モンハン世界で狩猟ツアー【完結】   作:糸遊

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第3話 グギグギグ

う~ん…これはちょっと予想外だったなぁ…

まさか、いきなりこのレベルの装備を使えちゃうとは…

昨日、森丘で丸腰で迷子になってたやつがいきなりグギグギグ着てバルカン棍担いできたらいくらレイリスさんが相手でも怪しまれるだろう。そもそもバルカン棍なんて出回っていい武器なのか?

なーんて事を考えていたら誰か訪ねてきたっぽい。

 

 

 

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「おはよ~、装備届いたかい?」

 

噂をすればレイリスさんでした。

なんとか、武器防具は隠したけどどうしたもんか…

 

「ええ、いい具合に仕上がってましたよ。」

 

「それは良かった!じゃあこれから受けていくクエストについて村長がお話したいらしいから来てくれるかな?」

 

「わかりました。じゃあちょっと準備してきますね。」

 

 

初クエストかぁ…

キノコ集めとかかな?

 

 

 

 

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「オヌシは既にG級レベルの力は持っておるとの報告が龍識船ギルドからきておる。なのでオヌシにはレイリスと共にG級レベルの高難度クエストに臨んでもらいたい。」

 

 

おおっと…そうきましたか。

強いけどニューゲームではないのね。なるほど。

 

 

「オヌシの力は龍識酒場『ホーンズ』のマスターの御墨付じゃ。期待しておるぞ。」

 

 

御期待に添えるように頑張りたいと思います。

 

「おおー、ただの迷子じゃなかったんだね。ヨロシク!」

 

何度も言うけど俺は方向音痴ではない。ないったらない。

 

 

 

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いまはどんなクエストが受けれるのかを見に来ました。

たしか…ベッキーさんでしたっけ?獰猛化リオレウスを狩りに行こうとしてたのは記憶に残ってます…

ギルドガールズの面々ってなかなかにキャラが濃いよね…

まぁこの話は置いといて、今はクエストだ。

 

「あら?あなたが噂の新しいハンターさんね?

ウチのレイリスと一緒にめざましい活躍を期待してるわ。」

 

「おぉ…期待が大きいですね。 頑張ります。」

 

 

 

「ベッキー、今日はどんなクエストが来てる?」

 

「今日は…森丘にリオレイアが出てるわね… 家畜への被害もけっこう出てる様だからリオレイアの狩猟を頼みたいわ。」

 

「了解!頑張ってきます!」

 

 

初陣はリオレイアとなりました。よし、頑張ろう。

 

 

 

 

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よし、じゃあ俺もガチの装備で良さそうだから愛用してた装備で行っちゃおう。

 

武器はミラバル棍。

頭:グリードXR

胴:ギザミXR

腕:グリードXR

腰:ギザミXR

脚:グリードXR

龍の護石 痛撃5 ○○○

発動スキルは切れ味レベル+2、見切り+2、業物、弱点特効、超会心

 

いわゆるグギグギグと呼ばれる装備だ。切れ味をカバーできるこの装備は切れ味以外はほぼ完璧なミラバル棍との相性は良い。

で、俺はブレイヴ操虫棍が好きなんだよね。

オンラインとかで全然見ないけどブレイヴ操虫棍はギルドスタイルより強いんじゃないかなんて思ってたりしてる。

 

 

 

まぁ、ともかく今回は俺の力がどれだけ通用するか。

あと、レイリスさんはどのくらい強いのかを見てみる感じかな?

 

 

 

というわけで、リオレイアの狩猟いってみよー。

 

 

 

 

 

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森丘に到着後、レイリスさんと一緒に飛竜の巣のエリアへ向かう。

 

そして、いた。

陸の女王、雌火竜リオレイア…!

 

さて、俺はうまく立ち回れるかねぇ…

まず頭に虫を飛ばして赤エキスをゲット。咆哮をイナシ。そのまま脚に虫を飛ばして白エキスをゲット。

で、俺はトリプルアップ大好き人間なので隙を見つけて首の辺りからオレンジゲット。これでトリプルアップ完了だ。

よしよし、ここまで順調かな。

 

多少余裕も持てたのでレイリスさんの方をみると…

リオレイアの尻尾回転を大剣でイナシていた。

あれ?レイリスさんもブレイヴスタイルなのか。

…しかもあれ、ネブタジェゼルじゃないか?

…マジかよ。ラスボス武器も案外出回ってるんだな。

 

そんなことを考えているとレイリスさんが抜刀攻撃をレイアの頭にぶち当てた。そしてなんとスタンが発生。

えっ?スタン?じゃあレウス装備に抜刀減気を付けてるのかね?

スタンから回復したリオレイアは怒り状態へ。

俺は咆哮をイナシて即閃光玉をなげた。

リオレイアは目を眩ませて落下。そこへ俺とレイリスさんが切り込む。

 

 

 

 

そこからは、けっこう一方的だったと思う。

特に危険な場面もなく順調に狩猟を進めることができた。

ただ、最後の一撃を決めるときにちょっと躊躇ってしまった。これではいかんな… はやくこの世界の倫理観に慣れないと…

 

 

 

ともかく、俺の初クエストはこんな感じになりました。

 

 

 

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「かんぱーい!」

 

「イエーイ!」

 

レイリスさんの乾杯に合わせて俺もグラスを鳴らした。

「いやぁ、やっぱりただの迷子じゃなかったね!あんなにスムーズに狩猟ができる人はなかなかいないよ!」

 

「いつまで迷子を引っ張るんですか… まぁでも初めてにしちゃ上出来だったんじゃないですかね?」

 

「上出来も上出来さ!あんな気持ちいい狩りが出来たら達人ビールだって美味しくなっちゃうよ!」

 

あ~あ~、そんなに飲んで大丈夫なんですか?

俺はお酒が苦手だから飲んでないけどハンターって酒癖わるいイメージあるぞ…

 

あっ、そういえば聞きたいことがあったんだ。

 

 

「そういえばレイリスさんの今日の装備ってどんななんですか?」

 

 

「わたしぃ~?わたしはぁ、ブラックX一式にお守りで弱点特効と超会心つけた装備だよぉ~エヘヘ」

 

おいおい…酔い始めてるじゃねーか…

てか、ブラックX一式に弱点特効超会心だと…?

 

…神おま使ってるのかねぇ

 

 

 

 

 

俺のハンター生活1日目は成功と神おまへの嫉妬で終わりましたとさ。




そんなお守りあったらいいなぁ…
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