変わりないままだし、狩技3つはやっぱり安定する。 レンキンハンマーは一回は使ってみてほしいスタイルかな…。
今回のオトモはアシストのネギトロとボマーのマグロだ。
今回も活躍期待してるよ。
さて、今回はハンマーとW抜刀の大剣か。
これはスタンが取れまくりそうだ。
そんじゃあイャンガルルガの狩猟いってみよー。
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イャンガルルガを探してエリア10に到着した…
………夜だと暗いな。
イャンガルルガが相手だと下手すると戦闘中にですら見失いそうだ。
この辺りはゲームと全然違うなぁ…。
というか全然いる気配がないな…。
「いや~…、全然いないですね…。どこ飛び回ってるんだか…」
そう呟いた瞬間――――
咆哮が轟いた。
「跳んでッ!!」
レイリスさんがそう叫び、俺も反射的にレイリスさんが跳んだ方向へ回避をした。
次の瞬間、巨体が俺達のすぐ後ろを猛スピードで通りすぎていった。
「すいません、油断しました。」
「いや、私も全然気配を感じなかったからお互い様だよ。」
軽く言葉を交わしてから目の前に現れたモンスターに向かって構える。
黒狼鳥…イャンガルルガか…。
ゲームだとわからなかったが実際に対峙してわかった。
こいつ…、殺気がスゴいな。
イャンガルルガは獰猛だという設定があった気がする。
こいつが発する殺気は今まででダントツだ。
周りが夜で暗い状況も相まって迫力がスゴい。
だけど…こっちだって負けてないさ。
「じゃあいこうかっ!」
凄腕ハンター2人に頼れるオトモが2匹。
このパーティは強い。
だから今回もしっかり勝たせてもらおう。
さぁ、狩猟開始だ。
イャンガルルガの強さはその攻撃の出の速さだと俺は思う。
なんなんだあのついばみや突進の馬鹿げた速さは。
畳み掛けられるとあっという間にキャンプ送りにされてしまう。
慣れない内は本当にしんどい相手だと思う。
だけど…そんなイャンガルルガにも弱点はしっかりある。
まず挙げられるのはスタンのさせ易さかな…?
スタンはおまけのW抜刀大剣でもコイツ相手だとスタンはポンポン取れる。
耐性上昇値もそこまで高くないのか、2回目のスタンだって充分狙える。
頭は弱点でもあるので、スタン中も頭を殴り続けるとかなりいいダメージが入る。
しかも、スタンを狙える武器で頭を殴るということは疲労状態を誘発させやすくなる。
コイツは疲労状態での弱体化が著しい。
出鱈目な速さの攻撃もゆっくりになり、隙もたくさん見えるようになる。
今回、俺が担いでいるブレイヴ大剣なら抜刀からイナシへと繋げる速さを活かして攻撃も安全に対処できる。
ちょっと危険だけど、振り向きに合わせて大剣やハンマーの溜め攻撃を当てると頭の耐久値の低さから怯みやすく、怯めば充分回避は間に合う。
だからブレイヴ大剣はしっかり頭に抜刀攻撃を当て、攻撃を安全にイナシで対処すればかなり立ち回りやすい相手だと思う。
ハンマーだって攻撃の隙を見つけて溜め2のアッパーを叩き込んでいけばスタンもあっという間だ。
今回はそんな武器で狩猟に来ている。
だからスタンを取るのはあっという間だった。
レイリスさんは縦3のコンボを叩き込み、
俺は抜刀溜め3、納刀、抜刀溜め3のコンボを頭にぶちこんだ。
イャンガルルガは怒り状態へ移行して、動きもかなり速くなった。
だけどブレイヴ大剣なら、そこにある小さな隙だって狙える。
レイリスさんなんかは耐久値をある程度計算して怯みが取れるように溜め3を叩き込んでいる。
そしてオトモが睡眠属性を蓄積させきり、イャンガルルガは睡眠状態へ。
そこへ俺の抜刀溜め3……ではなく、
レイリスさんのスピニングメテオの最終撃を叩き込んだ。
イャンガルルガは目を覚ます。
その隙を見逃さず、俺は抜刀溜め3をぶちかます。
そこで2回目のスタン。
そこからは速かった。
スタン中にラッシュをかけると、イャンガルルガは逃げようと足を引き摺った。
そこへレイリスさんが駆け込んで、イャンガルルガの頭に溜め2のアッパーをぶちこむ。
怯んだ隙に俺がもう一度抜刀溜め3を叩き込んだところ、
イャンガルルガは地面に倒れ伏した。
うん…、なかなか理想的な狩りだったな。
今回はイャンガルルガをサンドバックみたいにしてしまってちょっと悪かったかな…。
お前の素材もありがたくいただくよ。
ありがとう。
こうして、森丘でのイャンガルルガ狩猟は幕を閉じた。
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「カンパーイ!」
「乾杯!」
「「うニャ!」」
ふぅ… 今回はかなり理想的な立ち回りができたと思う。
被弾も少ないし、お互いに吹っ飛ばしたり転ばせたりもなかった。
だんだん、パーティの完成度が高くなっている気がするなぁ…
「よし!イャンガルルガ狩猟も無事に終わったことですし、次は拠点を移しますか!」
なんてことを言ったらレイリスさんはビールを吹き出した。
なんなんだ一体…。
俺が他の拠点に移ると不味いことでもあるのか?
「う、うん、そうだね…。じゃあ明日から拠点を移す方向で行こうか…。」
レイリスさんはなんだか煮え切らない返事を返してくれた。
なんだろう、この罪悪感…。 俺、なんか悪いこと言ってるか?
クエストはうまくできたけど、いまいち釈然としない気持ちのまま夜は更けていった。
「どうすればあの二人はくっつくかしらねぇ…」
ハンターズギルドでは一人のギルドガールが馴染みの女性ハンターのために頭を悩ませていた…。
ガルルガってスタンとりやすいですよね…?
あと、スピニングメテオがあの短時間で使えるようになるとはあまり思えませんが大目に見てください…
この2日間でかなりハイペースな投稿をしたので
明日は恐らく更新はないと思います。
せいぜい誤字脱字を探すくらいに留まるかと…
あと、本編で書いてませんが
レイリスさんの得意な武器は
大剣、片手剣、ハンマー、ランス、ボウガン2種です。