文を書き終えた後に誤字確認でプレビューを開こうとするのですが、画面に文が表示されない…。
なので、投稿してからガンガン改稿します…申し訳ない…。
今回はちょっと短めです。
そして久々にあの存在が……
それでは本編どうぞ。
ふと目を覚ますと、周りの光景がちょっとおかしいことに気づいた。
いや、ちょっとどころじゃないな…なんだこの空間…。
俺は立ち上がり、周りを見渡す。
言葉では言い表せないような色で構成され、今まで感じたことのない浮遊感を感じる。
そのせいなのか自分が座っている場所だって覚束ない。
そもそもさっきは目が覚めたと思ったけど、こんな場所にいるなら本当に自分が起きたのかどうかも怪しい。
なんだか夢の中みたいな世界だしなぁ…
いったいどうすればいいのか悩んでいたところ、不意に聞き覚えのある声が聞こえた。
「やあ、久しぶりだね。」
おっ、いつぞやのアークSシリーズの天使さんじゃないか。
「そんなにアークSシリーズにしたいのか…。
よし、そこで待っててくれ、今すぐ君を地獄へ送りとばしてやるから。」
ハイ、すみませんでした…。以後気をつけますので今から地獄だけは勘弁してください…。
「気をつけてくれよ?これでも私は結構偉いんだから…。
こっちの世界でも私にそんな口をきけるのは数える程しかいないというのに…。」
あら、そんなにすごい存在なんですか?
俺をあの世界に送りとばした時に武器の1つも持たせてくれてなかったから、へっぽこな天使さんだと思ってましたよ…?
「おや?こんな所に地獄へ落とすスイッチが…」
申し訳ございませんでした。許してください。
「まぁ、こうして久々に君の前に姿を現したのはね、君が少しずつ向こうの世界で成長できているからさ。 特にこの間の出来事なんて君を大きく成長させてくれたんじゃないかな?」
うん…。あれはたしかに、俺に覚悟を決めさせてくれた。
あの世界で「モンスターハンター」と呼ばれる英雄になるためには…、まだどこかゲーム感覚が残っていた俺の生半可な覚悟では、到底無理だってことに気づかせてくれたな。
「うんうん、いい感じじゃないか。私は君みたいな努力家が、目指すものに向かって無我夢中で突き進むのを見るのが大好きなのさ。
前世から君には目をつけていたよ?だけど、君は若くして死ぬ運命を辿ってしまったようだからね。君の努力を見れなくなるのは私だって面白くない。 だからツテを使って君を転生させた。」
なんだか俺の人生を勝手に見られているようであまりいい気分じゃないな…。
「まぁそういうなよ。君だって今の生き方は悪くないんだろう?
君の望む世界に行かせてあげたわけだし、それくらいは大目に見てほしいね。」
う〜ん…確かに天使さんにはこの世界に送ってもらった恩があるな…
それに、俺のセーブデータそのままの装備やオトモを送ってくれたのもこの天使さんだろう。
確かに感謝することはいっぱいだな…。
「そうだろう?だから私のことはもっと敬いたまえ!ハッハッハ!」
こういうところがなければ素直にすごい存在だと思えるんだけど…。
「あぁ、そうだった。
最近の君の頑張りを讃えて、新しくご褒美を用意したんだった。
まぁ…今回のは正直あってもなくても変わらないようなもんだけどね。」
んん?ご褒美?一体なんだろう…。
「君には2つのちょっとだけ特別な力を与えることにした。
1つ目はクエスト中に装備を変更することができるようになる力だ。
確かこのシステムは、元の世界でも最新作にしか実装されてなかっただろう? あれに似たようなことができる。
ただ、こっちは瞬時に装備を変更することができる。ベースキャンプに戻る必要だってない。 まぁ便利な能力だと思うよ?」
えっ…強くね?
確かにワールドで実装されたこのシステムは、いろいろと応用が利くので便利だったと思う。
だけど、瞬時に装備を変更できるなんてサービス良すぎじゃないだろうか?
「そして、2つ目だが…。
オトモを好きな場面で入れ替えることができるようになる。
もちろん連れていけるのは最大2匹までだけど、その2匹の組み合わせをクエスト中に自在に変えられる。
これはちょっと強さが伝わりづらいかな…?」
なんとも言えないご褒美がきたな…。
まぁウチのオトモは優秀だし、使えて困ることはないだろう。
ご褒美ありがとうございます。
「ただ、1つだけ注意点だ。
今言った2つの力は、人に見られている状態では使用することが出来ない。
だから、パーティを組んでるクエストの最中にはこれらの力を使えることはないだろうね。」
最後にでっかい爆弾を落とされました。
じゃあ、ほぼいらないじゃないですか…。使える場面が見当たらないぞ…?
「まぁまぁ、とりあえずもらって損はないだろう?
いずれ使うことだってあるかもしれないし、私からのほんの気持ちだと思って貰っておくれよ。」
そこまでいうなら、まぁいただきますよ…。
「うん、ひとまず今はこんなところかな?
……さて、君の頑張りは私もずっと見ている。 この場所からも、そして君のすぐそばでもね。
これから君に…。そして君の仲間達にも試練が待っているだろう。
私に監視されているみたいで癪に触るかもしれないが、必死にもがいて乗り越えて見せてくれ。
君は私が認める努力家だからね?『モンスターハンター』なんて呼ばれるような日が来ることを楽しみにして待っているよ。
それじゃあ一旦お別れだ。」
はい、俺の出せる力を全て使って頑張りますよ。
そう考えると、天使さんはニンマリ笑った。
「おや?なんだか向こうの世界も面白そうな状況になっているね…。
これは見てて楽しめそうだ…。」
ん?面白そうな状況?一体なんだってんだ?
そんなことを思った瞬間、俺の意識は途切れた。
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俺はマイハウスのベッドで目を覚ました。
んん?特に変わったところなんて無いぞ?
面白そうな状況って一体なんなんだ…?
そんなことを考えながら、ベッドの上で体を起こすと…………
「「お、おはようございます……。」」
両手に、何に使うのか判らないロープを持ったレイリスとクルルナがいた。
「えっ……?あっ……、お、おはようございます……。」
う〜ん、今日はよくわからない1日になりそうだ……。
はい、というわけで久々の天使さん登場でした。
天使さんはあのよくわからない世界から、そしてモンハン世界でも主人公の努力を見守っている設定です。
モンハン世界ではどこから見守っているのか……、もう分かっている人もいるかもしれませんね。
この物語では天使さんは基本いい人なので、悪だくみはなにもしていません。
何かそういった展開を期待していた人がいたらゴメンナサイ…。
主人公が使い所に困る力を手に入れましたが恐らく物語中での出番はほとんどないかと…。ただ、一回も使わないなんてことはないです。
いつかの出番をお楽しみに…。
どんどんゲーム準拠から離れていっている気がするのでゲーム準拠のタグが付いていてもいいのか不安です。
こんな方針フラフラな物語ですが、読んで頂けると本当に嬉しいです。
感想、質問などお待ちしております。