モンハン世界で狩猟ツアー【完結】   作:糸遊

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ゲーム準拠でいこうかなと思ってます。


第1話 ランポスたちを討伐せよ!

「ここは…森丘か。」

 

正直、いきなり狩猟フィールドだとは思わなかった。

もっとこう…船の上でパンツ一丁で古龍に立ち向かうことになるかと思ってました。

そして気付いたことが1つ。

「たしかこのエリアってベースキャンプから遠いよな…」

 

そう、ここは…エリア3だったかな? ここからいろんなエリアに行ける分岐点みたいな場所のイメージがある。

 

そして、今になってやっと気付いた。

 

「モンスターだ…」

 

そこでは草食竜の代表格であるアプトノスが呑気に草を食んでいた。

 

「うわぁ…!生きてる! 本物だ!」

 

アプトノスはこちらがけっこうな距離に近づいても警戒の色は示さなかった。

 

「本当に来たんだな…」

 

実際に生きている命を見て初めてモンスターハンターの世界に来たという実感を持てた。

 

 

 

「安全なのは…ベースキャンプだよなぁ。」

 

しばらくアプトノスを眺めてからどこに向かうべきか考えていたけどやはりベースキャンプが安全だという考えに行き着いた。

 

「となると…一番近いのはエリア2、1経由のコースだけど…」

 

近いのはそのコースだ。だがそのコースを選ぶとするとエリア2でランポスたちに鉢合わせる可能性がある。

 

「武器が無くてどう戦えっていうんだ… 挑発アクションの真似でもしてみるか?」

 

まぁバカな考えは捨てよう。あのエリアはケルビがいる可能性だってある。遠目に観察してからだって遅くないはずだ。

あの天使さんが武器を持たせてくれたら楽だったんだけどなぁ… さてはあの天使さん、へっぽこだな?

とか考えてたらなぜか空から悪寒を感じたので先に進むことにした。

 

 

-------------------------

 

 

「さて…なにが出るか…」

 

エリア2がギリギリ見える距離から様子を探る。

 

「おぉ…ケルビがおる…! あっちょっと可愛いかも…」

 

ケルビに近づいてみると、アプトノス同様に警戒の色は示さずにのんびり草を食んでいる。

 

「角とか触ったら怒るかな… 触ってみよう」

 

幸い、ケルビはこっちの存在など目にもくれていないようで角も簡単に触れた。これがいにしえの秘薬になるのか…

 

 

次は雄のちょっと大きいケルビに触ってみようかなと思ったところで

 

 

 

 

 

ケルビが一斉に逃げ出した。

 

 

 

 

嫌な予感がして俺は一目散に近くにあった木の陰に隠れた。

 

 

その直後、竜…というよりは鳥に近いような鳴き声がエリア2に響いた。

 

あぁ…ランポス来ちゃったよ…

 

「ケルビと戯れてこんな状況に陥るとか笑えねぇわ…

さっきまでの俺をぶん殴りたい…」

 

さて、ここからどうするか…

幸い今隠れている木はエリア1に近い場所に生えているからダッシュすれば撒けるか…?いや、でもそれゲームの話だよなぁ…

 

 

 

よし、ちょっと様子を伺ってこっちに注意が向いてないときにダッシュかな?

自分の中で方針が決まり、木の陰から少しだけ顔を出してランポスの様子を伺おうとする。

 

 

 

 

 

 

次の瞬間、後ろから押し倒された。

 

 

脳が即座に襲われた、と警報を発する。

 

 

俺はランポスを全力で蹴り飛ばした。獲物が予想以上の力を持っていたことに驚いたのかランポスは仰け反った。

 

 

俺を押し倒したランポスが声を上げ、獲物を見つけたことを他の個体に知らせる。

 

 

その隙にエリア1へダッシュをする。

 

 

 

 

(これならいける)

 

 

 

 

そう思ったのが不味かったのかもしれない。

 

 

 

 

いきなり、エリア6に繋がる高台からランポスが飛び掛ってきて吹っ飛ばされた。

 

 

ヤバイ。 本格的に命の危機を感じ始めた。

 

 

 

体勢を立て直すと、エリア1への道はすでにランポスに塞がれていた。

 

 

ランポスたちが獲物に向かってジリジリと近寄る。

 

 

(あぁ…これはゲームオーバーかもな… この世界に来てちょっと浮かれすぎたか…)

 

そんなことを思いながら、申し訳程度の抵抗に落ちてあった木の棒を手に取った。

 

ランポスが俺に向かって威嚇をする。

 

 

獲物に向かって飛び掛かる。

 

 

 

そして―――

 

 

 

そのランポスは空中で吹っ飛んだ。

 

 

「走って!はやく!」

 

 

 

そんな声がして我に返り、俺は一目散にエリア1に向かって走った。

 

 

そして、気がつくと俺はエリア1に辿り着いていた。

 

 

いい走りでした。これなら100m走を12秒切れるかもしれない。いやいや、いまはそれどころじゃない。

 

あれは…ハンターだよな?

 

お礼をしないとな…

本当に命の恩人だ。

 

一足先にベースキャンプで待っていることにした。

 

 

-------------------------

 

十数分後、さっきのハンターと思われる人がベースキャンプにやって来た。

 

「あっ、さっきはどうもありがとうございました。本当に命を救われましたよ…」

 

 

ひとまずお礼の言葉を。

 

 

「いやー、危なかったね!あんなところで丸腰で何してたのさ?」

 

 

あら、女性ハンターだったとは。

綺麗な赤い髪が印象的でなかなか美人じゃないか。

しかも…レウスX装備? えっ、強くない?

 

「いやぁ… まぁ迷子みたいなもんで ハハハ…」

 

 

赤髪のハンターさんはかなり訝しげにしていたが無理矢理納得してくれたようでした。

 

ともかく、これで一安心かな?

 

 

 




字数ってどのくらいがいいんでしょうね?
あと、ランポスを討伐してる描写がないですが許してくだされ…
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